スタートメニューが開かない!?Windows初心者でもすぐ直せるやさしい解決術

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スタートメニューが開かない!?Windows初心者でもすぐ直せるやさしい解決術

朝一番、windowsでスタートメニューが動かず開かないままアイコンも表示されない経験はありませんか。

原因を見つける前に再起動を繰り返すと時間だけが過ぎてしまいます。ここでは実際に同じ症状を直した手順を順番通りに紹介し、設定の確認からコマンド修復まで無駄なく進められるようにまとめました。トラブルが再発したときの応用ワザも交えているので、作業効率を落とさずに普段どおりの操作を取り戻せます。

手元のパソコンを用意し、ゆっくり読み進めるだけで準備は十分です。まずは最初のチェックポイントから試し、スタートボタンが再び光る瞬間を体感してください。

目次

スタートメニューが開かないときの直し方をゼロからていねいに

スタートメニューが開かないときの直し方をゼロからていねいに

急にスタートメニューが反応しなくてドキッとした経験はありませんか。Windows 11でも起こり得るトラブルですが、焦らず順番に試せば復旧できます。

  1. エクスプローラーの再起動:抑えがたい挙動乱れをすっきり解消
  2. PCの再起動:一時的な不具合をリセット
  3. スタートメニューの設定を見直し:タブレットモードや全画面表示のON/OFFを確認
  4. システムファイルの修復:sfcコマンドで破損ファイルを正す
  5. Windowsの更新:最新パッチで既知の不具合を解消

エンジニア目線のひとこと:システムファイル修復前にWindows PowerShellのプロファイルが邪魔することもあるので、notepad $PROFILEで開いて不要な設定を一旦コメントアウトしておくとスムーズです。

エクスプローラーを再起動してみる

エクスプローラーを再起動してみる

スタートメニューが急に反応しなくなったときは、パソコン全体を再起動する前にエクスプローラーだけをリフレッシュしてみましょう。エクスプローラーを再起動すると、デスクトップやタスクバーの動きがリセットされるので、スタートメニューがふたたび開くようになることが多いです。作業中のほかのアプリは影響を受けにくいため、すぐに試せる手軽な方法です。

①タスクバーを右クリックしてタスクマネージャーを開く

英語環境では「Task Manager」と表示されるので、同じ位置を探してみてください。

②エクスプローラーを選んで再起動ボタンを押す

手順2
エクスプローラーを選んで再起動ボタンを押す

タスクマネージャーのプロセス一覧から「エクスプローラー」を探してクリックしてください。画面右下にある「再起動」ボタンを押すと、デスクトップやタスクバーが一度消えてから再表示されます。

③スタートボタンをクリックして動くか試す

パソコンを再起動してリフレッシュする

パソコンを再起動してリフレッシュする

パソコンを再起動するのは、一番かんたんで確実な対策です。いったん電源をオフにしてから入れ直すことで、メモリにたまった余計なデータがクリアされ、バックグラウンドで動く小さなトラブルもリセットされやすくなります。スタートメニューだけでなく全体の動きがもたついていると感じたら、じっくりリフレッシュするつもりで再起動してみてください。

①AltとF4を押してシャットダウンウィンドウを出す

手順
デスクトップ画面をアクティブにする

スタートメニューなどが開いているときは、何もない背景部分を左クリックしてデスクトップを前面にします。

手順
AltとF4を同時に押す

キーボードのAltキーを押しながらF4キーを押すと、シャットダウンのウィンドウが表示されます。

注意点:他のアプリがフルスクリーンで開かれていると反応しにくいため、必要ならAlt+Tabでデスクトップに切り替えてから実行してください。

②再起動を選んでOKをクリックする

手順
再起動を選んでOKをクリックする

プルダウンメニューをクリックして「再起動」を選びます。最後に「OK」ボタンを押すと、Windowsが再起動します。開いているファイルは事前に保存しておくと安心です。

③ログイン後にスタートメニューを開いてみる

Windowsのスタートメニューを開く画面

ログインできたら、Windowsキーを押すか画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開いてみましょう。

再起動直後は裏でいろいろな処理が動いているため、メニューが表示されるまで10秒ほど待つ場合があります。

もしキーボードのWindowsキーが効かないときは、Fnキーの設定や専用ソフトで無効化されていないかチェックしてみましょう。

システムファイルをスキャンして修復する

システムファイルをスキャンして修復する

スタートメニューが急に開かなくなったとき、実は裏でシステムの大事なファイルが壊れていることがあります。

そんなときに頼りになるのがWindowsに最初から入っている修復ツールです。このコマンドを使うと、自動でファイルの整合性をチェックして壊れた部分を直してくれます。

手軽に試せるうえに多くのトラブルで効果が実証されているので、まずはこの方法で様子を見てみるといいでしょう。

①WindowsキーとXキーを押してPowerShellを管理者で開く

②sfc/scannowと入力してEnterを押す

Windowsのスタート検索でcmdと入力して「コマンドプロンプト」を管理者として実行する画面
手順
②sfc /scannowと入力してEnterを押す

PowerShellの黒い画面に切り替わったら、sfc /scannowと入力してEnterキーを押してください。システムファイルのチェックが自動で始まり、破損しているファイルがある場合は修復を試みます。処理には数分かかることがあるので、完了するまでそのままお待ちください。

③完了したら再起動してスタートメニューを確認する

手順
③完了したら再起動してスタートメニューを確認する

画面左下のWindowsアイコンを右クリックし「シャットダウンまたはサインアウト」→「再起動」を選んでください。PCが再起動したら、スタートボタンをクリックして正常にメニューが開くかどうか確かめましょう。

再起動直後はシステムが裏で動くため、数秒待ってからメニューを開くとスムーズに表示されます。

スタート設定をリセットして初期状態に戻す

スタート設定をリセットして初期状態に戻す

スタートメニューのタイル配置がぐちゃぐちゃになってどこに何があるかわからなくなったときは、スタート設定をリセットして初期状態に戻すのがおすすめです。個別のカスタマイズだけがクリアされて、アプリやデータはそのまま残るので、気兼ねなくレイアウトをまとめ直せます。何度も手動で並び替えてつまずいた経験があるときほど、リセットの手軽さに助けられます。

①PowerShellでGet-AppxPackageコマンドを実行する

WindowsのPowerShellに「Get-MpComputerStatus」コマンドを入力して実行する画面
手順
PowerShellを管理者として起動する

画面左下のスタートボタンを右クリックして「Windowsターミナル(管理者)」を選びます。

手順
Get-AppxPackageコマンドを実行する

以下のコマンドをコピーして貼り付け、Enterキーを押してください。インストール済みアプリの一覧が表示されます。

Get-AppxPackage -AllUsers | Select Name, PackageFullName

②処理が終わったらWindowsを再起動する

手順
再起動メニューを開く

デスクトップの何もない場所を右クリックして表示されたメニューから、「シャットダウンまたはサインアウト」にカーソルを合わせてください。

手順
Windowsを再起動する

表示されたサブメニューから「再起動」を選んでクリックしてください。自動で開いていた画面やプロセスがすべて閉じられ、Windowsがシャットダウンと起動を順に行います。

③スタートメニューが表示されるかチェックする

Windowsのスタートメニューを開く画面

スタートメニューが復活したか確認しましょう。

手順
スタートメニューを開く

キーボードのWindowsキーを押すか画面左下のスタートアイコンをクリックしてください。

手順
表示の有無を確認する

スタートメニューが画面に現れれば問題ありません。反応がなければ次の手順に進んでください。

スタートメニューがよみがえったらもっと便利に使おう

スタートメニューがよみがえったらもっと便利に使おう

スタートメニューが戻ったら、日々の作業をもっとスムーズにする応用テクニックを試してみましょう。

応用テクニック役立つシーン
よく使うフォルダをピン留め頻繁にアクセスする書類やプロジェクトを即開きたいとき
アプリをグループ化ジャンル別にまとめて作業モードを切り替えたいとき
パワーユーザーメニューを活用設定画面やシャットダウン操作をすばやく呼び出したいとき
検索ボックスにコマンド入力管理者権限ツールやレジストリエディターを直接起動したいとき
全アプリ一覧をカスタマイズアプリ数が増えたときに並び順を整理したいとき

タイルをドラッグして自分の並びに整える

タイルをドラッグして自分の並びに整える

タイルをドラッグすれば、スタートメニューの見た目をそのまま自分好みに並べ替えできます。マウスでタイルをつかんで動かすだけなので、操作はとても直感的です。

ショートカットをよく使う順に並べたり、同じジャンルのアプリをまとめたりすると、目的のアイコンをすばやく見つけられます。頻繁に使うアプリは画面の上部に配置するとさらに便利になります。

①お気に入りアプリを長押ししてドラッグする

手順
お気に入りアプリを長押ししてドラッグする

スタートメニューを開いて、移動したいアプリのアイコンにマウスポインターを合わせます。マウスの左ボタンを長押しするか、タッチ画面なら指でやさしく長押しします。

アイコンが浮き上がったら、そのまま好きな場所までドラッグして、マウスボタン(指)を離すと配置が変わります。慌てずゆっくり動かすとずれにくいです。

②グループを作って名前を付ける

手順
グループを作る

スタートメニューを開いて、グループにまとめたいアプリやショートカットをドラッグで隣り合わせに並べると自動でグループができます。アイコンが重なってまとまったら離してください。

手順
グループに名前を付ける

できあがったグループの上部にある「グループ名を追加」をクリックして、わかりやすい名前を入力しEnterキーを押します。たとえば「仕事用」や「お気に入り」などにしておくと後から探しやすくなります。

③いらないタイルを右クリックしてピン留めを外す

スタートメニューに並ぶタイルは、使わないものが増えると探しにくくなります。不要なタイルはサクッと外しておきましょう。

手順
外したいタイルを右クリック

スタートメニューを開いて、ピン留めを外したいタイルにマウスカーソルを合わせ、右クリックします。

手順
ピン留めを外す

メニューの中から「スタートからピン留めを外す」をクリックすると、タイルが消えます。

注意
消したタイルは「すべてのアプリ」一覧から再度右クリックでピン留めできます。

よく使うアプリをタスクバーにピン留めする

よく使うアプリをタスクバーにピン留めする

よく使うアプリをタスクバーにピン留めすると、デスクトップやスタートメニューを探さなくてもワンクリックで起動できるようになります。

やり方はとてもかんたんです。スタートメニューにあるアプリアイコンをタスクバーにドラッグするか、アイコンを右クリックして「タスクバーにピン留めする」を選ぶだけでOKです。頻繁に使うブラウザやメモ帳を並べておくと、自分だけのランチャーのように使えて作業が快適になります。

①スタートメニューでアプリを右クリックする

手順
スタートメニューでアプリを右クリック

画面左下のWindowsアイコンをクリックしてメニューを開き、一覧から操作したいアプリを見つけます。アイコン上でポインターを合わせると反転するので、そのまま右クリックしてください。アプリごとの設定やアンインストールのメニューが出てきます。

②その他を選んでタスクバーにピン留めするをクリック

手順2
「その他」を選んでタスクバーにピン留め

右クリックメニューのいちばん下にあるその他をクリックしてください。

続いて表示される一覧からタスクバーにピン留めするを選ぶと、アプリをタスクバーに固定できます。これでワンクリックで起動できるようになります。

③ショートカットからすぐ起動できるか試す

スタートメニューが本当に反応しないか確認するために、デスクトップから直接呼び出せるショートカットを作ってみましょう。

手順
デスクトップでショートカット作成

デスクトップの何もない場所を右クリックし、新規作成→ショートカットを選びます。

手順
コマンドを入力

「項目の場所を入力してください」欄にexplorer.exe shell:StartMenuと入力し、次へをクリックします。

手順
ショートカット名を設定

わかりやすい名前(例:スタートメニュー起動)を付けて完了をクリックします。

手順
ショートカットを起動

作成したアイコンをダブルクリックし、スタートメニューが表示されるか確認します。

コマンドを入力する際はスペースの位置を正確に入力してください。

作成したショートカットを右クリック→「タスクバーにピン留め」すると、いつでもワンクリックで試せます。

キーボードショートカットで開くスピードを上げる

キーボードショートカットで開くスピードを上げる

スタートメニューをマウスまで移動せずにサクッと開けるのがキーボードショートカットです。Windowsキーを押すだけでメニューが瞬時に表示されるので、手を動かす距離が短くなり、起動のスピードがグンとアップします。マウス操作が苦手な方や、タイピング中に手を止めたくないときにとくに役立ちます。

①Windowsキーを押してメニューを開く

②矢印キーでアプリを選ぶ

手順
矢印キーでアプリを選ぶ

スタートメニューが開いたら、キーボードの上下左右の矢印キーを押して項目を移動できます。右矢印キーでサブメニューを開き、左矢印キーで戻る操作が可能です。

目的のアプリ名が反転表示されたら、Enterキーを押すとアプリが起動します。

もし矢印キーが効かないときは、Tabキーで検索ボックスからメニュー本体へフォーカスを切り替えてから再試行してください。

③Enterキーで起動する

手順
Enterキーを押してExplorerを起動

「explorer.exe」と入力したあと、マウスに手を伸ばさずEnterキーを軽く押して実行します。

Enterキーを押したらExplorerが再起動するまで数秒かかることがあります。焦らず待つとメニューやタスクバーが戻ってきます。

よくある質問

よくある質問

スタートメニューがまったく反応しないときは?

スタートメニューがまったく反応しないときは?

まずはエクスプローラーの再起動を試してください。タスクマネージャーで「エクスプローラー」を選んで再起動ボタンを押すだけで、意外とあっさり直ることがあります。

それでもダメならPCを再起動しましょう。再起動で小さな不具合がリセットされて、スタートメニューが戻ることが多いです。

エクスプローラー再起動で直らなかったら?

エクスプローラー再起動で直らなかったら?

タスクマネージャーでエクスプローラーを選んだあと「タスクの終了」をして、手動で再起動するのも効果的です。Ctrl+Shift+Escから操作できます。

またはPowerShell(管理者)で以下のコマンドを打ってみてください。これでプロセスが強制終了してから再起動します。

taskkill /f /im explorer.exe && start explorer.exe

sfc /scannowでエラーが出たときは?

sfc /scannowでエラーが出たときは?

ディスクイメージが壊れている可能性があるので、まずはDISMツールで修復します。管理者PowerShellで以下を実行してください。

Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth

処理完了後に再度sfc /scannowを回せば、成功しやすくなります。

スタートボタンを押しても反応しないときはどうすればいい?

スタートボタンを押しても何も起こらないと「どうしよう」と焦りますよね。そんなときはWindowsエクスプローラーを再起動してみるといいですよ。タスクバーまわりの動きがリフレッシュされて、スタートメニューがサクッと戻ってくることが多いです。

  1. PC全体を再起動せずにすばやく試せる
  2. 管理者権限なしでも使えるシンプルな操作
  3. 繰り返し起きるときは原因切り分けにも役立つ

コマンド入力がこわいけど大丈夫?

コマンド入力は最初ドキドキしますよね。でも安心してください。紹介するコマンドはシンプルで、コピペで実行できるものばかりです。慎重に進めれば問題ありません。

戸惑わないポイントは次の通りです。

  1. コマンドは表示されたままコピー&ペーストして実行するだけ
  2. 必ず管理者として開いているか確認する
  3. 実行前にコマンドの意味をざっくり眺めておくと安心

タブレットモードがオンだとメニューは出ないの?

タブレットモードがオンだと画面いっぱいにタイルが並ぶシンプルなスタート画面に切り替わり、普段のアイコン一覧が出てこないことがあります。

設定を切り替えるだけで元のメニューに戻るので、最初のトラブルシュートとしてすごく役立ちます。OSの深い部分に触らず短時間で確認できるのもポイントです。

手順を全部試しても直らないときは?

手順を全部試しても直らないときは?

ここまでの方法で改善しない場合は、次のステップを順に試してみましょう。

  1. システムの復元ポイントを使う:以前の正常動作時に作成した復元ポイントに戻して、スタートメニューの状態を巻き戻します。
  2. セーフモードで確認する:Windowsをセーフモードで起動して、サードパーティー製の常駐ソフトが影響していないかを調べます。
  3. 新しいユーザーアカウントを作成:ユーザープロファイルの破損が原因のことがあるので、新規アカウントで同じ問題が出るかチェックします。
  4. インプレースアップグレードを実行:Microsoft公式サイトからインストールメディアを作り、「このPCを今すぐアップグレード」で上書き修復します。
  5. PCを初期状態に戻す:大切なデータをバックアップしたうえで、設定アプリの「回復」→「このPCを初期状態に戻す」でリセットを実行します。

リセット前には必ず大事なファイルを外部メディアにコピーしておきましょう。

それでも改善しない場合は、パソコンメーカーやMicrosoftサポートに問い合わせると専門的な診断を受けられます。

WindowsUpdateは必ずやったほうがいい?

最新の更新プログラムには、ちょっと面倒な不具合をなおすパッチや、サクサク動くようにする改良が含まれています。スタートメニューがうまく開かないとき、WindowsUpdateをしておけば、知らずに背景で問題を解決してくれることが多いです。

更新はバックグラウンドで進むことが増えたので、時間に余裕があるときに設定しておくと安心です。夜間や休憩中に適用するようにしておけば、次にPCを起動したときにはすっきり直っているかもしれません。

まとめ

まとめ

スタートメニューが開かないときは、エクスプローラーの再起動→PCの再起動→設定確認→システムファイル修復→Windows更新の順に進めるとスムーズにトラブル解消できます。

操作に自信がなくても、ひとつずつ落ち着いて取り組めば大丈夫です。手順に迷ったら、この記事を読み返しながら進めてみてください。

これでスタートメニューが元どおり使えるようになったら、次はもっと気軽に自分でトラブルを解決できるはずです。応援しています!

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