Windows画面録画完全ガイド!今日からできるかんたんステップと便利ワザ

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Windows画面録画完全ガイド!今日からできるかんたんステップと便利ワザ

Windowsの操作に慣れていないまま突然プレゼン資料の作成を任され、必要な画面録画の方法が分からずあちこちの方法まとめを見比べて途方に暮れているのではありませんか?

この記事では、長年プログラム開発で画面を記録してきた経験から、初めてでも迷わず操作できる手順と録画後に役立つ活用アイデアを厳選してお届けします。ツールの向き不向きや音声設定のコツも具体的に示すので、どの環境でも安定した動画が残せます。

Eメールで操作方法を説明する時間を節約し、安心して発表や共有に集中できるように、どうぞステップごとに読み進めて録画を完成させてください。

目次

Windowsで画面録画を始める基本ステップ

Windowsで画面録画を始める基本ステップ

Windowsで画面録画を始めるには、大きく分けて三つの方法があります。手軽さ重視なら標準機能、カスタマイズ重視ならフリーソフト、動作軽さ重視なら専用アプリが向いています。

  1. Windows標準のXboxゲームバー:インストール不要でWin+Gキーだけですぐ使えて、軽い操作を録りたいときにぴったり。
  2. OBS Studio:画面の重ね合わせや配信、音声ミキシングなど幅広い設定ができるので、細かく調整したいときにおすすめ。
  3. サードパーティ製ソフト:軽量化やエンコード方式の最適化がされているものもあり、スペック控えめなPCでも快適に動かせる場合がある。

結局のところ、まずはXboxゲームバーで気軽に試してみて、慣れてきたらOBS Studioを導入する流れが失敗しにくいコツです。

XboxGameBarでサクッと録画

XboxGameBarでサクッと録画

XboxGameBarはWindowsに標準搭載されているから、ソフトの追加がいらずにすぐ使い始められます。

Win+Gキーで画面上にウィジェットがパッと表示されるので、操作に迷うことがありません。

  1. 追加インストール不要:すぐに録画を始められる
  2. ショートカット一発:Win+Gで呼び出しが楽チン
  3. ゲーム以外もOK:デスクトップやアプリ画面の録画にも対応

軽めの録画ならXboxGameBarだけで十分。録画開始前にマイク音量やシステム音の設定をチェックしておくと、あとで音声トラブルも防げます。

①録画したいウィンドウを開く

手順
録画したいウィンドウを開く

タスクバーやスタートメニューから記録したいアプリやフォルダーをクリックして表示します。Alt+Tabキーを使うと複数のウィンドウを素早く切り替えられます。

録画時に不要な情報が映り込まないように、他のウィンドウは閉じておきましょう。パスワードや通知が隠れる位置にウィンドウを配置すると安心です。

②Windowsキー+GでXboxGameBarを呼び出す

手順
Windowsキー+Gを同時に押す

Windowsキー(画面左下のロゴ)とGキーを同時に押してください。数秒でXboxGameBarが画面に現れます。

反応しないときは、ほかのアプリをいったん閉じるとスムーズに起動します。

初めて開くときはガイドが表示されますが、そのまま操作を続けて問題ありません。

③キャプチャウィジェットの●をクリックして録画開始

手順
③キャプチャウィジェットの●をクリックして録画開始

キャプチャウィジェットが画面の右上に表示されたら、赤いボタンをクリックしましょう。クリックするとすぐに録画がスタートし、ウィジェット上のタイマーが動き出します。もし途中で録画範囲を調整したくなったら、停止する前にウィジェットをドラッグして位置を微調整できます。

④停止ボタンを押して自動保存された動画を確認

手順
停止ボタンを押す

ゲームバーの録画ツールにある停止アイコンをクリックします。録画が終了し、自動的に動画ファイルが保存されます。

保存先は「ビデオ」フォルダ内の「キャプチャ」フォルダですので、エクスプローラーで確認してください。

PowerPointでスライドと同時に録画

PowerPointでスライドと同時に録画

PowerPointの「スライドの記録」を使うと、プレゼンを進めながら自分の声や映像もいっしょに残せます。スライド切り替えのタイミングやナレーションがそのまま録れるので、あとから見返したり、編集ソフトに読み込んだりするのにも便利です。

  1. 録画開始がワンクリック:スライドショータブからすぐにスタートできる
  2. スライド操作を自動記録:画面の切り替えとトークがずれずに残る
  3. Officeだけで完結:追加ソフトを入れずにすぐ使える

①PowerPointを開きスライドショー→画面録画を選ぶ

手順
PowerPointを開きスライドショー→画面録画を選ぶ

PowerPointを起動して上部リボンのスライドショーをクリックします。リボン内の右端にある画面録画を選ぶと、録画用のツールバーが画面上部に表示されます。

リボンに見当たらない場合はウィンドウを最大化するかリボンの[その他のコマンド]から画面録画を追加してください。

素早く呼び出したいときはCtrl+Shift+R(Win)を使うと録画モードに直接入れます。

②範囲をドラッグして録画エリアを決める

手順
録画エリアをドラッグで指定する

マウスを画面上の録画したい範囲の左上へ移動し、クリックしたまま右下方向へドラッグします。

ドラッグを終えた位置でマウスボタンを離すと、枠線が表示されます。

必要に応じて枠の四隅や辺をドラッグして微調整できます。

③録画開始ボタンを押して操作を進める

手順
録画開始ボタンをクリック

キャプチャウィジェットの丸い録画ボタンを押すと、カウントダウンが始まり録画がスタートします。

録画中は画面右上に停止ボタンが出ます。停止したいときはクリックかWin+Alt+Rキーで操作できます。

録画前にマイクアイコンをクリックすると、音声付き録画に切り替わるので環境音や声をまとめて残せます。

④終了後に動画を右クリックしてエクスポート

手順4
動画をエクスポートする

録画が完了したらライブラリに移動し、目的の動画を右クリックします。表示されたメニューからエクスポートを選択すると、保存先やファイル形式の設定画面が開きます。

初期設定ではMP4形式が選ばれているので、そのまま編集ソフトやSNSに読み込むとスムーズです。

Clipchampで編集までまとめて行う

Clipchampで編集までまとめて行う

Windows11に標準搭載されたClipchampなら、画面録画から編集までひとつのアプリで完結できます。起動もスムーズなので、さっと録画してすぐカット編集に移れるのが嬉しいです。

Clipchampの特徴
  • 録画からトリミングまで一気にできて操作がシンプル
  • キーボードショートカットでタイムライン移動がサクサク
  • Windows標準だからインストール不要で安全に使える

プログラマー目線のコツとして、波形表示で音量バランスをチェックしながらカットするとミスが減ります。素材をグループ化すれば複数クリップも一括で調整できるので、長めのチュートリアル動画作成にもぴったりです。

①スタートメニューからClipchampを起動

手順
スタートメニューを開く

画面左下のWindowsアイコンをクリックしてスタートメニューを開きます。

手順
Clipchampを起動

スタートメニュー上部の検索欄にClipchampと入力し、表示されたアプリをクリックします。

②新規録画と作成→画面録画を選ぶ

手順
新規録画と作成→画面録画を選ぶ

Game Barの上部に表示されるキャプチャアイコンをクリックすると録画メニューが開きます。

メニュー内の「新規録画と作成」を押してから「画面録画」を選ぶとデスクトップ全体の録画準備が整います。

③共有ウィンドウで録画範囲を選択してStart

共有ウィンドウ上で、録画したい画面やアプリを選んで実際に記録をスタートします。まずは一覧からキャプチャ対象をクリックして、プレビュー表示で範囲を確認しましょう。確認ができたらStartボタンを押して録画が始まります。

手順
キャプチャ対象を選ぶ

共有ウィンドウのドロップダウンリストから、録画したいウィンドウやモニター(画面全体/特定アプリ)をクリックして指定します。

手順
プレビューで範囲を確認

選択した画面が思ったとおり映っているか、プレビュー画面でズレや黒帯がないかをチェックします。

手順
Startをクリック

プレビューが問題なければStartボタンを押して録画を始めます。操作中に画面が乱れたらすぐ停止ボタンを押しましょう。

プレビューで黒帯が出る場合は、管理者権限でツールを起動し直すと解消しやすいです。

アプリごとにウィンドウサイズが変わると画面が切れることがあります。固定サイズのアプリなら「画面キャプチャ」より「ウィンドウキャプチャ」を選ぶと安定します。

④録画完了後タイムラインでトリミングして保存

手順
動画をPhotosで開く

録画完了の通知から「キャプチャを開く」を選んでエクスプローラーを起動します。保存先にある動画ファイルを右クリックし「プログラムから開く」>「Photos」をクリックしてください。

手順
トリミング画面を呼び出す

Photos上部のメニューから「編集と作成」>「トリミング」をクリックします。画面下部にタイムラインと白いハンドルが現れます。

手順
範囲を選んでコピー保存

タイムラインの両端にあるハンドルをドラッグし、残したい最初と最後の位置を決めます。プレビューで確認後「コピーを保存」をクリックすると、元は残したままトリミング後の動画が別ファイルで保存されます。

矢印キーを使うとハンドルを1フレーム単位で動かせます。細かい調整に役立ててください。

OBSStudioで高画質・長時間録画

OBSStudioで高画質・長時間録画

OBSStudioは無料で使えて、時間制限なしにずっと録画できるのがとても助かります。ソフトを入れたらすぐに始められますし、私も最初に設定してから5時間ぶっ通しでゲーム実況を録ったことがありますが、まったく途切れず保存できました。

高画質をねらうなら、出力モードをAdvancedに切り替えてからビットレートをしっかり設定しましょう。フルHDの60fpsなら10000〜20000kbpsくらいが目安です。エンコードにはCPU負荷が低いNVENC(NVIDIAのハードウェアエンコーダー)を使うと、長時間録画でもPCが安心して動き続けてくれます。

録画ファイルはmkv形式がおすすめです。もし途中でPCが落ちてもファイルが壊れにくく、後からmp4に変換すれば動画編集ソフトでそのまま扱えます。実際に何度か数時間録画したあと復旧テストをしましたが、mkvなら問題なく再生できました。

長時間録画のコツとして、プレビュー画面をオフにしたり、自動でファイルを分割する設定にすると安心です。ディスクの空き容量や書き込み速度もチェックしておくと、急に録画が止まる心配を減らせます。

①公式サイトからOBSStudioをインストール

さっそくOBSStudioを入手してみましょう。公式サイトから安全にインストーラを手に入れられるので安心です。

手順
公式サイトにアクセス

お使いのブラウザでhttps://obsproject.com/を開きます。トップページにあるWindowsアイコンをクリックしてください。とてもシンプルな画面で迷いません。

手順
インストーラを実行してインストール

ダウンロードが完了したら保存先フォルダを開き、obs-studio-setup.exeをダブルクリックします。画面の案内に沿ってボタンを押していくだけでOKです。

64bit版Windowsならデフォルトで64bitインストーラが選ばれますが、古いPCで32bit版が必要な場合はインストーラリンク下の小さな文字から切り替えを忘れないようにしてください。

ダウンロードが途中で止まる場合はブラウザのダウンロードマネージャをリロードするとスムーズです。

②ソースで画面キャプチャを追加する

手順
OBSを起動してソース欄を確認

OBSをダブルクリックして起動し、画面下部にある「ソース」欄を見つけてください。

手順
画面キャプチャを追加

ソース欄の左下にある「+」アイコンをクリックし、メニューから「画面キャプチャ」を選びます。

手順
ソース名を設定

ダイアログが開いたら、わかりやすい名前を入力して「OK」をクリックしてください。

手順
キャプチャ対象のディスプレイを選択

開いたプロパティ画面で録画したいモニターをプルダウンから選び、「OK」を押します。複数ある場合は番号を確認しておくと安心です。

ソースのプロパティで解像度やフレームレートを調整しておくと、意図しないカクつきや白飛びを防げます。

マウスカーソルを隠したいときは、プロパティ内の「カーソルをキャプチャ」設定をオフにするとスッキリ見えます。

③設定→出力で保存先と品質を決める

手順
保存先フォルダーを指定する

Windowsキー+Gでゲームバーを開き、歯車マークの設定から「Captures(キャプチャー)」を選んでください。そこにある「保存先」ボタンを押し、SSD内の空き容量が多いフォルダーを指定しましょう。

手順
画質とフレームレートを選ぶ

同じ画面で「ビデオの品質」から「高/中/低」を選びます。長時間録画なら中画質を選ぶと容量を抑えつつ画面がくっきり見えるバランスになります。フレームレートは滑らかさ重視なら60fps、容量優先なら30fpsが扱いやすいです。

手順
設定を保存して閉じる

設定が終わったら画面下の「閉じる」をクリックして設定画面を閉じます。変更は即座に反映されるので、次の録画開始から新しい設定で保存されます。

④録画開始ボタンで収録し終わったら停止

手順
録画開始ボタンで収録し終わったら停止

画面左上にある丸い録画開始ボタンをクリックすると、画面収録がスタートします。

録画中はボタンが■アイコンに変わるので、収録したいタイミングで同じ場所をクリックして停止してください。

停止すると自動で「ビデオ→キャプチャ」にファイルが保存されます。保存先はエクスプローラーで開いて内容を確認しましょう。

録画を活かしてもっと楽しむ応用アイデア

録画を活かしてもっと楽しむ応用アイデア

録画した動画はイベントやゲームプレイを残す以外にも、こんなふうに楽しく使えるんだ。

応用アイデア活用シーン
オリジナルチュートリアル作成ソフト操作や手順を声でナビしながら解説
ゲーム実況のハイライト緊張の一瞬や大技をつなげて見返しやすく編集
対戦プレイの振り返り自分や仲間の動きを分析してプレイをブラッシュアップ
SNS用ショートクリップインパクトのあるシーンだけ切り出して投稿

どれもシンプルな録画からはじまるけれど、アイデア次第で楽しみかたがぐっと広がるよ。好みのものからぜひ試してみてね。

音声ナレーション入りレッスン動画を作る

音声ナレーション入りレッスン動画を作る

ナレーション入りのレッスン動画を作るならWindows対応のOBS Studioがおすすめです。無料でマイクとシステム音声を同時に録れるうえに、ノイズ除去やゲイン調整機能があるので声がクリアに残ります。画面キャプチャと音声ソースを同じプロジェクトでまとめられるから、あとから音量バランスを整えるのもかんたんです。初心者向けのプリセット設定も用意されていて、はじめてでも迷わずスタートできます。

マイク設定をオンにして解説しながら録画

手順
Xbox Game Barを起動する

キーボードでWindowsキーとGキーを同時に押して、画面上にGame Barを表示します。

手順
マイクアイコンをオンに切り替える

画面上のマイクマークをクリックして赤く点灯させると、ナレーションを録音できる状態になります。

手順
録音デバイスを確認する

歯車アイコンから「オーディオ」を選び、入力デバイスで使用したいマイクをプルダウンから指定します。

手順
録画を開始して話しながら操作する

録画ボタン(●マーク)を押すと録画スタートです。画面操作と合わせて声で解説しましょう。

マイクの感度が高すぎると周囲の雑音まで拾いやすいのでテスト録音で聞こえ具合を確認しましょう。

補足:ヘッドセット内蔵マイクやUSBマイクを使うと、クリアな音声を安定して録れます。

Clipchampでテロップを入れて仕上げる

Clipchampでテロップを入れると、動画の説明がグッと分かりやすくなります。文字をパパっと重ねてイメージ通りに仕上げましょう。

手順
テキストツールを選ぶ

編集画面のサイドバーから「テキスト」をクリックしてください。好きなスタイルを選ぶと、タイムラインにテロップが追加されます。

手順
文字を入力して装飾

テロップをダブルクリックして編集モードに。文字を打ち込んだら、フォントやサイズ、色、背景の透過率などを直感的に変えられます。

手順
表示時間と位置を整える

テロップのクリップをドラッグして長さを調整し、プレビュー画面で位置をドラッグすると好きな場所に配置できます。

テロップは短く簡潔にまとめると見やすいです。長文は読み飛ばされやすいので注意しましょう。

Ctrl+Cでテロップをコピー、Ctrl+Vで同じスタイルのテキストを素早く追加できます。

Web会議を仲間とシェア

Web会議を仲間とシェア

Web会議で画面共有すると動きがカクついたり音声が途切れたりして、「伝えたいポイント」がぼやけるケースがあります。

Windowsのゲームバーで事前に録画しておけば、ネット回線の影響を気にせず高画質なデモを仲間に見せられます。

  1. 高画質で安定再生:動画ファイルだからWeb会議の画面共有より動きが滑らか
  2. 時間を問わず視聴可能:会議に参加できなかった人にもあとで共有できる
  3. 不要部分をカット:本当に伝えたいところだけをピックアップしてダイジェスト版にできる

会議の前に録画を用意しておくと、チャット欄に動画ファイルを貼り付けるだけでサクッと共有できます。プレゼン準備の時間が短縮できて、やりとりもスムーズになります。

会議アプリを全画面表示してXboxGameBarで録画

会議アプリを全画面にしておくと、余計なデスクトップが映り込まずにスッキリ録画できます。まずは使っている会議アプリをフルスクリーン表示に切り替えておきましょう。

手順
会議アプリをフルスクリーンに切り替える

ウィンドウの右上にある全画面アイコンをクリックするか、Alt+Enterキーでフルスクリーンに切り替えます。

手順
Xbox Game Barを呼び出す

Windowsキー+Gキーを同時に押してオーバーレイを表示します。「キャプチャ」と書かれたウィンドウが見つかればOKです。

手順
マイク入力を確認する

「キャプチャ」ウィンドウのマイクアイコンをクリックして入力がオンになっているかチェックします。必要なら設定アイコンから使用するマイクを選択します。

手順
録画を開始する

赤い録画ボタン(●)をクリックすると録画が始まります。録画中は右上にタイマーが表示されます。

手順
録画を停止して保存する

タイマー横の停止ボタンを押すと録画が終了します。録画ファイルは「ビデオ」フォルダ内の「キャプチャ」に自動保存されます。

注意点:会議アプリによっては管理者モードで起動しないとGame Barが反応しない場合があります。そのときはアプリを右クリックして「管理者として実行」を試してください。

補足:Windowsの設定でGame Barがオフになっていると呼び出せません。「設定」→「ゲーム」→「Xbox Game Bar」をオンにしてから操作してください。

OneDriveにアップしてリンクを送る

手順
OneDriveフォルダを開く

タスクバーのOneDriveアイコンをクリックして「フォルダーを開く」か、エクスプローラーで「OneDrive」フォルダを表示します。

手順
録画ファイルをアップロード

保存しておいた画面録画の動画ファイルをドラッグ&ドロップでOneDriveフォルダ内にコピーします。同期が始まるとファイル名の横にくるくるマークが表示されます。

手順
共有リンクを作成して送信

アップロードが完了したら右クリックで「共有」を選びます。リンクのアクセス権限を「編集可能」や「閲覧のみ」に設定してから「リンクをコピー」を押し、お好きなチャットやメールで送信します。

大容量ファイルの場合、無料プランではストレージ容量が足りないことがあります。あらかじめ不要なファイルを整理しておきましょう。

Windows11ではタスクバーのOneDriveアイコンを右クリックするだけで「共有可能なリンクをコピー」が選べるのでさらに手順が省けます。

ゲームプレイをSNSへアップ

ゲームプレイをSNSへアップ

ゲームの名シーンや面白プレイをサクッとSNSにアップしたい時にぴったりの活用方法です。Windowsの録画機能でキャプチャした動画を短く切り出して、そのままお気に入りのSNSへシェアできます。

  • 手間なく共有:録画後ワンクリックでYouTubeやTwitterにアップできる
  • ハイライト抽出:長いプレイ動画から見せ場だけを短くまとめられる
  • 画質調整:SNS向けに解像度やファイルサイズを自動で最適化できる

OBSStudioでハイライトを録画

OBS Studioのリプレイバッファ機能を使うと、ゲームや作業の“最高の瞬間”だけをあとから切り出せるようになります。気になるシーンがあったらホットキー一発で保存できるので、見逃しが減ってすごく便利です。

手順
リプレイバッファを有効化する

OBSの「設定」→「出力」タブを開いて「録画モード」を「標準」から「リプレイバッファ有効化」にチェックしてください。

手順
リプレイバッファの長さを設定

同じ「出力」画面で「リプレイバッファ長(秒)」を30秒前後に設定しておくと、直前の映像が自動で保管されます。

手順
ホットキーを登録する

「設定」→「ホットキー」で「リプレイバッファを保存」に好きなキー(例:F9)を登録しておくと、ボタン一発でハイライト保存ができます。

手順
リプレイバッファを起動する

OBSメイン画面で「リプレイバッファ開始」ボタンをクリックすれば、録画を始める前からバッファが動き出します。

手順
ハイライトを保存する

ゲームやプレビュー画面で良いシーンを見つけたら、登録したホットキーを押すだけで動画がそのまま保存されます。

リプレイバッファはメモリとディスクを使うので、保存先は必ず空き容量のあるSSDを指定してください。

プログラマー視点では、バッファ長を長くしすぎると後処理でのファイル読み込みが重くなるので、取り出したいシーンの時間に合わせて秒数を調整するとスムーズです。

ファイルをMP4でエクスポートしTwitterへ投稿

手順
動画をMP4で書き出す

編集が終わった動画ファイルをファイルエクスプローラーで右クリックし、「名前を付けて保存」または対応アプリの「エクスポート」機能を選び、出力形式をMP4に設定して保存先を指定します。

手順
Twitterへ動画をアップロード

ブラウザ版Twitterまたは公式アプリを開き、ツイート欄の画像アイコンをクリックしてMP4ファイルを選択し、コメントを添えて投稿ボタンを押します。

パソコン操作のトラブル解決動画を送る

パソコン操作のトラブル解決動画を送る

画面録画したトラブル解決手順をそのまま動画ファイルで送ると、文字だけでは伝わりにくいマウスの動きや細かい設定画面までしっかり共有できます。

  1. 直感的にわかる:実際の操作手順を見ながら進められるため、どこをクリックすればいいか迷わない
  2. 再現しやすい:同じ動作を繰り返し再生できるので、手順を何度も確認できる
  3. サポートの質が向上:質問した側も詳しい状況を説明しやすく、サポートする側も素早く解決策を提案しやすい

問題の再現手順を録画してメールに添付

問題が起こる流れを丸ごと画面録画しておくと、原因の把握がとてもスムーズになります。

手順
ゲームバーを開く

WindowsキーとGキーを同時に押してゲームバーを表示します。

手順
録画を開始

キャプチャウィンドウの丸い録画ボタンをクリックして録画をスタートさせます。

手順
問題を再現

実際にアプリを操作しながら、問題が起こる流れをそのまま録画します。

手順
録画を停止

録画したい動きを撮り終えたら、ゲームバー上の停止ボタンをクリックします。

手順
録画ファイルを確認

「ビデオ」フォルダ内の「キャプチャ」フォルダを開き、自動保存されたファイルを探します。

手順
メールに添付して送信

メール作成画面でクリップアイコンを押し、録画ファイルを選んで添付し送信します。

録画ファイルが大きいときはZIPで圧縮するか、クラウドストレージの共有リンクを送るとやり取りが楽になります。

録画ファイルは初期設定で「PC>ビデオ>キャプチャ」に保存されます。

共有リンクでサポートに渡す

手順
録画ファイルを保存

Xboxゲームバーなどで保存された動画をエクスプローラーから確認し、任意のフォルダへコピーしてください。

手順
OneDriveにアップロード

エクスプローラーのOneDriveフォルダへドラッグ&ドロップで動画を入れると、自動でクラウドに同期されます。

手順
共有リンクを作成

OneDriveアプリで動画を右クリックし「リンクのコピー」を選び、リンク設定を「編集可」に変更してください。

手順
リンクをサポートへ送付

コピーしたURLをサポート窓口のメールやチャットに貼り付け、アクセス確認を依頼してください。

よくある質問

よくある質問

Windowsの標準機能だけで画面録画はできますか?

Windowsの標準機能だけで画面録画はできますか?

はいXbox Game Barを使えば追加ソフト不要で録画できます。ゲームプレイやアプリ画面をキャプチャするのに特化しているので手軽に試してください。

録画した動画はどこに保存されますか?

録画した動画はどこに保存されますか?

既定ではユーザーの「ビデオ」フォルダー内にある「キャプチャ」フォルダーです。必要なら設定画面から保存先を変更できます。

マイク音声も同時に録音できますか?

マイク音声も同時に録音できますか?

Xbox Game Barの設定でマイク録音をオンにすると画面と音声を同時キャプチャできます。録画中はWin+Alt+Mでミュートの切り替えが便利です。

録画したのに音が入らない?

画面はバッチリ録れてるのに、録画ファイルを再生するとシーンだけで音がゼロ…そんなときはキャプチャの設定でシステムオーディオやマイク音がオフになっていることが多いです。

Windows標準のXbox Game Barを使う場合は、録画前にキャプチャウィジェットで「すべての音声を録音」を有効にしておきましょう。追加ソフト不要で設定もサクッと終わるので、初めてでも気軽に音入り動画を残せます。

ファイルサイズを小さくしたい?

録画した動画が大きすぎると、保存場所を圧迫したり、メールで送るときに時間がかかったりします。そんなときは、解像度やフレームレートの見直し、効率的なコーデックを使うなどの工夫でサクッと容量ダウンできます。

  1. 解像度を下げる:高解像度はきれいですがファイルサイズも増えます。フルHD→HDにすると大幅に軽量化できます。
  2. フレームレートを調整:60fpsから30fpsに落とすだけで容量が半分近くになります。動きが激しくない画面なら30fpsで十分です。
  3. 効率的なコーデックを選ぶ:Windows標準の録画はH.264が多いですが、さらに圧縮率の高いH.265(HEVC)に切り替えることでサイズを小さくできます。
  4. 不要部分をカット:録画後にトリミングで前後の無駄な時間を削るだけでもかなり軽くなります。

録画が突然止まるのはなぜ?

録画中に急に止まると「えっ…?」ってなりますよね。ちょっとした設定や環境が影響していることが多いです。

  1. 保存先の空き容量:録画ファイルは意外と大きいのでSSDやHDDの残り容量が少ないと途中で止まります。
  2. CPUやメモリの負荷:他のソフトを起動したままだと負荷が高くなって録画が追いつかなくなることがあります。
  3. ホットキーの誤操作:録画停止のキーをうっかり押してしまう場合があります。
  4. 電源設定:省電力モードではバックグラウンド動作が制限されることがあります。

以上のポイントをチェックするだけで突然止まるトラブルはかなり減らせます。まずは空き容量を確認して不要なアプリは閉じておきましょう。

無料で長時間録画できる方法は?

OBS Studioは無料でインストールからすぐに使えて、時間制限なく長時間録画できるのが魅力です。画質や音声の設定を細かくいじれるので、画面キャプチャからゲーム実況まで幅広く活用できます。

著作権に触れる映像を録っても大丈夫?

著作権に触れる映像を録っても大丈夫?

大好きな映画やドラマをパソコンでサクッと録画したくなる気持ちはよくわかります。ただし、DVDや配信サービスの映像は著作権で守られているので、個人利用の範囲を超えて録画データをネットに上げたり配ったりすると法律違反になる可能性があります。

プライベートな視聴だけにとどめる場合でも、利用中のサービスの利用規約をチェックしましょう。ゲーム実況やオンライン講座の録画など、許可されている範囲が明確に示されていることもありますので、安心して楽しみたいときは規約を読んでから始めるのがおすすめです。

まとめ

まとめ

ここまで読んできた内容を振り返ると、まずはWindows標準のXbox Game Barで手軽に画面録画を始め、次にOBS Studioを使ったさらに自由度の高い録画へ進む流れをご紹介しました。

基本ステップでは、録画対象のウィンドウ選択やマイク・システム音の設定を確認し、あとはショートカットキーでサクッと録画スタート。また、途中で一時停止やクリップ保存も活用するとストレスフリーに作業できます。

応用テクニックとしては、OBSでシーンを切り替えながらゲームプレイ+WEBカメラ映像を重ねたり、音声トラックを分けて編集しやすくしたりする方法が便利です。プログラマーならではの細かなホットキー割り当てもぜひ試してみてください。

ここまでのステップを実践すれば、難しそうに見えた画面録画がぐっと身近になります。さっそく手を動かして、あなただけの操作マニュアルや実況動画を楽しく作り始めましょう。

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この記事を書いた人

Windows初心者のためのベストなメディア「WindowsポイントB」編集部。Windows歴20年以上のベテランWindowsユーザーたちによる丁寧な情報をお届けします。

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