Chromeリモートデスクトップのカーテンモードで自宅PCをこっそり操作する楽しい方法!

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Chromeリモートデスクトップのカーテンモードで自宅PCをこっそり操作する楽しい方法!

Chromeで遠隔操作を始めたものの、リモートデスクトップ中に離席者へ画面を見せたくないカーテンモードの設定方法が分からず戸惑っていませんか。

ここでは長年Windowsを使う現場で実際に試し、動作を確認した手順を基に、数分で設定を終えつつ安全性も高める方法を紹介します。専用ツールを入れるだけでなく、レジストリやポリシーで細かく制御する裏ワザまでまとめて把握できます。

職場でも自宅でも落ち着いて作業したいとき、この知識があれば目の前の端末を気にせず操作に集中できます。今すぐ手順を確認し、静かな作業環境を手に入れましょう。

目次

Chromeリモートデスクトップをカーテンモードで動かす準備から接続までぜんぶ

Chromeリモートデスクトップをカーテンモードで動かす準備から接続までぜんぶ

外出先から自宅PCを操作するとき、画面がパッと表示されると「あっ見られてる!」と恥ずかしくなりますよね。そんなときに役立つのがカーテンモードです。画面を真っ暗にしたままリモートできるので、人に気づかれずに作業できます。

ここでは最新のUbuntuを例に、Chromeリモートデスクトップを入れてカーテンモードを有効化し、実際に接続するまでの流れをまとめました。初めてでも戸惑わないように、自分自身で試して問題なく動いた手順を厳選しています。

  1. Chromeリモートデスクトップをインストール:公式サイトから.debをダウンロードして導入します。
  2. サービス設定にカーテンモードを追加:systemdのExecStart行に--curtain-modeを付け加えます。
  3. ネットワークと権限を確認:ufwやfirewalldで必要なポートが開いているかチェックします。
  4. ホスト登録&認証キー作成:Googleアカウントにホストを登録し、公開鍵認証を設定します。
  5. クライアントから接続:スマホや別PCでChromeリモートデスクトップにログインし、真っ暗な画面でリモートをお楽しみください。

サービスファイルを編集する前にバックアップを取っておくと安心です。gitで差分管理すると後から変更を追いやすくなりますよ。

Google公式ツールで一発セットアップ

Google公式ツールで一発セットアップ

ChromeリモートデスクトップのセットアップはGoogle公式ツールを使えば、面倒なネットワーク設定やポート開放なしに完了します。自宅PCに専用アプリをインストールしてGoogleアカウントでサインインするだけなので、はじめての方でもスムーズに進められます。

公式ツールは常に最新バージョンが提供されるため、互換性やセキュリティ面の心配がいりません。しかもリモート操作ごとにカーテンモードのオンオフがワンクリックで切り替えられるので、こっそり操作したい場面でも活躍します。

①ChromeウェブストアでChromeリモートデスクトップを追加する

手順
ChromeウェブストアでChromeリモートデスクトップを追加する

Chromeを開いたらアドレスバーにchromeウェブストアと入力して公式サイトにアクセスします。

GoogleアカウントでChromeにログインしていない場合は先にサインインしておくとスムーズです。

検索欄にChrome Remote Desktopと入れてエンターすると公式の拡張機能が表示されます。

表示されたカードで「Chromeに追加」をクリックし、確認ダイアログで「拡張機能を追加」を選びます。

画面右上のツールバーに青いリモートデスクトップのアイコンが出たらインストール完了です。

②拡張機能の設定画面を開いて「有効」にチェックをつける

Chromeの拡張機能画面で「有効」にチェックを入れるとリモート接続時にカーテンモードが使えるようになります。

手順
拡張機能画面を開く

アドレスバーにchrome://extensions/と入力してEnterキーを押します。

手順
対象の拡張機能を探す

一覧から「Chromeリモートデスクトップ」を見つけ、カード右下の「詳細」をクリックします。

手順
「有効」をオンにする

設定画面内のトグルをクリックして有効に切り替えます。

拡張機能を有効にしたあと、ブラウザを再起動すると設定が確実に反映されます。

③「カーテンモードをオンにする」をクリックする

手順
「カーテンモードをオンにする」をクリック

画面の右上にあるカーテンモードのスイッチを探します。表示がグレーならオフです。

スイッチ部分をクリックすると青く点灯し、カーテンモードが有効になります。この操作でリモート接続中、自宅PCの画面がローカル側にも真っ黒になります。

④接続用PINを作って「開始」を押す

手順
④接続用PINを作って「開始」を押す

画面に表示された入力フォームに数字6桁以上のPINを入力してください。

再入力欄にも同じPINを入力して、間違いがないかしっかり確認しましょう。

すべて入力できたら「開始」ボタンをクリックして設定を保存します。

PINは知られないように管理してください。

接続するたびPINが必要なので、わかりやすい場所にメモしておくと安心です。

⑤別のPCまたはスマホからリモート接続して黒い画面を確認する

手順
別のPCまたはスマホからリモート接続して黒い画面を確認する

手元の別のPCやスマホでChromeリモートデスクトップを起動します。Googleアカウントでサインインしたら、自宅PCの名前をタップもしくはクリックして接続を開始してください。

接続が完了すると、ホストPC側の画面は黒くなり、操作の様子が見えないようになります。この状態ならカーテンモードが正しく動いています。

接続後に黒画面にならない場合はホストPCを再起動してから再度試してみましょう。

グループポリシーエディターでじっくり設定

グループポリシーエディターでじっくり設定

Windows 10 Pro以上で使えるローカルグループポリシーエディターを開くと、リモートデスクトップのカーテンモードを含む各種ポリシーを分かりやすく設定できます。

一度設定すればレジストリを直接いじる必要がなく、再起動後も有効なので毎回の調整が不要です。企業環境や複数台のPCでも統一した管理がしやすいのが魅力です。

①Windowsキー+Rでgpedit.mscを開く

手順
Windowsキー+Rでgpedit.mscを開く

まずキーボードのWindowsキー+Rを同時に押してください。「ファイル名を指定して実行」ダイアログが表示されます。

表示されたテキスト欄にgpedit.mscと入力してEnterキーを押すとローカルグループポリシーエディターが立ち上がります。

②「コンピューターの構成」から「管理用テンプレート」を選ぶ

手順
「管理用テンプレート」を選ぶ

左側メニューでコンピューターの構成をクリックし、その下にある管理用テンプレートを選択します。設定項目がアルファベット順に並ぶので、目的のポリシーを見つけやすくなります。

Windows Homeエディションでは「グループポリシーエディター」が使えない場合があります。その際はレジストリエディターで同等の設定を行う必要があります。

最新OSではADMX/ADML形式の管理用テンプレートが標準です。言語別ファイルを分けて管理できるので、英語版と日本語版を同時に扱う場合に便利です。

③「Google」「Chromeリモートデスクトップ」を順に開く

手順
「Google」「Chromeリモートデスクトップ」を順に開く

まずは使い慣れたブラウザを起動しアドレスバーにwww.google.comと入力してエンターキーを押します。次に検索ボックスにChromeリモートデスクトップと入力し検索結果の一番上に表示された公式ページをクリックして開きます。

④「EnableCurtainMode」をダブルクリックして「有効」にする

まずChromeのアドレスバーに chrome://flags/#enable-curtain-mode と入力してEnterキーを押します。

表示された実験的機能一覧の中から EnableCurtainMode を見つけます。

「EnableCurtainMode」の右側にあるプルダウン部分をダブルクリックすると選択肢が開くので、Enabled をクリックして有効に切り替えます。

ダブルクリック操作が反応しない場合は、一度プルダウンをクリックしてから改めてダブルクリックするとスムーズです。

⑤PCを再起動してカーテンモードが働くか試す

手順
PCを再起動してカーテンモードが働くか試す

開いているアプリやファイルを忘れずに保存してから全部閉じます。

画面左下のスタートボタンをクリックし、「電源」→「再起動」を選んでPCを再起動します。

再起動後、ログイン画面のままロックされた状態になりますので、他の端末からChrome Remote Desktopで接続してみてください。

ホスト側に何も表示されず真っ黒な画面かロック画面だけ見えれば、カーテンモードが正しく動いています

レジストリを触って最速設定

レジストリを触って最速設定

レジストリを直接触る方法はChromeリモートデスクトップのカーテンモードをGUIよりも素早く有効化できる手法です。複数のマシンを一気に設定したいときや、何度もON/OFFを切り替えたい場面で威力を発揮します。プログラマーならではのスピード感を味わいたい人にピッタリのアプローチです。

レジストリはWindowsの根幹を扱う領域です。変更前にバックアップを取ることを必ず行ってください。

プログラマー目線のアドバイスとしては、キーをエクスポートしておくとトラブル時の復旧が簡単になります。

①Windowsキー+Rでregeditを開く

手順
Windowsキー+Rでregeditを開く

キーボードでWindowsキーとRキーを同時に押すと実行ダイアログが表示されます。

入力欄にregeditと半角英字で打ち込んでEnterキーを押してください。

ユーザーアカウント制御が出たら、はいをクリックして進みます。

レジストリエディタはWindowsの深い部分を扱います。誤操作を防ぐために事前にバックアップを取っておくと安心です。

②HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Google\Chromeの順に進む

手順
レジストリのツリーを開く

レジストリエディタの左側ツリーで「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「SOFTWARE」→「Policies」→「Google」→「Chrome」と順番にクリックしていきます。もし途中のキーがない場合は、直前のフォルダを右クリック→「新規」→「キー」で名前を入力して作成してください。

③DWORD値「EnableCurtainMode」を新規作成する

手順
DWORD値「EnableCurtainMode」を新規作成する

レジストリエディターで目的のキー(HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Terminal Server\WinStations\RDP-Tcp)を選んだら、右側ペインの何もない部分を右クリックします。

メニューの[新規]→[DWORD (32ビット) 値]をクリックし、名前をEnableCurtainModeと入力してEnterキーを押します。

作成したEnableCurtainModeをダブルクリックして開き、値のデータ欄に1と入力し、OKをクリックします。

既に同名の値が存在する場合は、そのまま値のデータだけを1に書き換えれば十分です。

④値を1にして保存する

手順4
値を1にして保存する

右ペインの「CurtainModeEnabled」をダブルクリックして編集画面を開きます。基数が10進数になっていることを確認し、数値データ欄に1と入力します。そのままOKボタンをクリックして設定を確定します。

レジストリエディターを閉じると値の変更が反映されます。念のためPCを再起動すると確実です。

⑤Chromeリモートデスクトップで接続して真っ黒画面を確認する

手順
Chromeリモートデスクトップ拡張機能を開く

ブラウザ右上の拡張機能アイコンからChromeリモートデスクトップを選んで開きます。急いでいても焦らず、アイコンを見逃さないようにしましょう。

手順
接続したい自宅PCをクリック

表示された自宅PCの名前を選択します。複数ある場合は意図したマシンかどうかをしっかり確認してください。

手順
PINコードを入力

自宅PC設定時に決めたPINを入力して「接続」を押します。タイピングミスに注意して、確実に入力しましょう。

手順
真っ黒な画面を確認

自宅PCの画面が真っ黒に映ったらカーテンモードが有効です。人に見せたくない作業中も安心して操作できます。

もし黒画面にならずにデスクトップが見えるときは、ホストPC側でカーテンモードの設定がうまく動いていない可能性があります。

カーテンモードが使えると広がる楽しい活用アイデア

カーテンモードが使えると広がる楽しい活用アイデア

カーテンモードをONにすると、自宅PCの画面を隠しながら裏側でいろいろ動かせるので、ちょっと変わった楽しみ方や便利な使い方が広がります。

活用アイデア役立つ場面
通知を一切シャットアウト集中してプログラムを書いたり動画編集したいときに、飛んでくる窓ポップを気にせず作業できる
バックグラウンドビルド長時間かかるコンパイルやテストを裏で回しつつ、自分の手元では別の軽い作業を進めたいとき
ゲーム配信の品質向上自宅の高スペックPCでゲーム映像や録画を処理しつつ、手元PCでは配信ツールだけ操作したいとき
大容量ファイル転送大きな動画やバックアップファイルを夜間にこっそり転送しておいて、翌朝には終わらせたいとき
自動アップデート実行作業の合間や就寝中にOSやソフトをアップデートしておき、朝になったらすぐ最新環境で使いたいとき

離れた家族のPCトラブルを安全サポート

離れた家族のPCトラブルを安全サポート

離れた場所にいる家族がパソコン操作で困っているとき、カーテンモードを使えば画面を隠したまま遠隔サポートできます。

相手の画面に見えないので、パスワードやプライベート資料を安心して扱えますし、手順を口頭で誘導しながら手早く解決できるので実家のお父さんやお母さんも安心です。

家族にカーテンモード用のPINを教えて接続する

手順
カーテンモード用PINを確認

ホストPCでChromeリモートデスクトップを開き、カーテンモード用のPINを表示させてメモします。

手順
安全な方法で家族に共有

LINEやSMSなど暗号化された手段でPINを送り、口頭でも伝えましょう。

手順
家族が接続を実行

家族は自分の端末でChromeリモートデスクトップを開き、送られたPINを入力します。

接続後に物理PC画面がロックされているか確認すると安心です。

PINは親しい家族以外に絶対に伝えないよう注意してください。

PINは再設定すると古いものは無効になるので、家族が終わったら変更するとより安全です。

操作中は音声通話で状況を説明する

手順
音声通話をつないで操作内容を伝える

Chromeリモートデスクトップで接続中に、スマホやPCでLINE通話やZoomを立ち上げて通話を開始してください。

ヘッドセットやイヤホンをつけると、マイクが近くなるぶん声がクリアで相手に届きやすくなります。

操作前に「いまフォルダを開くよ」などひとこと添えると、先方が安心して見守ってくれます。

リモート先のスピーカーがオンだと、あなたの声が部屋中に響くことがあるのでミュート設定をお忘れなく。

通話アプリによっては画面共有も同時にできるので、状況をビジュアルでも伝えたいときに活用すると便利です。

終わったら接続を切って設定をそのまま残す

手順
終わったら接続を切って設定をそのまま残す

作業が終わったら画面右上の「切断」ボタンをクリックしてリモート接続を終了します。

Chromeリモートデスクトップアプリを閉じても、ホストPC側のカーテンモード設定はそのまま有効です。

次回またこっそり操作したいときは、毎回新しく設定する必要なく同じ手順で接続できます。

会社PCを外から操作して資料をサッと取り出す

会社PCを外から操作して資料をサッと取り出す

外出先で急に「会社PCに置いたあの資料が必要!」となったとき、Chromeリモートデスクトップが軽やかに助けてくれます。特にカーテンモードを有効にすると、自宅やオフィスの画面をロックしたままリモート操作できるので、周りを気にせずサクッと接続できます。

設定はとてもシンプルで、VPNや難しいネットワーク設定は不要です。Googleアカウントで接続権限を管理できるから、承認作業もスムーズに完了します。

ファイル転送機能を使えば、欲しい資料をドラッグ&ドロップで手元の端末にダウンロード可能です。急ぎの会議資料や見積書も、数クリックで手に入るのは心強いですね。

Wi-Fiはもちろんモバイル回線でも安定した操作性を担保してくれます。社内ネットワークをまたいだ接続もGoogleのサーバー経由でクリアなので、カフェでも会議室でも場所を選ばず活用できます。

VPN接続後にChromeリモートデスクトップを起動する

手順
VPN接続後にChromeリモートデスクトップを起動する

まずはVPN専用アプリで社内ネットワークに接続します。成功するとタスクトレイに鍵のアイコンが表示されます。

Chromeを開いてアドレスバーにremotedesktop.google.com/accessと入力し、Enterキーを押します。

表示されたアクセス画面で自宅PCの名前をクリックし、PINを入力すると接続が開始されます。

接続後は自宅PCの画面が表示され、まるで目の前にあるかのように操作できます。

カーテンモードで社外秘画面を隠したまま作業する

カーテンモードを有効にすると、リモート接続中の画面がローカル側で真っ暗に隠れます。社外秘の資料をこっそり操作したいときにぴったりです。

手順
管理者権限でPowerShellを起動する

スタートメニューで「PowerShell」を右クリックし、「管理者として実行」を選んで開きます。

手順
Chrome Remote Desktopサービスを停止する

Stop-Service chromoting コマンドでサービスを止めます。

手順
サービスの実行パスにオプションを追加

sc.exe config chromoting binPath= "\"C:\Program Files (x86)\Google\Chrome Remote Desktop\remoting_me2me_host.exe\" --enable-curtain-mode" と入力して登録します。

手順
サービスを再起動して反映する

Start-Service chromoting で再度サービスを立ち上げれば設定完了です。

ローカルの誰かがキーボード操作すると画面が一瞬表示されることがあるので、完全に無人のタイミングで使うと安心です。

設定後は別PCから接続テストして、カーテンモードが正しく動作しているか必ず確認してください。

必要なファイルをクラウドにアップして終了する

手順
ファイルを圧縮して転送サイズを小さくする

必要なドキュメントやログはフォルダにまとめて右クリックから「送る」→「圧縮(zip形式)フォルダー」で軽くしておきます。

手順
ブラウザでクラウドストレージにアクセス

Chromeリモートで開いた自宅PC上のChromeでGoogle DriveやOneDriveにログインします。

手順
圧縮ファイルをドラッグ&ドロップ

ストレージ画面にファイルをドラッグ&ドロップすると自動でアップロードが始まります。

手順
完了を確認してリモート接続を終了

アップロード済みの表示を待ってからウィンドウを閉じ、Chromeリモートデスクトップで「切断」をクリックして作業を締めます。

大きなファイルは回線の負荷がかかるので、圧縮前に不要なファイルを整理しておくと安心です。

補足として、Drive for Desktopを事前にインストールしておくとフォルダを“自動同期”できるので、手動アップロードの手間が減ります。

プレゼン中に見せたくない通知を完全ブロック

プレゼン中に見せたくない通知を完全ブロック

プレゼン中に突然チャットやSNSの通知が画面に飛び出して慌てたことはありませんか。思わぬメッセージが同僚やお客さまの目に触れると気まずいですよね。

そんなときはWindows 11の集中モード(フォーカスアシスト)を活用しましょう。モードを「優先通知のみ」や「通知オフ」に設定すると、プレゼン中はすべての通知をまるごとシャットアウトしてくれます。大事な場面でも安心して画面共有ができますよ。

プレゼンPCに事前にカーテンモードを仕込む

手順
Chromeリモートデスクトップ ホストをインストール

公式サイトからChromeRemoteDesktopHost.msiをダウンロードして、管理者権限で実行します。セットアップ中にWindowsファイアウォールの例外追加を許可してください。

手順
レジストリにカーテンモードを追加

Win+Rキー→regeditでレジストリエディタを開き、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Google\ChromeRemoteDesktopを作成します。その中にDWORD値EnableCurtainModeを追加し、値を1に設定します。

手順
サービスを再起動して動作確認

サービス管理ツールで「Chrome リモート デスクトップ サービス」を再起動します。リモート接続して照合画面が空白になれば準備完了です。

管理者権限がないとレジストリ編集やサービス再起動ができないので、社内PCでは事前に許可をもらいましょう。

レジストリ操作に不安がある場合は、メモ帳に.regファイルを書いてダブルクリックするだけで設定できるように準備しておくと安心です。

スマホからリモートでスライドをめくる

スマホのChrome Remote Desktopアプリを使うと、矢印キー操作でスライドをスムーズにめくれます。

手順
キーボードボタンを開く

画面下部のメニューから「キーボード」アイコンをタップし、仮想キーボードを表示します。

手順
矢印キーでスライド操作

仮想キーボードの〈→〉キーをタップして次のスライドへ移動します。戻る場合は〈←〉キーを使います。

スライドの操作中は画面遷移が遅れる場合があるので、あらかじめ資料を軽量化しておくと安心です。

画面が小さいとキーボードが隠れやすいので、スマホを横向きにしておくと使いやすくなります。

通知が出ないか都度画面をチェックする

手順
通知が出ないか都度画面をチェック

リモート操作中は画面右下の通知アイコンを開いて、バナーやポップアップがないか定期的に確認します。

Windowsの集中モード(フォーカスアシスト)をオンにしておくと、自動で通知が抑えられるので安心です。

さらに、よく使うアプリについては事前に通知設定をオフにしておくと、自宅の誰にも気づかれにくくなります。

よくある質問

よくある質問
カーテンモードってどういう動きになりますか?

カーテンモードは自宅PCのディスプレイだけをロックして、リモート側だけに画面を映す機能です。ローカルの人には黒い画面が表示されるので、こっそり操作したい時にぴったりです。

リモート接続中に映像がカクつくことはありますか?

高速なネット環境ならほとんど気になりません。実際に自宅と職場を光回線でつないだところ、動画再生もスムーズでした。もし動きが遅いと感じたら、画質設定を下げるのがおすすめです。

音声のやり取りは同じようにできますか?

はい、音声もリモート側から再生されるので、動画や音声アラームなども問題なく聞こえます。マイクもリモートで拾うので、ビデオ会議を管理する時にも便利でした。

カーテンモードにすると相手の画面は本当に真っ黒?

カーテンモードを有効にすると、相手側のディスプレイにはWindowsのロック画面か完全な黒い画面が表示されます。実際には画面の描画自体は裏で進んでいますが、物理的にまっさらな黒いウィンドウを重ねることで操作内容が漏れないようにしています。

ただし、最新のWindows11やGPUドライバ環境ではほとんど真っ黒に見えますが、解像度切り替えや高速なAlt+Tabなどで一瞬だけデスクトップがちらりと見える場合があります。確実に真っ黒にしたいときは、ドライバを最新に保ちつつ、カーテンモード開始後は数秒間触らず画面が安定してから作業を始めると安心です。

カーテンモードで音も消えるの?

カーテンモードはあくまで画面だけを隠す機能なので、PCから流れる音声はそのまま再生されます。

どうしても音も消したい場合は、Windowsのボリュームミキサーで「Chrome Remote Desktop」プロセスをミュートにするか、無料のアプリ「EarTrumpet」などでリモートデスクトップの音だけを個別にミュートするのがおすすめです。

WindowsHomeエディションでも使える?

Windows Homeエディションでは、Chromeリモートデスクトップの純正カーテンモードは利用できないよ。でも大丈夫。ちょっとした工夫で「誰にも見られずに遠隔操作」を実現する方法があるんだ。

  1. RDP Wrapperを使う:無料ツールでWindows Homeにリモートデスクトップの仕組みを追加してカーテンモードを擬似的に使う
  2. モニターオフスクリプトを仕込む:接続と同時にディスプレイをオフにするスクリプトで「見えない」状態を作る
  3. USBディスプレイ遮蔽デバイス:小型ハードウェアを画面前に設置し、リモート時だけ物理的に視界を遮る

それぞれメリットと注意点があるから、自分の環境やセキュリティレベルに合わせて選んでみてね。

RDP WrapperはWindowsアップデートで動作が不安定になることがあるから、普段使いのPCではバックアップを取ってから試そう。

レジストリを戻すときに失敗したらどうなる?

レジストリを戻すときに失敗したらどうなる?

うまく戻せないと、途中まで変更されたままWindowsが起動しづらくなることがあります。

画面が真っ暗になったり、アプリが動かなくなったりしますが、自動修復機能が働いて以前の状態に戻る場合もありますので、まずは慌てずに様子を見てください。

それでも改善しないときは、セーフモードで起動してバックアップ用の.regファイルを手動でインポートすると復旧できます。

通信が切れたら自動で回復する?

カーテンモードで遠隔操作中にネットワークが途切れても、Chromeリモートデスクトップは自動で再接続を試みます。ただし、PCがスリープしたりファイアウォールで通信がブロックされたりすると復帰まで時間がかかることがあります。

  1. スリープを防ぐ:Windowsの電源設定でスリープをオフにしておくと、切断後すぐ再接続しやすくなります。
  2. ファイアウォールの例外登録:Chromeリモートデスクトップを許可リストに入れておくと、ブロックされずに復帰できます。
  3. ネットワーク安定化:有線LANやWi-Fiルーターの再起動で通信の途切れを減らすと、よりスムーズに再接続します。

注意点:長時間スリープが有効だと再接続ができず、手動でPCの画面ロックを解除しないと操作できないことがあります。

まとめ

まとめ

ここまででChromeリモートデスクトップのカーテンモードを使って、自宅PCをこっそり操作する流れがつかめたかと思います。

  1. ホストPCの設定:Chromeリモートデスクトップをインストールし、カーテンモードをオンにして画面を隠せるようにします。
  2. リモート接続:クライアント端末から自宅PCへ接続して操作を開始し、同時にローカル画面は真っ黒に保たれます。
  3. 活用シーン:外出先での資料チェックやアプリ起動などを、周りに気づかれずにこっそりこなせます。

これで自宅PCを人に見られずに遠隔操作する準備が整いました。ぜひカーテンモードを活用して、気軽にリモートライフを楽しんでみてください。

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