Windowsの右クリックで毎日がラクになる!今すぐ覚えたい基本と応用

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Windowsの右クリックで毎日がラクになる!今すぐ覚えたい基本と応用

Windowsでファイルを整理しようとしたとき、右クリックのメニューが多すぎて何を選べばよいのか迷う場面はありませんか。

このページではプログラマーの長年の体験をもとに、メニューをすっきりさせる整理術やボタンを押すだけで作業が一瞬で終わる便利技を、手順を飛ばさず丁寧に示します。さらに、応用テクニックも盛り込み、日々の操作を驚くほど快適に変えるヒントも紹介します。

読み進めれば明日からのクリックが軽やかになり、作業時間にゆとりが生まれます。肩の力を抜いて手順を試し、自分だけの快適環境を作り上げてください。

目次

右クリックの基本操作を身につけよう

右クリックの基本操作を身につけよう

ファイルやフォルダーを扱うとき、右クリックは最強の相棒です。クリックひとつでコピーや削除、名前変更までメニューがズラリと並びます。初めてだと「何ができるんだろう?」と戸惑うかもしれませんが、いくつかの基本操作を押さえておけば、毎日の作業がグンとスムーズになります。

  1. コンテキストメニューを開く:ファイルやフォルダー上で右クリックすると、コピーや貼り付け、削除などの基本アクションが並び、すぐに実行できる
  2. Shift+右クリックで拡張メニュー:通常メニューに加えて「パスとしてコピー」など隠しコマンドも表示され、開発作業がはかどる
  3. 右ドラッグ&ドロップ:右ボタンのままドラッグして離すと、「ここに移動」「ここにコピー」「ショートカットをここに作成」のいずれかを選んで処理できる
  4. フォルダー背景を右クリック:何もない場所で右クリックすると、新規フォルダー作成や表示オプション変更ができて、デスクトップ整理に便利

最初は一つひとつ試してみてください。慣れるとマウス操作だけでサクサク進められるので、手が止まるストレスがなくなります。

マウスで右クリックする方法

マウスで右クリックする方法

パソコン操作でいちばん手軽なのがマウスを使った右クリックです。デスクトップやエクスプローラーのアイコン、文字の上など、対象にカーソルを合わせてマウスの右ボタンをカチッと押すだけで、必要なメニューがサッと現れます。

この方法は初心者でも迷わず使えるうえに、ファイルのコピーや削除、ショートカットの作成、テキストの貼り付けや書式設定など、あらゆる操作の出発点になります。手首の角度をわずかに変えるだけでさくっと開けるのは、マウス操作ならではの気楽さです。

プログラマーの実感として、右クリックメニューをよく使う場面は、ファイル名の変更やフォルダーの新規作成が多いです。慣れてきたらメニュー内の項目にマウスホイールを合わせてスクロールし、すばやく選びましょう。

①マウスをクリックしたい場所に合わせる

手順
マウスカーソルを目的の位置へ移動

まずは画面上でクリックしたいボタンやアイコンを見つけてください。その場所を目がけてマウスをそっと動かします。手首をリラックスさせてマウス本体を大きく動かすと狙いやすくなります。

補足 ポインターの動きが速すぎると感じたらWindowsの設定から「マウスとタッチパッド」→「カーソル速度の調整」で好みの速さにしておくと狙いやすくなります。

②右側のボタンをカチッと押す

手順
右側のボタンをカチッと押す

マウスの右側にあるボタンを、人差し指や中指で軽く押し込みます。しっかり押すと「カチッ」という感触が伝わり、コンテキストメニューが表示されます。

軽すぎると反応しないことがあるので、指先をリラックスさせ、適度な力加減でゆっくり押すとスムーズです。

③ひらいたメニューをながめる

右クリックでひらいたメニューをながめると、使える機能がずらりと並んでいます。一目でわかるアイコンやテキストに注目しながら、どんな操作ができるか確認してみましょう。

上下に分かれたブロックごとに、たとえば上はコピー/貼り付け、中は送るやショートカット作成、下は管理者権限で実行などの機能がまとまっています。矢印マークが付いた項目はカーソルをのせるとサブメニューが展開されます。

よく使う機能はクイックアクセスにピン留めする方法もあるので、頻繁に使うフォルダーやアプリはメニューからサクッと登録しておくと便利です。

④欲しい項目を左クリックで選ぶ

手順
欲しい項目を左クリックで選ぶ

右クリックで出したメニューが開いたら、マウスカーソルを狙った項目に動かします。サブメニューがある場合は、そのままカーソルを合わせると自動で開きます。

確認できたら左クリック。メニューが閉じて選択が実行されます。慣れるとポチポチ操作がサクサク進みます。

タッチパッドで右クリックする方法

タッチパッドで右クリックする方法

タッチパッドで右クリックを行うと、マウスを用意しなくても画面の任意の場所でコンテキストメニューを呼び出せます。Windows10/11では初期設定で< strong>二本指タップが有効になっていることが多く、パッドの使い慣れた動きで右クリック操作をサクッと実行できます。

この方法の特徴は以下の点です。

  • マウス不要:外出先や狭いデスクでも手軽に操作できる
  • 設定が簡単:Windowsの設定画面からすぐオン/オフを切り替えられる
  • スムーズな操作感:慣れると二本指タップだけで素早く右クリックできる

①カーソルを合わせたら二本指でトントンとタップ

カーソルを目的のアイコンやファイルに合わせたら、トラックパッド上で二本指を使ってトントンと軽くタップします。これだけで右クリックメニューが表示され、マウスを使わなくてもサクサク操作できます。

ノートPCの機種や設定によっては、タップの感度が合わず反応しないことがあります。

タップ操作がうまくいかない場合は、Windowsの「設定>デバイス>タッチパッド」で二本指タップが有効になっているか確認してみてください。

②メニューがひらくのを待つ

手順
メニューがひらくのを待つ

右クリックするとすぐにメニューが表示されますが、マシン性能によってはわずかに時間がかかることがあります。その間に再度クリックすると別の動作になる場合があるので、ポインターを動かさずに落ち着いて待ちましょう。

③欲しい項目を指でタップ

コンテキストメニューが表示されたら、画面上の欲しい項目を指でそっとタップしてください。項目が多くて隠れているときは、リストの端を上下にスワイプしてスクロールできます。

さらに詳しい操作を選びたいときは、項目の右側にある矢印マークをタップするとサブメニューを開けます。

スクロール中にメニュー外をタップするとウィンドウが閉じるので、必ずメニュー内で操作してください。

タップの反応が鈍いときは、少し強めに指先を当てると確実に選択できます。

タッチスクリーンで右クリックする方法

タッチスクリーンで右クリックする方法

タッチスクリーン搭載の端末では画面を長押しするだけで右クリックと同じメニューが表示されます。指先を1秒ほど当て続けるとパッとメニューが開くので、マウスなしでもファイルのコピー・貼り付けやショートカット作成がスムーズに行えます。

Windowsペン対応モデルではスタイラスを使った長押しもOK。指より細かい場所を狙いやすいので、狭いアイコン周りで操作ミスを減らしたいときにぴったりです。

①押したい場所を指で長押し

手順
①押したい場所を指で長押し

右クリックメニューを表示したいアイコンやテキストの上を、そっと指で押さえたまま約1秒待ちます。

画面から指を動かさずにじっとしていると、コンテキストメニューが現れます。

もしメニューが出ないときは、一度指を離し視線をずらしてから、もう少し長めに試してみてください。

②指を離してメニューを呼び出す

手順
②指を離してメニューを呼び出す

画面上でタッチしたままの指をゆっくり離すと、コンテキストメニューがパッと現れます。

ポイントは、指を大きく動かさずにそっと離すことです。動かしすぎるとドラッグ扱いになってしまいます。

補足: キーボード派なら〈Shift+F10〉でも同じメニューが呼び出せます。

③欲しい項目を軽くタップ

手順
欲しい項目を軽くタップ

表示されたコンテキストメニューから使いたい項目を探したら、項目名の上を指先で軽くタップします。マウスの場合は左クリックで同じ動作ができます。

サブメニューがあるアイコンには矢印が付いているので、そこをタップ(またはクリック)するとさらに選択肢が表示されます。

キーボードだけで右クリックする方法

キーボードだけで右クリックする方法

キーボードだけで右クリックを呼び出すには、主に2つの方法があります。ひとつはキーボードの中ほどにあるメニューキーを使う方法で、ちょっと指を動かすだけでコンテキストメニューを開けます。もうひとつはShift+F10を押す方法で、メニューキーがないノートPCでも使えます。マウスが手元にないときでも操作できるので、キーボード中心で作業するプログラマーさんにぴったりです。

①矢印キーで項目をえらぶ

手順
矢印キーで項目をえらぶ

右クリックでメニューが開いたら上下の矢印キーを押して移動したい項目へフォーカスを送ります。選択中の項目は背景色でハイライトされるので直感的にえらべます。サブメニューつきの項目は右矢印キーで展開、左矢印キーで前の階層に戻れます。

プログラミング中にマウスから手を離さずキーボード中心に操作できるため、細かい編集やショートカットと組み合わせると作業のスピードがグッと上がります。

②ShiftとF10キーを同時に押す

手順
対象のファイルやフォルダをクリックして選択

まずはコンテキストメニューを表示したいアイテムをクリックで選びます。

手順
Shiftキーを押しながらF10キーを押す

キーボードからまずShiftを押し続け、そのままF10を押すと右クリックと同じメニューが現れます。

一部のノートPCではF10にFnキーが割り当てられていることがあるので、Fnキーも同時に押す必要があります。

プログラミング中はマウスから手を離さずにメニューを出せるので、作業効率がグッと上がります。

③メニューを矢印キーで動かす

手順3
メニューを矢印キーで動かす

コンテキストメニューが開いたら上矢印↑下矢印↓で項目を上下に移動できます。右矢印→でサブメニューを開き左矢印←で閉じる操作が可能です。マウスから手を離さずにサクサク選択できるのでファイル操作やプログラミング中の誤クリック防止にも役立ちます。

④Enterキーで決定する

手順
Enterキーで決定する

右クリックしたメニューが表示されたら、上下の矢印キーで操作したい項目まで移動します。その位置でEnterキーを押すと、マウスなしで選択が確定します。

キーボードだけで一連の操作を完結できるので、手の移動を減らして効率よく作業できます。

右クリックメニューで作業スピードが跳ね上がる応用例

右クリックメニューで作業スピードが跳ね上がる応用例

右クリックメニューをもっと便利に使いこなすと、普段の作業がぐっとラクになります。ここではプログラマー視点の工夫も交えた応用テクニックをまとめたので、自分のワークフローに合わせて活用してみてください。

応用テクニック効率化の効果活用シーン
カスタムコンテキストメニューよく使うアプリやフォルダに即アクセスプロジェクト単位でメニューを切り替えたいとき
スクリプト連携起動バッチやPowerShellを右クリック一発で実行定型レポートの自動生成やログ解析
サードパーティ拡張機能Gitコミットや画像編集機能を追加VSCode外でもリポジトリ操作を行いたいとき
ファイルプレビュー拡張サムネイルや詳細情報をポップアップ表示大量の資料から目的のファイルを素早く探すとき

この表を参考に、自分がよく使う操作を右クリックメニューに組み込むと、ワンクリックで複雑な処理が呼び出せます。次のステップでは各テクニックの具体的な設定方法を紹介しますので、活用イメージを膨らませながら読み進めてみましょう。

メニューを自分好みに整理してショートカットを追加する

メニューを自分好みに整理してショートカットを追加する

右クリックメニューはそのままでも便利だけど、よく使うアプリやフォルダがすぐ出てくるともっとラクになるよね。Windows標準の「送る」フォルダを自分好みに整理したり、レジストリをちょこっといじって不要な項目を消し込んだり、あるいはフリーソフトで見やすくグループ化したりする方法があるよ。

こうしたカスタマイズを行うと、ファイルやフォルダを開くまでのクリック数が減ってスピードアップ。プログラマー視点で言うと、作業フローに直結するツールをサクッと呼び出せるのは大きなメリットだよ。

設定アプリから既定アプリを変えてメニューをすっきりさせる

手順
設定アプリを開く

画面左下のスタートボタンをクリックして歯車アイコンを選ぶと設定アプリが起動します。

手順
既定のアプリ画面へ移動

設定の左メニューからアプリを選び、画面上部にある既定のアプリをクリックします。

手順
ファイル形式ごとにアプリを整理

「ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶ」をクリックして、拡張子ごとにひとつだけ好みのアプリを設定すると右クリックメニューがすっきりします。

設定変更後、反映に数秒かかる場合がありますので慌てずに操作を完了してください。

すっきりしたメニューは作業効率アップにつながりますが、あとで別のアプリに戻したいときは同じ手順で再設定できます。

フリーソフトShellExViewで要らない項目をオフにする

手順
ShellExViewをダウンロードして展開する

公式サイトから最新バージョンをダウンロードして、わかりやすいフォルダに解凍してください。

手順
管理者としてShellExViewを起動する

解凍したフォルダで右クリック→「管理者として実行」を選んで起動し、リストが読み込まれるまで待ちます。

手順
無効化したい拡張メニューを選択する

「Company」列でMicrosoft以外をクリックしてソートし、不要な項目をCtrlキーで複数選択してください。

手順
選択項目をオフにする

メニューから「Disable Selected Items」をクリックし、確認ダイアログで「Yes」を選べばオフになります。

Microsoft製以外だけ無効化してください。誤ってシステム関連をオフにすると動作がおかしくなることがあります。

ShellExViewはインストール不要のポータブル版です。変更後はエクスプローラーを再起動すると設定が反映されます。

PowerToysで追加メニューを使えるようにする

手順
PowerToysをダウンロードする

Microsoft公式サイトから最新バージョンのPowerToysをダウンロードします。インストーラーは管理者権限があるアカウントで取得してください。

手順
PowerToysをインストールする

ダウンロードしたインストーラーを実行し、画面の指示に沿ってセットアップします。既存のPowerToysがある場合は上書きされます。

手順
File Explorer add-onsを有効化する

PowerToysを起動し、左メニューから「File Explorer add-ons」を選びます。トグルをオンにして、拡張メニューを利用可能にします。

手順
エクスプローラーを再起動する

タスクマネージャーで「Windows エクスプローラー」を選択し、再起動します。これで右クリックメニューに新機能が反映されます。

エクスプローラーだけでなく他のアプリにもメニュー統一感が出るので、作業効率がぐっと上がります。

Shiftキーを足して隠れた高機能メニューを呼び出す

Shiftキーを足して隠れた高機能メニューを呼び出す

ファイルやフォルダを右クリックするとき、Shiftキーを押しながら操作すると普段は見えない項目が現れます。Windows 11の最新仕様では、絶対パスのコピーやWindowsターミナルの起動など、プログラマーにうれしい機能がずらりと並ぶのでぜひ試してみてください。

通常メニューShift押下時に追加される項目
共有パスとしてコピー(絶対パスをクリップボードへ)
コピー先Windowsターミナルをここで開く(コマンドライン作業が即スタート)
プロパティPowerShellウィンドウをここで開く(古いメニュー名)

注意点:ネットワークドライブやシステムフォルダでは管理者権限が求められることがあるため、その場合は「管理者として実行」を併用してください。

エンジニア視点:Shift+右クリックで即ターミナルが立ち上がるので、Dockerコンテナ操作やGitコマンドの導入がスムーズになります。

フォルダーでShift+右クリックしてここにコマンドウィンドウを開く

Shiftキーを押しながらフォルダーの空白部分を右クリックすると、右クリックメニューに「Windowsターミナルをここで開く」や「PowerShellウィンドウをここで開く」が表示されます。これを選ぶと、開いているフォルダーを初期ディレクトリにしたコマンドウィンドウがすぐに起動します。

手順
フォルダーの空白を右クリック

エクスプローラーで起動したいフォルダーを開き、アイコンやファイルがない部分を探して右クリックします。

手順
Shiftキーを押しつつメニュー項目を選択

Shiftキーを押したままメニューに現れた「Windowsターミナルをここで開く」または「PowerShellウィンドウをここで開く」をクリックします。

Windows11では既定でWindowsターミナルが開きます。PowerShellを優先したいときは、ターミナルの設定画面から既定のプロファイルをPowerShellに変更しておくとスムーズです。

ファイルでShift+右クリックして完全なパスをコピーする

手順
コピーしたいファイルを選択

ファイルエクスプローラーで目的のファイルをクリックして選んでおいてください。

手順
Shiftキーを押しながら右クリック

Shiftキーを押し続けたまま、選択中のファイルを右クリックしてください。

手順
「パスとしてコピー」を選ぶ

コンテキストメニューに表示される「パスとしてコピー」をクリックすると、完全なファイルパスがクリップボードに入ります。

Windows11では「パスとしてコピー」、Windows10では「パスのコピー」と表示される点に注意してください。

ネットワークドライブやOneDrive上のファイルも同じ手順でパスを取得できます。

送るメニューをカスタムしてよく使う場所へひと飛び

送るメニューをカスタムしてよく使う場所へひと飛び

ファイルを頻繁に特定の場所へ移動するとき、右クリックの「送る」メニューにお気に入りのフォルダを登録しておくと、いちいちフォルダを開かずにパッと飛べるようになります。

このカスタムはエクスプローラーの専用フォルダにショートカットを追加するだけなので、手を動かしながら試しやすいのがうれしいポイントです。

開発中のログ置き場やプロジェクト共有フォルダを登録しておくと、ファイル振り分け作業がいつもの1クリックで完了し、日々の手間がグッと減ります。

SendToフォルダーにお気に入りのフォルダーをドラッグする

手順
SendToフォルダーを開く

エクスプローラーのアドレスバーをクリックして %APPDATA%\Microsoft\Windows\SendTo と入力しEnterキーを押します。

手順
お気に入りフォルダーを別ウィンドウで開く

新しいエクスプローラーウィンドウを開き、ドラッグしたいフォルダーを表示しておきます。

手順
ドラッグ&ドロップで追加

お気に入りフォルダーをSendToフォルダー内にドラッグし、マウスボタンを離してコピーを作成します。

手順
「送る」メニューで確認

任意のファイルを右クリックし「送る」を開くと、お気に入りフォルダーが一覧に表示されていることを確認します。

テキストファイルをメモ帳へ直接送る

手順
開きたいテキストファイルを右クリック

エクスプローラーで目的の.txtファイルを探して、ファイル名の上で右クリックしてください。

手順
「送る」からメモ帳を選択

メニューの「送る(N)」をポイントして、表示された一覧から「メモ帳」をクリックします。すぐにメモ帳で開くことができます。

もし「送る」一覧にメモ帳がない場合は、%USERPROFILE%\\AppData\\Roaming\\Microsoft\\Windows\\SendTo フォルダ内に「メモ帳」へのショートカットを作成すると追加できます。

圧縮や共有をワンアクションで済ませる

圧縮や共有をワンアクションで済ませる

ファイルを選んだあと、わざわざエクスプローラーを立ち上げたり複数の操作を繰り返したりせずに、右クリックメニューから一気に圧縮も共有もできる方法があります。Windows標準の「送る」から「圧縮(zip形式)フォルダー」を選ぶと同時にフォルダーを作成してくれるうえ、Windows 11以降なら右クリックの「共有」ボタンからメールやTeamsへワンクリックで送信できます。

さらにプログラマー御用達の7-Zipをインストールすれば、右クリックに「Add to archive」「Compress and email」といった項目が自動追加されます。これなら複数ファイルを一度にまとめつつ、圧縮形式を細かく選んでから好きなメーラーやチャットツールへすぐ送ることができるので、資料配布やログ共有を素早く済ませたいときにとても便利です。

複数ファイルを選んで右クリックからzipを作成する

手順
圧縮したいファイルを選ぶ

まずエクスプローラーでまとめてzip化したいファイルやフォルダーをドラッグまたはCtrlキーを押しながらクリックして選んでください。

手順
右クリックメニューを開く

選択したいずれかのファイル上で右クリックすると、まとめて操作できるメニューが現れます。

手順
「送る」から圧縮フォルダーを選択

メニューの「送る」にカーソルを合わせ、「圧縮フォルダー(zip形式)」をクリックします。

手順
作成されたzipをリネーム

同じフォルダー内に「選択したアイテム.zip」ができるので、好みの名前に変更すれば完了です。

ファイル数が多いときはExplorerの「表示」タブからアイコンサイズを小さくすると選択しやすくなります。

もし「送る」メニューに「圧縮フォルダー」が表示されない場合は、システムファイルが壊れている可能性があるので、コマンドプロンプトで sfc /scannow を実行すると直ることがあります。

共有メニューでメールにそのまま添付する

手順
ファイルを選んで右クリック

添付したいファイルをエクスプローラーで探し、右クリックメニューを開きます。

手順
共有メニューからメールを選ぶ

共有→メールをクリックすると、新規メール作成画面にファイルがそのまま添付されます。

添付できる容量には上限があるので、大きすぎるファイルは分割やオンラインストレージの活用がおすすめです。

プログラマー視点だと、ソースコードなどは事前に圧縮しておくと受信側も扱いやすくなります。

よくある質問

よくある質問
右クリックしてもメニューがすぐに表示されません

パソコンが重いときには右クリックメニューの表示にも時間がかかります。スタートアップアプリを減らしてメモリにゆとりを作ると早くなります。またプログラマーならではの裏ワザとして、ShellExViewなどで不要なシェル拡張を無効化するとサクサク動くようになります。

右クリックメニューを自分好みにカスタマイズしたいです

「送る」や「新規作成」を整理したいときは、shell:sendtoshell:desktopといった特殊フォルダーを直接開いて不要なショートカットを削除するとすっきりします。もしレジストリを触っても大丈夫なら、ContextMenuHandlersキーをバックアップしてから編集するとさらに細かな調整が可能になります。

キーボードだけで右クリックメニューを開く方法はありますか

ファイルやフォルダーを選択してShift+F10を押すと右クリックと同じメニューが開きます。ラップトップでマウスが接続できないときやプログラミング中に手をホームポジションから動かしたくないときに便利です。

右クリックメニューがすぐ消えてしまうときは?

右クリックメニューが思わず消えてしまうと、せっかくの操作が中断されて焦りますよね。

  1. マウスドライバーを最新にする:古いドライバーだと入力が途切れやすく、更新すると安定することが多い。
  2. 感度設定を見直す:タッチパッドやマウスのクリック感度を下げると誤動作が減りメニューが残りやすい。
  3. タブレットモードをオフにする:タッチ操作優先が解除されるため、右クリックメニューが扱いやすくなる。

タッチパッドで二本指タップが反応しないときは?

タッチパッドで二本指タップが反応しないときは?

まずは設定のタッチパッド項目を見てみましょう。スタートメニューから「設定」を開き、「Bluetoothとデバイス」→「タッチパッド」を選びます。スクロールとズームのあたりに「二本指タップで右クリックを行う」というスイッチがあるので、オンになっているか確認してください。

それでも反応しないときは、デバイスマネージャーからドライバーを更新すると改善する場合があります。スタートを右クリック→「デバイスマネージャー」→「マウスとそのほかのポインティングデバイス」を展開し、タッチパッド名を右クリックして「ドライバーの更新」を試してみてください。

メーカー製のユーティリティソフトが入っている場合は、そちら側で二本指タップの感度やジェスチャー設定を見直すのがおすすめです。タッチパッドのメーカーによっては独自設定が優先されることがあります。

最後に、軽く指を離すタイミングが早すぎると認識しにくいため、指を置いてから軽くタップし、指を離す間隔を少しだけ長めにしてみると反応が安定します。

Appsキーがないキーボードではどうする?

キーボードにAppsキーがないと戸惑いますよね。そんなときはShift+F10が代わりになります。実際の画面でコンテキストメニューを呼び出せるので、いつもの右クリック感覚で操作できます。

さらにプログラマーらしい裏技として、PowerToysのキーボードマネージャーを使えば、CapsLockや無駄なキーにAppsキー機能を割り当てることも可能です。デスク周りのカスタマイズ好きにはたまらない方法ですよ。

メニューに知らない項目が増えてしまったのはなぜ?

メニューに知らない項目が増えてしまったのはなぜ?

パソコンに新しいソフトを入れると、裏でそのソフトが右クリックメニューに自分の機能を追加してくれます。便利な反面、いろいろ入れ過ぎると見たこともない項目がどんどん増えてしまうことがあります。

経験上、不要な項目を整理したい時は無料のシェル拡張管理ツール(たとえばNirSoftのShellExView)を使うのがラクです。リストから怪しい名前を探してチェックを外すだけで、一時的に表示を止められます。またShiftキーを押しながら右クリックすると、Windows標準の項目だけを表示できるので、混乱した時の応急処置にも役立ちます。

まとめ

まとめ

ここまで右クリックの基本操作から応用テクまで楽しく紹介してきました。ファイルのコピーやフォルダの作成はもちろん、隠れたメニューやショートカットを使えば作業時間がグンと短縮できます。

まずはデスクトップやエクスプローラー上で右クリックを日常的に試してみてください。慣れてきたらコンテキストメニューのカスタマイズにも挑戦しましょう。ほんの少しの設定変更で、よく使う機能がすぐに呼び出せるようになります。

毎日の作業に右クリックを取り入れると、小さな手間が積み重なって大きな効率アップにつながります。自分好みにメニューを整えて、気持ちよく作業を進めていきましょう。

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