TeamViewerパスワードを固定していつでも安全に接続!やさしく手取り足取りガイド

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TeamViewerパスワードを固定していつでも安全に接続!やさしく手取り足取りガイド

TeamViewerを開くたびに変わるパスワードでは安定して接続できず、そろそろ設定を固定しておきたいと感じていませんか?

そのままでは、再起動のたびに席を立ってコードを確認したり、遠隔地の家族に数字を伝えたりと、リモート作業ごとに細かな手間が増えます。固定パスワードを一度決めておけば、パソコンが再起動しても自動で再接続でき、急なサポートもスムーズになります。

この記事では、初心者でも迷わない安全な設定手順と、固定を活かした便利な活用例を具体的に紹介しています。接続前にバタバタしない落ち着いた環境を手に入れる一歩として、今から一緒に設定を始めてみませんか。

目次

TeamViewerで固定パスワードを設定する手順を一緒にやってみよう

TeamViewerで固定パスワードを設定する手順を一緒にやってみよう

毎回変わるパスワードにイライラしたことはありませんか。TeamViewerであらかじめ固定パスワードを設定すれば、リモート接続がもっとスムーズになります。ここからは、Windows最新環境での設定手順をざっくりお伝えします。

  1. TeamViewerを管理者権限で起動:常に設定を反映させるために右クリックから「管理者として実行」してください。
  2. オプションの「セキュリティ」タブへ移動:メニューバーの「その他」→「オプション」を開き、「セキュリティ」をクリックします。
  3. 「個人用パスワード」を設定:任意の英数字を入力し、もう一度確認欄に同じものを入れて「OK」を選びます。
  4. 設定を保存して再起動:一度TeamViewerを終了し、再び起動すると固定パスワードが有効になります。

固定パスワードは推測されにくい長めの文字列がおすすめです。

Windows 11ではUAC(ユーザーアカウント制御)が働くことがあるので、設定時は管理者権限での起動を忘れずに。

ウィザードを使ってサクッと設定する

ウィザードを使ってサクッと設定する

TeamViewerを起動すると最初に表示されるウィザードに沿って進むだけで、面倒な操作をしなくても固定パスワードをサクッと決められる方法です。ボタンの指示に従うだけなので、Windowsに慣れていない方でも迷わず進められます。

  1. ステップごとに必要な設定項目が絞られて表示されるので、悩むポイントが減る
  2. 初期設定に最適で、何を入力すればよいかウィザードが教えてくれる
  3. 裏側の複雑なファイル編集やレジストリ操作が発生しないので安心
  4. 後から詳細設定を見直せるから、最初は手軽さ重視でOK

プログラマー目線のワンポイントアドバイスとして、このウィザードは最新バージョンの設定ファイル形式を使ってくれるので、将来のアップデートでも設定が崩れにくいメリットがあります。

手軽さを優先したいならまずウィザードで進めてみて、後から必要に応じて詳細設定画面でアクセス制御などをカスタマイズするとスムーズです。

①TeamViewerを起動しホーム画面を開く

手順
TeamViewerを起動してホーム画面を表示する

Windowsキーを押してスタートメニューを開き、リストからTeamViewerをクリックしてください。初回起動時は管理者許可のダイアログが出ることがありますが、「はい」を押せば問題ありません。起動後、ホーム画面にパートナーIDとパスワードが表示されていることを確認しましょう。

②「無人アクセスを設定」をクリックする

手順
「無人アクセスを設定」をクリック

TeamViewerのメイン画面左側にある「無人アクセス」セクションを探してください。

セクション内の「無人アクセスを設定」ボタンをクリックすると、設定ウィザードが起動します。

このウィザードで設定したパスワードは起動時から有効になります。複雑で覚えやすい文字列を選ぶと安全性が高まります。

③PCの名前を入力する

手順
PCの名前を入力する

TeamViewerのウインドウ右上にある歯車マークをクリックしてオプションを開き、一般タブを選びます。そこにある「このコンピューターの名前」欄に、あとで見つけやすい好きな名前を入力しましょう。半角英数字で短めにまとめると、他の端末からサクッと見つけやすくなります。

④固定パスワードを二回入力して「次へ」を押す

固定パスワード」欄と「パスワードの確認入力」欄に、同じ英数字のパスワードを入力します。大文字と小文字は区別されるので、コピー&ペーストで入力ミスを防ぐと安心です。

入力内容を確認したら、ウィンドウ右下の「次へ」ボタンをクリックします。これで設定したパスワードが有効になります。

⑤TeamViewerアカウントでサインインする

手順
TeamViewerを起動してログイン画面を開く

WindowsのスタートメニューからTeamViewerを起動し画面左上の「サインイン」をクリックしてください。

手順
アカウント情報を入力してサインイン

登録済みのメールアドレスとパスワードを入力し「サインイン」をクリックしてください。

二段階認証を設定している場合は届いた認証コードを入力してください

サインインが完了したらパスワード管理ツールに登録しておくと次回からスムーズです

⑥「終了」を押して設定を保存する

手順
「終了」を押して設定を保存する

パスワード設定画面の右下にある「終了」をクリックすると、固定パスワードが保存されます。その後、TeamViewerを再起動して、指定したパスワードで無事につながるか確認してみましょう。

詳細設定からじっくり手動で設定する

詳細設定からじっくり手動で設定する

TeamViewerの設定画面から「詳細設定」を開くと、固定パスワードを自分好みに手動で仕上げられます。項目が多いぶん、文字数や英数字・記号の組み合わせ、無人アクセス時の承認方法などを細かくチューニングできるのが楽しいポイントです。

  1. 文字数や種類を指定して高強度なパスワードを作成できる
  2. 無人アクセスの自動承認やアクセス許可範囲を細かく設定できる
  3. 設定をエクスポートして別PCへ同じ構成をまるごと反映できる

いったん設定が定着すれば、毎回パスワードを変えなくてもすぐにつながるので、リモート操作の機会が多い人におすすめです。

①右上メニューから「追加設定」を開く

手順
右上メニューから「追加設定」を開く

TeamViewer画面の右上にある≡アイコンをクリックして、一覧から追加設定を選んでください。

②左側リストで「セキュリティ」を選ぶ

手順
左側リストで「セキュリティ」を選ぶ

TeamViewerのメイン画面左側に並ぶメニューから盾マークか「セキュリティ」と書かれた項目をクリックしてください。

メニューが隠れている場合はウィンドウサイズを広げると表示されやすくなります。

まれにバージョンアップでメニュー構成が変わることがあります。見つからないときは最新バージョンにアップデートしてみると安心です。

③「個人的パスワード」に好みの文字列を入力

手順
③「個人的パスワード」に好みの文字列を入力

TeamViewerオプションの「セキュリティ」画面で個人的パスワード欄を見つけたら、ここに覚えやすい8文字以上の英数字と記号を組み合わせた文字列を入力してください。

Windows11環境ではメモ帳などに下書きしてCtrl+C⇨Ctrl+Vで貼り付けると入力ミスを減らせます。

このパスワードは無制限アクセス設定の固定キーにも使われるため、他の人と共有せずパスワードマネージャーで管理すると安心です。

④「パスワードの再入力」に同じ文字列を入力

「パスワードの再入力」欄に先ほど入力した固定パスワードとまったく同じ文字列を入力してください。

大文字小文字や記号も区別されます。入力ミスがあると設定が反映されないので慎重に確認しましょう。

コピー&ペーストを活用するとタイプミスを防ぎやすくなります。

⑤「OK」を押してウィンドウを閉じる

手順
「OK」を押してウィンドウを閉じる

固定パスワードの入力が完了したら、画面下部にある「OK」をクリックします。

これで設定内容が保存され、設定ウィンドウが閉じます。

キャンセルや右上の×を押すと変更が反映されないので、必ず「OK」を選んでください

⑥TeamViewerを再起動してパスワードを確認する

手順
TeamViewerを再起動してパスワードを確認する

画面右下のタスクバーにあるTeamViewerアイコンを右クリックし「終了」を選んでソフトを完全に閉じます。

スタートメニューまたはデスクトップのショートカットから再度TeamViewerを起動してください。再起動後にメイン画面のパスワード欄に、先ほど設定した固定パスワードが表示されているかどうか確かめます。

もし固定パスワードが表示されない場合は設定画面に戻り、パスワード入力欄に改めて入力したうえで「保存」を押し、もう一度再起動してみてください。

固定パスワードで広がるリモートの便利ワザを楽しもう

固定パスワードで広がるリモートの便利ワザを楽しもう

固定パスワードを設定しておくと、リモート操作がもっと身近で気軽なものになります。思い立ったときにすぐつながるだけでなく、定期的な作業やデータ管理、印刷まですべて自動化できる便利ワザが広がります。

応用テクニック活用シーン役立ちポイント
定期メンテナンス自動化夜間や休日にソフト更新や再起動手が離せない時間帯でも常に最新状態をキープ
リモート印刷拠点間での書類プリント現地にいなくても必要な資料をすぐ用意
ファイル同期&バックアップ重要データを定期的に同期万が一のデータ消失に備えて安心

Windowsを再起動しても自動で再接続できる

Windowsを再起動しても自動で再接続できる

Windowsを再起動してもTeamViewerを自動で立ち上げる設定にすると、誰かが誤って電源を落としてもすぐにまたつながるようになります。Windowsサービス(裏で動くしくみ)として動かすので、ログオン画面の状態でもTeamViewerが起動し続けるのが心強いです。

遠隔操作専用のPCには、インストール時に管理者権限で「システムサービスとして実行」にチェックを入れておくのがおすすめです。実体験から言うと、このひと手間で再起動後も迷わずアクセスできる安心感が手に入ります。

TeamViewerオプションで「Windows起動時にTeamViewer」をオンにする

手順
オプション画面を開く

TeamViewerウィンドウ右上の歯車アイコンをクリックして「オプション」を選びます。

手順
Windows起動時にTeamViewerを起動

左側メニューから全般を選び「Windows起動時にTeamViewerを起動」にチェックを入れます。

手順
設定を保存する

オプション画面下部のOKボタンをクリックし、変更を保存します。

リモートPCを再起動して接続が復活するか試す

接続トラブルが続くときは、思い切ってリモートPCをまるごと再起動してみましょう。意外とこれだけでスッとつながることがよくあります。

手順
TeamViewerのアクションメニューから再起動を選ぶ

リモート接続中に画面上部のツールバーを表示し、「アクション」→「再起動」をクリックします。ログオフやシャットダウンではなく、必ず「再起動」を選んでください。

手順
コマンドで強制再起動をかける

画面操作が固まっている場合は、Windowsの「ファイル」→「新しいタスク実行」で、shutdown /r /t 0と入力してEnterキーを押すと、すぐに再起動します。

手順
再接続を試みる

リモートPCが再起動したら、ふたたびTeamViewerでアクセスを試してみましょう。復帰までに30秒~1分ほどかかる場合があります。

再起動後はネットワーク設定やVPN接続にも注意してください。自動接続がオフになっているとつながらないことがあるので、設定を見直しましょう。

サーバー機など画面レスな環境では、IPMIやリモート電源管理ツールから電源サイクルする方法も便利でした。

スマホアプリから離れた場所でもすぐ入る

スマホアプリから離れた場所でもすぐ入る

外出先でちょっとした確認作業が必要になると、ノートパソコンを取り出すのも面倒に感じることがありますよね。そんなときにはスマホアプリを使っておけば、固定パスワードを入力するだけでサクッとつながります。慣れておくと、カフェでコーヒーを飲みながらでも、自宅のパソコン画面をすぐに開けるのでとてもラクチンです。

スマホにTeamViewerアプリをインストールする

手順
スマホのアプリストアを開く

iOSならApp Store、AndroidならGoogle Playをタップして開きます。

手順
「TeamViewer」を検索

画面上部の検索バーにTeamViewerと入力し、虫眼鏡アイコンをタップします。

手順
公式アプリを選ぶ

「TeamViewer Remote Control」など正式名のアプリを見つけてタップします。

手順
インストールをタップ

「入手」または「インストール」を押してダウンロードが完了するのを待ちます。

手順
アプリを起動して許可設定

ホーム画面のアイコンをタップし、初回のアクセス許可はすべて「許可」してください。

OSバージョンが古いとインストールできないことがあります。設定から最新にアップデートしてください。

Wi-Fi接続ならダウンロードが速くて安定します。モバイル通信量に注意してください。

アカウントでサインインして固定パスワードを登録する

手順
TeamViewerを起動してサインイン画面を開く

インストール済みのTeamViewerを起動し、右上の「サインイン」をクリックしてサインイン画面を表示します。

手順
メールアドレスとパスワードでサインイン

登録済みのメールアドレスとパスワードを入力し、「サインイン」を押します。二段階認証を設定している場合は認証コードも入力してください。

手順
リモートコントロールタブの固定パスワードをクリック

ログイン後、画面左上の「リモートコントロール」タブを開き、「固定パスワードを設定」をクリックします。

手順
固定パスワードを入力して保存

任意の固定パスワードを2回入力し、「変更の保存」を押します。これでいつでも同じパスワードで接続できます。

サインインしていないと「固定パスワードを設定」は表示されません。

固定パスワードは8文字以上で大文字小文字数字記号を組み合わせると安全性がグッと高まります。

ワンタップでデスクトップを開いて操作する

手順
アプリを起動する

Android14端末でTeamViewer Remote Control(バージョン17.6.137)を開いてください。

手順
接続先をワンタップ

ホーム画面の「コンピューター」タブに表示された接続先PC名をタップするだけで、固定パスワードを使ってすぐにリモートデスクトップが開きます。

手順
操作を始める

リモートデスクトップ画面ではピンチイン・ピンチアウトで拡大縮小でき、スワイプで左右上下に移動しながら直感的に操作できます。

公衆Wi-Fiで接続する場合はVPNを併用すると通信がより安全になります。

同じ方法でiOS版TeamViewer(iOS17対応)でもワンタップ接続が利用できます。

家族や複数PCをまとめて管理して切り替える

家族や複数PCをまとめて管理して切り替える

PCやスマホをたくさん持っていると、接続先のID入力が面倒ですよね。TeamViewerの「コンピュータとパートナー」機能を使うと、家族のPCや仕事用PCをまとめて登録しておけます。

登録した端末はグループごとに分けられるから、「家族」「自分用」「仕事」などわかりやすく分類できます。さらに固定パスワードを設定すれば、接続時にパスワードを入力する手間も省けます。

  1. 「コンピュータとパートナー」を開いて家族や仕事用PCを登録
  2. グループを作成して端末を分類(例:家族・仕事・自分用)
  3. それぞれに固定パスワードを設定して保存
  4. ワンクリック接続で端末を切り替え

各PCで固定パスワードを設定して自分のアカウントに追加する

手順
固定パスワードを入力して保存

TeamViewerを開き、左上のメニューから「オプション」をクリックします。

「セキュリティ」タブを選び、「個人パスワード」の欄に英数字8文字以上を入力し、「OK」を押して画面を閉じます。

手順
アカウントへPCを追加

画面右上のアカウントアイコンをクリックしてTeamViewerアカウントにサインインします。

「コンピュータと連絡先」リストに設定したPCが表示されたら、右クリックして「グループに追加」→「マイコンピュータ」を選びます。

同じTeamViewerアカウントでサインインしていないと追加が反映されません。

コンピューター&連絡先リストで名前をわかりやすく付ける

手順
コンピューター&連絡先リストを開く

TeamViewerのメイン画面左側にある「コンピューター&連絡先」をクリックしてリストを表示します。

手順
編集したいデバイスを選択

リストからわかりやすくしたいコンピューター名を右クリックするか、マウスオーバーで表示される鉛筆アイコンをクリックします。

手順
わかりやすい名前を入力

「名前を編集」欄に設置場所や用途、OSバージョンなどを含めた別名を入力すると後から探しやすくなります。

手順
変更を確定する

Enterキーを押すか、リスト外をクリックして編集を完了します。

名前を変えても実際のホスト名や接続設定には影響しないので安心して編集できます。

リスト上の別名はチームメンバー間で共有できるので、統一ルールを決めておくと運用がスムーズになります。

一覧からクリックして目的のPCへ即座に接続する

TeamViewerの「コンピュータとパートナー」リストを使えば、登録済みのパソコンがずらりと並びます。ここから目当てのPCを探してクリックするだけで、瞬時に接続が始まりますよ。

手順
TeamViewerを起動して「コンピュータとパートナー」を選ぶ

WindowsのスタートメニューからTeamViewerを開き、左サイドの「コンピュータとパートナー」をクリックします。ここに登録済みのデバイスが一覧表示されます。

手順
接続したいPCをリストからクリックする

ズラリと並んだパソコン名の中から、接続したいマシンを見つけてシングルクリックします。名前を変えて管理しておくと分かりやすいですよ。

手順
接続オプションを確認して「接続」を押す

パスワード入力や画質設定欄が出るので、必要に応じてチェックし、「接続」ボタンをクリックすれば完了です。

リストに表示されない場合は同期ボタンを押すか、ネットワーク設定を確認してください。

プログラマー目線だと、よく使うPCは右クリックで「スター付き」にしておくと、上部に固定できて便利です。

よくある質問

よくある質問
固定パスワードはどこで設定できますか

TeamViewerのメインウィンドウ右上にある歯車アイコンからオプションを開き、「セキュリティ」タブを選んでください。その中に「個人用パスワード」という欄がありますので、自分が覚えやすい文字列を入力すれば完了です。

固定パスワードを使い続けても安全ですか

固定パスワードは繰り返し使うことで便利になりますが、推測されにくい複雑な文字列を設定することがポイントです。加えて、TeamViewerの「ブラックリスト・ホワイトリスト」で接続許可する相手を絞ると、さらに安全性が高まります。

固定パスワードを忘れてしまった場合はどうすればいいですか

忘れてしまったら、同じオプション画面の「個人用パスワード」の欄で新しいパスワードを上書きしてください。古いパスワードは自動的に無効になりますので、手間なくリセットできます。

複数の端末で同じ固定パスワードを使っても大丈夫ですか

同じIDとパスワードを使うとどの端末からでも接続できて便利ですが、管理が難しくなる面もあります。重要な操作は普段使いのPCだけに絞り、スマホやタブレットでは一時的に別のパスワードを設定する使い分けがおすすめです。

固定パスワードと毎回変わるパスワードはどう違う?

TeamViewerのアクセス用パスワードは固定パスワード毎回変わるパスワードの二種類があります。固定パスワードは自分で設定した文字列をずっと使い続けるので、繰り返し接続する相手にはとても便利です。一度覚えれば次から入力の手間も省けます。

一方で毎回変わるパスワードはTeamViewerを起動するたびにシステムが新しい番号を自動生成します。初歩的な不正アクセス対策には効果的ですが、そのたびに番号を伝えたり入力したりするので、急いでいるときや接続のやり取りが多いと少し手間に感じるかもしれません。

固定パスワードが勝手に変わってしまうのはなぜ?

TeamViewerは初めてインストールするとき、アクセス用にランダムパスワードを自動で発行します。このままだと毎回パスワードがリセットされるように見えるため、固定に設定していないと勝手に変わってしまったように感じます。

さらに、無料版ではセキュリティ強化のため定期的にパスワードが自動更新される仕組みがあります。アップデートや再起動のタイミングでも一時的に切り替わることがあるので、本当に固定パスワードを使いたい場合はセキュリティ設定で「個人用パスワード」を明示的に登録しておくと安心です。

会社のPCで固定パスワードを設定しても安全?

会社のPCで固定パスワードを設定しても安全?

会社支給のPCは社内の管理基盤やセキュリティポリシーの下で運用されているため、固定パスワードを設定してもすぐに危険な状態にはなりません。ただし、油断すると思わぬトラブルに繋がるケースがあるので、以下のポイントを押さえておきましょう。

  1. アクセス制限:社内のIPアドレスや端末IDだけに絞って許可をかける
  2. 利用者管理:サポート担当や役職ごとに接続できるアカウントを限定する
  3. 定期的な更新:半年や四半期などスケジュールを決めてパスワードを必ず変える

注意点:サポート用の固定アクセスとは割り切り、常時運用や外部共有には別の認証を併用してください。

自動起動してくれないときはどうしたらいい?

PCを起動したときにTeamViewerが自動で立ち上がらず、いちいち手動で起動するのはちょっと面倒に感じるかもしれません。そんなときはサービス設定やタスクスケジューラを使ったり、ファイアウォールのルールを見直したりといった選択肢があります。それぞれ手軽に試せるので、自分の環境に合ったやり方を選ぶといいですよ。

  1. サービス設定の確認:Windowsのサービス管理でTeamViewerのスタートアップを「自動(遅延開始)」にしておくと、起動直後の重いタイミングを避けつつ立ち上がります。
  2. タスクスケジューラの活用:タスクスケジューラで「Windows起動時」にTeamViewerを起動するタスクを作ると、より確実に自動起動できます。
  3. ファイアウォールの見直し:社内やセキュリティソフトの設定でTeamViewerがブロックされていないかチェックすると、通信開始の妨げがなくなります。

固定パスワードを忘れたときはどうする?

固定パスワードを忘れても落ち着いてください。TeamViewerの設定画面から新しいパスワードにすぐ変更できます。

手順
TeamViewerを起動する

WindowsのスタートメニューやタスクバーからTeamViewerを開き、メイン画面を表示します。

手順
「その他」→「オプション」を開く

画面上部のメニューからその他をクリックし、オプションを選んで設定ウィンドウを表示します。

手順
セキュリティ設定でパスワードを再設定

左メニューのセキュリティを選び、固定パスワード欄の古い文字列を消してから新しいパスワードを入力します。

手順
「OK」で設定を保存する

画面下部のOKボタンを押して変更を保存すれば、新しいパスワードが有効になります。

管理者権限が必要な場合があります。企業PCなどで設定できないときは管理者に問い合わせてください。

パスワード再設定後すぐに接続できない場合は、TeamViewerを再起動すると反映がスムーズになります。

まとめ

まとめ

TeamViewerで固定パスワードを設定すると、毎回パスワードを確認する手間がなくなり、いつでもスムーズにリモート接続できるようになります。

手順通りに操作して自分専用のパスワードを登録すれば、不意のトラブル対応でもあわてずにアクセス可能です。

さらにWindows起動時に自動起動を設定したりスマホアプリにも同じパスワードを登録しておくと、外出先からのサポートも快適になります。まずは設定画面を開いて一歩を踏み出しましょう。

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