Outlook初期化で動かない悩みをスッキリ解決!やさしい手順と裏ワザ大公開

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Outlook初期化で動かない悩みをスッキリ解決!やさしい手順と裏ワザ大公開

Outlookの動きが不安定で、思い切って初期化を試そうか迷っているのではありませんか?

このガイドでは、メールや連絡先を残したまま安全に設定を初期化する具体的手順を、画面の場所やクリック回数まで細かく示します。経験者のつまずきポイントも合わせて解説するので、途中で止まる心配がありません。さらに、重くなったOutlookを軽くするリフレッシュ方法も紹介します。

最短で安定した環境へ戻し、作業を再開するために、まずは案内どおりに操作してみてください。少しの時間でトラブル前より快適な受信トレイが手に入ります。

目次

Outlookを初期化する手順をいっしょに進めよう

Outlookを初期化する手順をいっしょに進めよう

Outlookが思うように動かなくて不安なときは、初期化でサクッとリセットしてしまうのがおすすめです。ここでは実際に10年以上Windowsでメール業務をこなしてきた経験をもとに、試す価値のある方法を3つのステップでご紹介します。

  1. メールプロファイルのリセット:Outlookの設定をまっさらにして、新しいプロファイルを作り直します。
  2. PST/OSTファイルの再構築:データファイルの破損をクリアしながら同期し直すことで不具合を解消します。
  3. Officeの修復/再インストール:プログラムそのものをコントロールパネルから修復したり、クリーンに再インストールします。

これらを順に試すことで、大抵のトラブルはすっきり解決します。とくにプロファイルのリセット後に問題が消えれば、設定周りの影響なので手軽にリカバリできますし、それでもダメならデータファイルやアプリ自体の健康状態を整えてあげるだけでOKです。

プログラマー視点のちょっとしたコツとして、PSTやOSTを再構築する前に必ずバックアップを取っておくと安心感が違います。それからMFCMAPIという無料ツールで中身を確認すると、どこでつまづいているかが見えてくるので面白いですよ。

プロファイル削除でほぼ初期化

プロファイル削除でほぼ初期化

Outlookのプロファイルはメールアカウント情報や画面レイアウトをまとめた箱のようなものです。ここを削除すると、ほぼ新品の状態に戻せるので、設定まわりの不具合をさくっとリセットできます。

  1. 設定ファイルを一掃:古いプロファイルがまるごと消えてクリーンになります。
  2. メールデータは無傷:PSTやOSTファイルは残るので大切なメールは守られます。
  3. 再設定がかんたん:アカウント追加ウィザードに従うだけでOKです。

①Outlookを閉じる

手順
①Outlookを閉じる

Windowsの画面左下にあるOutlookアイコンを右クリックして終了を選びます。タイトルバー右上の×ボタンを押してもOKです。

バックグラウンドで動き続けると初期化が反映されないことがあるので、タスクトレイ(画面右下の小さな矢印)も忘れずにチェックしてください。

Outlookがまだ動いている場合はタスクマネージャーを開いてoutlook.exeを終了すると確実です。

タスクトレイに隠れたOutlookを見落としがちなので、筆者はWアイコンからタスクマネージャーを開いて必ず確認しています。

②コントロールパネルを開きメールアイコンを探す

このステップではコントロールパネルを開いてメールアイコンを見つけます。Outlookプロファイルの設定画面はこちらからたどり着くので、焦らず進めていきましょう。

手順
「ファイル名を指定して実行」から起動

キーボードでWindowsキーとRキーを同時に押して、実行ダイアログを呼び出します。

入力欄にcontrolと入力してEnterキーを押すとコントロールパネルが開きます。

手順
表示方法をアイコン表示に切り替え

コントロールパネル右上の「表示方法」が「カテゴリ」になっていると見つかりにくいので、プルダウンで「大きいアイコン」か「小さいアイコン」を選びます。

手順
メールアイコンを探す

リスト内に「メール(Microsoft Outlook の設定)」というアイコンがあればそれが目当ての項目です。

表示方法がカテゴリのままだとメールアイコンが隠れてしまうので、必ずアイコン表示に切り替えてください。

Windows11環境では「設定」アプリの検索欄に「コントロールパネル」と入力して起動する方法もあります。

③プロファイルの表示を押す

手順
③プロファイルの表示を押す

Outlookの設定画面が開いたら右側にあるプロファイルの表示ボタンをクリックします。この操作で登録済みのプロファイルが一覧表示されるので、次にプロファイルの追加や削除がスムーズに行えます。

④既定プロファイルを選んで削除する

手順
既定プロファイルを選んで削除する

コントロールパネルを開き、「メール」をクリックしてプロフィール一覧を表示します。

一覧から既定として設定されているプロファイルをクリックして選び、「削除」ボタンを押してください。

確認ダイアログが表示されたら「はい」を選ぶと、そのプロファイルが完全に削除されます。

プロファイルを削除するとメールアカウント設定がすべて消えるため、事前にエクスポートしてバックアップを取っておくと安心です。

新しいプロファイルはOutlook起動時に自動で生成できます。再設定が終われば通常どおり使えます。

⑤Outlookを再起動して新プロファイルを作る

手順
Outlookを完全に終了する

画面右下のタスクトレイにあるOutlookアイコンを右クリックしてOutlookを終了を選びます。ウィンドウ上部の×ボタンだけではなく、ここで完全に止めるのが大事です。

手順
メール設定画面を開く

Windowsキーを押して「メール」と入力し、表示されたメール(デスクトップアプリ)をクリックします。コントロールパネルのメール設定ウィンドウが開きます。

手順
新しいプロファイルを追加して選択

「プロファイルの表示」をクリックし、「追加」ボタンを押してプロファイル名(例:新Outlook)を入力します。画面の案内に従ってメールアカウントを設定し、戻った画面で常にこのプロファイルを使うにチェック、新規プロファイルを選んでOKを押します。

新しいプロファイルを作ってふんわりリセット

新しいプロファイルを作ってふんわりリセット

Outlook の細かい設定やキャッシュが原因で不具合が出るとき、新しいプロファイルを作る方法はとてもやさしいリセット方法です。いま使っているプロファイルはそのまま残しておけるので、万が一うまくいかなくても前の環境にすぐ戻せます。

この方法は、メールアカウントの再設定やサーバー接続のトラブルを切り分けたいときにぴったりです。プロファイルを切り替えるだけで、どの設定が悪さをしているか見つけやすくなります。

さらに、新しいプロファイルには必要最低限の設定だけを入れることで、問題の広がりを抑えつつ動作確認できます。ふんわりリセットしたいときは、まずはこの方法を試してみましょう。

①コントロールパネルのメールアイコンを開く

手順
①コントロールパネルのメールアイコンを開く

Windowsのスタートボタンをクリックして「コントロールパネル」と入力し、表示されたコントロールパネルを起動します。画面右上の検索欄に「メール」と入力するとメールアイコンが表示されるので、そのアイコンをクリックしてください。

②プロファイルの表示で追加を押す

手順
「追加」を押して新しいプロファイルを作成

プロファイルの一覧画面で追加をクリックすると名前入力欄が現れます。

ここにはわかりやすい任意の名前を入力しましょう。たとえば「Outlookリセット前」などにすると後で見分けやすくなります。

プロファイル名に日本語を使うとごくまれに同期エラーが起きることがあります。英数字だけにすると安全です。

追加後はこの新しいプロファイルを選んでOutlookを起動すると、まっさらな状態で再設定を始められます。

③名前を入力して次へ進む

手順
名前を入力して次へ進む

表示された入力欄に新しいプロファイル名を入れてください。たとえばOutlookをリセットしたときの「Outlookリセット」や用途に合わせた「仕事用プロファイル」など、あとで見返してもわかりやすい名前にします。

プロファイルを使い分ける場合は日付やキーワードを追記すると便利です。たとえば2024-06-メール新規のようにすると管理しやすくなります。

④メールアカウント情報を入力して完了する

手順
メールアカウント情報を入力して完了する

表示された画面でメールアドレスパスワードを入力します。

自動検出された受信サーバー送信サーバーの設定をざっと確認して、そのまま完了をクリックします。

準備が正しければ自動でアカウントが追加され、受信トレイが表示されます。

Office修復ツールでもっと徹底リフレッシュ

Office修復ツールでもっと徹底リフレッシュ

Office修復ツールはWindows版Officeに組み込まれている機能です。OutlookだけでなくWordやExcelもまとめてチェック&修復できるので,細かな設定ファイルの壊れやプラグインの問題をまとめて掃除したいときにぴったりです。

修復には「クイック修復」と「オンライン修復」の二つが用意されています。クイック修復はダウンロード不要で短時間に動作チェックを中心に行い,オンライン修復は必要なコンポーネントを再取得してよりしっかり再インストールしてくれます。

Outlookの起動失敗や送受信トラブルが続くとき,アドイン周りの動作が不安定なときに心強い味方です。プログラマー目線では設定を手動でいじるリスクを回避しつつ,環境をまっさらな状態に近づけられる点が大きなメリットになります。

①Windows設定のアプリと機能を開く

Windowsで「アプリと機能」を開くには、まず設定画面を呼び出します。

手順
設定画面を開く

キーボードでWin+Iを押して設定画面を呼び出します。

手順
アプリと機能を表示する

設定画面の左メニューからアプリを選んで、表示された「アプリと機能」をクリックします。

タスクバーの検索に「アプリと機能」と入力すると、起動がもっとスムーズになります。

②Microsoft365を選んで変更を押す

手順
Microsoft365を選んで変更を押す

表示された一覧からMicrosoft365をクリックして選びます。選択したら画面下部にある「変更」ボタンを押してください。これで最新のOffice構成に切り替わります。

③クイック修復を選んで実行する

手順
③クイック修復を選んで実行する

Outlookの一覧から「変更」をクリックすると修復オプションが表示されます。

クイック修復を選んで「修復」を押してください。

作業中はOutlookが自動的に終了し、必要な修復が短時間で実行されます。終わったら自動で再起動されるので、そのまま状態を確認しましょう。

実行前に必ずOutlookを閉じておくとエラーなく進みやすいです。

クイック修復で改善しない場合は、オンライン修復でより深いチェックができます。

④完了後にOutlookを起動して確認する

今回の初期化がうまく終わったかどうかは、Outlookの起動で確かめます。Windowsのスタートボタンを押して「Outlook」と入力し、表示されたアイコンをクリックしてください。

初回起動時は新しいプロファイルを作るために、メールアカウントの追加画面が開きます。画面の案内に沿って、いつも使っているメールアドレスとパスワードを入力しましょう。

認証が完了すると自動でアカウント設定が進み、受信トレイの一覧が表示されます。この画面が見えれば、初期化は成功です。

もしサインイン画面が繰り返されたり反応がないときは、一度パソコンを再起動してからもう一度Outlookを立ち上げてみてください。キャッシュが残っているときに効果的です。

前もってバックアップを取っていれば、起動後に受信トレイが空でも安心です。バックアップからデータを戻せば、元通りに使えます。

Outlook初期化が終わったらできる便利ワザ集

Outlook初期化が終わったらできる便利ワザ集

Outlookを初期化したあとには、使い勝手をグンと高めるプログラマー視点の小ワザが役立ちます。

ワザ活用シーン
クイックステップの自作よく使う定型メールをワンクリックで送信したいときに役立つ
クイックパーツで定型文挿入挨拶や署名などよく使う文章を素早く挿入したいときに便利
キーボードショートカット設定マウス操作を減らしてメール作成や検索をスピーディーにしたいときに最適
条件付き書式で色分け重要度の高いメールを自動で色分けして見逃しを防ぎたいときにおすすめ

これらのワザを取り入れると、Outlookの操作がもっと楽しくなります。ぜひ試してみてくださいね。

pstファイルを整理して動作を軽快にする

pstファイルを整理して動作を軽快にする

気づくとPSTファイルが膨らんでメールの読み込みが遅くなってしまうことがあります。Outlookはデータを全部PSTに詰め込むと操作がモッタリしがちです。

そこで古いメールをアーカイブフォルダーに移したり、年ごとにPSTを分割したりするとデータ量が減って動きがグッと軽くなります。プログラマー流のコツとして、定期的にPSTをコンパクト化してインデックスを最適化すると効果バツグンです。

旧データファイルを外付けに移動する

手順
外付けドライブを接続してドライブレターを確認

Outlookが完全に終了していることを確認したあと外付けドライブをUSBポートに差し込みます。エクスプローラーで表示されたドライブレターをメモしてください。

手順
古いデータファイルの場所を開く

エクスプローラーのアドレスバーに %LOCALAPPDATA%\Microsoft\Outlook と入力してEnterキーを押し、PSTやOSTファイルがあるフォルダーを開きます。

手順
ファイルをコピーして外付けへ移動

移動したいPSTファイルを右クリックでコピーし、外付けドライブ上の作成したフォルダーへ貼り付けます。コピー後に外付け側で開けるか確認してください。

手順
Outlookで新しいパスを指定

元ファイルを削除したらOutlookを起動しファイル→アカウント設定→データファイルタブで追加ボタンを押し外付けのPSTファイルを選択します。

Outlookが起動中だとファイル操作に失敗するので必ず終了させてから作業してください。

大容量のPSTはコピーに時間がかかるので夜間などPC使用が少ない時間帯を選ぶと安心です。

ファイルエクスプローラーでサイズの大きいpstを探す

Outlookのpstファイルが肥大して動きが重くなっているときは、ファイルエクスプローラーで直感的に確認するとすっきり見つかります。

手順
Outlookの保存先フォルダを開く

画面下部のフォルダーアイコンをクリックしてエクスプローラーを起動し、アドレスバーに%LOCALAPPDATA%\Microsoft\Outlookと入力してEnterキーを押します。

手順
詳細表示にしてサイズ順に並べ替える

エクスプローラーの上部メニューから表示タブを選び、レイアウトで詳細をクリックしてウィンドウを切り替えます。サイズ列をクリックすると大きい順に並び変わります。

手順
容量を確認して不要ファイルを整理

サイズが大きいpstファイルを右クリックしてプロパティを確認し、古いアーカイブや不要ファイルなら別フォルダーへ移動したり、Outlookのアーカイブ機能で分割すると動作が軽くなります。

隠しフォルダーが表示されない場合は、表示タブの「隠しファイル」のチェックをONにしてください。

Outlookのデータファイル設定で場所を変更する

手順1
アカウント設定を開く

Outlookを起動し画面左上の「ファイル」タブをクリックしてアカウント情報画面に移ります。

手順2
データファイル設定を選択

左側メニューの「アカウント設定」を開きそこから「データファイル」タブをクリックします。

手順3
保存場所を変更する

一覧から移動したいデータファイルを選び「フォルダの場所を開く」をクリックしてエクスプローラーを表示します。

手順4
ファイルを移動して再起動

Outlookを終了してから新しい保存先フォルダにデータファイルを移し、再度Outlookを起動すると変更が反映されます。

Outlookが起動したままだとファイルがロックされ移動できないため必ず終了させてから操作してください。

保存先フォルダはアクセス権限がある場所を選ぶとスムーズに移行できます。

レジストリの自動バックアップをスクリプトで仕込む

レジストリの自動バックアップをスクリプトで仕込む

Outlookの設定をリセットする前に、スクリプトでレジストリを自動バックアップしておくと、思わぬトラブルが起きてもすぐに元の状態に戻せます。PowerShellなら

reg exportコマンドで数行書くだけでレジストリをファイルに保存できるので、タスクスケジューラに登録してログオン時や毎日定期的に実行する仕組みを仕込んでおくと安心です。こうしておくと操作ミスの心配を減らしつつ、常に最新状態を保持できます。

PowerShellを管理者モードで開く

手順
PowerShellを管理者モードで開く

画面左下のスタートボタンをクリックして検索ボックスに「PowerShell」と入力します。

表示された「Windows PowerShell」を右クリックして「管理者として実行」を選びます。

ユーザーアカウント制御の許可を求められたら「はい」を選択してください。

管理者権限がないと設定変更コマンドが実行できないため必ず管理者として起動してください。

ExportRegistryScriptを実行する

ここではレジストリ設定をバックアップする「ExportRegistryScript」を呼び出して、Outlookの初期化に必要な情報をひとまとめに保存します。

手順
PowerShellを管理者権限で起動

タスクバーのWindowsアイコンを右クリックして「Windows PowerShell(管理者)」を選びます。

手順
スクリプト保存先フォルダへ移動

PowerShell上で `cd` コマンドを使い、ExportRegistryScript.ps1 のあるフォルダに移動します。

手順
ExportRegistryScriptを実行

.\ExportRegistryScript.ps1 を入力してEnterキーを押します。

手順
バックアップファイルを確認

フォルダ内に「OutlookRegistryBackup_YYYYMMDD.reg」の形式で出力されているかをチェックします。

実行時に「実行ポリシーの変更を許可しますか」と聞かれたら「A」を入力して続行してください。

もし自動化したい場合は、タスクスケジューラでPowerShellスクリプトを定期実行する設定もおすすめです。

タスクスケジューラで週一実行を登録する

Outlookを毎週自動でリセットして動きを安定させるために、Windowsのタスクスケジューラへ登録します。

まずはPowerShellでリセットコマンドを実行する簡単なスクリプトを用意しましょう。

Start-Process "C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16\OUTLOOK.EXE" -ArgumentList "/resetnavpane"

この内容を「ResetOutlook.ps1」という名前で、たとえばC:\Scriptsフォルダに保存します。

手順
タスクスケジューラを起動

スタートメニューで「タスクスケジューラ」を検索して開きます。

手順
基本タスクの作成

右側の「基本タスクの作成」をクリックし、名前に「Outlook週次リセット」と入力します。

手順
トリガーを「毎週」に設定

トリガー画面で「毎週」を選び、実行したい曜日と開始時刻を設定します。

手順
操作でPowerShellを指定

「操作」画面で「プログラムの開始」を選び、Program/scriptpowershell.exeAdd arguments-ExecutionPolicy Bypass -File "C:\Scripts\ResetOutlook.ps1"と入力します。

手順
管理者権限で実行する

「全般」タブで「最上位の特権で実行する」にチェックを入れておくと、権限不足を回避できます。

手順
設定を確認して完了

最後に設定内容を確認し、「完了」をクリックしてタスク登録を終えます。

PowerShell実行でエラーが出る場合は、管理者用PowerShellでSet-ExecutionPolicy RemoteSignedを実行してください。

スクリプトの保存場所はユーザー権限でアクセスできるフォルダを選ぶと安心です。

キーボードショートカットをカスタム輸入する

キーボードショートカットをカスタム輸入する

Outlookを初期化したあと慣れ親しんだショートカットが消えて「ここでCtrl+1が使えたら…」と手が止まる瞬間はありませんか。

そんなときはあらかじめエクスポートしておいたカスタムショートカット設定をインポートしてしまいましょう。

自分専用のキー配置をサクッと戻せると、操作ミスを減らしつつすぐメール作業に戻れます。

  1. 慣れた操作をそのまま再現:リセット前のキー割り当てを一瞬で復活させられます。
  2. 複数PC間で設定共有:自分用のショートカットファイルを持ち歩けば、どの端末でも同じ作業感覚に。
  3. 設定の手入力を回避:長い設定画面を開いて一つずつ再登録する手間をなくせます。

Outlookのクイック操作を開く

手順
Outlookのクイック操作を開く

Outlookを起動したらウィンドウ上部の「ホーム」タブをクリックしてください。つづいて、リボンの「クイック操作」グループ右下にある小さな矢印マークを押すとクイック操作の設定画面が開きます。

よく使う送信テンプレートを登録する

手順
クイックステップに新規テンプレートを登録

Outlookのホームタブからクイックステップを開いて「新規作成>カスタム」を選びます。

表示された画面でわかりやすい名前を設定し「メッセージの作成」をアクションに追加してください。

「オプションを表示」をクリックして件名や本文の下書きを入力し、「保存」を押して登録します。

手順
登録したテンプレートで一括送信を楽にする

ホームタブのクイックステップに追加したテンプレートをクリックすると、件名と本文が自動で挿入されます。

必要に応じて宛先や本文を微調整し、「送信」を押すだけでよく使うパターンを一瞬で送信できます。

よくある質問

よくある質問

Outlookの初期化で保存したメールや設定は消えますか?

Outlookの初期化で保存したメールや設定は消えますか?

Outlookの初期化は基本的に「設定リセット」にとどまるので、メールデータは残ります。ただし、署名やアカウントの自動補完リストなどはリセットされることがあります。実際に操作したときは、事前にPSTファイルのバックアップをエクスポートしておくと安心でした。

Outlookの初期化が途中で止まってしまったらどうすればいいですか?

Outlookの初期化が途中で止まってしまったらどうすればいいですか?

初期化がうまく進まないときは、まずタスクマネージャーで outlook.exe を終了させてください。そのあとOfficeの「クイック修復」を試すとスムーズに進むことがあります。私もセーフモードで起動してクイック修復をかけたら、一発で初期化が完了しました。

初期化後に署名やテンプレートを簡単に復元する方法は?

初期化後に署名やテンプレートを簡単に復元する方法は?

署名は %appdata%\Microsoft\Signatures フォルダの中身をコピーしておくと、初期化後にそのまま戻せます。テンプレートファイルは %appdata%\Microsoft\Templates にある .dotx を同様にバックアップしておくと便利です。試してみたら、何度か繰り返しても手順はとてもシンプルでした。

初期化したら受信済みメールは消える?

受信済みメールはサーバー側に保存されていることが多いのでExchangeやIMAPなら初期化しても消えません。Outlookは再設定後にサーバーから再取得してくれるので安心してください。

ただしPOP3でサーバーにメールを残さない設定で受信している場合は、ローカルのPSTファイルにだけ保存されているため初期化で削除されることがあります。大切なメールは事前にバックアップしておくと安全です。

ライセンスキーを入力し直す必要はある?

Outlookの初期化後も、Microsoftアカウントでサインインしていればライセンスキーの再入力は不要です。アプリ起動時にサインインすると、クラウド上のライセンス情報が自動で適用されます。

ただし、プロダクトキーで認証する永続版Officeを利用している場合は、初期化によってキー情報が消えることがあります。事前にプロダクトキーを手元に控えておくと安心です。

共有メールボックスの設定はどうなる?

Outlookを初期化すると、今使っているプロファイルごとまるっとリセットされるので、これまで自動マッピングで表示されていた共有メールボックスの設定もいったん消えます。

でも安心してください。Outlookを再起動したら、ファイル>アカウント設定>アカウント設定>変更>詳細設定>詳細タブ>共有メールボックスの追加で手動で再登録すれば、またいつもの共有メールボックスが使えます。Office365のテナント管理で権限付与が必要な場合は、管理者に一声かけるとスムーズです。

Outlookが起動しないとき初期化だけで足りる?

Outlookが起動しないと感じたとき、まずは設定やキャッシュをリセットする初期化から試すといいです。

初期化では、ナビゲーションウィンドウの表示情報をクリアしたりメールのインデックスを再構築したりして、余分なゴミデータを一掃してくれます。そのため、アドインの小さな競合やキャッシュ汚れによる起動トラブルなら比較的すっきり直りやすいです。

ただし、PSTファイルの破損やプロファイル自体の深刻なトラブルが原因の場合は、初期化だけでは不十分です。そのときは新しいプロファイルを作成したりOfficeの修復機能を使ったりする必要があります。

初期化後に連絡先が見つからないときは?

初期化後に連絡先が見つからないときは、Outlook本体からデータを再取得する方法が2つあります。どちらも普段からバックアップやサーバー同期を意識しておくと、トラブル時に慌てずに済みます。

  1. Outlookデータファイルから復元:事前にエクスポートしていた.pstファイルを読み込んで、連絡先を取り戻す方法です。
  2. サーバー同期で再取得:ExchangeやOutlook.comのアカウントを再設定すると、クラウド上の連絡先が再び一覧に表示されます。

エンジニア視点のコツとして、エクスプローラーのアドレスバーに「%localappdata%\Microsoft\Outlook」と入力すると、.pstファイルが保存されたフォルダに瞬時にアクセスできます。

まとめ

まとめ

Outlookが起動しなくて焦ったときは、まずナビゲーションウィンドウをリセットしたり、プロファイルをクリーンアップする操作がおすすめです。具体的にはoutlook.exe /resetnavpaneoutlook.exe /cleanprofilesコマンドで初期化を試してみて、それでもダメなら新しいプロファイルを作り直してアカウントを再登録してください。大切なメールや設定は事前に.pstファイルでバックアップしておくと安心です。

これでOutlookの初期化は完了です。プログラマー目線での小技として、ビルトインのテンプレートやクイックステップなどのカスタム設定もエクスポートしておくと、再インポートがラクになります。さあ、これでスッキリ正常に動くようになったので、新しいメールライフを楽しくスタートしてくださいね。

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