Outlook文字サイズ変更でメールが読みやすくなる!らくらく設定ガイド

※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています。
Outlook文字サイズ変更でメールが読みやすくなる!らくらく設定ガイド

Outlookのメール本文が小さくて読みにくいけれど、どこで文字サイズ変更をすれば良いのか迷ってしまうことはありませんか?

ここでは、長年Windowsで作業を重ねた経験から、リボン操作や既定フォント設定、ズーム機能など複数の方法を丁寧に示し、パソコンが初めてでも安心してメールを読み書きしやすくなる工夫をお伝えします。

操作手順にそって設定すれば、次のメールから画面を覗き込む必要がなくなりますので、ぜひ手元のOutlookを開き、快適さを体験してみてください。

目次

Outlookで文字サイズを自由に変えるための具体的な手順

Outlookで文字サイズを自由に変えるための具体的な手順

Outlookの文字サイズは大きく分けて三つの方法で自由に変えられます。

  1. メール作成の既定フォント設定を変更:送信するときの文字サイズを自分好みにカスタマイズできます。
  2. リーディングペインのズーム倍率を調整:受信メールを開いたまま⏤ズームスライダーで瞬時に大きさを変えられます。
  3. 表示タブから全体ズームを設定:画面全体の文字やアイコンをまとめて見やすくできます。

メール作成時はCtrl+Shift+Pでフォント設定を一発で呼び出せるので、色々試したいときにとても便利です。

リボン操作でメール本文の文字サイズをその場で変える

リボン操作でメール本文の文字サイズをその場で変える

メールを作成中にリボンから文字サイズを変えられるので、いちいち設定画面を開く必要がありません。

作成ウィンドウの上部にある「メッセージ」タブをクリックすると「フォント」グループ内にサイズ調整のドロップダウンと拡大・縮小ボタンが現れます。サイズを変えたい部分を選択して、ドロップダウンから数値を選ぶか「あ>A」ボタンで段階的に大きく、「A<あ」ボタンで小さくしてみましょう。

変更はリアルタイムに反映されるので、見た目を確認しながら使えます。プログラマーならではの小技として、リボンを右クリックしてクイックアクセスツールバーに追加すると、いつでもワンクリックで文字サイズが操作できて便利です。

①新規メール作成ウィンドウを開く

手順
①新規メール作成ウィンドウを開く

Outlookを起動後、画面左上にある「新しいメール」ボタンをクリックします。

キーボード派ならCtrl + Nを押すだけで、すぐにメール作成ウィンドウが立ち上がります。

リボンが隠れているとボタンが見つかりにくいので、画面右上のピンアイコンをクリックしてリボンを表示するとスムーズです。

Web版Outlookを使っている場合は、左上の「新規メッセージ」アイコンを選ぶと同じ操作ができます。

②メッセージタブのフォントサイズプルダウンをクリック

手順
メッセージタブのフォントサイズプルダウンをクリック

リボンのメッセージタブを開いたら、フォント操作欄にあるフォントサイズプルダウンをクリックします。ここで数字がずらりと並ぶので、読みやすいサイズを選んでみましょう。

③希望のポイント数を選択して確定する

手順
③希望のポイント数を選択して確定する

フォントサイズのプルダウンを開くと9ポイントから72ポイントまで選べます。実体験ではメール本文は10~12ポイントが読みやすい印象です。

希望のポイント数をクリックで反映したらOKを押して設定を確定しましょう。あとから再調整もできるので、サイズを試して好みを見つけてください。

④変更後の文字で本文を入力して送信する

手順
変更後の文字で本文を入力して送信する

本文エリアをクリックして、設定した文字サイズでメールの本文を入力します。

入力しながら見やすさを確認しましょう。

内容が整ったら、画面上部にある送信ボタンをクリックしてメールを送信します。

既定フォントの設定を変えて毎回の文字サイズを固定する

既定フォントの設定を変えて毎回の文字サイズを固定する

Outlook for Microsoft 365(Windows 11最新バージョン)では、オプション画面から既定フォントを設定し直すことで新規メールや返信時の文字サイズを毎回固定できます。

この方法なら、いちいちメッセージ作成画面でサイズ調整しなくても好みの大きさで書き進められます。定型メールが多くて文字サイズにムラが出がちな人や、いつでも同じ見た目を維持したい人におすすめです。

①ファイルタブを開く

手順
①ファイルタブを開く

Outlook画面の左上にあるファイルをクリックしてください。ここから設定メニューに進めます。

②オプションをクリック

手順
オプションをクリック

「ファイル」をクリックしたあと、左側のメニューをいちばん下までスクロールして「オプション」を選んでください。ここが文字サイズカスタマイズの入り口です。

③メールを選ぶ

手順
メールを選ぶ

Outlookオプション画面の左側に並ぶ項目からメールをクリックしてメール設定に切り替えます。

アイコンだけ表示されているときは、カーソルを重ねるとラベルが出るので、迷わず選べます。

④ひな形およびフォントボタンを押す

手順
ひな形およびフォントボタンを押す

まずOutlookの画面上部にあるリボンからひな形アイコンをクリックします。

続いて表示されたメニューの中からフォントボタンを探して押してください。

これで文字スタイルの設定画面が開きます。好みのフォントやサイズにサクッと変更できるので、読みやすさがグッとアップします。

⑤新しいメール作成のフォントをクリック

新しいメール作成画面上部のリボンにあるフォントと書かれた部分をクリックします。

プログラマー目線:お気に入りのフォントは上部にピン留めできるので、よく使う書体をサクッと選べます。

⑥サイズ欄で好みの値を入力

フォントのサイズ欄に数値を直接入力します。たとえば14と入力してEnterキーを押すと、そのサイズが反映されます。

半角数字で入力するのが大切です。慣れてきたら小数点(13.5など)も試せますが、環境によっては丸められることがあるので注意してください。

注意点 フォントサイズはpt(ポイント)単位です。数値を大きくしすぎるとレイアウトが崩れることがあります。

補足 Outlookで指定できる最大値は標準のドロップダウンにない場合がありますが、実際には1〜163ポイントまで入力可能です。

⑦OKを押してダイアログを閉じる

手順
OKを押してダイアログを閉じる

希望の文字サイズを選んだら、画面右下のOKボタンをクリックします。

これでダイアログが閉じられ、設定した文字サイズがすぐにメール作成画面や受信メールに反映されます。

反映されないときは、Outlook自体を一度再起動するとスムーズに切り替わります。

⑧再度OKを押してオプションを閉じる

設定を反映させるには、オプション画面の下部にある「OK」をもう一度クリックします。これで文字サイズの変更が確定され、オプションウィンドウが閉じます。

ズーム機能で受信メールの閲覧文字を一時的に拡大する

ズーム機能で受信メールの閲覧文字を一時的に拡大する

Outlookの受信トレイで読みたいメールをクリックすると、画面右下にズームスライダーが表示されます。このスライダーを左右に動かすだけで、閲覧中のメール本文の文字を一時的に大きくしたり小さくしたりできます。

メッセージごとに設定が保持されず、新しいメールを開くと標準の100%表示に戻るので、フォント設定を変えずに読みやすさだけ調整できるのが嬉しいポイントです。

  1. 手軽に拡大:マウス操作だけで文字サイズを調整できます。
  2. 設定が残らない:一度閉じれば元のサイズに戻ります。
  3. 全体に影響なし:他のメールや新規作成画面の文字には影響しません。

①受信メールをダブルクリックで開く

手順
メールをダブルクリックして開く

受信トレイで読みたいメールを探します。

読みたいメールの件名や差出人のあたりをマウスでさっと2回クリックしてください。

2回目のクリックで別ウィンドウがぱっと開き、本文が見られるようになります。

マウスのクリック感には個体差があります。ダブルクリックと認識されないときは、コントロールパネルから「マウス」設定を開き、ダブルクリックの速度をゆっくりめに調整するとスムーズになります。

トラックパッドを使っている場合は、軽く2回タップで同じ動作になります。ゆったりタップすると確実に開けますよ。

②メニューバーからズームを選ぶ

手順
メニューバーからズームを選ぶ

Outlookウィンドウ上部の表示タブをクリックします。リボンメニューが現れたら、右側に並ぶアイコンの中からズームを探してクリックしてください。既定では100%に設定されています。

③パーセント指定で拡大率を決めOKを押す

拡大率を設定するダイアログが開いたら、<拡大率>欄に見やすい数字(たとえば100や125など)を直接入力するか、上下の矢印で調整します。その後、<OK>をクリックするとメール画面の文字が指定した割合で拡大されます。実際の見え方を確認しながら、心地よいサイズを探してみましょう。

④閉じても設定はメールごとに保持される

手順
閉じても設定はメールごとに保持される

Outlookで調整した文字サイズはメールごとにテンプレート情報として残るため、ウィンドウを閉じて再度開いても同じ大きさで表示されます。これで何度もサイズを変え直す手間が省けます。

別のメールでは別のサイズ設定が可能なので、相手や内容に応じて使い分けられるのも便利です。

細かい部分だけ文字を大きくして強調したいときなど、場面に合わせてこまやかな調整ができます。

Windowsの拡大縮小設定でOutlook全体の表示を大きくする

Windowsの拡大縮小設定でOutlook全体の表示を大きくする

Windowsの拡大縮小設定を使うと、Outlookだけでなくデスクトップ上の文字やアイコン全体をまとめて見やすくできます。特に小さな画面や高解像度ディスプレイでは、150%や175%などの拡大率が効果的で、画面全体の文字が大きくはっきり表示されるようになります。

設定はWindows10/11の「設定」→「システム」→「ディスプレイ」→「拡大縮小とレイアウト」から行います。変更するとOutlookのフォルダーリストやメッセージ一覧、リボンまで一気にサイズアップできるので、個別に細かい表示調整をしなくても快適にメールを読めるようになります。

①デスクトップを右クリックしてディスプレイ設定を開く

手順
デスクトップを右クリックしてディスプレイ設定を開く

デスクトップの何もない部分でポチッと右クリックすると、メニューがふわっと現れます。その中から「ディスプレイ設定」を選ぶと、設定画面が開きます。

タッチパッドでの右クリックが慣れないときは、キーボードのShift+F10キーでも同じメニューを呼び出せます。

②拡大縮小設定で推奨値より大きい数字を選ぶ

手順
ディスプレイ設定を開く

タスクバーのWindowsアイコンをクリックして歯車アイコンの設定を選びます。

システム>ディスプレイをクリックすると拡大縮小の項目が表示されます。

手順
推奨値より大きい数字を選ぶ

拡大縮小とレイアウトのプルダウンから100%以上の値をプルダウンで選びます。

文字が読みにくい場合は125%や150%など、自分の見やすい数値に設定してみてください。

選びすぎると画面全体が大きくなりすぎるので、段階的に調整すると目に優しいです。

設定変更後はOutlookを再起動すると反映がスムーズです。

③Outlookを再起動してサイズを確認する

手順
Outlookを再起動してサイズを確認

変更を反映させるためにOutlookを完全に終了します。画面左上のファイルタブから終了を選択すると安全に閉じられます。編集中のメールは下書きに保存しておいてください。

数秒待ってからデスクトップやタスクバーのOutlookアイコンをダブルクリックして再起動します。新規作成画面や受信トレイを開いて、文字の大きさが希望通りになっているか確認しましょう。まだ前のサイズのままの場合はタスクマネージャー(Ctrl+Shift+Esc)でoutlook.exeを終了し、再度立ち上げると反映されることがあります。

文字サイズ変更が身についたら試したい便利ワザ

文字サイズ変更が身についたら試したい便利ワザ

文字サイズを自在に変えられるようになった後は、さらに効率アップを目指してこれらのワザを活用してみましょう。

ワザ使いどころ
ショートカットでズーム調整読みたいメールを開いたまま Ctrl+マウスホイールで一気に文字サイズをアップダウンできます。
条件付き書式で重要メール強調特定の差出人や件名に合致したメールだけ文字サイズを大きく設定して見落としを防げます。
ビュー設定でフォルダごとに固定リストビューの差出人・件名フォントもまとめて調整すればフォルダごとの見やすさがバツグンです。
クイックステップにズーム値登録よく使うズームレベルをクイックステップに組み込むとワンクリックで好みの文字サイズに切り替わります。

これらのワザを組み合わせると、気になるメールもサクサク読めるようになりますよ。

クイックアクセスツールバーにフォントサイズを登録してワンクリック

クイックアクセスツールバーにフォントサイズを登録してワンクリック

リボンのすぐ上にあるクイックアクセスツールバーにフォントサイズを登録すると、メール作成画面を閉じずにワンクリックで文字サイズを切り替えられます。

ちょっと細かい文字にしたいときや大きめで読みやすくしたいときに、リボンを開いてタブを切り替える手間がなくなり、滑らかに作業が進みます。

プログラマー視点だと、頻繁に切り替える設定ほどクイックアクセスツールバーに登録しておくと、手元のマウス操作を最小限に抑えられるのでおすすめです。

ファイルタブでオプションを開きクイックアクセスツールバーを選ぶ

手順
「ファイル」タブをクリック

画面左上にあるファイルタブを押します。

手順
オプション画面で「クイックアクセスツールバー」を選択

開いたオプションの左メニューからクイックアクセスツールバーをクリックします。

よく使うコマンドを登録すると、リボンを切り替えずにすばやく実行できるようになります。

コマンドの選択でフォントサイズを追加してOKを押す

手順
フォントサイズコマンドを探す

コマンドの選択ドロップダウンからすべてのコマンドを選んで、リストから「フォントサイズ」を探します。

手順
追加ボタンをクリック

「フォントサイズ」を選択した状態で、中央の追加ボタンを押します。

手順
OKを押して完了

設定を反映させるためにウィンドウ右下のOKを押して閉じます。

返信メールでも必ず大きな文字を保つひな形の活用

返信メールでも必ず大きな文字を保つひな形の活用

Outlookのクイックパーツ(定型文)機能で、返信メール用に文字サイズを大きくしたひな形を作れます。

ひな形を呼び出すだけで、本文に自動で大きな文字が適用されるので、毎回サイズを直す手間がなくなります。

  1. 手間を減らせる:毎回フォントサイズを設定せずに済むのでスムーズです
  2. サイズばらつき防止:誤って小さい文字になる心配がなくなります
  3. 統一感アップ:社内外で同じ見やすさを保てます

プログラマー視点では、リボンにクイックパーツを登録しておくと、ショートカットキーで瞬時に呼び出せるようになります。

ファイルタブからひな形およびフォームを開きテンプレートを保存する

メール本文を整えたら、テンプレートとして保存する準備をしましょう。

手順
ファイルタブを開く

Outlook画面左上のファイルタブをクリックします。

手順
ひな形およびフォームを選ぶ

左メニューの新規を選択し、表示された一覧からひな形およびフォームをクリックします。

手順
Outlookテンプレートで保存する

「ファイルに名前を付けて保存」画面でファイルの種類Outlookテンプレート(*.oft)に変更し、好みの名前を付けて保存を押します。

テンプレートは用途や日付を含めて管理すると、後で探しやすくなります。

新規作成時に保存したテンプレートを選んで送信する

手順1
新規メールを開く

Outlookの画面左上にある新規メールをクリックして、メール作成ウィンドウを表示します。

手順2
フォーム選択ダイアログを開く

作成ウィンドウのホームタブから「新しいアイテム」→「その他のアイテム」→「フォームの選択」をクリックします。

手順3
保存済みテンプレートを選ぶ

「フォームの選択」画面でプルダウンをユーザーテンプレート(ファイル システム)に切り替えます。保存しておいたテンプレート名をダブルクリックしてください。

手順4
内容を確認して送信

テンプレートに設定した件名や本文が読み込まれます。必要に応じて追記し、送信ボタンをクリックして完了です。

キーボードショートカットで即座にズーム率を変える

キーボードショートカットで即座にズーム率を変える

キーボードショートカットを使うと、リボンを開かずにズーム率を切り替えられます。

Windows版の最新Outlookでは、Ctrl+プラスキーで拡大、Ctrl+マイナスキーで縮小が利用できます。ショートカットだけで手早く調整できるので、細かい表や長文を読むときにとても便利です。

手が離せない作業中でも、キーボードだけでサッと倍率を変えられるから、集中を切らさずにメールチェックが進みます。覚えておくと作業効率がグッとアップしますよ。

Ctrlキーを押しながらマウスホイールで拡大縮小する

読みたいメールが表示された状態でCtrlキーを押し続けながらマウスホイールを手前に回すと文字が小さくなり、奥に回すと大きくなります。この方法ならメニューを開かずにサクッと拡大縮小できます。

ズームは読み取りウィンドウ全体に適用されるので、元のサイズに戻したいときはウィンドウ右下のズームスライダーで調整しましょう。

ホイールの回転量が小さすぎると変化が分かりにくいので、しっかり回すかタイミングをゆっくりめに試すと操作がスムーズです。

数値入力ならCtrl+Alt+Plusでズームダイアログを呼び出す

手順
Ctrl+Alt+Plusキーでズームダイアログを呼び出す

数値指定ができるズーム画面を出すには、テンキーにある「+」キーをCtrlとAltと一緒に押します。

ノートPCなどテンキーがない場合は、Fnキーと併用して「+」を入力してみてください。

これで倍率を直接打ち込めるダイアログがパッと現れます。

よくある質問

よくある質問
Outlookでメール本文の文字サイズが変わらないのですがどうすればいいですか?

読み取りペインで見ているだけだと一度の拡大設定しかできません。本文の既定サイズを変えるには、ファイルオプションメールステーショナリとフォントで「新しいメール作成用」「返信/転送用」「プレーンテキスト用」のフォントサイズをそれぞれ設定してください。実体験から言うと、HTML形式とテキスト形式で分けると意外と見やすさが変わります。

受信トレイのメール一覧だけ文字を大きくしたいんですが?

メール一覧の文字はビュー設定で変えられます。表示タブ→ビューの設定その他の設定を押して「列見出しフォント」と「行フォント」を調整すると一覧部分だけ大きくなります。プログラマー目線だと、見やすいフォントサイズは13~14ptくらいがグッドです。

一度変えたフォント設定を初期状態に戻す方法はありますか?

ステーショナリとフォント画面で、各ボタンの「フォント」欄にある既定のフォントに戻すをクリックするとすべてリセットできます。もしボタンが見当たらないときは、一度Officeを再起動すると表示されることがあります。

文字サイズを変えても相手に同じ大きさで届く?

文字サイズを自由に調整してメールを送っても、相手の画面で必ず同じ大きさに見えるわけではありません。OutlookではメールをHTML形式で扱い、本文に設定したフォントサイズ(ptなど)は多くのメールソフトでそのまま反映されますが、受信側が既定の文字サイズを優先したり、ズーム機能を使ったりすると見え方が変わることがあります。

もし相手先できちんと同じサイズを確認したいときは、送信前に自分の別アカウントや同僚のアドレスにテスト送信してみるのがおすすめです。実体験では、HTML形式でフォントタグやスタイル指定をしっかり埋め込むとずれが少なくなりましたので、安心して使ってみてください。

返信時のフォントサイズが勝手に変わるのはなぜ?

Outlookは返信や転送のとき、元のメールに使われていた書式をそのまま引き継ごうとするしくみが働きます。そのため、相手のメールで指定されていたフォントサイズが返信ウィンドウにも適用され、いつものサイズとずれて見えることがあります。

とくにHTML形式のメールだと、スタイル情報が残りやすいため、自分の既定フォントと見た目が変わる原因になりやすいです。

Outlookのメニュー文字が小さいときはどうする?

Outlookのメニュー文字が小さいと感じるときは、Windows側とOutlook側の二つの方法でスッキリ解決しよう。

  1. Windowsの拡大率を調整:ディスプレイ設定で拡大率を125%や150%に変更すると、全体の文字がくっきり大きくなる。
  2. Outlookのリボン表示を工夫:リボンの空白部分を右クリックしてリボンのユーザー設定を開き、「アイコンとテキストを表示」に切り替えると見やすくなる。
  3. 高DPI設定を上書き:Outlook.exeのプロパティ→互換性タブ→「高DPI設定の変更」で「DPIスケールを上書き」にチェックするとUI全体が拡大される。

試してみると、Windowsの拡大率とOutlookの設定を組み合わせることでバランスよく文字サイズを大きくできるよ。

マルチディスプレイ環境では、それぞれのモニターに合わせた拡大率にしておくと文字サイズのズレが気になりにくくなる。

変更が保存されないときはどうすればいい?

せっかく設定した文字サイズが、Outlookを再起動すると元に戻っていると少し焦りますよね。何度も同じ手順を繰り返すのは面倒に感じるかもしれません。

主な原因には、キャッシュされたビュー設定が優先されていることや、利用しているアドインがフォント情報を書き戻せないこと、さらにOfficeプログラム自体に軽い不具合があるケースがあります。

次のステップで、それぞれの原因に合わせた対処法をご紹介しますので、順にチェックしてみてください。

まとめ

まとめ

Outlookで文字サイズを変えるには大きくわけて三つの方法がある。それぞれの手順を覚えれば、読みづらいメールもサクッと快適になる。

1つ目はメール作成画面のズームスライダーで一時的に文字を拡大縮小する方法。2つ目は表示タブのズームを使って受信メール全体をまとめて読みやすくする方法。3つ目はオプションの「メール」→「ステーショナリとフォント」で常に見やすいフォントサイズをデフォルト設定する方法。

どの方法も数クリックで完了するので慣れれば一瞬。あなた好みの文字サイズを設定して、毎日のメールがぐっと読みやすくなればうれしい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次