Outlookメールが送信トレイに残るときのふんわり解決ガイド!

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Outlookメールが送信トレイに残るときのふんわり解決ガイド!

Outlookで送信ボタンを押したはずのメールが送信トレイに残るまま動かず、相手に届いているか不安になっていませんか?

長く現場で磨かれてきたノウハウを基に、原因を切り分けながら解消する手順を画面の場所とクリック箇所まで示し、さらに再発を防ぐ設定や添付ファイルの扱い方なども表で整理しています。操作の背景やつまずきやすいポイントを吹き出しで補足しているため、専門用語が苦手でも安心して読み進められます。

順番どおりに試すだけで滞っていたメールが送信済みへ移動し、気掛かりな時間がすぐに解消できますので、最初のステップから一緒に確かめ、安心して次の作業へ進みましょう。

目次

僕が試して直したOutlook送信トレイからメールを送り出す方法

僕が試して直したOutlook送信トレイからメールを送り出す方法

Outlook365(Windows11)で送信トレイにメールが残ると、どうしてもそわそわしてしまいますよね。ここでは実体験をもとに試して効果があった方法をまとめています。

  1. Outlookをセーフモードで起動して送信キューをクリアする
  2. Web版Outlook(OWA)で大きな添付ファイルを消して再同期する
  3. アドインをすべてオフにして動作を軽くする
  4. PST/OSTファイルを修復してプロファイルを再作成する
  5. MFCMAPIでメッセージキューを直接確認する(エンジニア裏技)

上記の手順を順に試せば、多くのケースで送信トレイからメールを無事に送り出せるようになります。次からはそれぞれの方法をやさしい手順で解説していきます。

オフラインモードを解除してみる

オフラインモードを解除してみる

ネットワークに問題がなくてもOutlookがこっそりオフラインモードになっていることがあります。オフラインモードだと送信トレイにメールが残ったまま動いてくれないので、まずは画面左上の「送受信」タブからオフライン作業がオンになっていないか確認してみましょう。

オフラインモードを解除すれば、サーバーとの通信が復活してメールがスムーズに送信されることが多いです。特にメールがずっと送信トレイに止まっているときは、これが一番手っ取り早い解決策になるかもしれません。

①リボンの送受信タブを開く

手順
リボンの送受信タブを開く

Outlookを起動して画面上部のリボンにある「送受信」タブをクリックします。

リボンが折りたたまれていて見当たらない場合は、Ctrl + F1キーで展開してみましょう。

それでも表示されないときは、リボン右端の「…」を開いて「送受信」を選べば表示されます。

②オフライン作業のチェックを外す

手順
送受信タブでオフライン作業のチェックを外す

Outlookの画面上部にある送受信タブをクリックします。

オフライン作業ボタンが青く点灯している場合はもう一度クリックしてオフに切り替えます。

オフライン状態のままだと送信トレイにメールが残ったままになるため必ずチェックを外してください。

リボンに送受信タブが見当たらないときは、リボンのカスタマイズから表示設定を確認してみてください。

③送信トレイのメールをダブルクリックして送信ボタンを押し直す

手順
送信トレイのメールを開く

Outlookの左サイドメニューで送信トレイをクリックし、送信待ちのメールをダブルクリックします。

手順
再送信ボタンを押す

開いたメールウィンドウのリボンにある送信ボタンをクリックして、もう一度送信を実行します。

添付ファイルを軽くしてみる

添付ファイルを軽くしてみる

メールが送信トレイから出ないとき、大きな添付ファイルがネックになっていることがあります。画像やPDFをそのまま送りたい気持ちはわかりますが、容量が大きすぎると送信時にタイムアウトしたりネットワーク負荷で止まったりします。

そんなときは、ファイルを軽くしてから再送信を試してみましょう。圧縮ツールでZIP化したり、画像の解像度を落としたりすると、驚くほどスムーズに送れるようになります。

  1. 送信高速化:ファイル容量が小さくなるとサーバーへのアップロードが速くなります。
  2. 失敗防止:大容量によるタイムアウトやエラーを減らせます。
  3. 受信互換:相手先の受信容量制限をクリアしやすくなります。

①送信トレイのメールを開く

手順
送信トレイから詰まっているメールを開く

Outlookを起動し、左側のフォルダ一覧から送信トレイをクリックします。

表示された詰まっているメールをダブルクリックして開きます。

フォルダ一覧が表示されないときは、左上の三本線アイコンをクリックしてナビゲーションを展開してください。

複数アカウントを設定している場合は、対象のアカウント内にある送信トレイを選ぶと迷わず開けます。

②添付ファイルを右クリックして削除

手順
添付ファイルを右クリックして削除

Outlookの送信トレイから該当するメールをダブルクリックして開きます。

本文内の添付ファイルアイコンにマウスポインターを合わせ右クリックします。

表示されたメニューから削除を選んでファイルを取り除きます。

最後に画面左上の保存ボタンを押して完了です。

大きなファイルを外すとネットワーク負荷が減って送信がスムーズになります。

③クラウドリンクで再添付する

送信トレイに残ったままの添付ファイルは、クラウドリンク方式に切り替えるとサクッと送信できます。

手順
メール下書きを開く

Outlookの送信トレイから該当メールをダブルクリックして開きます。

手順
添付メニューからクラウドを選ぶ

メールウィンドウ上部のクリップアイコン横にある▼をクリックし、「クラウドからファイルを挿入」を選びます。

手順
OneDriveからファイルを選択

OneDriveなどのクラウドストレージ画面で再添付したいファイルをクリックします。

手順
リンクのアクセス権を調整

挿入されたリンクの右端にある設定アイコンで、受信者が編集可か閲覧のみか選びます。

手順
送信する

リンクが本文に入っていることを確認してから送信ボタンを押し、送信トレイをクリアします。

④送信ボタンをクリックする

手順
送信ボタンをクリックする

メール作成ウィンドウの右上に並んでいる送信ボタンを狙い定めます。

ボタンが小さく感じるときは、マウスカーソルを合わせてツールチップ「送信」を確認してからクリックすると確実です。

もし画面の表示がズレて押しにくい場合は、Ctrlキーを押しながらホイールを動かして画面を拡大縮小するとボタン位置を調整しやすくなります。

キーボードが得意な場合は、Ctrl+Enterを同時に押すと同じ動作で送信できる便利なショートカットも覚えておくと安心です。

迷惑メールアドインを無効にしてみる

迷惑メールアドインを無効にしてみる

Outlookに組み込まれた迷惑メールアドインが、まれに送信トレイのメールを引っかけてしまうことがあります。このアドインを無効にすると余分なフィルター処理がなくなってメールがスムーズに送信されやすくなります。普段からサードパーティの迷惑メール対策ツールも併用しているときは、相性チェックとして試しやすい方法です。

①ファイルタブを開く

手順
①ファイルタブを開く

Outlook画面の左上にあるファイルをクリックしてメニューを表示します。最新のOutlookでは三本線アイコンの場合があるので、アイコン上にカーソルを合わせて「ファイル」と表示されることを確認してください。

②オプションをクリックする

手順2
オプションをクリックする

Outlookの画面左上にある「ファイル」をクリックし、メニューから「オプション」を選んでください。ここでは送信に関する細かい設定ができます。

プログラマーならAltキー+Fでメニューをすばやく開けます。覚えておくとちょっと便利です。

③アドインを選ぶ

手順
アドインを選ぶ

Outlookの動きを止めているかもしれないアドインを絞り込みます。ファイル→オプション→アドイン画面に移動して、画面下の管理COMアドインを選び、設定をクリックしてください。

  1. リストに並ぶアドインの中でメール送信に不要なものを探します
  2. 特にウイルス対策やカレンダー同期のアドインは一度オフにしてみてください
  3. チェックボックスを外したらOKを押してウィンドウを閉じます

設定後にOutlookを再起動して、送信トレイからのメールが無事に送れるか確かめてみましょう。

④COMアドイン設定で不要なチェックを外す

手順4
COMアドイン設定で不要なチェックを外す

Outlookの左上にある「ファイル」をクリックしてオプション画面を開きます。

左側メニューから「アドイン」を選び、画面下部の「管理: COMアドイン」横にある「設定」を押します。

一覧で普段使わないアドインのチェックを外して「OK」をクリックします。不要な連携が外れることで送信トレイの動作が速くなります。

チェックを外したあとにはOutlookを再起動してください。

実体験ではTeamsやOneNote連携を外したら送信待ちが即解消しました。

⑤Outlookを再起動する

手順
Outlookを完全に終了する

タスクバーのOutlookアイコンを右クリックして「ウィンドウを閉じる」を選ぶかAlt+F4キーでウィンドウを閉じてアプリを完全に終了してください。

手順
Outlookを再起動する

スタートメニューの検索ボックスにOutlookと入力してアプリを選び起動してください。バックグラウンドでメールサーバーへ再接続され送信トレイのメッセージが再送信されます。

プロファイルを作り直してみる

プロファイルを作り直してみる

Outlookのプロファイルはアカウント設定やデータファイルをまとめた箱のようなものです。何かの拍子にこの箱の中身が壊れてしまうと、送信トレイにメールが留まりやすくなります。プロファイルを作り直すことで、設定のもつれをリセットし、スムーズにメールを送り出せるようになります。

  1. 設定を初期化して再構築:壊れた部分がなくなり新しい状態でスタートできます。
  2. トラブルの切り分けが簡単:既存プロファイルと比較しながら原因が探せます。
  3. 大切なデータは残せる:OSTファイルなどはそのまま使う方法もあるので安心です。

①コントロールパネルのメールを開く

手順
コントロールパネルのメールを開く

タスクバーの検索アイコンをクリックし「コントロールパネル」と入力してください。表示されたアイコンを選択したら、右上の「表示方法」を「大きいアイコン」に切り替えます。その中にあるメール (Microsoft Outlook)をクリックして設定画面を開きましょう。

Windowsの表示が英語設定の場合は、「Mail」だけの表記になることがありますので注意してください。

②プロファイルの表示をクリックする

「メール(Microsoft Outlook)」ダイアログが開いたら、画面上部のプロファイルの表示をクリックします。登録済みのプロファイルが一覧で表示されるので、どのプロファイルで問題が起きているかを次のステップで確認しやすくなります。

③追加ボタンで新しいプロファイルを作成する

プロファイル管理画面で追加ボタンを押すと、新しいプロファイル設定フォームが開きます。この操作で既存の送信トレイ設定をリセットできるので、送信できなかった問題をクリアできます。

手順
追加ボタンをクリック

「プロファイルの管理」画面で右上の追加を選んでください。

手順
プロファイル名を入力

わかりやすい名前を入力します。プログラマーなら日時付きなど一意の名前にすると管理が楽になります。

手順
OKを押して完了

表示されるダイアログでOKをクリックして新しいプロファイルを保存します。

新しいプロファイルを作るときは、既存の設定を壊さないように名前や説明を丁寧に付けておくとあとで見分けやすくなります。

④新プロファイルでOutlookを起動し送信を試す

手順
Outlookを完全に閉じる

タスクトレイにOutlookアイコンがないことを確かめ、右クリックメニューの「終了」で完全に閉じます。

手順
「ファイル名を指定して実行」を開く

Windowsキーを押しながらRキーを押し、「ファイル名を指定して実行」を表示します。

手順
新プロファイルでOutlookを起動

入力欄にoutlook.exe /profile プロファイル名と書き、OKをクリックします。プロファイル名は手順③で作成した名前です。

手順
テストメールを送信

新しく起動したOutlookで任意のアドレス宛にメールを作成し送信ボタンを押します。送信トレイに残らず送信できれば成功です。

もしエラーが出る場合はOutlookのバージョンが対応しているか確認し、管理者権限で実行してみてください。

SMTP設定を見直してみる

SMTP設定を見直してみる

送信トレイにメールが残ってしまうときは、SMTP(送信メールサーバー)の設定が小さなズレで引っかかっていることがあります。サーバー名やポート番号、暗号化方式がちょっとでも合っていないと、Outlookがサーバーと通信できずにメールを渡せなくなるケースがよくあるんです。

設定を見直すことで通信エラーの原因をぱっと解消できるので、送信がストップしている状況をすっきり解決しやすくなります。特にプロバイダー変更やパスワード更新のあとには、一度チェックしてみるのがおすすめです。

①ファイルタブのアカウント設定を開く

手順
ファイルタブのアカウント設定を開く

Outlook画面の左上にあるファイルをクリックします。

メニューが開いたら、一番上のアカウント設定を選びましょう。

②サーバー設定をクリックする

手順
サーバー設定をクリックする

アカウント一覧から該当のメールアドレスを選んだら、画面下のサーバー設定ボタンを探してクリックします。設定画面が開くまでしばらく待ちます。

③送信メールSMTPポートを587に変更する

手順
アカウント設定を開く

Outlookを起動し上部メニューの「ファイル」をクリックして「アカウント設定」→「アカウント設定」を選びます。

手順
対象アカウントを選択

一覧から設定を変えたいメールアカウントを選び「変更」ボタンを押します。

手順
詳細設定を開く

「詳細設定」ボタンをクリックして新しいウィンドウを開き、上部タブの「詳細設定」を選びます。

手順
SMTPポートを587に変更

「サーバーのポート番号」の送信(SMTP)欄に587と入力し、「暗号化の種類」をTLSに設定します。

補足:587番ポートはStartTLS対応で安全にメールを送信できるので、メールが送信トレイに残りにくくなります。

④OKを押してテスト送信する

手順
OKを押してテスト送信する

ダイアログでOKを押すとOutlookがテスト送信を行います。送信トレイの動きをチェックして動作を確かめましょう。

渋滞しないOutlookを守るためのちょっとした応用ワザ

渋滞しないOutlookを守るためのちょっとした応用ワザ

送信トレイにたまったメールをすばやく流せる小ワザをまとめました。

応用ワザこんなときにおすすめ
自動再試行ルールの設定ネットワークが不安定で送信が止まりやすいとき
添付ファイルをクラウドに置く大きいファイルで送信がもたつくとき
送受信の間隔を短くする手動で何度もボタンを押したくないとき
セーフモードでプロファイル診断送信トレイがフリーズして操作できないとき
プロファイルの修復ツール活用Outlookの設定に異常を感じたとき

上記のワザを状況に合わせて使い分ければ、渋滞しないOutlookをしっかりキープできます。

メールボックスを週1でほうき掃除する

メールボックスを週1でほうき掃除する

Outlookの送信トレイや受信トレイは気づかないうちにメールがたまってしまいます。その結果として送信が途中で止まったり、検索が遅く感じられたりすることがあります。

そこで週に一度はほうき掃除のように不要なメールをまとめて削除したり、大きな添付ファイルを取り出したりします。これで送信トレイの中身がすっきりして、エラーの芽を減らしつつOutlookの動きを軽やかに保てるようになります。

受信トレイと送信済みアイテムをサイズ順に並べ替えて大きいメールを削除する

受信トレイと送信済みアイテムをサイズで並べ替えると、容量をたくさん使っているメールをぱっと見つけられます。大きな添付ファイルが埋もれていると気づきにくいので、これを機に不要なメールをすっきり片づけましょう。

手順
受信トレイまたは送信済みアイテムを選択

左のフォルダー一覧から「受信トレイ」または「送信済みアイテム」をクリックして、対象のフォルダーを開きます。

手順
表示タブからビュー設定を開く

メニューの「表示」タブをクリックし、「ビューの変更」→「現在のビューを設定」を選んでビュー設定ダイアログを表示します。

手順
並べ替え条件でサイズを指定

「並べ替え…」ボタンをクリックし、フィールドのプルダウンから「サイズ」を選択。並び順は「降順」にして大きい順へ並べ替えます。

手順
大きいメールを選んで削除

一覧の先頭に表示された大きなメールをCtrlキーを押しながらクリックして複数選択し、Deleteキーでまとめて削除します。

重要な添付ファイルを含むメールを誤って消さないように、件名や送信者を必ず確認してください。

削除後はごみ箱フォルダーを空にして、実際の空き容量を増やすとよりすっきりします。

添付ファイルを自動でクラウド化する

添付ファイルを自動でクラウド化する

メールに大きなファイルを添付すると送信トレイに残ってしまうことがあるけど、Outlookには添付ファイルを自動的にOneDrive(クラウド)にアップロードして、リンクを送信する機能があるよ。

この方法を使うと、ファイルサイズを気にせずにメールをパッと送れるし、送信トレイに引っかかるリスクも減るから、遅い回線や容量の大きい資料をよく送るときにとっても役立つよ。

設定はOutlookのオプション画面でワンクリックで有効にできて、プログラマー的にはクラウドリンクのURLを自動生成してくれるので、ファイル共有の手間もぐっとラクになる。

OneDriveアドインをオンにしてリンク添付を既定に設定する

手順
OneDriveアドインを有効にする

Outlookを開いて画面左上のファイルタブをクリックします。

左側メニューからオプション→アドインを開き、画面下部の「管理」ドロップダウンでCOMアドインを選択して設定をクリックします。

一覧にある「Microsoft OneDrive Outlookアドイン」にチェックを入れてOKを押します。

もしアドインが見当たらないときはOfficeを最新にアップデートしてから再確認してください。

手順
リンク添付を既定に設定する

再度ファイルタブ→オプション→メールと進み、メッセージ送信の欄を探します。

「添付ファイルを挿入するときは常にクラウドのリンクを使用する」にチェックを入れてOKをクリックします。

これで以降、添付時に自動でOneDriveリンクが選ばれるようになります。

添付アイコン横の▼から従来のファイル添付にも切り替えられるので、必要に応じて選んでください。

送受信グループの間隔を短くして渋滞前に流す

送受信グループの間隔を短くして渋滞前に流す

Outlookの送受信グループの間隔を短く設定すると、送信トレイにメールがたまってイライラする前に自動でどんどん流れてくれます。わざわざ「送受信」ボタンを押さなくてもいいので、連絡が詰まった大切なやり取りでもストレスがぐっと減ります。

とくに、数分おきに返信を飛ばしたい急ぎのときや、まとめて何通も送る場面にぴったりです。僕はデフォルトの30分から5分に縮めたら、やり取りが格段にスムーズになりました。ネットワーク負荷が気になるなら10分間隔もほどよいテンポで使いやすいですよ。

送受信タブのグループ設定で1分間隔に変更する

手順
送受信グループの定義画面を開く

Outlook上部のリボンで送受信を選び、右側にある送受信グループ送受信グループの定義をクリックします。

手順
自動送受信の間隔を設定する

「グループ名 すべてのアカウント」を選択し、「自動送受信する間隔を設定」のチェックを入れ、分数欄に1と入力します。

手順
設定を保存して閉じる

ウィンドウ右下のOKをクリックして画面を閉じれば完了です。

Outlookをいったん閉じて再起動すると、新しい送受信間隔が確実に反映されます。

自動アーカイブで古いメールを移動する

自動アーカイブで古いメールを移動する

Outlookの自動アーカイブ機能を使うと、一定期間経ったメールを送信トレイから自動で専用のアーカイブフォルダーに移してくれます。送信し忘れや容量オーバーで停滞している古いメールをスッキリ整理しつつ、手動操作の手間を減らせるのがうれしいポイントです。

この方法なら、定期的にバックグラウンドで古いメッセージを振り分けてくれるので、送信トレイに溜まったままのメールが原因で新しいメールも停滞…なんてトラブルを未然に防げます。

  • 自動化でうっかり忘れを防止:古いメールを自動で別フォルダーに移動してくれます。
  • 送信トレイの軽量化:容量やアイテム数が減るため、新しいメールの送受信がスムーズになります。
  • 設定はカスタマイズ可能:移動する期間や対象フォルダーを自分好みに調整できます。

ファイルタブのツールからクリーンアップを設定する

手順
ファイルタブのツールを開く

Outlook画面左上のファイルタブをクリックし、情報画面が出たらツールのドロップダウンを探します。

手順
Mailbox Cleanupで整理する

ツールからMailbox Cleanupを選び、古いメールや大きな添付ファイルを検索して削除またはアーカイブします。とくに送信トレイに滞留しているメールを見つけて整理しましょう。

整理したメールは復元できないので、大切なものはバックアップを取ってから操作してください。

Alt+F→I→Tキーでツールメニューをすばやく開く裏ワザがあります。

よくある質問

よくある質問
Outlookでメールが送信トレイに残ってしまうのはなぜ?

ネットワークが一時的に切れていたり、サーバーに接続できていない場合があります。ステータスバーを確認してオフラインマークが出ていないかチェックすると状況をつかみやすいです。

大きな添付ファイルが邪魔で送信できないときはどうする?

プログラマーとして試した方法ですが、ファイルサイズを半分に分割してから再度添付するとスムーズに送れました。クラウドリンクを共有するのもおすすめです。

うっかりオフラインモードになっていて送信トレイに残る場合は?

「送受信」タブからオフライン作業のチェックを外すだけで復帰します。自分も出張先で誤ってオフラインにして焦ったことがあり、これであっという間に解決しました。

何度やっても送信トレイが動かないときの最終手段は?

プロファイル再作成やOffice修復ツールの実行が効果的です。面倒に感じますが、新しいプロファイルを作ったら設定をコピーするだけなので意外とあっさり直ります。

送信トレイに残ったままでも相手に届いている?

送信トレイにメールが残っているときは、まだ相手に届いていない状態です。Outlookは送信ボタンを押したあとローカルからサーバーへデータをアップロードしようとしますが、ネットワークの不調や大きな添付ファイルが原因で処理が途中で止まることがあります。

相手に確実に届いているか確認したいときは、送信トレイの表示が消えて「送信済みアイテム」に移動しているかチェックしましょう。もし残ったままなら、ネットワーク接続を見直してから再度送信を試すと安心です。

オフライン作業のチェックが外せないときはどうする?

時々「オフライン作業」のチェックがグレーアウトして外せないことがあります。こんなときはコマンドラインからOutlookをオンライン起動すると確実です。具体的にはショートカットや実行ダイアログで「outlook.exe /online」を指定するだけなので、メニューをいじれない状況でも手軽に切り替えられます。プログラマーらしい裏ワザですが、グレーアウトトラブルには強力な対策です。

添付が大きすぎて開けないメールをどう救出する?

大きすぎる添付ファイルは送信トレイでいつまでも待機状態になりやすいです。こうしたときはファイルを適切に分割したり、クラウド共有リンクに置き換えたりすると、メールをすばやく再送できるようになります。

  1. ファイルサイズを確認:プロパティから実際の重さを把握すると分割や圧縮の目安がわかりやすいです
  2. Zipで圧縮:右クリック→送る→圧縮フォルダーでサイズダウンを図れます
  3. OneDriveリンクを利用:添付ではなくリンク共有にすると受信者もワンクリックで開けます
  4. 分割して複数メールに:大きいファイルは複数通に分けて添付するとOutlookの負荷を減らせます

プロファイルを作り直すと過去メールは消える?

「プロファイルを作り直すと過去メールが消えちゃうんじゃないか」と心配になりますよね。まず安心してほしいのですが、ExchangeやIMAPで同期しているメールはサーバー上に残るので、新しいプロファイルを作っても消えません。

ただし、POPで受信しているメールやローカルに保存したPSTファイルは、デフォルト設定のままだと新プロファイルに紐づけられないことがあります。大事なメールは事前にエクスポート機能でバックアップを作っておくのがおすすめです。

経験則としては、プロファイルを削除する前に「データファイル」タブから現在使っているPST/OSTの場所をメモし、ファイルをコピーして安全な場所に置いておくと安心です。新しいプロファイルでアカウントを再設定したあと、コピーしたPSTを「開く」から読み込めば、過去メールがそのまま楽しめます。

職場のセキュリティソフトが邪魔しているか確かめるには?

職場のセキュリティソフトは、メールを送信するプロセスを常時チェックしているので、そこで引っかかってOutlookの送信トレイに滞留してしまうことがあります。

自分でざっくり確かめられるポイントは以下の通りです。

  1. ウイルス対策ソフトのリアルタイム監視
    一時的にメールスキャン機能だけをオフにして、送信が進むか確かめる。
  2. パーソナルファイアウォール
    Outlook.exeの通信がブロックされていないか設定画面でステータスをチェックする。
  3. プロキシ/VPN経由のネットワーク制限
    プロキシ設定を一時解除して、直接接続で送信ができるか試してみる。

上記のどれかをオフにしたり設定を緩めたりして送信できれば、邪魔をしているソフトや機能が特定できます。そのあと必ず元に戻してから、IT管理者に相談して正式な許可設定を依頼しましょう。

まとめ

まとめ

これまでに紹介した手順を順番に実践すれば送信トレイに残るメールもスムーズに送り出せるはずです。まずはネットワーク接続やオフラインモードを確認して、次に容量の大きい添付ファイルを分割もしくはクラウド利用に切り替えましょう。最後にOutlookの再起動や最新アップデートの適用を行えばトラブルをぐっと減らせます。

もし改善しない場合はプロファイルの修復や新しいプロファイル作成も試してみてください。これらは少し手間に思えても、一度設定しておくと同じトラブルが再発しにくくなるのでプログラマー的にもおすすめの一手です。

これで送信トレイ問題は克服できるはずです。さあ、気持ちよくメールを送り出して次の作業に集中しましょう!

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