大切な資料を受け取ったのに、Lhaplusの初回設定に手間取りインストール方法で迷ってしまうことはありませんか。
初心者でも戸惑わないように、ダウンロードから設定完了までを画面の流れに沿ってやさしくお伝えします。右クリックメニューの整理やパスワード付きZIPの作成など、プログラマーの現場で役立った小技も交えて紹介します。読み終えるころには圧縮も解凍も自信を持って扱えるようになります。
パソコンを手元に置きながら順番通りに操作すれば、数分で設定が終わり快適なファイル管理が始まります。今すぐ準備を進めて、安心してメールやクラウドでのデータ受け渡しを楽しんでください。
LhaplusをWindowsに入れるときに迷わない手順

「LhaplusをWindowsに入れたいけど、どこから始めたらいいのか迷う」という経験はありませんか?ダウンロード先やインストール方法がいくつかあって戸惑いがちですよね。
ここでは実際にプログラマー視点で試してみた中から、特に使いやすかった方法を2つに絞って紹介します。
- インストーラー版:公式サイトから.exeを取得してダブルクリックでサクッと導入できる定番スタイル
- ポータブル版:インストール不要でUSBメモリやクラウドに入れたまま使えるフレキシブルスタイル
どちらも最新版のWindows10以降で動作確認済みなので安心して選べます。好みのスタイルに合わせて、次の手順から始めてみてください。
公式サイトのセットアップ版を使う

公式サイトのセットアップ版は、ダウンロードしたインストーラーを実行するだけで、初心者でも迷わずインストールできます。細かいオプションを悩む必要がないので、とにかく手早くLhaplusを使いたいときにぴったりです。
プログラマー視点でうれしいポイントは、OSや環境にあわせて自動で設定を調整してくれるところです。インストール後すぐに圧縮・解凍の操作を試せるので、作業効率アップがすぐ実感できます。
- ワンクリックでインストール完了:レジストリ登録やショートカット作成を自動化
- エクスプローラー連携:右クリックメニューに圧縮・解凍が追加される
- 更新チェック機能:最新版の確認とアップデートがスムーズ
複数ユーザーで使う環境なら、管理者権限で実行してインストールすると、すべてのアカウントで同じ操作感が得られて安心です。
①公式サイトを開く
お使いのブラウザを起動して、アドレスバーにhttps://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/util/se127610.htmlを入力し、Enterキーを押してください。
ダウンロードページが開いたことを確認しましょう。ページ上部にあるバージョン情報と公開日が最新かチェックすると安心です。
もしVectorの広告が気になる場合は、公式作者サイトも併せてブックマークしておくとあとで見直しやすくなります。
②ダウンロードボタンを押す
ダウンロードページの中ほどにある「ダウンロード」ボタンをクリックします。最新版のバージョン番号がボタンの近くに表示されているので、更新を見逃しません。
クリック後、ブラウザのダウンロードバーにファイル(例:Lhaplus-4.13.exe)が出てくるまで待ちます。進行状況がバーに表示されるので安心です。
手軽に保存先を指定したいときは、ボタンを右クリックして「名前を付けて保存」を選びましょう。指定フォルダに整理できるのでプログラマーにもおすすめです。
③ダウンロードしたexeをダブルクリック
エクスプローラーでダウンロードフォルダを開き、インストーラーのexeファイルを探します。
見つかったファイルをダブルクリックすると、ユーザーアカウント制御の画面が出るのではいをクリックしてください。
これでセットアップウィザードが起動し、インストール作業に進めます。
管理者権限が必要な場合は、管理者アカウントでログインして実行してください。
④画面の指示に合わせて次へを押す
ライセンス条項やインストール先、追加タスクの画面が順番に出ます。内容を確認し、特に変更が不要な場合は次へをクリックしてください。
経験上、追加タスクは不要な関連付けやログ設定が含まれやすいので、チェックを外すと後からファイル管理が楽になります。
⑤完了画面で閉じるを選ぶ
セットアップが完了すると「完了」画面が表示されます。画面右下の閉じるボタンをクリックして、インストールの流れを終わらせましょう。
MicrosoftStoreから入れる

Windows10以降を使っているなら、MicrosoftStoreからLhaplusをインストールすると迷わず進められます。アプリをストア検索して「入手」をクリックするだけで、自動的にインストールが終わるので操作に不安がある方にもぴったりです。
ストア経由だと更新プログラムも自動で適用されるため、手動でバージョンチェックをする必要がありません。不具合修正や新機能はバックグラウンドで配信されるので、いつでも最新の使い心地を維持できます。
公式配布と同じく安心感があり、ウイルス対策ソフトとの相性チェックも済んでいる点が心強いです。初めての圧縮・解凍ツール導入なら、まずはMicrosoftStore版から試してみましょう。
①スタートメニューからStoreを開く
タスクバー左下のWindowsアイコンをクリックしてスタートメニューを表示します。
メニューに並ぶアプリ一覧からMicrosoft Storeを見つけてクリックしてください。
②検索窓にLhaplusと入力
画面左下の検索窓にLhaplusと入力します。入力中に自動で候補が表示されるので、目的のアプリがすぐに見つかります。
③入手ボタンを押す
Microsoft Store画面に切り替わったら、右上の入手ボタンをクリックします。
クリックすると自動でダウンロードが始まります。もしボタンが灰色で押せないときは、Microsoft アカウントでサインインしているか確認してみてください。
④自動で終わるのを待つ
インストーラーが自動でファイルを展開してインストールを完了させるまで、そのまま待ちます。進行状況が100%になると完了ボタンが有効になりますので、表示が変わるのを確認しましょう。
⑤開くをクリックして起動する
インストール完了画面にある開くをクリックするとLhaplusが起動します。初回は設定画面が立ち上がることがありますが、そのまま進めて問題ありません。タスクトレイに表示されたアイコンを見つけたら無事起動できています。
圧縮も解凍ももっとラクになるLhaplusの便利ワザ

Lhaplusには知られざる小技がいっぱい隠れていて、ちょっとした工夫でファイル操作がもっとスムーズになります。ここでは圧縮も解凍もラクになる便利ワザをまとめてみましたので、活用シーンをイメージしながらチェックしてみてください。
便利ワザ | 活用シーン |
---|---|
ドラッグ&ドロップ圧縮 | 複数ファイルをまとめて素早く圧縮したいときに便利です。 |
右クリックメニューのカスタマイズ | よく使う圧縮形式だけ表示させて操作をシンプルにできます。 |
パスワード付き圧縮 | 機密ファイルを安全に送付したいときにサッと設定できます。 |
自動解凍フォルダ指定 | 受信メールの添付ファイルを決まったフォルダに展開して整理に役立ちます。 |
複数形式一括解凍 | zip/lzh/rarなど混在したフォルダをまとめて処理するときに重宝します。 |
右クリックメニューに好きな操作を追加する

Lhaplusには「シェル拡張設定」という画面があって、ここから右クリックメニューに表示したい操作を選べます。圧縮したいファイル形式にチェックを入れるだけで、わざわざアプリを起動しなくてもフォルダやファイルを右クリックしてすぐにZIP化できるのがうれしいポイントです。Lhaplusなら、よく使う操作を迷わずメニューに登録できるので、日々の作業をさくっと効率化できます。
設定画面を開いて関連付けをオンにする
タスクトレイにあるLhaplusアイコンを右クリックして「設定」を選ぶと、設定ウインドウが開きます。
設定ウインドウ上部の「関連付け」タブをクリックし、扱いたい拡張子にチェックを入れてから「OK」を押します。
関連付けを変更したあと、すでに開いているエクスプローラーがあれば再起動すると反映されやすいです。
コンテキストメニューでよく使う項目にチェックを入れる
インストール画面で表示された「コンテキストメニューに追加」の一覧から、よく使う操作にチェックを入れます。
- すべて展開:選択したフォルダに一括解凍
- ここに展開:現在の場所で解凍
- 圧縮:選択したファイルをまとめて圧縮
チェックが終わったら「次へ」をクリックすると設定が保存され、右クリックメニューに項目が追加されます。
適用を押してファイルを右クリックで試す
設定画面で適用ボタンを押して変更を保存します。
エクスプローラーで解凍したいファイルを右クリックし、「Lhaplusで解凍」「ここに解凍」などの項目が表示されているか確かめましょう。
パスワード付きZIPを作って共有を安心にする

Lhaplusでは右クリックメニューからパスワード付きZIPがサクッと作れるので、大事な書類や写真などを送るときに心強い味方になってくれます。
送付先にだけパスワードを伝えておけば、ほかの人がファイルを開けないので安心です。社内の報告書や家族の思い出写真など、プライベートなデータをやり取りするときにぜひ活用してください。
ファイルを選んで右クリックから圧縮を選ぶ
エクスプローラーで圧縮したいファイルやフォルダをクリックして選択します。選択できたら右クリックメニューを開いて「Lhaplusで圧縮」をクリックしてください。
パスワード入力欄に好きな文字列を入れる
圧縮ダイアログの「パスワード」欄を見つけたら、好きな文字列を入力します。英数字を組み合わせ、8文字以上にすると強度が上がります。
一度設定したパスワードは忘れるとファイルを開けなくなるため、メモを忘れずに保存してください。
作成されたZIPを相手に渡してパスワードを伝える
作成したZIPをメールの添付ファイルやクラウドストレージの共有リンクで相手に届けます。
セキュリティを高めるため、パスワードはメールと別の方法(電話やチャット)で短く伝えます。
重要な情報を守るため、パスワードは送信したZIPとは別の経路で伝えましょう。
大量ファイルをドラッグアンドドロップで一発展開

フォルダ内にたくさんの圧縮ファイルが並んでいるときは、ひとつずつ解凍ボタンを押すのが地味に手間に感じますよね。この方法では、処理したいファイルをまとめて選択して、Lhaplusのウィンドウやアイコンにドラッグ&ドロップするだけで、一気に展開できます。
実際に試すと、百を超えるzipやrarでも数秒以内に解凍が始まるので、連続クリックで手が疲れる心配もありません。プログラマーの経験から言うと、あらかじめ展開先フォルダをひとつ作っておくと、後で整理するときに迷子にならず安心です。
フォルダーへ圧縮ファイルをまとめてドラッグする
エクスプローラーでまとめたい圧縮ファイルを格納するフォルダーを開いておきます。
シフトキーを押しながらリスト上でクリックするか、ドラッグ範囲で一度に複数のファイルを選びます。
選択したファイルをそのままドラッグし、先ほど開いたフォルダーのウィンドウ内でマウスを離します。
出てきたウィンドウで展開先を確認してOKを押す
解凍先が表示されたウィンドウが現れます。パスを確認してファイルを置きたいフォルダになっているか確かめましょう。別の場所に展開したいときはフォルダアイコンをクリックして移動先を選べます。問題がなければOKをクリックすると自動でファイルが展開されます。
進行バーが消えたら中身をチェックする
進行バーが消えたら、エクスプローラーで解凍先フォルダを開いて展開されたファイルやフォルダがそろっているか確認しましょう。
日本語ファイル名や階層が深いフォルダ構造は文字化けやパス長制限に引っかかる場合があるので、気になるものがあれば実際に開いて動作を確かめてみてください。
よくある質問

- Lhaplusってどんなことができるの?
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ファイルやフォルダをドラッグ&ドロップで手軽にまとめて圧縮できたり、右クリックメニューからポチッと解凍できたりします。パスワード付きZIPの作成もサクッとこなせるので、ちょっとした共有やバックアップに便利です。
- 圧縮したZIPが開けないことがあるのはなぜ?
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文字コードやファイル名の長さが原因になりやすいです。Windowsの標準ではShift-JISで処理されるので、UTF-8で名前を付けたときに文字化けして開けないことがあります。ファイル名を短くしたり、設定画面で「UTF-8を使う」にチェックを入れると解決しやすいです。
- 解凍エラーが出てうまく展開できないときは?
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よくあるのはパスが長すぎたり、フォルダ名に特殊文字が含まれていたりするケースです。フォルダごとデスクトップ直下に移してから再度解凍を試すとスムーズにいくことが多いです。それでもダメなら一時的にウイルス対策ソフトをオフにしてみるのも手です。
インストール後にアイコンが変わらないのはなぜ?
インストール後にアイコンが変わらないのはWindowsが古いアイコンをキャッシュしているためです。アイコンを読み込むたびに毎回ディスクから読み込まずに高速表示する仕組みが働いていて、新しくセットしたアイコンがすぐには反映されないことがあります。
機能的には問題ありませんが、見た目が気になるときはエクスプローラーを再起動するか、アイコンキャッシュをクリアしてあげると新しいアイコンが表示されます。
プログラマーならではの小ワザとして、タスクマネージャーで「エクスプローラー」を一度終了して再起動するやり方が手軽です。面倒なコマンド操作なしにサクッと更新できます。
圧縮が終わったのにファイルサイズが大きいのはどうして?
- 圧縮が終わったのにファイルサイズが大きいのはどうして?
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実は画像や動画、PDF、Officeファイルなどはもともとデータ内で圧縮済みなので、ZIPのような標準的な方式(Deflate)だとあまりサイズが減りません。
もう少し小さくしたいときは、Lhaplusで7z形式を選ぶか、圧縮レベルを最高の「9(最大圧縮)」に設定してみてください。それでも変わりにくい場合は不要なファイルを外すか、テキストログだけまとめて別途圧縮すると効果が実感しやすいです。
アンインストールしたいときはどうすればいい?
不要になったらWindowsの機能を使い、きれいに取り除けます。ここでは2つの方法を紹介します。
- アプリと機能からアンインストール:スタートメニューの設定→アプリ→アプリと機能でLhaplusを探し、アンインストールをクリック
- コントロールパネルからアンインストール:コントロールパネル→プログラムと機能でLhaplusを選び、プログラムのアンインストールを実行
アンインストール後もインストールフォルダーや設定ファイルが残る場合があります。エクスプローラーでインストール先を確認し、不要なファイルを手動で削除するとディスクがすっきりします。
パスワードを忘れたZIPは開ける?
パスワード付きZIPは中身を覗くために必ずパスワードが必要です。Lhaplusにはパスワードを解析する機能がないため、パスワードを忘れてしまったZIPはそのまま開くことができません。
思い出せる手がかりがあればまず試してください。どうしても思い出せないときは、コマンドラインのパスワードリカバリツール(fcrackzipなど)を試す方法があります。ただしAES暗号化ZIPはさらに解析が難しいため、時間がかかる上に強力なパスワードだとほぼ見つかりません。
そうした手間をなくすには、次回からZIP作成時にパスワード管理ツールを併用して、安心しながらファイルを守っていきましょう。
まとめ

以上の流れでLhaplusを導入すると、圧縮も解凍もサクサク行えるようになります。インストーラーを起動して数クリックで設定し、圧縮したいファイルをドロップすると確認ダイアログが出てくる感覚はとても気持ちいいです。
使いはじめはデフォルト設定のままでも十分ですが、オプション画面で「ファイルの関連付け」や「パスワード付き圧縮」の設定を見直すと、さらに作業効率がアップします。プログラマー目線だと、一括処理や自動解凍フォルダの指定が便利でした。
まずは基本の圧縮・解凍を何度か試してみてください。慣れてきたら応用テクニックにも挑戦してみましょう。ファイル操作のストレスが一気に減って、Windows作業がもっと楽しくなります。