かんたん解決!Windows再起動でパソコンを元気にしよう

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かんたん解決!Windows再起動でパソコンを元気にしよう

Windowsの動きが急に鈍くなり、作業の途中で再起動が必要か迷うことはありませんか?

このガイドでは長年の開発現場で磨いたトラブル対処のコツをもとに、スタートメニューの基本手順からコマンド入力の時短ワザ、さらには自動化設定まで順を追って示します。つまずきやすい画面の違いも画像入りでまとめているため、手元の環境でまねするだけで安定した挙動と作業効率が同時に手に入ります。

電源ボタンへ手を伸ばす前に、まずは手順とポイントを確認し、安心して操作できる知識を身につけてから快適な作業時間を取り戻しましょう。

目次

Windows再起動のやり方をまるっと紹介

Windows再起動のやり方をまるっと紹介

パソコンの動きがもたついてきたときやソフトを一気にリセットしたいとき、再起動がお助けになります。

  1. スタートメニューから:画面左下のWindowsアイコンをクリックして電源マーク→再起動を選ぶ
  2. Ctrl+Alt+Del画面で:キーを同時に押して出た画面の右下にある電源マーク→再起動
  3. Alt+F4ショートカットで:すべてのウインドウを最小化してデスクトップを表示した状態でAlt+F4→ドロップダウンから再起動を選ぶ
  4. PowerShellコマンドで:管理者権限のPowerShellを開きRestart-Computerと入力してEnter

どの方法も試せばすぐに慣れますし、プログラマーの観点からはタスクマネージャーで不要プロセスを先に終わらせておくと、再起動後の起動時間がちょっぴり速くなります。

スタートメニューから選んで再起動

スタートメニューから選んで再起動

スタートメニューから再起動を選ぶ方法は、とってもシンプルで迷わず操作できるのが魅力です。画面左下のWindowsアイコンをクリックし、電源マークにカーソルを合わせるだけで再起動の項目が出てくるので、初めてでも安心です。

スタートメニュー再起動のポイント
  • 開いているアプリを自動で閉じてくれるからクリーンな状態に戻せる
  • 操作手順が画面上にそのまま表示されるので初学者にもやさしい
  • 問題が起きたときの基本的なリセット手段として頼れる

①画面左下のスタートボタンをクリック

画面左下にあるWindowsのロゴを探して、ゆっくりクリックしてください。スタートメニューがパッと開くはずです。

もしマウスの操作が迷子になりそうなときは、キーボードのWindowsキーをポンと押すと同じようにスタートメニューが出てきますよ。

②電源アイコンをクリック

手順
電源アイコンをクリック

画面左下のスタートボタンを押すとメニューが開きます。その中から電源アイコンを見つけてクリックしてください。これで再起動やスリープの項目が表示されます。

③再起動をクリックして実行

手順
再起動をクリックして実行

電源メニューに出てきた再起動をクリックします。Windowsが自動的にシャットダウンして、再び立ち上がるまで数分待ちましょう。

作業中のファイルを保存していないと、開いているアプリが強制終了されるので、必ず保存してから再起動しましょう。

キーボードショートカットでサクッと再起動

キーボードショートカットでサクッと再起動

マウスなしでスピーディーに再起動したいときは、デスクトップにフォーカスを合わせてAlt+F4を押すだけです。シャットダウンダイアログが表示されたら矢印キーで「再起動」を選び、Enterキーを押すとすぐに再起動が始まります。作業中にマウスが反応しづらいときや、素早く環境をリフレッシュしたいときにぴったりの方法です。

①Alt+F4キーを押してダイアログを開く

手順
Alt+F4キーを押してダイアログを開く

デスクトップの何もない場所をクリックしてウィンドウを選択解除してください。その状態でキーボードの左のAltキーを押しながらF4キーを押します。ウィンドウが開いていない場合は強制終了ではなくシャットダウンや再起動などを選べるダイアログが表示されます。

②一覧から再起動を選ぶ

手順
一覧から再起動を選ぶ

スタートメニューの左下にある電源アイコンをクリックすると「スリープ」「シャットダウン」「再起動」の選択肢が表示されます。「再起動」をクリックしてください。

作業中のファイルは保存してから再起動をクリックするとデータの消失を防げます。

③Enterキーを押して確定

手順
Enterキーを押して確定

アイコン名などを編集したあと、Enterキーを押して変更を確定してください。

Enterキーを押さないまま他の操作を行うと、変更がキャンセルされてしまうので気をつけましょう。

プログラマーの経験から、Enterキーを押したあと数秒待つとエクスプローラーが新しい情報を取り込んでくれるので、表示が安定しやすいですよ。

コマンドで素早く再起動

コマンドで素早く再起動

コマンドプロンプトやPowerShellでshutdownコマンドを使うとGUIを開かずにパソコンをすぐに再起動できる方法です。マウス操作が煩わしいときやリモート操作中に便利です。

スクリプトに組み込むと定期メンテナンス後の自動再起動やバッチ処理完了後の切り替えに使えて、プログラマーならではの作業効率化に役立ちます。

①検索ボックスにcmdと入力してEnter

手順
検索ボックスにcmdと入力してEnter

画面左下の検索ボックスをクリックし、cmdと入力します。文字が合っていればコマンドプロンプトのアイコンが表示されるので、そのままEnterキーを押してください。

②shutdown -r -t 0と入力してEnter

コマンドプロンプトにshutdown -r -t 0と入力してEnterを押すと、すぐに再起動が始まります。-rは再起動、-t 0は待ち時間なしの意味です。

実行前に開いているファイルを必ず保存してください。未保存のデータは失われることがあります。

頻繁に再起動が必要な作業なら、バッチファイルにまとめるとワンクリックでOKです。

③保存忘れがないか確認してそのまま待つ

まず画面に開いているアプリを確認して、編集中のファイルがないかチェックしましょう。WordやExcelなどで保存忘れがあると、再起動後にデータが消えることがあります。

Alt+Tabキーでアプリを切り替えつつ、ひとつひとつ上書き保存してください。保存が終わったら、再起動が完了するまでそのまま待ちましょう。

電源ボタンの長押しで強制終了するとファイルが壊れるおそれがあるので、必ず保存を確認してから通常の再起動を待つこと。

もしデスクトップがなかなか表示されないときは、Ctrl+Alt+Delで画面を切り替えて再起動をやり直すのがおすすめです。

再起動を覚えたらもっと便利!トラブル予防と時短テク

再起動を覚えたらもっと便利!トラブル予防と時短テク

再起動をマスターしたら、さらにラクにパソコンを守るちょっとした裏ワザを試してみましょう。

応用テクどんな場面で役立つ?
スケジュール再起動設定深夜帯に自動で再起動し、更新プログラムを確実に反映するとき
クイック再起動ショートカット作業中にサクッと再起動したいときにデスクトップから即起動
コマンドライン再起動画面が固まってメニューが使えないときに便利
複数端末の一斉再起動ネットワーク内のパソコンをまとめてリセットするとき

タスクスケジューラで決まった時間に自動再起動

タスクスケジューラで決まった時間に自動再起動

Windowsに標準で備わっているタスクスケジューラを使うと、好きな時間にパソコンを自動で再起動できます。

定期的に再起動したいときに手間いらずで助かりますし、不要なアプリを自動で閉じるスクリプトと組み合わせれば、仕事終わりにバックグラウンドがリフレッシュされた状態で翌朝を迎えられます。

タスクスケジューラを開く

手順
タスクスケジューラを起動

Windowsキーを押しながらRを入力して「ファイル名を指定して実行」を開いてください。

taskschd.mscと入力して「OK」をクリックします。

場合によっては管理者権限を求められることがあります。

基本タスクの作成を選ぶ

手順
基本タスクの作成を選ぶ

タスクスケジューラが開いたら、画面右側にある「操作」パネルを見つけてください。その中に並んでいる項目のうち、基本タスクの作成をクリックします。これで新しいタスクを手軽に設定する準備が整います。

トリガーで時刻を指定する

手順
トリガーで時刻を指定する

左ペインの「トリガー」タブをクリックして「新規」を押してください。

「タスクの開始」で時刻を選び、再起動したい時間を入力します。

毎日・週ごと・月ごとの繰り返しもこの画面で指定できるので、使いたいスケジュールを選んでください。

操作でshutdown -r -t 0を登録する

手順
デスクトップに再起動ショートカットを作成

デスクトップの何もない場所で右クリックして「新規作成」→「ショートカット」を選びます。

入力欄にshutdown -r -t 0と正確に入力して「次へ」をクリックします。

手順
ショートカットに管理者権限とホットキーを設定

作成したショートカットを右クリックして「プロパティ」を開きます。

「詳細設定」をクリックして「管理者として実行」にチェックを入れ、「OK」を押します。

プロパティ画面の「ショートカットキー」に例えばCtrl+Alt+Rを指定し、「適用」をクリックして完了です。

管理者権限を付け忘れると再起動操作がUAC(ユーザーアカウント制御)で止まるので注意してください。

アイコンを再起動用のマークに変更すると一目でわかりやすくなります。

セーフモード再起動で原因を探る

セーフモード再起動で原因を探る

パソコンの調子がイマイチなときは、セーフモード再起動でぐっと原因をしぼると安心です。

セーフモード再起動では、必要最低限のドライバーだけを読み込んでWindowsを立ち上げます。余計な常駐ソフトや追加機能をオフにできるので、起動トラブルや動作のもたつきを引き起こしている要素を見つけやすくなります。

例えば起動直後に黒い画面やエラーメッセージが出るときや、アップデート後にパソコンがもたつくときなどには、まずセーフモードで動かしてみると原因が“IT恐怖症”になる前にすっきりすることが多いです。

設定アプリの更新とセキュリティを開く

手順
更新とセキュリティを開く

設定画面のアイコンが並ぶ中から更新とセキュリティをクリックします。もし見つけにくい場合は、左上の検索ボックスに「更新」と入力するとすぐに表示されます。

回復から今すぐ再起動を押す

手順
回復オプションで今すぐ再起動を選ぶ

「更新とセキュリティ」>「回復」を開いたら、画面中央にある今すぐ再起動ボタンをクリックしてください。

クリック前に開いているファイルは必ず保存してください。保存していないとデータが消えてしまいます。

「今すぐ再起動」を押すと、詳細オプション画面に移動します。トラブルシューティングやシステムの復元など、高度な作業がここからできます。

トラブルシューティングを選びセーフモードを起動

手順
トラブルシューティングを選ぶ

「トラブルシューティング」をクリックして、問題解決メニューを開きます。

手順
詳細オプションからスタートアップ設定へ進む

「詳細オプション」を開き、「スタートアップ設定」をクリックします。

手順
再起動してセーフモードを起動

「再起動」をクリック後、キー操作画面で4キーを押してセーフモードを選びます。

アクティブ時間を設定して勝手な再起動を防ぐ

アクティブ時間を設定して勝手な再起動を防ぐ

Windowsには更新後に自動で再起動が走らないように、アクティブ時間を指定できる仕組みがあります。自分が普段パソコンを使っている時間帯を登録しておくと、その間は大切な作業中でも急に再起動される心配が減ります。

例えばコーディング中のビルドやオンライン会議の時間帯をアクティブ時間に設定しておくことで、集中が途切れず安心です。経験上、就業開始~終業前の時間をしっかり登録しておくのが快適に使い続けるコツです。

設定アプリのWindowsUpdateを開く

手順
設定アプリを起動する

キーボードからは、Win+Iキーを同時に押すと設定アプリがすぐに開きます。

マウス操作が好みなら、画面左下のスタートボタンをクリックして歯車アイコンを選ぶこともできます。

手順
WindowsUpdate画面を表示する

設定アプリの左側メニューからWindows Updateをクリックします。

Windows 11では「Windows Update」が一番上にあるので迷わず選べます。

アクティブ時間の変更を選ぶ

手順
アクティブ時間の変更を選ぶ

「設定」を開き「更新とセキュリティ」から「Windows Update」を選びます。

表示された画面で「アクティブ時間の変更」をクリックし「開始時間」と「終了時間」を実際に使う時間帯に合わせて指定します。

エンジニアの現場ではビルド中に再起動が重ならないように、終了時間を余裕をもって設定すると便利です。

作業しない時間帯を指定して保存

手順
作業しない時間帯を指定して保存

「開始時刻」と「終了時刻」をそれぞれクリックして、普段パソコンを使わない時間帯を選択します。たとえば、夜間やお昼休みの時間帯を指定すると安心です。選び終えたら、画面下の保存をクリックして完了です。

時間帯は実際に席を外せるタイミングに設定すると、更新通知に慌てずに済みます。

よくある質問

よくある質問

再起動中に電源を切っても大丈夫ですか?

再起動中に電源を切っても大丈夫ですか?

再起動は一度シャットダウンしてから起動する流れなので、途中で電源を切るとファイルの破損や設定の不具合が起きるかもしれません。応答しなくて長時間止まっている場合は、〈電源ボタンを約10秒長押し〉する強制終了が最終手段です。

再起動がいつまでも終わりません。どうすればいいですか?

再起動がいつまでも終わりません。どうすればいいですか?

Ctrl+Alt+Delでタスクマネージャーを起動し、応答しないアプリを選んで「タスクの終了」を試してみてください。それでも戻らないときは、やむをえず電源ボタン長押しで再起動するといいです。

再起動後に前回のアプリを自動で開く方法は?

再起動後に前回のアプリを自動で開く方法は?

設定>アカウント>サインインオプションの「再起動後に再度開いていたウィンドウを再起動する」をオンにしてみてください。これでよく使うアプリはまとめて復元できて便利です。

再起動をスケジュールして自動化できますか?

再起動をスケジュールして自動化できますか?

設定>更新とセキュリティ>Windows Update>再起動オプションで、再起動の日時を指定できます。夜間や休み時間に設定すると、作業を邪魔せずに更新まで終わらせられます。

再起動とシャットダウンはどう違う?

再起動は、いったんWindowsを終了してからもう一度立ち上げる操作です。内部メモリをまっさらにクリアして、裏で止まっていた処理をすべてリセットしてくれます。

シャットダウンは電源を完全に切る操作です。省エネモード(高速スタートアップ)が有効だと、ログイン情報を保存したまま次回起動時に素早く立ち上がる仕組みになっています。

調子が悪いときは再起動がおすすめです。システム全体をきれいに立ち上げ直すので、更新プログラムの適用直後や動作がもたつくときに効果的です。一方、終業後や長時間使わないときはシャットダウンで電源を落としておくと無駄な電力をカットできます。

保存していないデータは消えない?

再起動をすると、開いているアプリはすべていったん終了します。保存せずに放置したデータは基本的に消えるので、大事なファイルや作業は必ず保存してから先に進めてください。

アプリ再起動時の扱い
Office系(Word/Excel)自動回復機能が動いて保存前のデータを戻せる場合あり
メモ帳保存していない内容はそのまま消える
ブラウザタブの復元機能はあるが、入力中のフォームは失われる

再起動前にすべてのファイルを保存しておくと安心です。

Office系アプリは定期的に自動保存されることがありますが、手動保存がいちばん確実です。

フリーズしたときに強制再起動しても平気?

フリーズしたときに強制再起動しても平気?

パソコンがびくともしないとつい電源ボタン長押しで再起動したくなりますよね。普段はWindowsがクラッシュしたときだけの最終手段なので、たまになら大きなトラブルにはなりません。

ただし、作業中のデータが保存されていないと消えたり、まれにファイルシステムのチェックが走って起動が遅くなったりします。重要なファイルを扱う前はこまめに保存しながら使うと安心です。

もし頻繁に固まるなら、イベントビューアーでログを確認したり、メモリチェックを走らせたりすると根本原因がつかめます。

自動再起動が何度も繰り返されるときは?

パソコンが起動直後に何度も自動再起動を繰り返すときは、原因をひとつずつ潰していくと解決しやすいです。

手順
セーフモードで起動する

電源を入れたあとにすぐにF8キーを連打して、詳細ブートオプションから「セーフモード」を選びます。余計なドライバーや常駐ソフトを読み込まない状態で問題箇所を特定できます。

手順
自動再起動を無効化する

コントロールパネル→システム→「システムの詳細設定」を開き、起動と回復の設定で「自動的に再起動する」のチェックを外します。エラー画面を確認しながら原因を探せます。

手順
ドライバーを最新に更新する

デバイスマネージャーを開いて、不明なデバイスや警告が出ているドライバーを右クリック→「ドライバーの更新」を実行します。古いドライバーが再起動ループの原因になることがあります。

手順
システムファイルを修復する

管理者権限でコマンドプロンプトを開き、sfc /scannowを実行します。破損したシステムファイルを自動で修復できるので安定性が向上します。

セーフモードでも再起動ループが続く場合は、直近で導入したソフトやドライバーをアンインストールすると改善することがあります。

システムの復元ポイントがあれば、問題が起こる前の状態に戻せるので、試してみると手間なく解決できることがあります。

まとめ

まとめ

PCが重くなったと感じたらスタートメニューから再起動を試してみましょう。Alt+F4キーやCtrl+Alt+Delを使った方法、コマンドプロンプトからの再起動など、状況に合わせた手順を覚えておくと便利です。

再起動の習慣を身につけることでメモリ解放や更新プログラムの反映がスムーズになります。とくに定期的に再起動することで長時間使い続けたあとでもトラブルを未然に防げます。

ここまで紹介した手順を活用すれば、多くの不調はサクッと解消できます。明るく楽しい気持ちで、ぜひ日々のメンテナンスに再起動を取り入れてみてください。

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