パソコンを立ち上げてもOutlookのアイコンが見当たらず、どう起動すればいいのか戸惑ってしまうことはありませんか?
ここでは、長年Windowsを触って得た工夫を生かし、デスクトップやタスクバーに消えたショートカットを戻す手順から、白紙になった絵柄を元通りにする裏ワザまで、抜けなくやさしく紹介します。手順をなぞるだけで面倒な設定画面に悩まず、すぐにいつもの作業へ戻れます。
作業を止めずにメールを送り続けたいと感じたら、まずはここで示す通りに試してみてください。数分後には鮮やかな封筒が居場所を取り戻し、クリックひとつで仕事や連絡を再開できます。
Outlookアイコンをデスクトップに表示するまでの道案内

Windows11でOutlookアイコンをサクッとデスクトップに出したいときは、以下の方法がおすすめです。
- スタートメニューからショートカット作成:スタートを開きOutlookを右クリック→その他→ファイルの場所を開く→表示されたOutlookのショートカットを右クリック→送る→デスクトップ(ショートカットを作成)
- 実行ファイルから直接作成:エクスプローラーで「C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16\Outlook.exe」など実行ファイルを探す→右クリック→送る→デスクトップ(ショートカットを作成)
- 検索から素早く設定:タスクバーの検索アイコンで「Outlook」と入力→表示されたアプリを右クリック→ファイルの場所を開く→ショートカットをデスクトップへ送る
どの方法もファイルの場所を開いて「送る→デスクトップ」にするだけなので迷わずできますよ。
スタートメニューからショートカットを作る方法

スタートメニューのアプリ一覧からOutlookを探してデスクトップへドラッグ&ドロップするだけでショートカットが作成できます。わざわざ設定画面を開かなくてもスタートメニューの登録情報を活用するので、サッとアイコンを復活させたいときに便利な方法です。
①Windowsマークをクリックしてスタートメニューを開く
画面左下にあるWindowsマークを探して、そっとクリックしましょう。パソコンに慣れていなくても、このマークは常に同じ場所にあります。クリックするとアプリや設定が一覧で表示されるので、次の操作に迷わず進めます。クリックしてもメニューが開かない場合は、マウスカーソルをマークの上に合わせたあと、もう一度ゆっくり押してみてください。
②検索ボックスにOutlookと入力する
タスクバーの検索ボックスをクリックして文字入力できる状態にします。
キーボードでOutlookと入力します。入力中に候補が絞り込まれるので、Microsoft Outlookと表示された項目をクリックしてください。
検索ボックスが隠れているときはWindowsキーを押してから入力するとスムーズです。
③一覧に出たOutlookを右クリックする
スタートメニューのアプリ一覧でOutlookを見つけたら、マウスポインターを合わせて右ボタンを押してください。
タッチパッドの場合は二本指で軽くタップすると同じ操作になります。
もしメニューが表示されないときは、カーソルがアイコンの外側にずれているかもしれません。もう一度アイコンの上で右クリックしてください。
④メニューのファイルの場所を開くを選ぶ
Outlookアイコンを右クリックすると「その他」が表示されます。その上にカーソルを重ねるとファイルの場所を開くが出てきますので、クリックしてください。Windows 11ではメニューに直接表示される場合もあります。
⑤Outlookのショートカットを右クリックし送る→デスクトップを選ぶ
スタートメニューやエクスプローラーでOutlookのアイコンを探して右クリックしてください。
メニューから「送る」を選び、その中の「デスクトップ(ショートカットを作成)」をクリックするとデスクトップにショートカットができます。
作成されたアイコンをダブルクリックすれば、すぐにOutlookが起動します。
Outlookがスタートに登録されていない場合は、インストールフォルダー(例:C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16)からOUTLOOK.EXEを右クリックして同じ手順で送ってください。
プログラムフォルダーから直接ドラッグする方法

プログラムフォルダー(スタートメニューの「すべてのアプリ」内)からOutlookのアイコンをマウスでつかんでデスクトップにドラッグすると、その場でショートカットが作成されます。余計な設定画面を開かずにサクッとアイコンを復活させたいときにピッタリな方法です。マウス操作に慣れているとすぐに終わるうえ、作成後にショートカットの名前や保存先を自由に変更できるのも嬉しいポイントです。
①エクスプローラーを開きCドライブ>ProgramFiles>MicrosoftOfficeを開く
デスクトップのフォルダーアイコンをダブルクリックしてエクスプローラーを開きます。左側の「PC」を選んでからCドライブをダブルクリックしてください。
「Program Files」フォルダーをダブルクリックし、その中にある「Microsoft Office」フォルダーを開きます。
Officeが32bit版でインストールされている場合は「Program Files(x86)」フォルダー内を確認してください。
②root>OfficeXXフォルダーを開く
エクスプローラーを起動して、アドレスバーにC:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16
と入力してください。
バージョンによってはOffice15
やProgram Files (x86)
内にある場合もあるので、該当するフォルダーを開いてみましょう。
もし指定のフォルダーが見つからないときは、Officeをインストールしたドライブやカスタムパスを確認してください。
③OUTLOOK.EXEを右ドラッグしてデスクトップへ運ぶ
エクスプローラーでOutlook.exeがあるフォルダを開き、アイコンを右ドラッグしたままデスクトップ上へ持っていきます。
ドロップするとメニューが出るので「ショートカットをここに作成」を選択しましょう。
必ず右ボタンを使ってドラッグしないとファイルが移動してしまうので注意してください。
④ここにショートカットを作成を選んでドロップする
Outlookアイコンを右クリックしたままドラッグしてデスクトップ上に持っていくとメニューが表示されます。そこで「ここにショートカットを作成」を選んでマウスボタンを離してください。
これでプログラム本体へのリンクが設定されたショートカットがデスクトップに作成されます。
タスクバーに残ったアイコンから復元する方法

タスクバーにまだOutlookアイコンが残っているなら、デスクトップから消えたショートカットをすぐに呼び戻せます。
タスクバー上のOutlookアイコンをCtrlキー+Shiftキーを押しながらデスクトップへドラッグすると、即座にショートカットファイルが復元されます。プログラマー目線では、余計なメニューを開く手間なくピンポイントで戻せるのがうれしいポイントです。
①タスクバーのOutlookアイコンを右クリックする
画面下にあるタスクバーを見てください。青い「O」が目印のOutlookアイコンを探したら、そっとカーソルを合わせてマウスの右ボタンを押します。
もしアイコンが並んでいないときは、タスクバーの「︙」や「↑」をクリックして隠れたアイコン一覧から探すと安心です。
②メニューのOutlookを右クリックしファイルの場所を開くを選ぶ
スタートボタンをクリックして表示されたアプリ一覧からOutlookを見つけ、アイコンを右クリックします。メニューが開いたら「ファイルの場所を開く」を選びます。
③ショートカットをデスクトップにコピーする
ファイルエクスプローラーでOutlookのショートカットを右クリックし「コピー」を選びます。
左側のフォルダ一覧からデスクトップを開き、何もない部分で右クリックして「貼り付け」をクリックします。
Outlookアイコンを好きな場所に固定してもっと便利に使う

大切なメールを開くたびにアプリを探し回るのはちょっともったいないですよね。Outlookアイコンを好きな場所にぴたりと固定しておくと、ワンクリックで起動できて日々の作業がスムーズになります。
場所 | メリット |
---|---|
タスクバー | 画面下部に常駐させておけば、どの画面からでもサッと起動できる |
スタートメニュー | よく使うグループの中で目立たせて整理しやすい |
デスクトップ | 作業スペースに直接置くことで視覚的なアクセスが即座にできる |
クイック起動ツールバー | クリック数を最小限にして素早く立ち上げられる |
どれを選ぶかは普段の操作スタイルに合わせるのがいいですね。たとえば画面を切り替えることが多いならタスクバー、デスクトップで管理したいならデスクトップアイコンがわかりやすいですよ。
タスクバーにピン留めしてワンクリック起動

Outlookをタスクバーにピン留めしておくと、画面下部からいつでもすぐ呼び出せるようになります。起動アイコンが隠れて探し回る手間がなくなり、毎朝のメールチェックや予定確認にワンクリックでアクセスできるので、忙しい時間帯にもサクサク動ける強い味方になります。
①デスクトップのOutlookショートカットを右クリックする
デスクトップにあるOutlookのショートカットを探して、アイコン上で右クリックします。
②タスクバーにピン留めるをクリックする
Outlookアイコンを右クリックするとメニューが開きます。その中にある「タスクバーにピン留める」を選んでクリックしてください。
クリック後はタスクバーにアイコンが固定されるので、次回からワンクリックで起動できます。
スタートメニューにピン留めしてすぐ探せるようにする

スタートメニューにOutlookをピン留めすると、アプリ一覧を探さずにワンクリックで起動できます。いつもメールをチェックするタイミングで迷わず開けるので、パソコンを立ち上げてすぐに作業を始めたい人におすすめです。
①スタートメニューでOutlookを右クリックする
画面左下のWindowsアイコンをクリックしてスタートメニューを開きます。
表示されたアプリ一覧はアルファベット順なので、Oの項目までサッとスクロールするとOutlookが見つかりやすいです。
Outlookのアイコンが見えたら、アイコンの上で右クリックしてください。コンテキストメニューが表示されるはずです。
②スタートにピン留めするを選ぶ
スタートメニューでOutlookアイコンを右クリックして、「スタートにピン留めする」をクリックします。これでデスクトップのスタート画面からいつでもすばやくアクセスできます。
Outlookアイコンが白紙や変なマークになったときの直し方

Outlookのアイコンが白紙や別のマークに変わってしまうのはアイコンキャッシュや関連付けがズレているのが原因です。以下の方法を順番に試すと大抵サクッと直せます。
- アイコンキャッシュを再構築:エクスプローラーのアイコンキャッシュを削除して再生成する
- ファイル関連付けのリセット:設定から.outlookファイルとアプリの紐付けをやり直す
- Office修復ツールの起動:Windowsの「設定」>「アプリ」>「Office」からクイック修復やオンライン修復を実行する
先にキャッシュ再構築を試して、それでダメなら関連付け→Office修復の順番がおすすめです。
アイコンキャッシュをリセットして元に戻す

アイコンがおかしくなったときに役立つのが、Windowsのアイコンキャッシュをリセットする方法です。普段は裏で自動的に管理されているキャッシュをクリアすることで、消えてしまったOutlookのアイコンも再読み込みされて元に戻ります。
この方法はシステムに手を加えるわけではないので、不安なく試せるのがいいところです。キャッシュの再生成でデスクトップ全体のアイコン表示がリフレッシュされるため、一度アイコンファイルが壊れてしまったようなケースにも強いのがメリットです。
①エクスプローラーのアドレスバーに%localappdata%と入力して移動する
タスクバーのフォルダーアイコンをクリックしてエクスプローラーを起動します。
画面上部のアドレスバーを一度クリックすると現在のパスが選択状態になるので、そのまま%localappdata%
と入力してください。
Enterキーを押すと
Win+Rキーで「ファイル名を指定して実行」を開き、同じく%localappdata%
を入力しても素早くアクセスできます。
アドレスバーが見当たらない場合は、Altキーを押すと表示されたり消えたりしますので試してみてください。
②フォルダー内のIconCache.dbを削除する
%LOCALAPPDATA%\Microsoft\Windows\Explorerをアドレスバーに入力してEnterキーを押します。
表示されたフォルダー内からIconCache.dbを見つけて右クリックし削除を選びます。ゴミ箱も空にしておくと次回の再生成がスムーズです。
IconCache.dbが使用中で削除できない場合はタスクマネージャーでWindowsエクスプローラーを再起動してから再度試してください。
③PCを再起動してアイコンを再生成させる
画面左下にあるスタートボタンをクリックします。
電源アイコンを選んで「再起動」をクリックすると、開いているアプリが閉じられたあとにWindowsが立ち上がり直します。
再起動後にデスクトップを確認すると、Outlookアイコンが復活しているはずです。
作業前に保存していないファイルがないか必ず確認してください。
Officeクイック修復でアイコンを再インストール

Officeクイック修復は、インストール済みのアプリを一気にチェックして足りないファイルやアイコンをサクッと直してくれる頼もしい方法です。プログラマー向けには、ファイル整合性チェックを組み込んだ裏ワザのような手段としても活用できます。
メリットは、手順がシンプルで時間も短め、ネット環境がなくても実行できることです。アイコンだけ元に戻したいときに、最小限の手間でパッと直せるのがうれしいポイントです。
①設定アプリを開きアプリと機能を選ぶ
タスクバーのスタートアイコンから歯車マークの設定をクリックするか、WindowsキーとIを同時に押して設定アプリを開きます。
設定画面の左側にあるアプリを選び、続けて表示された項目の中からアプリと機能をクリックします。
②Microsoft365またはOfficeをクリックし変更を押す
表示されたアプリ一覧からMicrosoft 365またはOfficeの項目をクリックして選びます。
選択後、項目上部にある変更ボタンを押すとメンテナンスウィザードが起動します。
もし「変更」ボタンが見当たらない場合は、項目を右クリックして表示されるメニューから変更を選んでみてください。
ウィザード実行前にOffice系アプリを全て閉じると、処理が途中で止まるトラブルを避けられます。
③クイック修復を選んで修復を開始する
先ほど開いた「プログラムと機能」画面でMicrosoft Officeを右クリックして「変更」をクリックします。「修復オプション」が表示されたらクイック修復にチェックを入れてください。
「修復」ボタンをクリックすると、バックグラウンドで必要なファイル検証と再インストールが始まります。完了するまで数分かかることがありますが、途中で他の操作をしないで待ちましょう。
クイック修復はネット接続不要で素早く完了しますが、問題が残る場合は次にオンライン修復を試してみてください。
Outlookアイコンを活用して作業効率をぐんと上げるコツ

Outlookのアイコンは単なるスタートの入り口じゃありません。ひと工夫加えるだけで、メール操作や予定管理がサクサク進んで、仕事の密度がぐっと高まります。
活用方法 | 役立つ場面 |
---|---|
タスクバーにピン留め | ワンクリックで即起動したいとき |
クイックアクセスツールバーのカスタマイズ | よく使う機能をワンアクションで呼び出したいとき |
キーボードショートカット設定 | マウスを使わず素早く起動したいとき |
複数プロファイルアイコン作成 | 仕事用とプライベート用を分けたいとき |
デスクトップショートカットの名前変更 | アイコンを見分けやすくしたいとき |
こんな小さな工夫でも、毎日の操作が軽やかになるので、ぜひ一つずつ試してみてください。デスクトップからスタートする爽快感を味わいましょう。
メールプロファイルごとに別アイコンを作る

Outlookを複数のメールプロファイルで使い分けるなら、デスクトップにプロファイルごとのショートカットを用意して、それぞれに違うアイコンを設定するのがおすすめです。
具体的には、Outlookの実行ファイル(通常は C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16\OUTLOOK.EXE
)を起点に /profile プロファイル名
を追加したショートカットを作成します。それぞれちゃんとプロファイル名を分けることで、起動時に目的のメールアカウントがすぐ開きます。
こんなふうにアイコンを変えると、ぱっと見でどのプロファイルかがわかるので、うっかり間違えずに使い分けできるのがうれしいポイントです。
ショートカットのリンク先に/profileswitchを追加する
デスクトップ上のOutlookアイコンを右クリックして、プロパティを選びます。
プロパティ画面の「リンク先」欄の最後に半角スペースを入れ、/profileswitch
を追加します。複数プロファイルを切り替えたい場合は/profileswitch "プロファイル名"
のように名前を付けましょう。
「OK」をクリックして画面を閉じ、変更したショートカットからOutlookを起動します。追加したオプションでプロファイルの切り替え画面が表示されます。
送信トレイを一発で開くショートカットを用意する

毎回Outlookを起動してフォルダツリーをたどり、送信済みアイテムを探すのはちょっと手間に感じることがあります。
デスクトップに送信トレイ専用のショートカットを作っておくと、ワンクリックで送信済みアイテムが開きます。メールの確認や再送信がぐっとスピーディーになるので、やり取りが多い方ほど使い勝手を実感できます。
特に、急ぎのやり取りで過去のメールをすぐに確認したいときや、定期的に送信履歴を整理したいときには大活躍します。
リンク先に/outboxを付けたショートカットを作る
デスクトップの空いている場所を右クリックして「新規作成」→「ショートカット」を選びます。
「アイテムの場所を入力してください」の欄に以下をコピー&ペーストします。
“C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16\OUTLOOK.EXE” /outbox
好きな名前を入力します。例として「Outlook 送信トレイ」とすると分かりやすいですよ。最後に「完了」をクリックします。
好きな画像にアイコンを変えて気分を上げる

通常のOutlookアイコンでは物足りないと感じるとき、自分の好きなイラストや写真を使ってアイコンを変えるのがおすすめです。
デスクトップに並ぶアイコンの中でも一目で見つけやすくなるうえ、好きな画像を見るたびにほんのりテンションが上がります。
透明PNGを使うと背景と自然に馴染ませられるなど、プログラマーならではのちょっとした工夫で仕上がりがよりすっきり見えるのも嬉しいポイントです。
ショートカットのプロパティからアイコンの変更をクリックする
デスクトップ上のOutlookショートカットを右クリックして、表示されたメニューから「プロパティ」を選びます。
プロパティ画面が開いたら、ウィンドウ下部にある「アイコンの変更」ボタンをクリックしてください。
もし「アイコンの変更」がグレーアウトしている場合は、必ずショートカット(.lnk)を操作しているかを確認しましょう。プログラム本体(.exe)では変更できません。
よくある質問

Outlookのアイコンが急に消えた原因は何ですか?
- Outlookのアイコンが急に消えた原因は何ですか?
Windowsのアイコンキャッシュが壊れたり、Officeアップデートでショートカットが上書きされたりするとアイコンが消えることがあります。
スタートメニューにOutlookが見当たりません
- スタートメニューにOutlookが見当たりません
Windowsキーを押してアプリ一覧をスクロールし、Microsoft Officeフォルダ内を探すとOutlookが表示されます。
デスクトップにOutlookアイコンを再表示するには?
- デスクトップにOutlookアイコンを再表示するには?
スタートメニューで「Outlook」を検索し、右クリックから「ファイルの場所を開く」を選び、ショートカットをデスクトップへドラッグしてください。
アイコンキャッシュが原因で表示がおかしいときの対処は?
- アイコンキャッシュが原因で表示がおかしいときの対処は?
エクスプローラーを閉じた状態で%userprofile%\\AppData\\Local\\Microsoft\\Windows\\Explorer内のiconcache.dbを削除し、PCを再起動するとキャッシュが再構築されます。
デスクトップにOutlookアイコンがまったく見つからないのはなぜ?
Outlookアイコンがデスクトップに見当たらないのは、インストール時にデスクトップショートカットを作らなかったことがいちばん多いです。Windowsのアイコン表示設定で隠れているケースや、別のユーザーアカウントでインストールしてしまっている場合もあります。Office365版を使っているときは、アプリ起動メニューにショートカットがまとまっていることがあり、探しにくく感じるかもしれません。こうした背景を知っておくと、次に何をチェックすればいいかがハッキリします。
タスクバーにピン留めしたのにOutlookが起動しない?
タスクバーのアイコンをクリックしてもOutlookが反応しないときは、実は複数の原因が混ざっていることが多いです。
- ショートカットパスが古い:インストール場所が変わって情報がずれている
- Office更新中のロック:バックグラウンドでアップデートが進行中
- 管理者権限の不足:ファイルアクセスが許可されていない
- タスクバーキャッシュの破損:見た目だけ残って起動情報が壊れている
中でもタスクバーのピン留めを一度はずして正しい実行ファイルから再登録する方法が手軽で確実です。
このやり方なら古い情報をリセットして、新しくOutlook.exeを直接指定できるので再発もぐっと減ります。
白紙アイコンのOutlookはウイルスかも?
白紙アイコンになってしまっただけで慌てる必要はありません。本来ならOutlookのアイコンがちゃんと表示されるはず…とドキドキしますよね。実は多くの場合、ウイルスではなくアイコンキャッシュの破損やショートカットのリンク切れが原因です。念のためウイルス対策ソフトで軽くスキャンしておくとさらに安心です。
真っ白なアイコンは見た目こそ不安でも、システムそのものには影響しないのがありがたいところです。簡単な操作で元どおりに戻せるので、落ち着いて対応しましょう。
ショートカットを削除してもメールは消えない?
デスクトップにあるのはOutlookを開くためのリンクだけ。メールのデータはExchangeサーバーや.pst/.ostファイルにしまわれているため、ショートカットを消してもメール本体はそのまま残ります。
まとめ

Outlookのデスクトップアイコンが消えて焦ったときは、スタートメニューから直接ドラッグしたり、デスクトップアイコンの表示設定を見直したり、ショートカットを手動作成したりするだけであっという間に戻せます。
どの方法も最新のWindowsとOutlookで確認した手順なので、安心して試してみてください。
これでデスクトップからすぐにOutlookを立ち上げられるようになり、毎日のメールチェックがさらに快適になります。
もしもう一度手順を振り返りたいときは、この記事を参照しながら進めてみてくださいね。楽しいWindowsライフを応援しています。