7ZipとMacで解凍も圧縮もスイスイ!Windowsユーザー視点でやさしくガイド

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7ZipとMacで解凍も圧縮もスイスイ!Windowsユーザー視点でやさしくガイド

7Zipで固めた大きなファイルがmac上で開けず、手間取ってしまうことはありませんか?

Windowsで慣れた圧縮作業を新しい環境でも同じように行えるよう、AppStoreアプリからターミナルまで複数の手順を実体験を交えて順番にお示しします。設定のつまずきやエラーの対処もあわせて整理しているので、解凍も再圧縮もすぐにこなせるようになります。

まずはMacへ最適なツールを入れるところから始め、数分で7zを開ける状態にしてみましょう。次に分割圧縮やパスワード保護も一緒に試すと転送も管理も驚くほど楽になります。読み進めて手を動かせば、作業が止まる場面がぐっと減ります。

目次

Macに7Zip機能を入れてすぐ使えるようにしよう

Macに7Zip機能を入れてすぐ使えるようにしよう

Macで7Zipを扱いたいなら、大きくわけて3つの方法があるよ。

  1. Homebrewでp7zipを導入:ターミナルからコマンドでガツンと操作
  2. Kekaアプリを使う:アイコンをドラッグするだけの超シンプルGUI
  3. The UnarchiverをBridge代わりに:Finderの右クリックから手軽に解凍

エンジニア目線だと、Homebrewでp7zipを入れればスクリプトや自動化も自在なので最強の選択肢に感じるよ。Kekaはドラッグ&ドロップだけで扱えるから、GUI派にぴったり。The Unarchiverは解凍に特化しているけど圧縮は苦手だから、圧縮もよく使うならKekaと組み合わせるのがコツ。

さっそく気になる方法をインストールすれば、Macで7Zipファイルの圧縮・解凍がすぐにできるようになるよ。

AppStore版Kekaでとにかく簡単ルート

AppStore版Kekaでとにかく簡単ルート

AppStoreからワンクリックで手に入れられるKekaは、ダウンロードから設定なしでサクッと使えるのが魅力です。

ドラッグ&ドロップだけで7zをはじめZIPやTarなどさまざまな形式に対応していて、いちいちメニューを開く手間がありません。パスワード付き圧縮や分割アーカイブにも対応しているので、大きなプロジェクトのやり取りにもピッタリです。

直感的に操作したい人や、ターミナルが苦手な方には特におすすめのルートです。

①AppStoreを開いてKekaをさがす

手順
AppStoreを開いてKekaをさがす

まずはDockからAppStoreアイコンをクリックして起動します。

ウインドウ右上の検索ボックスに「Keka」と入力してEnterキーを押すと、該当アプリが表示されます。

表示されたリストからKeka(開発元:Keka Team)を探し、間違いないか確認してください。

②入手ボタンを押してダウンロードを待つ

手順
入手ボタンを押してダウンロードを待つ

検索結果に表示された「Keka」などのアプリで入手ボタンをクリックしてください。Apple IDのサインイン画面が出たら、パスワードを入力します。

ボタンがインストール中に変わり、しばらくすると開くボタンに変わります。この表示に切り替わったらダウンロードとインストールが完了です。

③Finderで7zファイルをダブルクリックする

手順
7zファイルをダブルクリック

Finderで解凍したい7zファイルをダブルクリックします。The UnarchiverやKekaがインストール済みなら、自動で同じフォルダ内に展開用のサブフォルダが作られ、中身が取り出されます。

ダブルクリックで何も起きないときは、7zファイルを右クリック→「このアプリケーションで開く」からThe UnarchiverやKekaを選んでみてください。

展開後のフォルダ名は元のファイル名と同じなので、後でファイルを探すときもスムーズです。

④開いたフォルダをチェックして完了

解凍が完了すると、Finderで解凍先のフォルダが自動的に開きます。中を見て、必要なファイルがちゃんと揃っているか確認しましょう。

もしフォルダが自動で開かないときは、デスクトップのFinderアイコンをクリックして、サイドバーの「ダウンロード」や指定した保存先を開いてみてください。

公式サイト版Kekaでこまやかカスタムも楽しむ

公式サイト版Kekaでこまやかカスタムも楽しむ

公式サイトからダウンロードできるKekaなら、圧縮方式や暗号化の細かい調整が楽しめます。App Store版にはない豊富なフォーマット対応や、Finder拡張、Automator連携などで作業がぐっと快適になります。

  1. 多彩なフォーマット選択:7z/zip/tar/gz/dmgなど一画面で切り替え可能
  2. 圧縮レベル&暗号化:LZMA2圧縮率やAES-256パスワードを自由に設定
  3. Finder連携:右クリックメニューからワンクリックで圧縮・解凍
  4. Automator/ショートカット対応:自動バックアップや一括処理をスクリプト化

こんなにカスタマイズ幅が広い公式サイト版Kekaは、自分好みに環境を整えたい人や、プログラマーの定期処理にもぴったりです。

①ブラウザでKeka公式サイトへアクセスする

手順
ブラウザでKeka公式サイトへアクセス

お好きなブラウザ(SafariやChromeなど)を起動してアドレスバーにカーソルを合わせます。

次に下のURLを入力してEnterキーを押してください。

https://www.keka.io/ja/

読み込みが完了したら、画面に最新版ダウンロードボタンが表示されていることを確認しましょう。

社内や学校のネットワークでアクセス制限があるときは、プライベートWi-Fiやスマホのテザリングを試してみてください。

サイトをブックマークしておくと、次回からワンクリックで開けて便利です。

②Downloadを押してdmgを保存する

手順
Downloadを押してdmgを保存する

7Zipの公式サイトでDownloadボタンをクリックします。

ブラウザの保存ダイアログが表示されたら、保存先に「ダウンロード」フォルダーなど分かりやすい場所を選び「保存」を押すとdmgファイルのダウンロードが始まります。

③dmgを開いてApplicationsへドラッグする

手順
dmgからアプリをインストールする

dmgファイルをダブルクリックしてマウントし、開いたウインドウ内のKekaアイコンをFinderの「アプリケーション」フォルダへドラッグ&ドロップします。

Finderサイドバーの「アプリケーション」を使うと迷わず移動できます。

「アプリケーション」フォルダへの移動時にアクセス権を求められたら、macOSの管理者パスワードを入力してください。

インストール後はLaunchpadやSpotlight検索ですばやくKekaを起動できます。

④初回起動を許可して7zをドラッグ&ドロップ

手順
システム環境設定でアプリの起動を許可

初回起動時だけ現れるダイアログで「開く」を選びます。もし「開発元を確認できません」と表示されたら、システム環境設定>セキュリティとプライバシー>一般タブを開き「’p7zip’はブロックされました」の横にある「許可」ボタンをクリックしてください。

手順
7zアイコンにファイルをドラッグ&ドロップ

Dockや起動中のメニューバーに表示された7zのアイコンへ、解凍したい.7zファイルや圧縮したいフォルダをドラッグ&ドロップします。クリック不要で自動的に展開や圧縮が始まり、同じフォルダへ結果が出力されます。

Homebrewでp7zipを入れてターミナル派になる

Homebrewでp7zipを入れてターミナル派になる

Macの最新OS(macOS SonomaやVenturaなど)を使っているなら、Homebrewでp7zipを入れるだけでターミナル派への道が開けます。

手順は簡単で、インストールが終われば「7z」コマンドが使えるようになります。これでドラッグ&ドロップ不要、ファイル圧縮も解凍もコマンド一発。プログラムの自動化や複数のアーカイブをまとめるときにとても助かるでしょう。

①ターミナルでbrewinstallp7zipと打つ

手順
ターミナルでp7zipをインストール

Spotlightやアプリケーションフォルダからターミナルを開きます。

続いて以下のコマンドを入力してEnterキーを押してください。

brew install p7zip

もしHomebrewがまだなら、公式のインストールコマンドを先に実行しておきましょう。

Appleシリコン機ではHomebrewが/opt/homebrew/binにあるので、動かないと感じたらターミナルを再起動してパスを読み込ませるとスムーズです。

②cdでしまってあるフォルダへ移動する

手順
cdでしまってあるフォルダへ移動する

ターミナルを開いたら、7Zipコマンドを使いたいファイルが入っているフォルダへ移動します。

cd /Users/ユーザー名/Downloads/フォルダ名

フォルダ名にスペースがある場合はバックスラッシュ(\)を前に付けてエスケープしてください。

lsコマンドを打って、正しく移動できたか確認すると安心です。

③7zxコマンドで解凍し7zaコマンドで圧縮する

手順
Homebrewでp7zipを入れる

Macのターミナルを開いて、brew install p7zipと打ちます。これで7zxと7zaが揃います。

手順
7zxでファイルを解凍する

解凍したい7zファイルがあるフォルダに移動して、以下のコマンドを入力します。

7zx x archive.7z -ooutput_folder

ここで-oオプションは出力先ディレクトリを指定するためのものです。

手順
7zaでフォルダを圧縮する

解凍したフォルダや任意のファイルを7z形式でまとめたいときは、次のコマンドを使います。

7za a new_archive.7z folder_to_compress

もし圧縮レベルやバックアップモードを変えたいなら、-mx=9-m0=Copyなどのオプションを試してみてください。

ファイル名にスペースが含まれるときは、””で囲むのを忘れないでください。

Homebrew未導入の人は、/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"でまずインストールをどうぞ。

④できあがりをFinderでチェックする

Finderを使ってちゃんとファイルができているか確かめましょう。DockのFinderアイコンをクリックして開き、左サイドバーから操作したフォルダ(たとえばダウンロード)を選びます。

ファイル名やフォルダ名が思いどおりに表示されているかチェックし、ダブルクリックで開けるかも確認しておくと安心です。

7Zipを覚えたら広がるお楽しみレシピ

7Zipを覚えたら広がるお楽しみレシピ

7Zipの基本をマスターしたら、さらに幅広い使い方が待ってます。ちょっとした工夫で作業がぐっと楽しくなるお楽しみレシピを紹介します。

レシピ名 どんな場面で役立つ?
コマンドで一括圧縮&分割 大量の画像やログを指定サイズで分割しながら圧縮したいとき
自己解凍書庫の作成 相手が7Zipを入れていなくてもファイルを手軽に届けたいとき
Automator連携でドラッグ&ドロップ フォルダをFinderで投げるだけで圧縮・解凍を実現したいとき
スクリプトでバックアップ自動化 定期的にフォルダをまとめて圧縮し、クラウドへアップロードするとき

それぞれのレシピは、実際の現場で何度も試して得た方法ばかりです。次のステップでは、具体的な手順とプログラマー視点のちょっとしたコツを交えて解説していきます。

ファイルを分けてメール添付をラクにする

ファイルを分けてメール添付をラクにする

大きなフォルダをまるごと圧縮すると添付サイズがメールの上限を超えやすいですよね。そこで7Zipの分割機能を使うと、指定した容量ごとに小さなアーカイブを自動で作れます。

例えば25MBごとに分けておけば、メールサーバーの多くが設定している上限以内におさまります。届け先ごとにサイズ調整すれば、送信エラーに悩まされることがぐっと減りますよ。

Finderで送りたいファイルをまとめて選びKekaを起動

手順
Finderで送りたいファイルをまとめて選びKekaを起動

まずFinderで圧縮したいファイルやフォルダをShiftキーやCommandキーを押しながらクリックしてまとめて選択します。

選択したままアイテム上で右クリックし、コンテキストメニューからKekaで圧縮をクリックしましょう。

メニューに見当たらないときは「サービス」→「Kekaで圧縮」にあります。日常的に使うならFinderのクイックアクションに追加しておくとワンクリックで呼び出せて便利です。

Kekaを初めて使うときはフルディスクアクセスを求められることがあります。システム設定の「セキュリティとプライバシー」から許可しておくとスムーズに動作します。

分けたいサイズを選んで圧縮を押す

手順
分けたいサイズを選んで圧縮を押す

圧縮ウィンドウにある「分割サイズ」のドロップダウンをクリックすると、MBやKBなどの単位が選べます。まずは「MB」を選んで、分割したい数字を入力しましょう。

例として「100m」と入力すれば100MBごとにファイルが分かれます。入力を終えたらウィンドウ下の圧縮を押して処理をスタートしてください。

ターミナルで指定したいときは、7z a -v100m archive.7z 対象フォルダ/のように入力すると同じように100MBごとに分割できます。

できあがったアーカイブをメールにポン

手順
できあがったアーカイブをメールにポン

Finderで目的の.7zファイルを見つけたら、そのままメールアプリの新規作成ウィンドウにドラッグ&ドロップしてください。

添付ファイルとして自動的に追加されるので、あとは送信先を選んで送るだけです。

容量が大きくて送信エラーになることがあります。その場合は7Zipの「分割」オプションでほどよいサイズに調整しましょう。

大きなフォルダをカギ付きでクラウドへアップ

大きなフォルダをカギ付きでクラウドへアップ

大きなフォルダを7Zipでパスワード付きに圧縮したうえで、分割オプションを使いながらクラウドにアップロードする方法です。DropboxやOneDriveの容量制限を気にせず、かつ中身をしっかり暗号化できるので、社外フォルダの共有やバックアップにも安心して使えます。

アーカイブを分割すれば大容量ファイルのアップロードがスムーズになりますし、復元時もまとめてダウンロード→結合→解凍という手順で扱いやすいです。CLI操作に慣れていると、さらに自動スクリプト化してワンクリックで処理を完了できるのもプログラマーならではの楽しみです。

Kekaのパスワード欄に好きなカギを入れる

手順
7zip形式を選ぶ

Kekaを起動して左側のアイコンから7zipをクリックすると暗号化用のパスワード欄が表示されます。

手順
パスワードを入力する

中央のパスワード欄に任意の文字列を入力してください。AES-256方式で暗号化されます。

手順
ファイルを圧縮する

アーカイブしたいファイルをKekaのウィンドウにドラッグするとパスワード付きの7zファイルが生成されます。

パスワードを忘れるとファイルを開けなくなるので大切に管理してください。

長くて複雑なパスワードを設定すると解読にかかる時間が飛躍的に伸びて安全性が高まります。

フォルダをKekaへドラッグしてカギ付き圧縮を実行

手順
フォルダをドラッグ&ドロップ

圧縮したいフォルダをKekaのウインドウまたはDockアイコンへドラッグします。

手順
パスワードを入力

現れたダイアログで任意のパスワードを入力し、OKをクリックしてカギ付き圧縮を開始します。

できた7zをクラウドストレージにアップロード

手順
Finderで7zファイルを選ぶ

デスクトップや指定フォルダで作成済みの.7zを探してクリックしてください。

手順
クラウドストレージにドラッグ&ドロップ

サイドバーの「iCloud Drive」や「Dropbox」フォルダにそのままドラッグしてください。数秒でアップロードが始まります。

同期が完了するまではMacの電源を切らないように注意してください。

ターミナルでバックアップをおまかせ自動化

ターミナルでバックアップをおまかせ自動化

夜中や外出中でも勝手に大事なフォルダを圧縮して保存できたら助かりますよね。ターミナルを使えば、cron(定期実行)やlaunchd(起動時スケジュール)と組み合わせて、7Zipでフォルダを日付つきアーカイブにパパッとまとめることができます。

たとえば「毎朝5時に~/Projectsを7z形式でバックアップ」といった流れを組んでおけば、手動で圧縮する手間がゼロに。万が一のファイル破損や誤削除も、過去の日付フォルダからサクッと復元できるので、心強い味方になります。

ターミナルでシェルスクリプトに7zコマンドを書く

手順
シェルスクリプトに7zコマンドを記述する

ターミナルで使うため、まずはテキストエディタで拡張子が「.sh」のファイルを用意し、先頭にシェルの起動を示す #!/bin/bashを書き加えます。

#!/bin/bash SOURCE_DIR="/Users/username/backup" OUTPUT="/Users/username/backup/archive-$(date +'%Y-%m-%d').7z" 7z a "$OUTPUT" "$SOURCE_DIR"

この例では日付入りのファイル名で圧縮して、バックアップをわかりやすくしています。

プログラマーならではの小技として、環境によっては7zコマンドがパスになかったりします。/usr/local/bin/7zのように絶対パスを指定すると失敗が減ります。

crontabで毎日の時間を決める

手順
crontabを開く

ターミナルを起動してcrontab -eを入力すると、初回は使用するエディタの選択画面が現れます。慣れているエディタを選んでください。

手順
スケジュール行を追加

毎日決まった時間に実行したいコマンドを次のフォーマットで追記します。たとえば午前3時なら

0 3 * * * /usr/local/bin/7z a /Users/あなた/backup.7z /Users/あなた/Documents

手順
保存して閉じる

編集を終えたらCtrl+OEnterで保存し、Ctrl+Xでエディタを閉じます。これでcronが自動で動き始めます。

7zipコマンドの場所はインストール方法やバージョンで変わるので、which 7zでパスを確認してからcrontabに書き込むと確実です。

ログを眺めてうまく動いているかチェック

手順
テスト用フォルダを準備

デスクトップ上に「test_zip」という名前のフォルダを作成して、中にサンプルテキストファイルを置きます。

手順
圧縮して標準出力を確認

ターミナルを開いて事前に作ったフォルダに移動し、以下のコマンドで圧縮します。エラーが出ないか画面に表示されるメッセージをチェックします。

cd ~/Desktop/test_zip
7z a archive.7z sample.txt

手順
解凍してログを確認

作成した圧縮ファイルを解凍し、展開処理中にエラーがないかを見ます。

7z x archive.7z

圧縮や解凍時に「nothing to do」と表示されたら、対象ファイル名やパスを間違えている可能性があります。

macOS標準のConsoleアプリで「7z」と検索すると、さらに細かい動作ログを確認できます。

よくある質問

よくある質問
Macで.7zファイルをダブルクリックしても展開されないのですがどうすればいいですか

KekaやThe Unarchiverなど7z対応アプリをインストール後にFinderで拡張子を紐づけするとダブルクリックで開けて便利に使えます。

ターミナルでパスワード付きの7zを作るにはどうすればいいですか

Homebrewでp7zipを入れるとコマンドが使えるようになります。

以下のように入力するとパスワード付きで圧縮できます。

7z a -p秘密パスワード archive.7z ファイルやフォルダ

p7zipで.zipや.tar.gzなど他の形式も扱えますか

はい。p7zipは.zip .tar.gz .rarなど主要な形式に対応しています。複数拡張子を一括で展開したいときは

7z x archive.zip archive.tar.gz

のように連続実行もできます。

AppStore版と公式サイト版どっちがいい?

AppStore版はMacに慣れていないときもポンとインストールできて、アップデートも自動で届くから安心感バツグンです。ただしアプリ審査の都合で細かいオプションがカットされることがあり、最新機能の反映が遅れがちなのが玉にキズです。

公式サイト版はダウンロードと手動更新が少し手間ですが、ベータ版も含めた最新リリースをいち早く試せるのがうれしいポイントです。プラグイン追加やコマンド連携など、プログラマーならではの細かい調整ができるので、慣れてきたら公式サイト版で自在に扱うのが楽しいですよ。

圧縮途中でエラーが出たときはどうする?

圧縮中にエラーが出るとドキッとしますよね。大事なファイルをまとめたいのに止まってしまうと焦りやすいです。でも深呼吸してください。ちょっとしたチェックでスムーズに再開できることがほとんどです。

手順
エラーメッセージを確認

ターミナルやアプリに表示された文言をよく読みましょう。どのファイルで何が起きたかをつかめれば解決へのヒントになります。

手順
ファイル名を見直す

日本語や記号を多用すると時にツールが対応できません。アルファベットと数字のみの名前に変更してもう一度試してください。

手順
ディスク容量をチェック

圧縮には一時ファイル用に余裕の空き容量が必要です。Finderで空き容量を確認し、十分なスペースを確保しましょう。

手順
一時ファイルを削除

/tmpフォルダやユーザーのダウンロードフォルダ内に古い一時ファイルが残っていませんか?不要なファイルを削除して再度トライしてください。

手順
別のツールで試す

KekaやThe UnarchiverなどGUIアプリで圧縮すると、エラー原因の切り分けになりやすいです。7Zipと一緒に使い分けると吉です。

注意 長いパス(フォルダ階層が深すぎる)もエラーの原因になります。できるだけルートに近い場所で実行しましょう。

補足:どうしても解消しないときはmacOSを再起動するとロックされたファイルが解放される場合があります。

Windowsで作ったパスワード付き7zが開かない?

Windowsで作ったパスワード付き7zをMacの標準機能で開こうとしてもパスワード入力すら出ず固まってしまうことがあります。

そんなときはAES256暗号化対応の7z専用ツールを使うのが確実です。GUIでサクッと解凍したいならKekaがお手軽ですし、ターミナル派にはHomebrewで入るp7zipコマンドが便利です。

ターミナル操作が怖いときの練習方法は?

ターミナルが苦手でも安心してください。まずは操作で失敗しても影響が少ない練習環境を用意するのがポイントです。

  1. フェイクフォルダで練習:デスクトップ上に空の練習フォルダを作成し、コピーや移動、削除を試してみる。
  2. オンラインチュートリアルで遊びながら:インタラクティブなWebサービスでゲーム感覚でコマンドを学ぶ。
  3. 仮想環境を立ち上げる:VirtualBoxやDockerで安全なLinux環境を作り、本番と同じ操作を試す。
  4. 基本コマンドを反復:lsやcd、mkdirなどをメモしながら繰り返し入力して体に覚えさせる。

この練習を繰り返すことで、ターミナルの扱いに自信が持てるようになります。

実験用の環境と本番環境は分けておくと、万が一のミスでも安心です。

まとめ

まとめ

これまでに、Macへ7Zipをサクッと導入する方法から、コマンドラインとGUIを組み合わせた解凍・圧縮の流れ、さらにはパスワード付きZIPなどプログラマー目線の便利技までお伝えしました。

Windowsで慣れ親しんだ7Zipの操作感をそのままMacでも再現できるので、複雑な設定に悩むことなくファイル管理がスイスイ進むはずです。ぜひ実際に試して、新しい環境での作業を楽しんでください。

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