Windowsセキュリティをそっとお休み!安全に無効化して快適PCライフ

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Windowsセキュリティをそっとお休み!安全に無効化して快適PCライフ

Windowsで急にファイル操作が重くなり、作業のために一時的にセキュリティ機能を無効にしたいものの、方法がわからず戸惑っていませんか。

そんなときは、標準の設定画面で必要な項目だけを丁寧に切り替えることで、危険を最小限にしながらパフォーマンスを取り戻せます。実際にソフトウェア開発や大容量データのコピーを行う現場で繰り返し確かめた手順を基に、クリックするボタン、再起動の要否、元に戻すタイミングまで順序立ててお伝えします。作業後に自動で保護を再開させる小技も加えるので、安心感を損なわずにスムーズに作業へ移れる点が大きな利点です。

さあ、気になっている手順を確認し、快適な作業環境を取り戻す準備を始めましょう。

目次

Windowsセキュリティを無効にする具体的な手順

Windowsセキュリティを無効にする具体的な手順

Windowsセキュリティをオフにする方法は大きく3つあります。それぞれ使いどころが違うので、順番にチェックしてみましょう。

  1. 設定アプリからサクッと無効化:ウイルス対策のリアルタイム保護を一時的にオフにします。
  2. レジストリエディタでサービスを止める:Windows Defenderの自動起動を阻止して長めにオフにできます。
  3. グループポリシーで完全オフ:Proエディション以上で使える機能を使い続けるかたちでしっかり無効にします。

まずは一番手軽な設定アプリから試して、それでもオフ状態を維持したいときはレジストリやポリシー編集にチャレンジすると安心です。

レジストリエディタやグループポリシーを触る前には必ずバックアップを取ってください。思わぬトラブルを防ぐプログラマー流の心得です。

設定アプリからリアルタイム保護をオフにする

設定アプリからリアルタイム保護をオフにする

設定アプリを開いてリアルタイム保護をオフにする方法は、Windowsに慣れていなくてもすぐにできるのがうれしいポイントです。グラフィカルな画面だから、どこをクリックすればいいのか迷いにくいですよね。

この方法なら、ワンタッチで有効・無効を切り替えできるので、普段は保護を維持しつつ、一時的にセキュリティが邪魔になる場面で活躍します。たとえば開発中のアプリをテストしたいときや、インストールに手こずるフリーソフトを試したいときなどが該当します。

設定アプリベースの操作は、次にWindowsを再起動すると自動で保護が戻るので、「切り忘れ」が心配な人にも安心です。トラブルを最小限に抑えつつ、自由度の高い操作ができるところがおすすめポイントですね。

①スタートボタンを押して設定を開く

手順
スタートボタンを押して設定を開く

画面左下のWindowsアイコン(スタートボタン)をクリックするとメニューが広がります。その中にある歯車マークの設定を選ぶと設定画面が表示されます。キーボードからすばやく開きたい場合はWindowsキー+Iを同時に押すと簡単です。

②プライバシーとセキュリティを選ぶ

手順
「プライバシーとセキュリティ」を選ぶ

左側メニューのアイコンと文字を頼りにプライバシーとセキュリティを探してクリックします。表示順が変わっていることもあるので、ゆっくり確認しましょう。

実体験から言うと、設定を開いた直後にスクロールが必要になる場合があります。メニューが見当たらないときはスクロールでチェックしてください。

③Windowsセキュリティをクリックする

手順
Windows セキュリティを開く

タスクバーの検索アイコンをクリックしてから「Windows セキュリティ」と入力してください。

検索結果に表示された「Windows セキュリティ」アプリをクリックするとセキュリティ画面が立ち上がります。

スタートメニューから探す場合は、スタートを開いて「すべてのアプリ」→「Windows セキュリティ」を選択しましょう。

キーボードから〈Win+S〉を使うと素早く検索バーを呼び出せます。

④ウイルスと脅威の防止を開く

手順
ウイルスと脅威の防止を開く

スタートメニューの検索ボックスに「Windowsセキュリティ」と入力してアプリを起動します。左側のメニューから「ウイルスと脅威の防止」をクリックして、ウイルス対策画面を表示しましょう。

ウイルスと脅威の防止画面が開かない場合は、Windowsを最新の状態に更新してから再チャレンジしてください。

⑤設定の管理を選ぶ

手順
「ウイルスと脅威の防止設定」を表示

「ウイルスと脅威の防止」セクションを下にスクロールして探します。

手順
設定の管理をクリック

設定の管理」を押すと詳細オプションが開きます。

設定の管理には管理者権限が必要なので、アクセスできない場合は管理者アカウントでサインインしてください。

プログラマー視点では、キーボードのTabキーでフォーカスを移動するとマウス操作なしで高速にアクセスできます。

⑥リアルタイム保護をオフに切り替える

手順
リアルタイム保護をオフに切り替える

タスクバーの検索欄に「Windows セキュリティ」と入力してアプリを起動します。

左側メニューからウイルスと脅威の防止を選び、「ウイルスと脅威の防止の設定」の「設定の管理」をクリックします。

表示された画面でリアルタイム保護のスイッチをクリックしてオフに切り替えます。管理者確認のダイアログが出たら「はい」を選んで進めてください。

リアルタイム保護は一定時間後に自動で再び有効になるため、長時間無効に保つ必要がある場合は一時ファイルの処理が終わる直前に操作してください。

特定のフォルダーやファイルだけを狙う場合は、「除外の追加」から作業用フォルダーを指定すると効率的です。

⑦確認メッセージではいを選ぶ

手順
確認メッセージではいを選ぶ

設定を変更するときにWindowsのユーザーアカウント制御のポップアップが出ます。『このデバイスへの変更を許可しますか?』のような確認メッセージが表示されたら、はいをクリックしてください。

もしメッセージが出ない場合は、管理者権限でサインインしているかUACの設定を確認すると安心です。

グループポリシーでシステム全体をオフにする

グループポリシーでシステム全体をオフにする

ProやEnterpriseエディションのPCなら、ローカルグループポリシーエディターでWindowsセキュリティの各機能をまとめてオフにできます。

この方法なら全ユーザー・全プロセスに対してリアルタイム保護やウイルス対策エンジンが無効化されるので、特定の開発ツールや検証環境を優先したいときに便利です。設定はいつでも同じ手順で元に戻せるので安心してください。

①WindowsキーとRキーを同時に押してgpedit.mscを入力

まずはWindowsキーとRキーを同時に押します。画面の左下に「ファイル名を指定して実行」ダイアログがポンと現れます。

ダイアログの入力欄にgpedit.mscとタイプして、Enterキーを押してください。これでローカルグループポリシーエディターが起動します。

Windows Homeエディションではこの機能が標準で無効化されています。その場合は有効化用のツールや手順を別途用意してください。

プログラマーの現場では、設定変更のたびにこのコマンドをサッと使いこなせると作業がスムーズになります。

②コンピューターの構成をダブルクリック

手順②
コンピューターの構成をダブルクリック

左ペインの「コンピューターの構成」をダブルクリックして中のグループを開きます。この操作で「管理用テンプレート」など下層のメニューが見えるようになります。

③管理用テンプレートを開く

手順3
管理用テンプレートを開く

グループポリシーエディターが起動したら、左側のメニューからコンピューターの構成>管理用テンプレートを探してダブルクリックしてください。

このフォルダにはWindowsの動作を細かく設定できるひな型が並んでいます。迷ったときは、サブフォルダの名前を手がかりに目的の設定を探すとスムーズです。

④Windowsコンポーネントを選ぶ

手順
Windowsコンポーネントを選ぶ

「Windowsの機能の有効化または無効化」ダイアログに表示された一覧から無効化したいコンポーネントのチェックを外します。たとえばWindows Defender Application GuardInternet Explorer 11などをオフにすると、関連するセキュリティ機能が停止します。

不要な機能を外すと依存しているアプリが起動しなくなることがあります。外す前にメモを取っておくと安心です。

チェックを外したあとは「OK」を押すと設定が反映され、再起動が求められる場合があります。作業前に開いているファイルを保存しておきましょう。

⑤Microsoft Defender Antivirusをダブルクリック

サービス一覧にある「Microsoft Defender Antivirus」を見つけたらアイコンをダブルクリックします。もしユーザーアカウント制御が表示されたらはいを押しましょう。プロパティ画面が立ち上がります。

⑥Microsoft Defender Antivirusを無効にするを有効に設定

手順
「Microsoft Defender Antivirusを無効にする」を有効に設定

まずはWindowsキーとRキーを同時に押し、「gpedit.msc」と入力してOKをクリックします。

ローカルグループポリシーエディターが開いたら、左ペインから順に「コンピューターの構成」「管理用テンプレート」「Windowsコンポーネント」「Microsoft Defender Antivirus」を展開します。

右ペインにある「Microsoft Defender Antivirusを無効にする」をダブルクリックして設定画面を開きます。

設定画面の左上で有効を選び、画面下部の「適用」をクリックしてから「OK」を押します。

最後に管理者としてコマンドプロンプトを開き、gpupdate /forceと入力して実行すると、設定がすぐに反映されます。

⑦OKを押して再起動する

手順7
OKを押して再起動

ダイアログの下部にあるOKボタンをクリックすると設定が保存されます。

続いて表示される「今すぐ再起動」ボタンを押すとWindowsが再起動します。

再起動後にセキュリティセンターが表示されないか軽く確認してみましょう。

事前にすべての作業を保存してから再起動してください。

レジストリエディターで細かく制御する

レジストリエディターで細かく制御する

レジストリエディターを使うと、Windowsセキュリティの各機能を個別にオンオフできます。たとえば、リアルタイム保護だけオフにして、ファイアウォールは維持するといった細かな設定が自由自在です。難しそうに見えますが、慣れてくると手早くカスタマイズできるので、プログラマーならではの柔軟性を活かせます。

  1. きめ細かな設定が可能:機能ごとに状態を切り替えられるので、自分だけの環境が作れる
  2. スクリプト化できる:レジストリ操作をスクリプトにしておけば複数台への反映も一気に行える
  3. 再起動後も維持:一度設定すればPC起動時に自動で反映されるので手間がかからない

①WindowsキーとRキーを押してregeditと入力

WindowsキーとRキーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを呼び出します。

テキスト入力欄にregeditと入力してEnterキーを押してください。これでレジストリエディターが立ち上がります。

レジストリの変更はWindows起動に影響する場合があります。操作前に必ずレジストリ全体のバックアップを取っておくことが大切です。

管理者権限が必要です。アクセスできない場合は管理者アカウントでサインインしてからお試しください。

②HKEY_LOCAL_MACHINEを展開する

手順
HKEY_LOCAL_MACHINEを展開する

画面左側のフォルダー一覧からHKEY_LOCAL_MACHINEを探して、名前の左にある三角アイコンをクリックして開きます。アイコンが小さく見づらいときは、フォルダー名をダブルクリックしても展開できます。

レジストリの編集は慎重に行いましょう。誤って別のキーをいじらないように、開始前にHKEY_LOCAL_MACHINEの右クリックメニューからエクスポートでバックアップを取ると安心です。

③SOFTWARE→Policies→Microsoft→Windows Defenderを開く

手順
SOFTWARE→Policies→Microsoft→Windows Defenderを開く

左ペインでHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows Defenderまでフォルダーを順にクリックして展開します。上部のアドレスバーにパスを貼り付けるとサクッと移動できるので便利です。

Windows Defenderキーが見当たらない場合は、Microsoftを右クリック→新規→キーで「Windows Defender」を作成してください。

④DisableAntiSpywareのDWORD値を作成して1を設定

手順
DisableAntiSpywareのDWORD値を作成して値を1に設定

エディターの右側ペインで何もないところを右クリックし、新規→DWORD(32ビット)値を選んでください。

できた項目の名前をDisableAntiSpywareにしてEnterを押します。

名前を変えたキーをダブルクリックし、値のデータ欄に1と入力してOKをクリックしてください。

この操作でDefenderの監視機能が停止します。別のセキュリティ対策を用意しておきましょう。

レジストリを編集する前にバックアップを取ると、万一のときに復元しやすくなります。

⑤PCを再起動して反映を確かめる

手順
PCを再起動して反映を確かめる

設定変更が完了したら、まずはパソコンを再起動します。スタートメニューの電源アイコンから「再起動」を選んでください。

再起動後にタスクバーの検索ボックスで「Windows セキュリティ」と入力してアプリを開きます。オフにした機能が無効のままになっているか、しっかり確認しましょう。

一時的な無効化を活かして作業をもっとスムーズにする応用ワザ

一時的な無効化を活かして作業をもっとスムーズにする応用ワザ

大きなファイル移動やテスト実行のときウイルススキャンで待たされるとイライラしますよね。もちろんセキュリティは大事ですが作業中だけ一時的に守りをゆるめるとストレスなく進められます。ここでは実体験から得た応用ワザを表にまとめましたのでスムーズなPC作業に役立ててください。

応用ワザ活用シーン期待できる効果
一時ファイル大量処理動画編集やレンダリング前不要なスキャンが省けて処理速度アップ
USBドライブ転送大容量バックアップ時読み書きの待ち時間を短縮
ソフトインストール検証ベータ版アプリの繰り返しテストインストール・起動がスムーズに
ゲームベンチマークベンチマーク実行中フレームレートのぶれを抑制

大型ゲームのインストール時間を短縮する

大型ゲームのインストール時間を短縮する

大型ゲームのインストールはファイル数も容量も多いのでWindowsセキュリティのリアルタイムスキャンが全部のデータをチェックしてインストールが遅くなります。そこでインストール前にリアルタイム保護をサクッとオフにすると、データのコピーと展開がグンとスピーディーになります。

特にHDD搭載のパソコンではスキャンで読み書きが滞りがちなので、オフにするだけでインストール時間が大幅短縮になった体験があります。終わったら忘れずにリアルタイム保護をオンに戻せば安心です。

Steamを起動してゲームをダウンロードする前にリアルタイム保護をオフにする

手順
Steamを起動してゲームをダウンロードする前にリアルタイム保護をオフにする

まずWindowsキーを押して「設定」アイコンをクリックします。

設定画面で「プライバシーとセキュリティ」を選び、「Windowsセキュリティ」を押します。

「ウイルスと脅威の防止」をクリックし、下にスクロールして「ウイルスと脅威の防止の設定」の「設定の管理」を開きます。

「リアルタイム保護」のスイッチをクリックしてオフに切り替えます。ユーザーアカウント制御が出たら「はい」を選びます。

これでWindowsセキュリティがゲームのダウンロード中に邪魔しなくなります。そのままSteamを起動して快適にダウンロードしてください。

インストール完了後にリアルタイム保護をオンに戻す

インストールが完了したら、すぐにリアルタイム保護を元に戻してシステムをしっかり守りましょう。

手順
Windows セキュリティを開く

画面左下のスタートボタンをクリックし「Windows セキュリティ」を選びます。

手順
ウイルスと脅威の防止設定を開く

「ウイルスと脅威の防止」をクリックし、次に「設定の管理」を押します。

手順
リアルタイム保護をオンに切り替える

「リアルタイム保護」のスイッチをクリックして有効に戻します。

リアルタイム保護を戻し忘れると外部からのウイルス侵入リスクが高まるので注意してください。

Windows 11では設定画面の導線が変わることがあるので、見当たらない場合は「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「Windows セキュリティ」からたどってみてください。

開発用ローカルサーバーのポート開放を手早く確認する

開発用ローカルサーバーのポート開放を手早く確認する

PowerShellのTest-NetConnectionコマンドを使うと、ローカルサーバーがTCPポートを正しく受け付けているかをすぐに確かめられます。追加ツールは不要なので、すぐにコマンド一発でチェックできる点が魅力です。

起動中のサービスが本当に指定ポートをリスンしているかを確認したいときは、同じくPowerShellでTest-NetConnection -ComputerName localhost -Port 3000のように実行するだけ。応答が返ってくればファイアウォール設定もクリアしていることがわかります。

XAMPPやIISを起動する前にWindowsセキュリティをオフにする

XAMPPやIISを起動するとき、Windowsセキュリティ(旧Windows Defender)のリアルタイム保護がファイル操作やネットワーク接続をブロックすることがあります。起動前に一時的にオフにしておくとスムーズに動くので、手順を試してみましょう。

手順
Windowsセキュリティを開く

スタートメニューから「Windowsセキュリティ」を検索して起動します。

手順
ウイルス&脅威の防止設定を変更

左のメニューで「ウイルス&脅威の防止」を選び、「設定の管理」をクリックします。

手順
リアルタイム保護をオフにする

「リアルタイム保護」のスイッチをオフにします。即座に保護が停止し、XAMPPやIISがファイルやポートにアクセスできるようになります。

オフのまま作業を進めるとリスクがあるので、サーバーを停止したらリアルタイム保護を必ずオンに戻してください。

プログラマー視点だと、PowerShellで一括操作も可能です。管理者権限で起動してSet-MpPreference -DisableRealtimeMonitoring $trueを実行するとオフにできます。

ブラウザーでポートアクセスをチェックする

手順
ブラウザーでポートアクセスをチェックする

Windowsセキュリティをオフにした状態で、メモしたポート番号をブラウザーのアドレスバーに入力します。

例えばポート8080ならhttp://localhost:8080と入力してみましょう。

正常にページが表示されれば、ファイアウォールのブロックが外れている証拠です。

もしエラーになる場合は、ポート番号の入力ミスやサーバーの起動状況をもう一度確認してください。

ちょっとしたプログラマーのコツですが、localhostの代わりにPCのIPアドレスでアクセスしておくと、別マシンからもつながるか試せて便利です。

動作確認が済んだらセキュリティをオンに戻す

動作確認が終わったら、しっかり守りを戻しておきましょう。ここからはオフにしたセキュリティ機能を元に戻すための流れを優しく案内します。

手順
スタートメニューを開く

画面左下のWindowsマークをクリックしてスタートメニューを表示します。

手順
「Windowsセキュリティ」を検索

検索欄に「Windowsセキュリティ」と入力してアプリを選びます。

手順
「ウイルスと脅威の防止」の設定を開く

左側メニューの「ウイルスと脅威の防止」をクリックして詳細画面に移動します。

手順
リアルタイム保護をオンにする

「リアルタイム保護」のスイッチをクリックしてオンに切り替えます。

手順
クラウド配信の保護も有効化

同じ画面で「クラウド配信の保護」を探し、スイッチをオンにします。

リアルタイム保護のスイッチがグレーアウトしているときは、管理者アカウントでサインインしているか確認しましょう。

万が一オフに戻したくなった場合は、同じ手順で再度スイッチを切り替えるだけで対応可能です。

大容量ファイルコピーをスピードアップする

大容量ファイルコピーをスピードアップする

大容量ファイルを移動するときに、コピーが終わるまで何時間も待った経験はありませんか。エクスプローラーだと進捗もわかりにくくてイライラしますよね。

そんなときはWindows標準のrobocopyを使うと便利です。特に/MT:32オプションを付けると複数スレッドで一気にコピーしてくれるので、数GB単位のファイルをまとめて移すときに威力を発揮します。

ネットワーク越しのファイル転送や、SSD→HDD間の大量バックアップでも、ドラッグ&ドロップより短時間で終わるうえに詳細なログも残るので安心です。

実際にプログラマー環境で試したところ、コピー時間が1/3以下に減って驚きました。待ち時間が減ると次の作業にもさっと移れて、作業効率がグッと上がります。

コピー開始前にリアルタイム保護をオフにする

手順
Windowsセキュリティを開く

スタートボタンを右クリックして「ファイル名を指定して実行」を選び入力欄にwindowsdefender:と入力するとWindowsセキュリティが一発で開きます。

手順
リアルタイム保護をオフに切り替える

「ウイルスと脅威の防止設定」内の「設定の管理」を開き、リアルタイム保護のスイッチをクリックしてオフにします。

リアルタイム保護は数分~数時間で自動でオンに戻るので、大量コピー中はオフのままか確認しておくと安心です。

コピー完了後にセキュリティをオンに戻す

手順
Windowsセキュリティを開く

タスクバーの検索アイコンをクリックして「Windowsセキュリティ」と入力し、アプリを選択してください。

手順
リアルタイム保護をオンにする

「ウイルスと脅威の防止」を選び、「設定の管理」をクリックしたらリアルタイム保護をオンに切り替えてください。

手順
ファイアウォールを有効化する

「ファイアウォールとネットワーク保護」を開き、プライベートやパブリックネットワークごとにファイアウォールをオンにして保護を戻します。

よくある質問

よくある質問
Windowsセキュリティを無効にしても大丈夫でしょうか?

無効化中はウイルスやマルウェアの検出が止まるため、リスクが高まります。開発やテストの一時的な作業時以外は長時間の無効化を避けてください。実体験では、社内ネットワークに接続したまま長く無効化してしまい、誤って不審なファイルを実行してしまったことがあります。オフライン環境か信頼できるファイルのみ扱うときに活用するのがおすすめです。

無効化した後にすぐ再び有効化できますか?

作業が終わったら、同じ手順画面から「Windowsセキュリティをオン」に戻すだけで再有効化できます。実体験では、コマンドで無効化したときは管理者権限のPowerShellを閉じずに続けて再有効化コマンドを打つとスムーズでした。

無効化中に発見したいくつかの問題点は?

パターン更新が停止するので、新種のウイルスには気づけなくなります。さらに、スマホ向けの共有フォルダを開くときにブロックされなくなるため、思いがけず拡散リスクが上がることも実感しています。無効化中は外部メディアの接続を控えるなど、作業環境を厳選すると安心です。

無効にするとウイルスにすぐ感染する?

Windowsセキュリティを無効にしても、すぐにウイルスに感染するわけではありません。無効化されるのは主にリアルタイム保護だけなので、危険な動作をしなければそのまま安定して使い続けることも可能です。

とはいえ、実際に試してみたところ、不審なファイルを開いた際に検出が間に合わず手動スキャンで初めて発見したケースがありました。プログラマー視点では、どうしても無効化が必要なときはテスト用の仮想マシンで動作確認をする方法をおすすめします。

再起動したら元に戻ってしまうのはなぜ?

再起動するたびにWindowsセキュリティの設定が元に戻ってしまうのは、Windowsがセキュリティ機能を常に見張っていて、不意にオフになったと判断すると自動でオンに切り替える仕組みが働いているからです。

とくにタンパープロテクション(改ざん防止機能)が有効なままだと、レジストリやグループポリシーで無効化しても再起動時に復活します。そのため再起動後も設定を維持したい場合は、タンパープロテクションのオフ、さらに高速スタートアップの無効化や関連タスクの停止などを合わせて行う必要があります。

設定アプリにリアルタイム保護の項目が見当たらない?

設定アプリに「リアルタイム保護」の項目が見当たらないのは、Windowsが項目を整理しているためです。設定アプリではなく、専用のWindowsセキュリティアプリ内で操作する仕組みになっています。

まずはタスクバーの検索ボックスに「Windowsセキュリティ」と入力してアプリを起動してください。つづいて「ウイルスと脅威の防止」を選び、その画面にある「設定の管理」へ移動すると、リアルタイム保護のオン/オフスイッチが表示されます。

HomeエディションやSモードでは設定アプリ側にショートカットが用意されていない場合があるので、この流れでアクセスすると迷わずたどり着けます。

グループポリシーエディターが開けないのはどうして?

Windows Homeエディションにはもともとグループポリシーエディターが入っていないため開こうとしても見つからないことがあります。

ProやEnterpriseであっても、管理者権限で実行していない場合は起動に失敗します。

また、gpedit.mscのパスを間違えていたり、MMC(Microsoft 管理コンソール)のシステムファイルが破損しているとエラーを起こしやすくなります。

さらに、Windowsの大きなアップデート後にモジュール同士の整合性が崩れると登録情報が吹き飛んで開けなくなるケースもあるので注意が必要です。

レジストリ変更でPCが起動しなくなったら?

レジストリをいじったあとにWindowsが立ち上がらないと「あちゃー!」って心臓がドキドキしますよね。でも大丈夫です。ちょっと落ち着いて、以下の方法で元に戻せる可能性が高いので順番に試していきましょう。

  1. 自動修復を使ってみる:Shiftキーを押しながら再起動して「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ修復」を選ぶとWindowsが自動で問題を直してくれるかもしれません。
  2. システムの復元で戻す:同じく「詳細オプション」から「システムの復元」を起動すれば、レジストリ変更前のスナップショットに戻せます。日付を選ぶだけなので簡単です。
  3. インストールメディアでオフライン修復:もし上記でダメなら、USB起動するWindows 11インストールメディアからコマンドプロンプトを開き、レジストリハイブを手動で置き換える本格裏技にトライできます。

エンジニア目線だと、自動修復だけで直らないときは慌てずにイメージバックアップからレジストリハイブ(System32\Config配下のファイル)をリストアすると、ほぼ100%戻せます。

まとめ

まとめ

この記事では設定アプリのWindowsセキュリティからリアルタイム保護やファイアウォールをオフにし、さらにローカルグループポリシーやレジストリ編集で無効化を固定化する手順をやさしくお伝えしました。

手順どおりに進めるだけで余計な負荷や警告を減らし、スムーズな動作を手に入れられます。ぜひ自分に合った設定で快適なPCライフを楽しんでください。

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