Outlookで届いたメールにちょっとしたリアクションを送りたいのに、どこを押せばいいのか迷ってしまう瞬間はありませんか?
安心してください。Windowsユーザーとして長年培った経験から、マウスだけで絵文字を添える基本操作と、キー入力で一瞬で気持ちを示す小技まで、すぐに試せる手順を丁寧にまとめました。リアクションを活用すれば返信にかかる時間が減り、読んだよのサインが素早く届いて職場や友人とのやり取りが軽やかになります。
手元のパソコンを開けば、ガイドに沿ってワンクリックの体験を重ねられ、メール処理のストレスがすっきり消えていきます。
Outlookリアクションでメールに気持ちを添えるながれ

メールにリアクションを付けると、短い返事や感謝などをさっと伝えられます。この章ではOutlookでリアクションボタンを使う基本の流れを紹介します。
- Outlookを起動:最新のWindows10/11なら、タスクバーからワンクリックで開けます。
- メッセージ一覧から対象メールを選ぶ:見た目が反転するので、間違いが減ります。
- 画面上部のリアクションアイコンを探す:吹き出しマークの右隣に小さな笑顔アイコンが表示されます。
- 使いたい絵文字をクリック:👍😊❤️など好みのものを選ぶだけで完了します。
- 反映を確認:相手側のメールヘッダーにもリアクションが表示されることをチェックしましょう。
これだけでメールに気軽に気持ちを添えられます。エンジニアなら、Altキー+数字キーのショートカットを使うと、マウス操作なしでさらにスムーズにリアクションできますよ。
読みながらワンクリックでリアクションを付ける

Outlookではメールを開いたまま、件名の横やツールバーに並ぶ絵文字アイコンをワンクリックするだけでリアクションを付けられます。返信を作る手間を省いて、スタンプ感覚で「了解」や「ありがとう」の気持ちを伝えられるのが嬉しいポイントです。
カジュアルな確認や同僚へのちょっとした承認には特に便利です。リボン設定でリアクションを常時表示するようにしておくと、マウスの移動距離が最小限になり、チャット感覚でサクサク使えます。
①Outlookを開いてリアクションしたいメールを選ぶ
パソコン左下のスタートメニューからOutlookをクリックして起動します。
左側のフォルダ一覧から受信トレイを選ぶと、メール一覧が表示されます。
リアクションを付けたいメールを一覧からクリックして選択します。
②メッセージウィンドウ上部の笑顔アイコンにマウスを乗せる
メッセージ画面の一番上に並んだニコニコマーク(リアクションアイコン)にマウスカーソルを合わせます。ほんの一瞬で絵文字リストがポップアップするので、カーソルを動かさずに待ってください。
③好きな絵文字をクリックしてリアクションを付ける
表示された絵文字の中から気分にぴったり合うものを探してクリックします。
クリックするとメール本文の右上にリアクションがすぐに反映されます。
絵文字が見当たらないときは、リアクションアイコンをもう一度クリックして一覧を再表示してください。
④吹き出しマークに自分のアイコンが表示されたか確認する
反応を付けたメールを開き、吹き出しマークにマウスカーソルを重ねます。自分のアイコンが表示されていれば送信が完了しています。
アイコンが切り替わらないときは、Outlookの画面を一度更新(Ctrl+R)すると反映されやすくなります。
メッセージリストからまとめてリアクションを付ける

メッセージリスト上でShiftキーやCtrlキーを使って複数のメールを選択したあと、いっきにリアクションを付けられます。わざわざメールを開かずに一覧上でアイコンをポンポンと押せるので、ちょっとした確認やお礼の返信をまとめて片付けたいときにぴったりです。
①メール一覧で対象メールを右クリック
Outlook(最新バージョン)を開いたら左側のメール一覧を表示します。リアクションを付けたいメールの行にマウスカーソルを合わせて、ゆっくり右クリックしてください。
②リアクションを選ぶをクリック
開いたメールの件名横にマウスを移動すると、吹き出しアイコンが並んで現れます。その中にある笑顔マークをクリックしてください。
クリックすると、ハートや拍手などの絵文字リストが表示されます。
絵文字リストが出ない場合は、ウィンドウ幅を広げると隠れていたアイコンが表示されます。
③絵文字を選んで確定する
絵文字の一覧から気持ちに合うものをクリックして選びます。マウスを合わせるとプレビューされるので、直感的に選択しやすいです。
選んだらポップアップ外をクリックするか、適用ボタンを押すとリアクションとしてメールに反映されます。
④情報バーの通知でリアクション送信済みを確かめる
Outlookのメールウィンドウ上部にある情報バー(青い帯)を確認してください。リアクションを送信すると、「リアクションを送信しました」という小さなメッセージが表示されます。これが見えれば、相手にちゃんと絵文字が届いている合図です。
通知は一瞬だけ表示されることがあるので、絵文字をクリックした直後に画面上部をサッと見渡してチェックすると見逃しにくいです。
リアクションを使いこなしてメール時間をぐっと短縮

定型文を考えるのは手間に感じるときがありますよね。そんなときはOutlookのリアクション機能を使って、テキスト入力なしで気持ちや状況を伝えれば、メール処理がぐっと速くなります。
- サクッとひと押し:既読や確認済みをワンクリックで伝えられる
- 絵文字を揃える:よく使うリアクションをピン留めして迷わず選択
- ショートカット活用:Alt+R(Windows11)ですばやくリアクションパネルを呼び出す
- モバイル連携:スマホ版Outlookでも同じリアクションが同期される
プログラマーならではのクイックアクセスツールバーにリアクションを登録しておくと、どの画面からでもサッと絵文字を使えて便利です。
こうしたひと工夫で、メール確認後のちょっとした返事がサクッと終わり、次の作業へスムーズに移れます。
読んだよサインとして活用する

メールを確認したことを手早く伝えたいときは、リアクション機能がぴったりです。既読サイン代わりに👍などの絵文字をポンとクリックするだけで、返信なしに「読んだよ」を共有できます。会話の流れを邪魔せず、軽い確認だけでOKな場面で活躍します。
Outlookで未読メールを開きリアクションだけで返信代わりにする
Outlook for Windows 365またはOutlook on the webで対象の未読メールをダブルクリックして開きます。
メールの上部にあるスマイリーアイコン(😀)を押してリアクションメニューを表示します。
「👍」「❤️」など好みの絵文字を選ぶと、返信代わりにそのリアクションが相手に届きます。
デスクトップアプリの古いバージョンやプレビューウィンドウではリアクションが表示されないことがあります。
相手の既読確認欄に絵文字が付くかチャットで共有してみる
Outlookのチャット(Teams連携のインスタントメッセージ)を起動します。
テスト対象の相手を選び「このメッセージにリアクション絵文字を付けてみてね」という本文を送信します。
相手が絵文字リアクションを付けると、チャットの既読確認欄に絵文字アイコンが表示されます。
もし反映されないときはOutlookやTeamsを再起動して、キャッシュをクリアすると改善することがあります。
フォルダー整理とセットで効率アップ

フォルダー整理とリアクションは、メール処理のペースをぐっと速める心強いセットです。「要対応」「情報共有」「承認済み」などのフォルダーにサクッと振り分けながら、感謝やOKの気持ちは絵文字リアクションでポンと伝えると、受信トレイが整頓されるうえに返信作業がスムーズに進みます。
- リアクションだけ:短い確認や賛同は絵文字でひとこと返答。
- フォルダー振り分け:対応優先度やカテゴリ別にフォルダーへ移動して一目で管理。
- 振り返りがラク:あとでまとめてフォルダーごとにチェックすれば効率アップ。
リアクション済みメールをクイックステップで自動仕分けする
リアクションを付けたメールをワンクリックで指定フォルダーに移動できるQuick Stepsを作成します。
OutlookのホームタブにあるQuick Stepsグループで「その他」をクリックし、「新しいクイックステップの作成」を選びます。
「アクションの選択」でフォルダーに移動を選び、リアクション済みメール用のフォルダーを指定します。
「ショートカットキーの選択」でCtrl+Shift+数字など好みのキーを設定すると、リアクション後にすぐ移動できます。
リアクションを付けた後、指定のショートカットやQuick Stepsボタンで素早く仕分けましょう。
検索フォルダーにリアクション付きだけを表示させる
反応付きメールだけをササッとチェックしたいときは検索フォルダーに絞り込むと便利です。
Outlookの左ペインで「検索フォルダー」を右クリックし「新しい検索フォルダー」を選びます。
ウィザードで「カスタム検索フォルダー」を選び「条件」ボタンを押します。
「詳細設定」タブの「フィールド」で「本文」を選び、検索語に👍を入力して「追加」をクリックします。
本文に絵文字を含むメールのみがリストアップされます。
ショートカットキーでさらにスピードアップ

ショートカットキーを使うとマウス操作なしでサクッとリアクションがつけられます。Windows11以降でWin+.を押せば絵文字パネルが開くので矢印キーでぴったりのアイコンを選べます。さらにプログラマー視点の裏技としてOutlookのクイックステップにお気に入りの絵文字挿入を登録し、Ctrl+1~5でワンタッチ実行も可能です。こうしておくとメール本文を中断せずに気持ちを伝えられるためやり取りがぐっとスピーディーになります。
Altキーを押しながらRでリアクションメニューを開く
まずOutlookでリアクションを付けたいメールを開き、読み取りウィンドウにカーソルを合わせておきます。
Altキーを押し続けながらRキーを押します。読み取りウィンドウ上にリアクションの絵文字メニューがサッと表示されます。
注意:別のアプリが同じショートカットを使っていると動作しないことがあります。
矢印キーで絵文字を選びEnterで確定する
リアクションメニューが開いたらキーボードだけでパパッと絵文字を選べます。マウスを持ち替える手間が省けてサクサク操作できます。
- 絵文字アイコンにフォーカスを合わせる(Tabキーで移動するかマウスで一度クリック)
- 矢印キー(←→あるいは↑↓)で好きな絵文字まで移動
- Enterキーを押してリアクションを確定
注意点:絵文字候補の横にツールチップなどが表示されると←→キーが効きにくくなることがあります。その場合は↑↓キーで移動してみてください。
よくある質問

- Outlookでリアクションを使うにはどこをクリックすればいいですか?
メール一覧または受信トレイで反応をつけたいメッセージにマウスカーソルを乗せると、右端に笑顔やハートのアイコンが現れます。そのアイコンをクリックするだけで気軽にリアクションを追加できます。
- 一度つけたリアクションを変更や削除できますか?
はい、同じアイコンを再度クリックするとリアクションが解除されます。また別の絵文字を選び直したいときは、現在のアイコンをクリックして新しいリアクションを選べば上書きされます。
- 相手にリアクションをつけたことは通知されますか?
相手のOutlook画面ではメールのプレビュー内に絵文字が表示されますが、別途メール通知は届きません。チャットのようにポップアップしないので、メールの流れを邪魔せずサッと気持ちを伝えられます。
リアクションが表示されないときは?
リアクションが表示されないのは、Outlookのバージョンや設定まわりで制限がかかっていることがよくあります。たとえばこんなケースです。
- Officeのバージョンが古い:最新のコミュニケーション機能が含まれるアップデートが適用されていない場合
- Exchangeサーバーの設定:組織側でリアクション機能がオフになっている場合
- デスクトップ版Outlookの表示モード:クラシックビューなど一部の表示設定で絵文字が隠されている場合
- キャッシュの影響:一時ファイルに古いデータが残り、新しい反応が反映されない場合
絵文字の種類を増やせる?
Outlookのリアクションボタン自体の絵文字は6種類で固定されています。
でもWindows10/11の絵文字パネル(Winキー+.)を使えば1500以上の絵文字を本文に貼り付けられます。またよく使う絵文字はオートコレクトに登録したり、クイックパーツに保存したりするとワンキーで呼び出せるので、メールで伝えたい気持ちの幅がグンと広がります。
リアクションを取り消したいときは?
間違ってリアクションを送ってしまったときも心配いりません。同じ絵文字アイコンをもう一度クリック(またはタップ)するだけで、さっとリアクションが取り消されます。
デスクトップ版ではリアクション上にマウスを重ねて右クリックから「リアクションを削除」を選ぶこともできます。ちょっとしたミスをサクっと直せるので気軽に試してみてください。
まとめ

Outlookのリアクション機能を使えば、ちょっとした気持ちをすぐに伝えられます。
メールを開いて絵文字アイコンをクリックし、好きな表情を選ぶだけで反応が完了します。
「了解」「ありがとう」「いいね」のひと言代わりに、可愛いリアクションをプラスしてみましょう。
忙しいやりとりの中でも、相手に気軽にポジティブな印象を残せるのが嬉しいポイントです。
今日からメール返信に絵文字を取り入れて、もっと軽やかなコミュニケーションを楽しんでくださいね。