Windowsが再起動から進まない!?やさしく解決するステップ

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Windowsが再起動から進まない!?やさしく解決するステップ

Windowsの再起動がいつまでも終わらないのに強制終了できない状況に焦っていませんか?

ここでは長い経験で得た安全な対処手順を順番どおりに示し、電源ボタンを押し続ける前にできる対策からシステムの健全化まで優しく案内します。手間取る操作を画像なしでも想像しやすいように、画面の動きとキー入力を細かく説明しています。さらに失敗しがちなポイントの回避策も含めています。

深夜でもサポートがないときでも落ち着いて作業できるよう、まず最初の段落から順に読みながら一緒に進めてみてください。止まっていたパソコンが再び動き出す達成感を味わえるはずです。

目次

Windows再起動が終わらないときにまず落ち着いて試す具体的な手順

Windows再起動が終わらないときにまず落ち着いて試す具体的な手順

再起動がいつまでも終わらないときは「なんでだろう?」と焦りたくなりますが、まずはひと呼吸置いて落ち着きましょう。キーボードを連打したり充電器を抜き差しする前に、できるだけシンプルな方法から順番に試すのがコツです。

ここではWindows歴10年以上の経験をもとに、初心者でも迷わず進められる基本ステップをまとめました。再起動問題をグイッと切り分けられるよう、手軽に試せる対処法を順番にご紹介します。

  1. 電源長押しで強制終了:電源ボタンを10秒ほど押し続けて完全にシャットダウンします。
  2. 周辺機器を一旦外す:USBメモリや外付けHDDなどが干渉していないか確認します。
  3. セーフモード起動:Win+Rで「msconfig」を開き、ブートオプションでセーフモードにチェックを入れて再起動します。
  4. システムファイルチェック:回復環境のコマンドプロンプトで

    sfc /scannow

    を実行し、ファイルの破損を修復します。
  5. Windows Updateの確認:更新プログラムで既知の不具合が解消されることがあります。

これらの基本ステップを順にこなせば、再起動トラブルの原因をかなり絞り込めます。まずはゆったり進めてみて、パソコンの「再起動ストップ」をさっくり解消しちゃいましょう。

キーボードだけで画面を動かしてみる

キーボードだけで画面を動かしてみる

マウスが反応しないときでも、キーボードだけでウィンドウを好きな位置に動かせます。Alt+Spaceでウィンドウメニューを開き、移動モードに切り替えてから矢印キーで動かせるので、画面外にはみ出したダイアログも簡単に取り出せます。

  1. Alt+Space:アクティブなウィンドウのタイトルバーにメニューを表示
  2. M:ウィンドウ移動モードに切り替え
  3. ←↑↓→:矢印キーでウィンドウを画面内に移動
  4. Enter:移動位置を確定
  5. Win+←/→:ウィンドウを左右にスナップ
  6. Win+↑/↓:ウィンドウを最大化/最小化

移動したいウィンドウが複数ある場合は、TabキーやAlt+Tabで対象をアクティブにしてから操作しましょう。

Alt+Spaceメニューは日本語入力のキー設定で重複する場合があります。そのときはWindowsキー+Xでメニューを開く方法も試してみてください。

①Escキーを数回押して応答を確かめる

手順
Escキーを数回押す

マウス操作が効かないときは、Escキーをゆっくり数回押してみてください。画面上で反応を待っている小さなウィンドウを閉じたり、中断している処理をキャンセルできることがあります。

Escキーが反応しない場合は、Fnキーを同時に押すかパソコンの外付けキーボードを試すと動作を確認しやすいです。

②CtrlAltDelを押して青いメニューを呼び出す

手順
Ctrl+Alt+Delを押して青いメニューを呼び出す

キーボードのCtrlキーとAltキーを押しながらDelキーを同時に押します。数秒待つと画面が暗くなり、青い「Windowsセキュリティ」メニューが表示されます。このメニューからタスクマネージャーやサインアウトなどが選べます。

ノートPCではDelキーがFnキーと一緒になっている場合があります。そのときはCtrl+Alt+Fn+Delの組み合わせで試してください。

③右下の電源アイコンから再起動を選び直す

手順
電源アイコンから再起動を選び直す

画面の右下にある電源アイコンをクリックします。

表示されたメニューから再起動をもう一度選びましょう。

もしメニューが出ないときはタスクバーを右クリックして電源の項目を探すと見つかりやすいですよ。

④メニューが開かなければ次の方法へ進む

スタートメニューや右クリックメニューがまったく開かない場合は、直接ショートカットやタスクマネージャーから操作を続けましょう。

手順
タスクマネージャーを呼び出す

Ctrl+Shift+Escキーを同時に押してタスクマネージャーを起動します。これでExplorerが固まっている場合でも強制終了が狙えます。

手順
Explorerを再起動する

タスクマネージャーで「プロセス」タブを開き、Windowsエクスプローラーを選んで右下の「再起動」をクリックしてください。

手順
Run画面で再起動を試す

続いてWin+Rキーを押し、shutdown /r /t 0を入力してEnterキーを押すと即時再起動できます。

Explorerの再起動で直らない場合は、OSの深刻な不具合が疑われます。セーフモード起動など、応急対応も検討してください。

タスクマネージャー経由で引っ掛かったアプリを閉じる

タスクマネージャー経由で引っ掛かったアプリを閉じる

動かないアプリがあるとき、タスクマネージャーから直接閉じると一気にスッキリします。普段どおりにシャットダウンや再起動できないときに役立つ方法で、プログラムが固まっていると感じたらすぐに試せます。

プログラマーの視点では、単に強制終了するだけでなく、同時にCPUやメモリの使用状況もチェックできるのが心強いポイントです。どのプロセスが重くなっているかを確認しながら、安全に閉じる判断ができます。

こんなときにおすすめです:Windowsが再起動途中で止まってしまったときや、デスクトップ操作に反応がないときなど。タスクマネージャーを使えば、問題のあるアプリだけをピンポイントで切り離し、システム全体をスムーズに動かせるようになります。

①CtrlShiftEscを押してタスクマネージャーを開く

手順
CtrlShiftEscを同時に押す

キーボードのCtrlキーとShiftキーとEscキーをいっぺんに押すと、すぐタスクマネージャーが開きます。画面が応答しないときでも反応しやすい裏ワザです。

ノートPCではFnキーと組み合わせる場合もあるので、そのときはFnキーを押しながらCtrlShiftEscを試してください。

②反応がないアプリをクリックする

画面下のタスクバーに注目して、動かなくなっているアプリのアイコンを探しましょう。

見つけたアイコンをそっとクリックすると、ウィンドウが最前面に戻って操作できることがあります。

注意:アイコンが薄く表示されているときは反応しにくいことがあるので、あまり連打せずに次のステップへ進んでください。

③タスクの終了ボタンを押す

タスクマネージャーの一覧から応答が止まっているアプリをクリックして、画面右下にある「タスクの終了」ボタンを押します。これで背後で固まっている処理が強制的に止まり、再起動が再開しやすくなります。

強制終了すると保存していないデータは消えてしまうことがあります。

同じアプリが何度も固まるときは、アプリ自体の不具合やドライバーの競合が原因かもしれません。イベントビューアーで関連エラーをチェックしてみると次の手がかりが見つかります。

④アプリが閉じたらスタートメニューから再起動をやり直す

手順
スタートメニューから再起動

画面左下のWindowsアイコンをクリックしてスタートメニューを開きます。

電源アイコンを選んで再起動をクリックしてください。

これでバックグラウンドで残っていたプロセスも含めてWindowsがリセットされます。

アプリ終了前に保存していないデータがないか確認しておくと安心です。

電源を切らずに電源リセットを行う

電源を切らずに電源リセットを行う

デスクトップパソコンでは、電源を切らずにケース前面のリセットスイッチを押す方法があります。このスイッチを使うとOSを強制的に再起動してくれるため、再起動画面のまま固まってしまったときに役立ちます。

完全に電源をオフしないぶん、ハードディスクやSSDへの急な電力遮断が減り、部品への負担を抑えられるのがポイントです。ただし、保存していないデータは飛ぶので、こまめな保存や自動保存の設定を普段から心がけましょう。

①ノートなら電源ケーブルを外す

手順
ノートなら電源ケーブルを外す

ノートパソコンからACアダプタをそっと抜いてください。電源が完全に遮断されることで一度内部の動作をリセットできます。バッテリーが取り外せるモデルなら、背面のロックを外してカチッと外し、数秒待ってから元に戻すとさらに効果的です。

そのあと電源ボタンを5秒間長押しして内部の残留電流を放出しましょう。これで不要なプロセスがクリアになり、再起動時のもたつきが解消しやすくなります。

ケーブルを無理に引っ張ると断線します。コネクタをしっかり持って抜きましょう。

②バッテリーが外れる機種は取り外す

手順
バッテリーを取り外す

パソコンが完全にシャットダウンしていることを確かめます。電源ランプが消えているかチェックしてから進めてください。

ACアダプターやUSBケーブルは先に外しておくと安心です。通電状態だと思わぬトラブルが起こりやすいので気をつけてください。

本体を裏返し、バッテリーカバーのツメに指をかけてそっと開きます。勢いをつけずに優しく操作しましょう。

バッテリー端子を軽く押しながら、まっすぐ引き抜いて取り外します。斜めに引くと端子を傷めやすいので注意してください。

バッテリーを外したあとは端子部分にホコリが付いていないか確認してください。綿棒でそっと拭くと接触不良を防げます。

③デスクトップなら背面スイッチで電源を切る

手順
背面の電源スイッチを確認する

パソコン本体の後ろ側に手を回し、電源ケーブルの近くにある小さなスイッチを探します。机の下だと見つけにくいので懐中電灯を使うと安心です。

手順
スイッチを切って電源を遮断する

スイッチを<strong>OFF

電源スイッチは強く押しすぎないよう気をつけてください。勢いよく動かすと本体が傷むことがあります。

一部の小型デスクトップには背面スイッチがないモデルもあります。その場合は電源ケーブルを外すことで同じ効果を得られます。

④数十秒待ってから電源を戻す

電源ケーブルをコンセントから優しく抜いたら、そのまま30秒~60秒ほど待ちましょう。内部にたまった電気がリセットされて、再起動時のトラブルを減らす効果があります。

時間を測るのが面倒なら、ゆっくり深呼吸しても大丈夫です。気長に待つことで、気持ちもリフレッシュできます。

待ち終わったらケーブルをしっかり差し込み、パソコンの電源ボタンを押して再度起動してください。スムーズに立ち上がるかどうかを確認しましょう。

電源ケーブルを抜き差しするときは、机の上や足元のケーブルを整理して、つまずかないように注意してください。

数十秒待つことでマザーボードの静電気が放電され、意外と見落としがちなハードウェアのリセット効果が得られます。

⑤電源ボタンを押して通常起動を待つ

手順
電源ボタンを押して通常起動を待つ

本体の電源ボタンを一度だけ軽く押してください。画面が暗いままなら、もう一度押し直すと反応しやすくなります。Windowsのロゴが表示されたら、ログイン画面が出るまで静かに待ちましょう。

長押しすると強制終了扱いになることがあるため、しっかり反応がなければ数秒おいてから再度軽く押すのがコツです。

起動中は本体を動かさず、ファンの音やアクセスランプが動いているか確認すると安心です。

最後の手段で電源ボタンを長押しする

最後の手段で電源ボタンを長押しする

もしもスタートメニューも応答せず画面が固まってしまったら、最後の手段として電源ボタンを長押しする方法があるよ。これはソフトが完全に動かなくなってシステム再起動が進まないときにだけ試してほしい操作なんだ。

具体的には、電源ボタンを約10秒ほど押し続けると、強制的にシャットダウンできるよ。そのあと再度ボタンを押して立ち上げれば、OSがクリーンブートしてくれることが多いんだ。ただし作業中のデータは保存されないから、事前にこまめにバックアップをとっておくのがおすすめだよ。

①電源ボタンを10秒ほど押し続けて完全にオフにする

手順
電源ボタンを約10秒間長押しする

パソコンの背面または本体側面にある電源ボタンを約10秒間しっかり押し続けてください。画面が真っ暗になり、LEDランプが消灯すれば完全にオフになっています。

注意点:電源長押しは最終手段です。普段はタスクマネージャーやソフトの終了操作を先に試してください。

電源ボタンを10秒以上押しても反応しないときは、ケーブルを外して数秒待ってから再接続するとより確実です。

②数秒置いてから電源ボタンを軽く押して起動する

手順
数秒置いてから電源ボタンを軽く押して起動する

シャットダウン直後は内部に電気が残っている場合があります。最低5秒ほど待ってから電源ボタンを長押しせずに一度だけ軽く押してください。これで部品がリセットされてスムーズに起動しやすくなります。反応がなければ同じ手順をもう一度試してみましょう。

③自動修復が出たら表示に従って続ける

手順
自動修復が出たら表示に従って続ける

電源を入れると「自動修復を準備しています」が表示されることがあります。この画面が出たら落ち着いて指示を待ってください。

画面の案内に沿ってアカウント選択とサインインパスワードを入力します。パスワードは普段使っているものを入力してください。

「スタートアップ修復」などのオプションが並ぶ場合は、まず修復を試すものを選びます。Windowsが自動で問題を診断し、再起動をかけてくれます。

自動修復には数分かかることがありますが、操作を中断せずに最後まで待つと成功率が高まります。

うまく再起動できるようになったら試したい快適ワザ

うまく再起動できるようになったら試したい快適ワザ

再起動がスムーズになったら、日々のパソコン操作をさらに快適にする小ワザを試してみましょう。

ワザどう楽になる
起動アプリの整理不要なソフトを減らして再起動後の立ち上がりを素早くします。
高速スタートアップの有効化シャットダウンと起動をつなげる設定で再起動時間が短くなります。
バックグラウンド処理の見直し常駐アプリを絞り込んで動作が軽やかになります。
電源プランのチューニングバランスプランを微調整して再起動から作業開始までのタイムラグを減らします。

高速スタートアップをオフにしてフリーズを防ぐ

高速スタートアップをオフにしてフリーズを防ぐ

高速スタートアップはパソコンの電源を切るときに一部だけ休止状態にして、次の起動を速くする機能です。でも、この仕組みがときどきドライバやシステムの初期化を飛ばしてしまい、起動途中で反応が止まることがあります。

この機能をオフにすると毎回しっかりとシャットダウンと起動を行うため、フリーズが起きにくくなります。特に、OSアップデート直後や新しい周辺機器をつないでから調子が悪いときにおすすめです。

電源オプションからシステム設定を開く

  1. 画面左下のスタートを右クリックして「電源オプション」を選ぶ
  2. 開いた設定画面の右側にある「関連設定」から電源の追加設定をクリックする
  3. 表示されたコントロールパネルの「電源オプション」画面で、左側メニューの電源ボタンの動作を選択するをクリックし、システム設定を開く

シャットダウン設定で高速スタートアップのチェックを外す

手順
スタートボタンを右クリックして「電源オプション」を選ぶ

画面左下のWindowsアイコンを右クリックし、表示されたメニューから電源オプションをクリックします。

手順
「電源の追加設定」を開く

右側の「関連設定」欄にある電源の追加設定をクリックしてクラシックなコントロールパネルの電源画面を表示します。

手順
「電源ボタンの動作を選択する」をクリック

左側メニューの電源ボタンの動作を選択するをクリックします。

手順
「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック

画面上部のリンク現在利用可能ではない設定を変更しますをクリックすると下部のチェック項目が操作可能になります。

手順
「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外す

「シャットダウン設定」欄にある高速スタートアップを有効にするのチェックを外します。

手順
「変更の保存」をクリックして完了

画面下の変更の保存をクリックして設定を反映させます。

BIOSやUEFIのアップデート後は同様の設定項目が別名になっている場合があるので、電源設定全体をざっと眺めてみると安心です。

高速スタートアップを無効にすると起動後のデバイス認識トラブルやドライバ更新の反映漏れが減り、プログラム実行時の不具合対策にもつながります。

スタートアップアプリを整理して負荷を軽くする

スタートアップアプリを整理して負荷を軽くする

再起動がなかなか先に進まないのは、裏でたくさんのアプリが一気に立ち上がろうとしているからかもしれません。スタートアップアプリを整理すれば、チャットツールやクラウド同期といった自動起動のプログラムを必要なものだけに絞り込めます。そうするとシステムへの負荷が軽くなり、再起動後の動作がぐっとスムーズになります。

タスクマネージャーのスタートアップタブを開く

手順
タスクマネージャーを開く

タスクバーの何もない部分を右クリックして表示されたメニューから「タスクマネージャー」を選択してください。これだけで起動できます。

手順
スタートアップタブを表示する

タスクマネージャーが起動したら、上部のタブから「スタートアップ」をクリックしてください。ここに起動時に自動で動くアプリ一覧が並びます。

簡易ビューで起動した場合は左下の「詳細」を押すとタブが切り替わります。

不要なアプリを右クリックして無効にする

手順
タスクマネージャーを開く

画面左下のスタートボタンを右クリックして「タスクマネージャー」を選んでください。

手順
スタートアップタブに切り替える

タスクマネージャーが開いたら上部の「スタートアップ」タブをクリックして切り替えてください。

手順
無効にしたいアプリを探す

一覧から起動を遅くしていそうなアプリを探し、見つかったら名前を右クリックしてください。

手順
「無効化」をクリック

表示されたメニューから「無効化」を選ぶと、そのアプリは次回起動時に自動で立ち上がらなくなります。

大事なシステム関連は停止すると不安定になることがあるので注意してください。

見慣れないアプリはネットで検索してから無効化すると安心です。

バックアップスクリプトでトラブル前の状態を守る

バックアップスクリプトでトラブル前の状態を守る

Windowsの再起動トラブルが起きる前に、あらかじめ用意したバックアップスクリプトで大事なファイルや設定をまとめて保存しておくと安心です。毎回手動でコピーする手間を省けるうえ、意図しない更新漏れをなくせます。

たとえばPowerShell+robocopyを組み合わせて、ユーザーフォルダや重要なレジストリをミラーリングするスクリプトを用意しておくと便利です。スクリプト自体はGitなどで管理すると履歴も追いやすく、トラブル発生時にすぐ元の状態に戻せます。

  1. 自動化で手間ゼロ:ワンクリック/コマンドでバックアップ実行できる
  2. 変更差分だけ取得:不要なファイルを除外して容量を節約
  3. スムーズ復元:スクリプトで丸ごと上書き戻しが可能

PowerShellを管理者で開く

PowerShellを管理者権限で開くとシステム周りのコマンドがスムーズに動きます。はじめての方もこの手順を試してみてください。

手順
スタートメニューを開く

画面左下のWindowsアイコンをクリックしてスタートメニューを表示します。

手順
PowerShellを検索

「PowerShell」と入力すると検索結果に表示されるので探します。

手順
管理者として実行

表示されたPowerShellを右クリックして「管理者として実行」を選びます。

管理者実行時にユーザーアカウント制御(UAC)の確認が出るので「はい」を選ぶと続行できます。

WindowsTerminalをお使いならPowerShellタブを右クリックして同じ手順で管理者実行できます。

robocopyコマンドでドキュメントを外付けにコピーする

手順
外付けドライブのドライブレターを確認する

USBケーブルで外付けHDDやSSDを接続したら、エクスプローラーを開いてドライブレター(例:E:)をメモしておきます。

手順
管理者権限のPowerShellを起動する

タスクバーの検索ボックスに「PowerShell」と入力し、表示された「Windows PowerShell」を右クリックして「管理者として実行」を選びます。

手順
robocopyコマンドを実行する

以下のコマンドをコピーしてPowerShellに貼り付け、Enterキーを押します。ユーザー名E:は環境に合わせて変更してください。

robocopy "C:\Users\ユーザー名\Documents" "E:\Backup\Documents" /E /R:3 /W:5 /MT:16

手順
コピー結果を確認する

PowerShellの出力でエラーがないかをチェックし、エクスプローラーで外付けドライブを開いてファイルがそろっているかを目視で確認します。

外付けドライブのドライブレターが固定でない場合は、ディスクの管理でドライブ文字を固定すると毎回同じコマンドで実行できます。

補足:/Eはサブフォルダーも含めてコピーするオプションです。/MT:16は並列コピー数を16にして高速化します(CPUとディスク性能に応じて調整してください)。

よくある質問

よくある質問
Windowsが再起動を繰り返すだけでデスクトップが表示されません。どうすればいいですか?

まずはセーフモードでの起動を試しましょう。再起動中に電源長押しで強制終了を数回繰り返すと、自動修復モードに入ります。そこからトラブルシューティング→詳細オプション→スタートアップ設定でセーフモードを選んでください。

強制電源オフしても改善しません。さらに試せる対処は?

Windows回復環境からシステムの復元を使うのがおすすめです。復元ポイントがあれば、不具合発生前の状態に戻せます。ドライブエラーが心配なら、コマンドプロンプトでchkdsk /fを実行してみてください。

再起動前の大事なデータを保護したいです。どうしたらいいでしょう?

Windowsが起動しないときは、WinPE入りUSBで起動してデータを外付けHDDへコピーする方法があります。作業前にUSBブートの設定をBIOSで有効化しておくと手早くバックアップできます。

電源ボタン長押しはパソコンを壊さない?

固まったときに電源ボタンを10秒以上長押しするのは、パソコンの部品を直接壊す心配はほとんどありません。ただし急に電源が切れることで開いていたファイルが壊れたり、システムの一部データが正しく保存されないリスクがあります。

行っている作業が保存されていないと、データが失われたり起動に時間がかかる場合があります。

SSD搭載機なら頻繁な急断でもパーツ寿命への影響はほぼ心配いりません。

自動修復が繰り返されてWindowsが開かないときはどうする?

自動修復画面が延々とループして先に進まない場合は、まずはWindowsの回復環境から直接起動してみましょう。起動用USBやシステム修復ディスクを使って「詳細オプション」→「トラブルシューティング」→「コマンドプロンプト」を選び、bootrecコマンドでブート情報を修復したり、chkdskでディスクエラーをチェックしたりするのが定番の流れです。こうした作業で起動設定やファイルシステムの不整合を直せば、自動修復のループを抜け出しやすくなります。

外付け機器は全部外したほうがいい?

パソコンにいくつものUSB機器やケーブルをつないでいると、それぞれの電源や接続を確認しようとしてWindowsがフリーズしがちです。いったんマウスや外付けHDD、プリンターなど、すべての周辺機器を取りはずしてみましょう。

プログラマーの経験から言うと、特に古いUSBハブや電源内蔵の外付けドライブは再起動の足かせになりやすいです。どれか一つでも問題を起こしていれば、機器をひとつずつ戻すことで原因をすばやく探しあてられます。

アップデート中に電源を切ったらどうなる?

アップデートが進んでいる途中で電源を切ると、Windowsは途中まで適用された更新を元に戻す「ロールバック処理」を自動で始めます。ただし処理が長引くとパソコンが何度も再起動を繰り返すことがあるため焦って電源を何度も切らないようにしてください。

もし電源オフを挟んで起動できなくなった場合は、Windowsの自動修復モードが立ち上がることがあります。画面の案内に従って「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「セーフモードで起動」を選ぶと、修復ツールを使える状態に切り替わります。

ポイント:更新中は電源ケーブルを外さず、バッテリー残量にも余裕を持たせるとトラブルを防げます。

次に同じことが起こらないようにできる設定は?

ちょっと怖いかもしれませんが、再起動の前に高速スタートアップをオフにしてみましょう。電源オフの処理がしっかり行われるようになるので、シャットダウン直後に再起動が固まりにくくなります。

それから、勝手に更新で再起動されないように、アクティブ時間の設定を活用すると安心です。作業時間を指定すれば、空き時間にだけ更新がかかるようになります。

まとめ

まとめ

これまでの手順を順番に進めることで、再起動が止まってしまう問題をしっかり解決できます。

  1. 焦らずに数分待ち、バックグラウンド処理の完了を待つ
  2. 画面が変わらなければ電源ボタンを長押しして強制再起動を実行
  3. トラブルが続く場合はセーフモードで起動し、問題を起こす要素を特定
  4. システムの復元ポイントを使い、正常に動いていた状態へ戻す
  5. どうしても直らないときは回復ドライブやリカバリ機能でクリーンインストールを検討

これらのステップを試せば、Windowsがスムーズに起動して、また安心して作業に戻れます。次の操作も楽しんでくださいね。

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