Outlookのスケジュールをみんなとシェアする公開設定まるわかりガイド

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Outlookのスケジュールをみんなとシェアする公開設定まるわかりガイド

会議が増えるたびにOutlookのカレンダーで共有漏れが起こり、スケジュールをまとめて管理したいのに公開設定がうまくできずに困っていませんか。

ここでは、社内外のメンバーと安全に予定表を共有しながら、予定の詳細を隠す範囲やリンク発行のコツなど、実体験から得た手順を分かりやすくまとめています。さらにプログラマーらしい時短ワザとして、権限レベルの微調整やTeamsとの連携で二重予約を避ける方法も紹介します。

まずは基本の共有設定から順に試しながら、自由に複数デバイスで予定を確認できる快適さを実感してみてください。

目次

Outlookスケジュール公開設定のやり方をゆっくり一歩ずつ

Outlookスケジュール公開設定のやり方をゆっくり一歩ずつ

Outlookのスケジュールを仲間やチームに公開したいとき、状況に合わせて選べる方法がいくつかあります。Windowsパソコンのアプリ版からWeb版、スマホアプリまで、自分の使い方にぴったり合う手順を用意しました。

  1. Outlook for Windowsアプリでの公開:社内ExchangeやMicrosoft365を利用している場合、フォルダー権限を設定して予定表を共有します。
  2. Outlook on the webでのURL発行:ブラウザから予定表のリンクを生成し、社外の人とも手軽に共有できます。
  3. Outlookモバイルアプリからの公開:移動中でもQRコードやURLをコピーして、すぐに通知できる便利な方法です。

プログラマーならではのちょっとしたコツとして、ICSリンクを定期的に自動取得するスクリプトを組んでおくと、メンバーに最新情報を常に届くようにできます。

カレンダー全体を共有する方法

カレンダー全体を共有する方法

Outlookのカレンダー全体を共有すると、自分の予定を相手に丸ごと見せられます。仕事の打ち合わせやプライベートの休暇も一覧できるので、チームや家族との調整がスムーズになります。

  1. すべての予定を共有:詳細なスケジュールをそのまま伝えられます。
  2. ひと目で把握:空き時間や重複をすぐにチェックできます。
  3. 権限の調整:閲覧だけや編集も許可するなど柔軟に設定できます。

①Outlookを起動してカレンダーを開く

手順
Outlookを起動しカレンダーを開く

タスクバーのOutlookアイコンかWindowsスタートメニューの一覧からOutlookをクリックして起動します。

起動後、画面左下にあるカレンダーのアイコンを選ぶと、スケジュール画面に切り替わります。

もし複数のアカウントを設定している場合は、右上のアカウント名を確認し、公開したいカレンダーがあるアカウントを選んでください。

初回起動時にはMicrosoftアカウントでのサインインが求められます。サインイン後にカレンダーアイコンが表示されます。

②左側で共有したいカレンダーを右クリック

手順
左側で共有したいカレンダーを右クリック

Outlookを起動して予定表画面を開いたら画面左側の「マイカレンダー」一覧から共有したいカレンダー名を探してください。その上で名前部分を右クリックしましょう。

権限がないカレンダーは共有メニューが表示されないので注意しましょう。

③アクセス許可を選んで詳細をひらく

手順
アクセス許可を選んで詳細をひらく

カレンダーのアクセス許可画面に並ぶ権限一覧から、共有したいレベルをクリックしてください。たとえばすべての詳細を表示を選ぶと、予定のタイトルや場所まで相手に見せられます。

権限名にマウスをあわせるとプルダウンが開き、ユーザー単位での細かい設定も可能です。チームメンバーだけ編集可能にしたり、外部パートナーは読み取り専用にしたりと調整できます。

エンジニア視点のコツ:AzureADグループ名を指定すると、複数ユーザーへの一括設定が楽になります。

④相手のメールアドレスを入れて権限をえらぶ

手順
メールアドレスを入力する

共有設定のダイアログで「メールアドレスを追加」の入力欄をクリックし、送りたい相手のメールアドレスを正確に入力します。

入力後にEnterキーを押してアドレスを確定しましょう。

手順
権限レベルを選ぶ

入力欄の右側にあるドロップダウンをクリックし、「表示のみ」や「編集可能」など適切な権限を選択します。

チームの役割に合わせて細かく管理すると、予定変更の混乱を防げます。

チームで同じドメインを使っているとアドレス候補がすばやく絞り込まれ便利です。

⑤送信を押して共有を完了する

手順
⑤送信を押して共有を完了する

予定の内容に問題がないか最終チェックをしたあと、画面上部にある送信ボタンをクリックします。

もし送信前にリンクを確認したいときは、本文内のURLをコピーしてブラウザで開くと安心です。

リンクで予定表を公開する方法

リンクで予定表を公開する方法

読み取り専用のURLを発行する方法なら、ひと手間で社内外の人に予定表を見てもらえます。メールに貼り付けるだけだから、操作も迷わずできます。

  • リンク共有だけでいいからカンタンに設定できる
  • 読み取り専用だからスケジュールを勝手に編集されない
  • ICSリンクを使えば他のカレンダーアプリでも同期OK

プログラマーならではのコツ:ICS形式のURLを社内APIで自動登録すると、メンバーのカレンダー更新が自動化できてすごく便利です。

①共有したいカレンダーを選んで発行ボタンをクリック

手順
共有したいカレンダーを選んで発行ボタンをクリック

カレンダー画面のリボンで公開予定表のアイコンを押すとブラウザが立ち上がります。ウィンドウ内のドロップダウンから共有したいカレンダーを選び、発行ボタンをクリックしてください。

②HTMLリンクとICSリンクをコピーする

手順
HTMLリンクをコピーする

共有パネルに表示された「HTMLリンク」のURL欄をクリックして全選択します。選択された状態でCtrl+Cを押してコピーしてください。コピー後はメモ帳などに貼り付けて、アドレスが途中で切れていないか確認すると安心です。

手順
ICSリンクをコピーする

続いて「ICSリンク」の欄をクリックし、同じようにCtrl+Cでコピーします。ICSリンクは他のカレンダーアプリで読み込むための形式なので、URL全体を忘れずにコピーしてください。

③リンクをメールやチャットで相手にわたす

カレンダーの共有リンクをそのままペーストすると、相手が「どの予定表だっけ?」って迷うことがあります。どんなカレンダーなのかひと言添えるとスムーズです。

手順
共有リンクをコピーする

Outlookで「カレンダーの共有リンクを取得」から、リンクを右クリックしてコピーします。

手順
メールやチャットを開いて宛先を選ぶ

普段使っているメールソフトかチャットツールを起動し、共有したい相手を選びます。

手順
リンクに説明を添えて送信する

本文に「○○プロジェクト用カレンダーです」など簡単な説明を入れてから、コピーしたリンクを貼り付けて送信します。

リンクだけだとカレンダー名が不明瞭になります。最初に説明を置くと相手も安心してクリックできます。

ファイルに書き出して渡す方法

ファイルに書き出して渡す方法

Outlookの予定をICS形式で書き出すと、Exchangeを使っていない相手にもファイルを送るだけでスケジュールを共有できます。メールに添付したり、クラウドストレージで渡したりして、相手が好きなカレンダーアプリへインポートできるのがうれしいポイントです。

プログラマーならではのワザとして、PowerShellでエクスポート処理を自動化しておくと便利です。複数のフォルダを一気に出力したり、定期的に最新データを出力するバッチを組んだりすると、手間なく最新カレンダーを配布できます。

①カレンダーのエクスポートを選ぶ

手順
カレンダーのエクスポートを選ぶ

Outlookのカレンダー画面で、右上の歯車マークをクリックして表示されるメニューから「カレンダーのエクスポート」を選びます。プログラマーなら、ICS形式でデータ交換できることを意識しながら進めるとスムーズです。

②保存場所をえらんでICSファイルを作る

手順
②保存場所をえらんでICSファイルを作る

「名前を付けて保存」ダイアログが開いたら、まずは保存先のフォルダーを指定します。OneDriveの公開フォルダーを選んでおくと、あとでリンクを貼るだけで最新ファイルを共有できるので便利です。

「ファイル名」の欄には、あとで見返したときにわかりやすい名前を入力します。2024年チーム予定など、年や内容を入れると混乱しません。

「ファイルの種類」がiCalendar形式(*.ics)になっていることを確認します。さらに「詳細オプション」をクリックすると日付範囲が選べるので、全イベントを書き出したいときは「全期間」を選びましょう。

最後に右下の「エクスポート」ボタンをクリックすると、指定した場所にICSファイルが保存されます。

③出来たファイルをメール添付で送る

手順3
出来たファイルをメールに添付する

Outlookを起動して画面上部の「新しいメール」をクリックします。

宛先と件名を入力したら、リボンメニューから「挿入」→「ファイルの添付」を選びましょう。

保存先フォルダーから.icsファイルをクリックして「開く」を押すとメールに添付されます。

添付アイコン横にファイル名が表示されたら問題ありません。そのまま「送信」をクリックして完了です。

送信前に添付ファイルをダブルクリックして正しく開けるか確認しておくと安心です。

公開設定ができたら広がる楽ちん活用アイデア

公開設定ができたら広がる楽ちん活用アイデア

公開設定を済ませたら、予定をただ見るだけじゃもったいないです。ここからはシェア機能をぐっと活かすための楽ちんアイデアをまとめました。

活用アイデアどう役立つか
チームと自動リマインド連携公開したカレンダーをTeamsやSlackに貼り付けると、更新のたびに自動で通知が飛ぶので抜け漏れを防げます。
プライベートカレンダーとの二重管理プライベートな予定は非公開カレンダーに残しつつ、仕事やプロジェクトだけを公開すると情報の切り分けがラクになります。
外部クライアントとの予定調整ICSリンクをメールで送るだけで相手が自分のカレンダーに取り込めるので、日時調整のやり取りが驚くほどスムーズになります。
モバイル端末でいつでもチェックスマホやタブレットでも公開カレンダーを同期しておくと、外出先で急な予定変更にも対応できて安心です。

これらのアイデアを試せば、カレンダー共有がもっと楽しくなります。さっそく活用してみてください。

Teamsと連携して会議のダブルブッキングを防ぐ

Teamsと連携して会議のダブルブッキングを防ぐ

OutlookにTeamsをつなげておくと、予定を作るだけでTeams会議のリンクが自動で付与されます。しかも他の予定と重なるときにはすぐに知らせてくれるので、重複した打ち合わせに気づかずに慌てる心配が減ります。

プログラマー視点のちょい技として、会議テンプレートを作っておくと、定例やワンパターンな打ち合わせの招待メールがサクッと送れます。メンバーの予定もすぐに見られるので、調整もスムーズになります。

Teamsの設定からOutlookカレンダーを読み込む

手順
Teamsアプリを最新バージョンに更新して起動

まずはWindows版Teamsアプリを立ち上げてください。自動更新がオンになっていない場合は、画面右上のプロフィールアイコン→「チェック更新」を選び、最新版をインストールしましょう。

手順
画面左側の「カレンダー」アイコンをクリック

Teamsのメイン画面で、左側に並んでいるメニューからカレンダーを選びます。Outlookカレンダーと連携すると、ここに予定が表示されます。

手順
「カレンダーの追加」でOutlookを選択

右上の歯車アイコンをクリックしてメニューを開き、「カレンダーの追加」を選びます。表示されたリストからOffice 365/Outlookカレンダーをチェックし、「追加」を押すだけで同期がスタートします。

組織のIT管理者が連携を制限していると、Outlookカレンダーの追加オプションが表示されないことがあります。

TeamsとOutlookは同じOffice 365アカウントを使っていると同期がスムーズです。万が一予定が反映されないときは、一度サインアウト→再度サインインしてみましょう。

会議予約時に空き時間を自動チェックする

手順
新しい会議を作成する

Outlookを開き、リボンの「新しい予定」の横の▼をクリックして「会議」を選びます。

手順
スケジューリングアシスタントを起動する

開いた会議ウィンドウで上部の「スケジューリングアシスタント」タブをクリックします。

手順
参加者を追加して空き時間を確認

右側の参加者欄にメールアドレスを入力すると自動で空き時間が表示され、緑色部分が全員の空いている時間です。

手順
日時を選択して招待を送信

緑色で示された希望の時間をクリックし、「送信」を押すと全員の空き時間を考慮した会議招待が完了します。

Exchangeアカウント以外では空き時間が正しく表示されない場合があります。

スケジューリングアシスタントはOutlook for WindowsとExchange環境で利用できます。

スマートフォンと双方向同期で外出先でも安心

スマートフォンと双方向同期で外出先でも安心

外出先でスケジュールを確認したり、予定を追加したりするときにパソコンを起動するのはちょっと面倒ですよね。スマートフォンとOutlookを双方向で同期させておくと、どこにいても最新の予定が手元の画面にしっかり反映されます。

OutlookモバイルアプリをインストールしてMicrosoftアカウントでサインインしておけば、スマホで作成した予定は自動でクラウドに送られ、パソコンのカレンダーにも即座に反映されます。逆にパソコンで修正した予定も、数秒から十数秒のうちにスマホにアップデートされるので、二重入力のストレスがなくなります。

こんなときにぴったりです。外出中にふと思いついたミーティング時間をサッと登録したいとき。移動中にチームの共有カレンダーをチェックして、空き時間をすぐに把握したいとき。オフライン時に予定を更新しても、次にネットに繋がった瞬間に自動同期されるので安心です。

エンジニアとしてのちょっとしたコツは、スマホ側でバックグラウンド同期の頻度を高めにしておくこと。バッテリー消費が気になる場合は、モバイルデータではなくWi-Fi接続時のみ同期する設定に切り替えておくと長時間の外出でも安心です。

スマホのOutlookアプリで同じアカウントを追加

手順
Outlookアプリを開く

スマホでOutlookアプリをタップして立ち上げます。

手順
設定メニューを開く

画面左上のメニューアイコンをタップして、歯車マークの設定を選びます。

手順
アカウントを追加

「アカウントを追加」をタップして、続いて「メールアカウントを追加」を選びます。

手順
同じメールアドレスを入力

すでに登録済みのメールアドレスを入れて「続行」を押します。

手順
パスワードと権限を許可

パスワードを入れたら、カレンダーや連絡先のアクセス権限を求められるので許可します。

手順
同期状況を確認

カレンダー画面に戻り、同じスケジュールが反映されているかチェックします。

Outlookがバックグラウンド更新を止めていると同期に時間がかかることがあるので、スマホの設定でOutlookのバックグラウンド更新を有効にしてください。

iOSなら「設定>一般>Appのバックグラウンド更新」から、Androidなら「設定>アプリ>Outlook>データ使用量>バックグラウンドデータ」を見直すとスムーズです。

同期オプションをオンにして更新を自動反映

手順
送受信タブを開く

Outlookの画面上部リボンから送受信をクリックして、送受信関連のメニューを表示させます。

手順
送受信グループの定義を選ぶ

送受信グループ送受信グループの定義をクリックして設定画面を開きます。

手順
カレンダー同期を含める

「すべてのアカウント」グループを選択し、「このフォルダーを含める」にあるカレンダーにチェックが入っていることを確認します。

手順
自動送受信の間隔を設定

「自動送受信をスケジュール」にチェックを入れ、更新したい間隔(例:10分)を入力して閉じるをクリックします。

自動送受信間隔は短くしすぎると通信量が増えるので、必要に応じて調整してください。

家族カレンダーを作って当番やイベントを共有

家族カレンダーを作って当番やイベントを共有

家族の行事や当番をひとつのカレンダーでまとめておくと、誰がいつ何をするかがひと目でわかります。OutlookならMicrosoftアカウントを持つ家族同士で簡単に共有できて、パソコンでもスマホでも確認がスムーズになります。

こんな場面で活躍します。

  • 当番表:ゴミ出しや掃除当番の担当をカレンダーに登録して忘れ防止
  • イベント管理:誕生日や習い事の予定を色分けして家族で共有
  • リマインド機能:通知設定で当日の朝や前日にアラートを飛ばせる
  • アクセス自由:Outlookアプリやブラウザからいつでも確認OK

まずはOutlook.comで新しい共有カレンダーを作成して、家族のMicrosoftアカウントをメンバーとして招待しましょう。権限設定で「予定の追加と編集」を許可すると、みんなで書き込める便利な家族カレンダーが完成します。

新しい共有カレンダーを作成して家族を招待

手順
新しいカレンダーを作成

Outlookを開いて左下のカレンダーアイコンをクリックしてください。画面上部の「カレンダーの追加」から「新しい空のカレンダー」を選びます。わかりやすい名前(例:「家族共有」)を入力して「保存」を押すだけで、新しいカレンダーが生まれます。

手順
家族をカレンダーに招待

作成した「家族共有」カレンダーを右クリックし「共有とアクセス許可」を選びます。家族のMicrosoftアカウントのメールアドレスを追加し、権限を「編集可」に設定して「共有」をクリックしてください。相手に届いた招待メールで承諾すると、一緒に予定を管理できます。

色分けで誰の予定かひと目でわかるようにする

複数の人のカレンダーを同時に表示すると、予定が重なってどれが誰のものかわかりにくくなります。カラー設定を使うと、ひと目で担当者ごとの予定が判別できるようになります。

手順
カレンダー一覧を開く

Outlookを起動して「カレンダー」ビューに切り替えます。画面左側の「マイ カレンダー」や「共有カレンダー」の項目を確認してください。

手順
カレンダーごとに色を指定する

左側リストで色を設定したいカレンダー名を右クリックし、「カラー」からわかりやすい色を選びます。人ごとに違う色を選ぶと混ざらず見やすくなります。

色を選ぶときは、似たようなトーンを避けると混同しにくくなります。

Outlook Webでも同じ操作で色分けできます。スマホアプリでも右上の「︙」からカラー変更が可能です。

よくある質問

よくある質問

組織外の人にもカレンダーを公開できますか?

組織外の人にもカレンダーを公開できますか?

はい、Outlookの共有リンク機能を使えば、社外の方にもカレンダーを見てもらえます。Web版Outlookで共有設定画面を開き、表示範囲を「リンクを知っている全員」に切り替えればURLをコピーして外部へ送信できます。

公開範囲をあとから変更する方法は?

公開範囲をあとから変更する方法は?

共有設定を開くと、現在のリンク別に「表示のみ」「編集可能」など権限を切り替えられます。変更後は保存をクリックするだけで新しい権限がすぐ反映されるので、都度見直すと安心です。

特定の予定だけ公開したいときは?

特定の予定だけ公開したいときは?

全体公開ではなく個別の予定だけ共有したい場合は、予定詳細画面の「共有」ボタンを使います。相手のメールアドレスを指定し、閲覧だけか編集も許可するか選べるので、必要な情報だけ送れます。

共有したはずなのに相手に届かないときは?

共有したはずなのに相手に届かないときは?

あれ?ちゃんと共有したのに相手のカレンダーが真っ白だと焦っちゃいますよね。まずはOffice365のICSフィード更新に時間がかかることを思い出してください。実際に24時間ほどかかることもあるので、少し待ってから再度確認すると出てくることが多いです。

もしすぐ見てほしいときは、Outlookデスクトップの[送受信]タブで[すべてのフォルダーを更新]を押してみましょう。それでも反映されない場合は、社内同士なら権限設定を「空き時間のみ」ではなく「詳細情報を表示」に変えてみるのがおすすめです。また外部の方とは会議招待メールを使うと確実に届きます。

外部のメールアドレスでも共有できる?

Outlook for Microsoft 365や最新のOutlook.comでは、組織外のメールアドレスにもカレンダーを送信して共有できます。ただし企業版の場合はテナント管理者が外部共有を許可していることが前提になります。

共有するときは、まず宛先に相手のメールアドレスを入力し、必要に応じて「空き時間のみ」「タイトルと場所を表示」「すべての詳細を表示」を選択します。相手には招待メールが届き、そのリンクをクリックするとブラウザから閲覧できる仕組みです。

個人のOutlook.comアカウントなら公開用のICSリンクを発行でき、メールやチャットでURLを送るだけで誰とでも日程を共有できます。社外パートナーとの打ち合わせ調整が驚くほどスムーズになります。

公開中のカレンダーをあとから止めたい場合どうする?

公開リンクを取り消すことで、あとからカレンダーの公開を簡単に止められます。OutlookのWeb版やデスクトップ版でカレンダーの「共有オプション」を開き、公開用URLを削除するだけで、外部からの閲覧を即座に遮断できます。この方法ならリンクを回収するだけなので、権限設定を細かく見直す必要がありません。

公開停止後に再度特定のメンバーだけと共有したくなったときも、同じ「共有オプション」から相手のメールアドレスを指定して招待するだけでOKです。プログラマー視点でいうと、URLベースのアクセス制御は取り消しも再発行もスクリプト感覚で扱えるので、運用がとても楽になります。

相手に予定の詳細を隠して空き時間だけ見せるには?

予定の中身を知られずに空き時間だけ教えたい場合は、カレンダーの共有設定で空き時間のみを選びましょう。こうすると相手には「予定あり」「空き」状態だけが表示され、タイトルや場所などは隠せます。Windows版のOutlookとWeb版のOutlook(OWA)どちらも対応しているので、プライベートな予定を守りながらスムーズに空き状況を伝えられます。

スマホアプリから公開設定はできる?

スマホ版Outlookアプリでは、カレンダーの詳細な公開設定が対応していません。予定の確認や簡易的な共有はできますが、組織外の人に予定表を見せる「公開リンク」の作成やアクセス権限の細かい調整はできない仕様です。

アプリ上でできることは、チームや友達との予定をメールに添付して送るくらいと考えておくと安心です。急いでスマホから手軽に予定を伝えたいときには便利ですが、本格的な公開設定はあとでPCかブラウザ版で行いましょう。

もし外出先でどうしても公開設定を済ませたいときは、スマホのブラウザでOutlook on the webにログインすると、デスクトップ同様の画面で設定が可能です。これなら細かい権限も調整できます。

まとめ

まとめ

Outlookでカレンダーをみんなと共有するには、まずカレンダー画面から共有オプションを開くこと、次に共有リンクを発行してアクセス権を設定すること、最後に送った相手が問題なく確認できるかチェックする、というステップでスムーズに進められます。

手順を一度覚えれば、チームとの調整もぐっと楽になり、プロジェクトのスケジュール管理がもっと身近になります。今日からさっそく共有設定を試して、毎日の予定をストレスなくシェアしてみましょう。

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