Outlookで社内の予定表をスムーズに共有したいのに手順がわからず戸惑っていませんか?
この記事では、長年Windows環境で培った実体験を基に、初めての方でも迷わず進められるカレンダー共有の手順と、覚えておくと役立つ応用ワザを丁寧にまとめています。クリックする場所や注意点を一つひとつ図解で示すため、操作の途中で立ち止まる心配がなく、設定後すぐに同僚からの予定変更をリアルタイムで受け取れるようになります。
さっそく読み進めて、自分の予定とチームの動きを一致させる快適なスケジュール環境を手に入れてください。ほんの数分の設定で作業の抜け漏れが激減し、会議調整のやり取りに割かれる時間も大幅に短縮できます。
Outlook予定表を共有する具体的な手順を一緒に体験しよう

チームの予定を確認するときに「カレンダー見せてほしい」と声をかけるのはちょっと照れますよね。でもOutlook予定表を共有すれば、わざわざ声をかけなくても相手の予定をサクッとチェックできます。
- Outlookアプリで直接権限を付与:個別に共有相手を指定して、「表示のみ」や「編集可」などアクセス権をカンタン設定。
- Outlook Webで共有リンクを発行:Web版Outlookなら「共有リンクをコピー」でURLを作成。メールやチャットにペタンと貼るだけ。
- インターネット公開でみんなに見せる:「公開URL」を作ると社内外問わずブラウザでカレンダー表示が可能。会議案内ページに埋め込むのも便利。
- PowerShellスクリプトで一括自動化:プログラマー目線ならGraphAPIやPowerShellで複数ユーザーへの共有設定を一気に実行できます。
それぞれの方法をマスターすれば、声かけ不要でカレンダーをシェアできるようになります。次のステップで具体的な手順を一緒に体験していきましょう。
Outlookの共有ボタンを使って社内ユーザーと共有するやり方

Outlookの「共有」ボタンは、Outlook最新バージョン(Windows/Mac/Web)でかんたんに予定表を社内ユーザーとシェアできる機能です。Exchange(Office365)のアカウントを使っていると、アドレス帳から相手を選ぶだけでOK。わざわざリンクを作ったり、ファイルを添付したりせずに、すぐにスケジュールを共有できるので、急いでミーティング設定したいときにとても便利です。
社内で同じExchange環境を使っていると、アクセス権の自動同期や変更もスムーズです。閲覧だけでなく、コメントや編集権限のレベルも選べるので、プロジェクトメンバーごとに見せたい情報をコントロールできます。チーム全体で予定を合わせやすくして、ダブルブッキングを防ぎたいときにぴったりの方法です。
①Outlookを開き左下のカレンダーアイコンをクリック
Windows11のデスクトップ画面でOutlookを起動します。起動が完了したら左下のカレンダーアイコンをクリックしてください。
②左側一覧から共有したいカレンダーを右クリック
Outlookのメイン画面で、画面左側にあるカレンダー一覧をスクロールして共有したいカレンダー名を見つけます。マウスポインターをその名前の上に合わせて右クリックすると、メニューが表示されます。
表示されたメニューには〈共有〉や〈アクセス許可の管理〉などの項目が並んでいます。初めて見たときは少し驚くかもしれませんが、使い慣れるとすぐに操作できるようになります。
組織のポリシーによっては「アクセス許可の管理」が表示されない場合があります。そのときは管理者に確認してください。
③表示されたメニューから共有をクリック
右クリックやメニューボタンを押したあとに現れた一覧から共有を探してクリックします。これでカレンダーの共有画面がすぐに表示されます。
④共有相手のメールアドレスを入力して送信をクリック
「共有相手の追加」欄をクリックして、相手のメールアドレスを直接入力します。社内の連絡先は名前を入力するだけで候補が表示されるので、驚くほどスムーズに選択できます。
複数人に一度に共有したいときは、アドレスとアドレスの間をセミコロンで区切って続けて入力しましょう。入力後にエンターキーを押すと次の入力欄が自動で用意されます。
メールアドレスをすべて入力したら、画面下部にある「送信」ボタンをクリックします。これで相手に予定表へのアクセス権がメールで届きます。
組織外のメールアドレスを入力するときは、管理者が外部共有を許可しているか事前に確認してください。
⑤相手に届く招待メールで予定表を開くを押してもらう
共有設定が終わると、相手のメールボックスに「予定表を開く」ボタン付きの招待メールが届きます。このボタンを押してもらうように案内してください。
クリックすると、Web版OutlookやデスクトップのOutlookアプリであなたの予定表が表示されます。初回はMicrosoftアカウントでのサインインを促すとスムーズです。
万が一メールが見当たらない場合は、迷惑メールフォルダをチェックしてもらうと見つかりやすいです。
メールでicsファイルを送って一時的に予定を渡すやり方

icsファイルをメールに添付して送る方法は、ちょっとした予定をサクッと渡したいときにぴったりです。
まずはOutlookから送信したい予定をics形式でエクスポートしてメールにペタリ。受け取った相手は添付ファイルをダブルクリックするだけでカレンダーに登録できます。カレンダーアプリを選ばず、WindowsでもMacでもスマホでも受け取れるのがうれしいポイントです。
①共有したい期間をドラッグして選択
カレンダー上で共有したい開始時刻から終了時刻までをマウスでドラッグして範囲選択します。
クリックしたまま動かすだけなので感覚的に操作できます。
②予定表を右クリックしてエクスポートを選ぶ
Outlookの左サイドバーで取り出したい予定表名を探します。マウスを合わせて右クリックしてください。
出てきたメニューからエクスポートをクリックすると、ics形式などで保存できる画面が表示されます。
予定表をエクスポートする前に、必ず最新の状態で同期が完了しているか確認すると安全です。
③保存場所を決めてicsファイルを保存
エクスポート画面でダイアログが開いたら、まず分かりやすいフォルダーを選んでください。たとえば、デスクトップに「カレンダー共有」フォルダーを作成すると探しやすくなります。
ファイル名には共有日やカレンダー名を入れるとあとで見返すときに便利です。例として「20230701_TeamSchedule.ics」などと入力しましょう。
準備が整ったら「保存」ボタンをクリックしてicsファイルを出力します。
保存先の容量不足に注意してください。
④メール新規作成でicsファイルを添付
Outlookを開いて画面左上の「新しいメール」をクリックします。
表示された作成画面で上部の「挿入」タブを選び、「ファイルの添付」をクリックします。
保存してあるicsファイルの保存場所が開くので、該当ファイルを選んで「開く」をクリックします。
本文欄下にicsファイルが添付されたらOKです。ここにコメントや本文を入力して送信しましょう。
添付前にicsファイル名にスペースや日本語を含めないと、受信側で文字化けや読み込みエラーが起きやすいので注意してください。
⑤送信して相手に読み込んでもらう
共有の設定が終わったら、ウィンドウ右上の送信ボタンをクリックして招待メールを送ります。相手はメール内の「Outlookで開く」リンクを選ぶだけで、自分の予定表に読み込めます。
もし相手がWeb版Outlookを使っている場合は、メールのICSファイルを保存してから「予定表を追加」→「ファイルからインポート」で読み込む方法もあります。相手の環境に合わせた読み込み方法をひと声かけると親切です。
相手が予定表を正しく読み込めない場合は、メールのアクセス権設定や添付ファイル形式を確認しましょう。
公開リンクを作ってブラウザーだけで見てもらうやり方

Outlook on the Webでカレンダーを公開リンクに切り替えると、メールやメッセンジャーでURLを送るだけで相手はブラウザーから予定をサクッと見られるようになります。
- ログイン不要:Outlookアカウントがなくてもリンクをクリックするだけでスケジュールをチェックできる。
- リアルタイム更新:カレンダーを更新すると公開リンク先にも瞬時に反映される。
- 共有範囲の指定:予定の詳細まで見せるか、空き時間だけを見せるかを選べる。
①カレンダー設定から公開を選ぶ
Outlook on the Webを開いて左側のカレンダーアイコンをクリックします。右上の歯車アイコンを押し、「すべての Outlook 設定を表示」を選択してください。
②表示用リンクを生成をクリック
「表示用リンクを生成」をクリックすると、即座に共有用URLを作成できます。画面に表示されたリンクはそのままコピーしてメールやチャットに貼り付け、チームメンバーと予定表をすぐに共有しましょう。
③URLをコピーしてチャットやメールで共有
設定した共有リンクをチャットやメールでさっと送ると、相手がすぐに予定表をチェックできるようになります。
Outlook予定表の共有設定画面で表示されているリンクを選択し、Ctrl+Cでコピーします。
メッセージ欄でCtrl+V
を押してリンクを貼り、相手に送信します。短くしたいときはURL短縮サービスを活用してください。
④相手がブラウザーでリンクを開いて確認
共有リンクをコピーして送った相手には、それをクリックしてもらいましょう。ウェブブラウザーが自動で立ち上がり、Outlook Web版へ移動します。
もしサインイン画面が表示されたら、Microsoftアカウントのメールアドレスとパスワードを入力してもらいます。アカウントを持っていなければ、ゲストアクセスで「サインイン不要のリンク」を利用するとスムーズです。
ログイン後、共有された予定表が左側のメニューに表示されているかチェックしてもらいましょう。色やイベント名が、自分のOutlookと同じように見えていれば成功です。
予定表共有を活かしてさらに便利に使う応用アイデア

予定表共有の基本操作になれたところで、もっと便利に楽しめる応用アイデアを紹介します。実体験から生まれたテクニックをぜひ試して、スケジュール管理をワンランク上に引き上げましょう。
応用アイデア | どんなときに便利? |
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色分けで優先度を可視化 | タスクの緊急度や重要度を色で区別して、パッと見ただけで次に手を付けるべき予定を判別できるようになります。 |
開発用タイムブロック化 | コードレビューやペアプログラミングの時間を共有カレンダーにブロックで登録して、チーム全員が確保状況を一目で確認できます。 |
メンバー出欠のリアルタイム共有 | 会議招待に「応答依頼」を設定しておくと、誰が出席/欠席かがリアルタイムで更新され、確認漏れを防げます。 |
ファミリープランと連携 | 平日の残業予定や休日の家族行事を共有しあうことで、プライベートと仕事の調整がスムーズになります。 |
スマホのOutlookと同期して外出先でも共有カレンダーをチェック

スマホのOutlookアプリを使うと、外出中でもチームと共有しているカレンダーが手元でサッと見られます。新しい予定や更新はリアルタイムで反映されるので、急な予定変更にもすぐ気づけます。移動中に次の打ち合わせを確認したり、予定の参加依頼をその場で承認したりできるのは思いのほか快適です。プログラマー目線のちょっとしたコツとしては、端末のバッテリー最適化設定でOutlookを同期対象から外しておくと、バックグラウンドでの更新が途切れにくくなるので安心です。
Outlookモバイルを開いて左上の三本線をタップ
まずホーム画面でOutlookアプリのアイコンを探します。アイコンは青い背景に封筒のマークです。見つけたらタップして起動しましょう。
アプリが立ち上がったら、画面左上にある三本線のメニュー(ハンバーガーアイコン)を探します。指で軽く触れるようにタップしてください。
この操作でサイドメニューが開き、設定やカレンダーなどの項目が表示されます。次のステップで予定表にアクセスします。
アカウント追加で同じMicrosoftアカウントを入力
Outlookを開いて左上のアカウントアイコンをクリックします。表示されたメニューからアカウントの追加を選びましょう。
表示されたフォームに共有したいカレンダーと同じMicrosoftアカウントのメールアドレスを入力し続行を押します。
パスワードが求められたら正しいパスワードを入力してサインインしてください。二段階認証の設定がある場合はスマホに届く認証コードを手元に用意しておくと迷わず進められます。
同期完了後カレンダーを選んで表示を確認
Outlookの画面左側にある「カレンダー」を開きます。同期が完了すると、共有されたカレンダー名がリストに表示されるので、名称横のチェックボックスをクリックしてみましょう。
カレンダーにチェックを入れると予定が色分けされて表示されます。表示されない場合は、画面上部の「更新」ボタンを押して再読み込みしましょう。
共有カレンダー名が見当たらないときは、Outlookを再起動すると同期状態がクリアされて新たに取得できます。
カテゴリ色でメンバーごとの予定をひと目で区別

みんなのスケジュールがずらっと並ぶとどれが誰の予定かわかりにくいことってありますよね。そこで活躍するのがカテゴリ色です。それぞれのメンバーに色を割り当てておけば、色だけを見れば「これは田中さん」「こっちは鈴木さん」とひと目でわかります。
たとえば開発チームをブルー、デザインチームをグリーンに設定すれば、チームごとの予定もサッと区分できます。エンジニアならではのコツとしては、カラーパレットからコントラストの高い組み合わせを選んでおくと色弱の方にもやさしい表示になるのでおすすめです。
予定を右クリックしてカテゴリを選ぶ
予定表上で色分けしたい予定を右クリックします。
表示されたメニューからカテゴリをポイントし、リスト内の色タグをクリックして選びましょう。
目的の色がなければ「すべてのカテゴリ」を選ぶと追加のタグが出てきます。
注意:組織の設定によっては「すべてのカテゴリ」が非表示のことがあります。
新しい色名を入力して保存
「名前を変更」または「新規作成」ウィンドウのテキストボックスに、分かりやすい色名を入力します。たとえば会議用ブルーやプライベートグリーンなど、あとで見分けやすい名前がおすすめです。
入力が終わったらウィンドウ下部のOKボタンをクリックして保存してください。これで新しい色カテゴリーが一覧に追加されます。
共有メンバーにも同じ色を使ってもらうよう案内
Outlookで設定している予定表のカテゴリ名と色を確認してください。カテゴリ一覧画面や右クリックの「カテゴリの設定」から色と名前をメモして、ExcelやOneNoteに整理しましょう。
Teamsチャットやメールで作成したカテゴリ一覧を共有します。スクリーンショットを添えると伝わりやすいです。設定方法も一緒に書いてもらうと、メンバーが迷いません。
Outlookのバージョンが一致していないと色名がずれることがあるので、全員が最新バージョンを使っているか確認してください。
共有権限を細かく変えてプライバシーを守る

ちょっとした設定の違いで、自分だけが見たい予定はしっかり隠しつつ、チームには必要な情報だけ伝えられます。表示だけ・詳細を隠す・完全公開など、状況に合わせて切り替えられるので安心です。
- 空き時間のみ表示:個人の予定は非表示にして予定の有無だけ共有
- 件名と場所を表示:会議や面談の概要だけ見せたいときに便利
- すべての詳細を表示:チーム全体で詳細まで把握したいときに利用
共有したカレンダーを右クリックしてアクセス許可を開く
Outlookの左ペインにあるカレンダー一覧から、共有したいカレンダー名を見つけます。該当の名前を右クリックしてください。
表示されたメニューから「アクセス許可の管理」を選んでクリックします。ウィンドウが開いたら権限設定の画面が表示されます。
表示レベルを予定ありまでに変更
Outlookを起動して画面左下のカレンダーアイコンをクリックします。変更したい予定表を探し、名前を右クリックして「プロパティ」を選びます。
プロパティ画面で「分類と表示」または「詳細」タブを開き、表示レベルのプルダウンから予定ありまでを選びます。最後に「OK」をクリックして変更を保存します。
特定ユーザーだけ編集可に設定して保存
保存ダイアログで共有設定を選び、アクセス許可の画面を表示します。
リストから編集を許可したいユーザーの横にある鉛筆アイコンをクリックし、メニューで編集可を選びます。
ほかのユーザーは自動的に閲覧のみになるため、設定内容を確認したら保存を押して完了です。
よくある質問

Outlookで予定表を共有しても相手に見えないのはなぜですか?
- Outlookで予定表を共有しても相手に見えないのはなぜですか?
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共有相手のメールアドレスが正しく入力されていない場合や、自分側で「予定表の権限設定」を保存し忘れていることがあります。特にOutlook on the webで設定を行うときは、[共有]ボタンを押したあとに必ず[送信]や[適用]をクリックしてください。
職場や学校のアカウントでは、管理者が外部共有をオフにしている場合もあるので、うまく表示されないときは管理者に確認してみましょう。
共有権限の種類はどれを選べばいいですか?
- 共有権限の種類はどれを選べばいいですか?
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「表示のみ(フリー/ビジー情報)」は空き/埋まりだけを知らせたいときにピッタリです。「すべての詳細を表示」は会議の時間や場所を共有したいチーム向けです。予定を追加・編集させたいなら「編集者」以上を選んでください。
プログラマー視点だと、まずは低い権限で様子を見てから必要に応じて権限を上げるのがおすすめです。
組織外のユーザーと予定表を共有できますか?
- 組織外のユーザーと予定表を共有できますか?
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Exchange OnlineやOffice365環境では可能です。ただし、まず管理者が外部共有を許可している必要があります。自分で共有リンクを作成してメールで送る方法もあるので、相手が組織外でもURLひとつで予定表を見られるようになります。
自宅のパソコンやプライベート用スマホでテストしてみると、リンクが正しく機能するか確認できて安心です。
共有を解除したいときはどうすればいいですか?
- 共有を解除したいときはどうすればいいですか?
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Outlook on the webでなら簡単に解除できます。予定表を開いて右上の[共有]をクリックし、共有相手の名前の横にあるごみ箱アイコンを押すだけです。デスクトップ版でも似た操作で削除できます。
プログラマー仲間では、複数のユーザーをまとめて解除したいときにPowerShellでスクリプトを組んで一括処理するテクも活用されています。
共有招待メールが届かないときは?
共有招待メールが届かない場合は、まずメールアドレスや受信設定を見直すといいですよ。
- メールアドレスの確認:入力ミスがないかもう一度チェックしてください。
- 迷惑メールフォルダ:受信トレイにない場合は迷惑メールフォルダも探してみましょう。
- 受信制限の解除:セキュリティ設定で「@outlook.com」からのメールを許可してもらうよう依頼します。
- 再送信の検討:相手の設定を確認したうえで、もう一度招待を送ってみます。
Outlookのカレンダー画面で「共有」をクリックし「リンクを取得」からURLをコピー。自分のメールに貼り付けて送ります。
相手に迷惑メールフォルダをチェックしてもらい、「@outlook.com」からの受信を許可するよう案内しましょう。
組織のメールポリシーで外部メールがブロックされている場合は、管理者に依頼して設定を見直してもらう必要があります。
相手の予定表が空白で表示されるのはなぜ?
共有した相手の予定表が開くと真っ白で驚くこと、ありますよね。実は「空白に見える」原因は大きく分けてこんなポイントです。
- 共有権限が「空き時間のみ」:予定のタイトルや詳細は隠れてしまいます。
- 組織外ユーザーへの制限:外部の相手にはFree/Busy情報だけ公開される設定だったりします。
- Outlookのキャッシュ同期遅延:キャッシュモードでまだ読み込まれていないと空白に見えることがあります。
- 古いアドレス帳キャッシュ:キャッシュをクリアすると最新の共有設定が反映される場合があります。
これらを確認すると「なぜ空白だったのか」がすぐにわかります。まずは相手に権限レベルを見直してもらうと解決がグッと早まりますよ。
共有を解除したいときは?
プロジェクトが終わったりチーム編成が変わったりして、もう予定表を見られたくないと感じたときもありますよね。そんなときはアクセス権をサクッと外すだけで、いつでもカレンダーのプライベートを守れます。
解除は管理画面の「共有とアクセス許可」からできて、余計なメンバーをまとめて整理できるのも嬉しいポイントです。見せたくない相手だけパッと消せるので、常にスッキリした共有状態をキープできますよ。
無料のOutlookでも共有できる?
無料版のOutlook.com(Web版)なら、Microsoftアカウントがあれば追加コストなしで予定表の共有ができます。メールアドレスを指定して参照権限を付与したり、公開用のURLを作成して家族や友達とサクッと予定を見せ合ったりできるのがうれしいポイントです。
ただし、表示だけの権限しか渡せないため、相手に予定を追加・編集してもらうことはできません。もし「みんなで一緒に予定を編集したい」という場合は、有料プランのMicrosoft365を検討すると、共同管理や詳細な権限設定がもっとスムーズに行えます。
スマホだけで設定できる?
スマホだけで予定表共有は可能です。Outlookモバイルアプリを使えばいつでもどこでもカレンダー共有の設定がサクッとできます。設定画面が直感的なので外出先でも迷わず操作できるのがうれしいポイントです。
ただし、詳細な権限設定や複雑な共有先の編集は画面が小さいぶん少し手間に感じることもあります。気軽に共有したいときはスマホだけでささっと済ませて、たっぷり時間があるときにPCと併用するのがプログラマー目線ではおすすめです。
まとめ

Outlook予定表の共有手順からカラー設定などの応用テクまで、すべてのステップをご紹介しました。
カレンダーの共有設定、アクセス権の調整、招待メールの送信方法を実体験をもとに詳しく解説したので、はじめての方も迷わず進められます。
さらに、共有カレンダーの色分けや他サービスとの連携といった遊び心あるテクを取り入れて、スケジュール管理がもっと楽しくなる工夫もご提案しました。
ここまでの内容を実際に試していただければ、チームとの情報共有もスムーズになり、毎日の予定がぐっと見やすくなるはずです。
新しい共有スタイルを取り入れて、楽しく効率的なスケジュール管理を楽しんでください。