家のPCや職場のPCでファイルを簡単に共有したいけれど、設定や用語が分かりにくくてつまずきがちな気持ち、よく分かります。
この記事を読めば、Windows11で共有フォルダを作る手順を迷わず実行できるようになります。さらに実際に役立ったトラブル対処法や安全に使うためのポイントまでやさしく解説します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実体験に基づく手順 | 実際に試して確かめた順序で、一つずつ丁寧に進められる説明を用意している点。 |
| つまずきポイントの対処法 | ネットワーク設定でよくある失敗と簡単な直し方を分かりやすく示している点。 |
| 開発者目線のちょっとした工夫 | ファイル共有を便利かつ安全に使うための現場で役立つ小技を紹介している点。 |
これから手順に沿って進めれば、初めてでも設定が完了してすぐにファイルのやり取りができるようになりますので、気軽に読み進めてください。
Windowsマニア初めての設定でも大丈夫です。一緒にゆっくり進めていけば、きっと共有できるようになりますよ。
Windows11で共有フォルダを作ってLANでやり取りする方法


LANでサクッとファイルをやり取りしたいときは、Windows11の共有フォルダが力になります。設定は順を追えば難しくありませんし、慣れると社内や自宅でのやり取りがとてもスムーズになります。ここでは基本の流れとちょっとした小ワザをやさしく紹介します。
- Windows同士でSMB共有を使う方法と注意点。
- MacからWindowsへSMBで接続する手順。
- 固定IPやホスト名を使って安定接続にするコツ。



最初は少し戸惑うかもしれませんが落ち着いて一つずつ進めれば必ずできるようになります。共有は権限設定が鍵なのでそこだけ気をつけてください。
Windows11同士でSMB共有を使う手順


Windows11同士でSMB共有を使うとフォルダを直接参照できるので大きなファイルも手間なく渡せます。前提として両方のPCが同一ネットワークに接続されていることとネットワーク検出が有効になっていることを確認してください。
共有はエクスプローラーの共有タブで行い、ユーザーごとにアクセス権を設定します。運用を安定させたいときはルーター側で端末のIPを固定するかDHCPで名前解決を整えておくと便利です。
エクスプローラーで共有したいフォルダを右クリックしてプロパティの共有タブを開く
共有したいフォルダをエクスプローラーで右クリックしてプロパティを開きます。
プロパティの共有タブを選び共有ボタンまたは詳細な共有をクリックしてユーザーを追加します。
読み取りだけや読み書きの権限を設定して共有を有効にします。必要ならパスワード保護やゲストアクセスの設定も確認してください。
MacとWindows11でSMB接続してファイルをやり取りする手順


MacとWindows11をSMBでつなぐと、FinderからWindowsの共有フォルダを直接操作できます。準備としてWindows側でネットワーク検出とファイル共有を有効にしておき、接続用のWindowsユーザー名とパスワードを用意してください。
接続はMacのFinderでサーバへ接続を使いsmb://接続先のIPアドレスを入力します。接続時に認証情報を聞かれるのでWindowsのユーザー名とパスワードを入力すればマウントできます。
Windows11でネットワーク検出とファイル共有を有効にして、MacのFinderでsmb://WindowsのIPを入力して接続する
設定のネットワーク関連またはコントロールパネルのネットワークと共有センターからネットワーク検出とファイル共有を有効にします。
共有したいフォルダのプロパティでユーザーを追加し読み取りまたは読み書きの権限を設定します。
MacのFinderの移動からサーバへ接続を選びsmb://WindowsのIPアドレスを入力します。接続時にWindowsのユーザー名とパスワードを入力してマウントしてください。
Windows11で近距離共有やOneDriveを使って手早く送る方法


近距離共有とOneDriveはどちらも手早くファイルを渡せる便利な方法です。近距離共有は近くにいる相手へワイヤレスで送れる手軽さが魅力です。OneDriveはクラウド経由で複数端末と確実に同期できる安心感があります。
- 近距離共有:同じネットワークまたはBluetoothで近くのWindows11へ直接送れる方法。手順がシンプルで小さいファイルに向いています。
- OneDrive:クラウドに置いてリンク共有やフォルダ同期で複数端末間を連携する方法。大きめのファイルや履歴を残したいときに便利です。
目的や環境に合わせて使い分けると効率が上がります。すぐ目の前の相手なら近距離共有を使ってみてください。離れた端末やバックアップも兼ねたいならOneDriveを選ぶと安心です。
近距離共有で近くのWindows11に送る手順


近距離共有は設定をオンにし、送信先のPCが検出されればエクスプローラーからすぐ送れます。ネットワークの種類によってはファイアウォールや共有設定が関係するので慌てず確認してください。
両方のPCで近距離共有をオンにしておきます。受信側は受け取りを許可する設定にしてください。
エクスプローラーで送りたいファイルを右クリックして共有を選びます。近くのデバイス一覧が表示されます。
送信先を選んで送信します。受信側に通知が出たら承諾してファイルを受け取ります。
設定→システム→共有エクスペリエンスで近距離共有をオンにして、エクスプローラーの共有メニューから送信する
設定→システム→共有エクスペリエンスを開きます。
近距離共有をオンに切り替えます。共有できる相手や検出方法を選べます。
送信したいファイルを右クリック→共有を選び検出されたPCをタップして送信します。
OneDriveでWindows11と他端末を同期して共有する手順


OneDriveはフォルダをクラウドで同期することで、Windows11と他の端末で同じファイルを使えます。共有リンクを作って権限を細かく設定すれば相手に合わせた渡し方が可能です。
共有したいファイルやフォルダをOneDriveフォルダに移動して同期を待ちます。
OneDriveで対象を右クリックして共有を選びリンクを作成します。リンクの権限を閲覧のみか編集可に設定します。
作ったリンクを相手に送信します。相手はリンクからファイルにアクセスできます。
共有したいフォルダをOneDriveフォルダに入れて同期し、OneDriveの共有リンクで権限を設定する
共有したいフォルダをOneDriveフォルダに移動して同期が完了するまで待ちます。
OneDriveで共有→リンクを作成して閲覧か編集のどちらかを選びます。
生成したリンクを相手に送信します。必要に応じてパスワードや有効期限を設定してください。
Windows11の共有でアクセス権や接続トラブルを解決する応用


共有周りで「アクセスできない」「権限が足りない」と慌てたときに役立つ実践的な対処法をやさしくまとめます。原因は大きく分けてユーザー権限の不一致、SMB設定やファイアウォールのブロック、ネットワークプロファイルの誤設定です。
- ユーザーを特定して共有権限とNTFS権限を正しく付与する
- SMBの有効化やバージョン確認、ファイアウォールの受信規則を見直す
- ネットワークプロファイルをプライベートにして共有を許可する
どれから手を付けるか迷ったら、まずは共有する側で誰に何の権限があるかを確認するのが早道です。次に接続側からのエラーに合わせてSMBやファイアウォールの設定を順に確認するとスムーズに直せます。
特定ユーザーだけにアクセスを許可する手順


特定のユーザーだけにアクセスを許可するときは、共有権限とNTFSの両方を整えることが重要です。共有権限で読み書きの可否を決め、NTFSで細かいファイル単位の権限を設定します。
まずはコンピューターの管理でユーザーが存在するか確認してください。ログイン名と完全なアカウント名が一致していないことが多いので、ユーザーを追加したら実際に接続して振る舞いを確認すると安心です。
コンピューターの管理で対象ユーザーを確認し、フォルダの共有権限とNTFSのセキュリティでそのユーザーを追加する
スタートメニューでコンピューターの管理を開き、ローカルユーザーとグループで対象のユーザーがあるかを確認します。ドメイン環境ならドメインユーザーを探してください。
共有したいフォルダのプロパティ→共有→詳細な共有でユーザーを追加し、必要なアクセスレベルを設定します。Everyoneは使わない方が安全です。
フォルダのプロパティ→セキュリティで同じユーザーを追加し、読み取りや変更など細かく設定します。設定後にサブフォルダへ継承が有効かを確認してください。
SMBやファイアウォールの設定を見直して接続を直す手順


接続トラブルの多くはSMBの無効化やファイアウォールでブロックされていることが原因です。特に古いNASやプリンターとつなぐ場合はSMBバージョンの違いが影響するので注意してください。
Windowsの機能でSMBを確認し、必要ならSMB1を有効にしますがセキュリティリスクがあるため必須でない限り有効化は避けてください。ファイアウォールではファイルとプリンターの共有の受信規則をプライベートネットワークに対して許可します。
ネットワークをプライベートに設定し、Windowsファイアウォールの受信規則でファイルとプリンターの共有を許可する
設定→ネットワークとインターネットで接続のプロパティを開き、ネットワークプロファイルをプライベートに切り替えます。これで共有が見えるようになります。
Windowsセキュリティ→ファイアウォールとネットワーク保護→詳細設定で受信規則の「ファイルとプリンターの共有」を有効にし、スコープをプライベートにします。
別のPCからフォルダへアクセスして共有が見えるか、必要ならネットワークドライブを割り当てて動作を確認してください。
よくある質問


- 共有フォルダがネットワークで見つからないときは
まずPCのネットワークプロファイルをプライベートにしてネットワーク探索とファイルとプリンターの共有を有効にしてください。次にWindowsファイアウォールでファイル共有が許可されているか確認してください。実務だとこの3点で解決することが多いです。
- 接続時にユーザー名やパスワードを求められる場合の対処は
Windowsのローカルユーザー名とパスワードで接続するのが基本です。簡単にしたければパスワード保護共有をオフにできますがセキュリティが下がる点に注意してください。必要なら共有フォルダのネットワークアクセス権とNTFS権限も見直してください。
- スマホやMacからアクセスできないときはどうする
まず名前解決の問題を疑ってPCのIPアドレスで指定してみてください。たとえば\\192.168.0.10\Shareのようにアクセスすると接続しやすくなります。さらにSMBバージョンやゲストアクセス設定の互換性も確認してください。
- 転送が遅いまたは途中で切断される問題の切り分け方は
有線接続で試してWi-Fiの電波や帯域を切り分けてください。ネットワークアダプターの電源管理でスリープになっていないか確認することも有効です。大きなファイルはSMB署名や暗号化で速度が落ちることがある点も覚えておいてください。
まとめ


この記事ではWindows11で共有フォルダを作りLAN内でファイルをやり取りする基本手順を分かりやすくまとめました。設定の要点は、ネットワークプロファイルをプライベートにしてネットワーク探索とファイル共有を有効にすること、共有フォルダの共有名とアクセスの種類(読み取り専用か読み書き可か)を決めることです。エクスプローラーでフォルダを右クリック→プロパティ→共有から簡単に設定できます。
実務的にはアクセス権は最小限にして、まずは動作確認用の小さなフォルダでテストするのがおすすめです。接続はエクスプローラーで\\PC名\共有名または\\IPアドレス\共有名で行い、接続できないときはファイアウォール設定とネットワーク探索、名前解決をチェックしてください。必要なら共有用の専用ユーザーを作ると管理が楽になりますし、SMB(ファイル共有の仕組み)の古いバージョンは使わない方が安全です。



初めてでも落ち着いてやれば大丈夫です。まずは小さなフォルダで試してから本格運用に移ると安心です。
