Windowsの画面下に並ぶタスクバーにお気に入りアプリをさっと追加できず、作業のたびにアイコンを探す手間に困っていませんか。
ここでは、長年現場でPCと向き合って得た手順を、クリックの位置や小技まで逃さず順序立てて示します。数分でアイコンを固定できるため、起動のたびにフォルダーを開く時間が積み重なるストレスが消え、作業の集中力も保ちやすくなります。
ぜひ順を追って試し、よく使うブラウザーや資料フォルダーを一列に並べてください。並んだアイコンが日々の頼れるショートカットとなり、パソコンを開いた瞬間からやりたい作業にまっすぐ取りかかれるようになります。
タスクバーに新しいアプリを追加する手順をすべて見せます

タスクバーにアプリをピン留めする方法はいくつかあります。それぞれにメリットがあるので、使いやすいものから試してみましょう。
- スタートメニューからピン留め:スタートボタンをクリックしてアプリを見つけ、右クリックで「タスクバーにピン留め」
- 起動中のアプリからピン留め:使いたいアプリを起動してタスクバーのアイコンを右クリックし「タスクバーにピン留め」
- ショートカットをドラッグ:デスクトップやエクスプローラーにあるショートカットをタスクバーにドラッグ
- 実行ファイルを直接ピン留め:エクスプローラーで.exeファイルを右クリックし「その他のオプションを表示」→「タスクバーにピン留め」
実体験ではショートカットを作成しておくと作業効率が上がることが多かったです。プログラムの入れ替えやバージョンアップがあっても、ショートカット先を更新するだけなので管理が楽になります。
スタートメニューからドラッグでピン留め

スタートメニューにあるアプリを、そのままタスクバーまでドラッグ&ドロップすると、さっとピン留めできる方法です。
右クリックメニューを開く必要がなく、マウス操作だけで直感的に登録できるのが嬉しいポイントです。新しく入れたアプリや、よく使うツールをサクッと並べたいときにぴったりです。
ドラッグ中に移動先のタスクバーが自動で表示されるので、はじめてでも迷わず操作できます。
手軽に試したいときや、アプリをひとつずつ整理しながらピン留めしたいときにおすすめの方法です。
①スタートボタンを押してアプリ一覧を開く
画面左下にあるWindowsアイコンをクリックしてください。キーボードのWindowsキーを押しても同じようにアプリ一覧が表示されます。
アプリ一覧にはインストールされているソフトがアルファベット順に並んでいるので、追加したいアプリをすぐに見つけやすくなります。
②追加したいアプリを左クリックでつかむ
タスクバーに並べたいアプリのアイコンを探してください。デスクトップ上やスタートメニューから見つけたら、アイコンにマウスカーソルを合わせて左クリックを押し続けてつかみます。
③そのままタスクバーへドラッグする
スタートメニューやデスクトップにあるアプリアイコンをそのままタスクバー上にドラッグし、アイコンが浮かび上がったタイミングでマウスボタンを離してください。
④タスクバー上で指を離して完了
ドラッグしたアイコンを目的の位置でしっかりホールドしたまま、クリック(または指)をそっと放してください。これでお気に入りアプリの登録が完了します。
もしアイコンが思った場所に収まらないときは、もう一度ドラッグ&ドロップしてみると狙い通りに配置しやすいです。
エクスプローラーやデスクトップから右クリックでピン留め

エクスプローラーやデスクトップ上のアイコンを右クリックしてサクッとタスクバーに登録できる方法です。わざわざアプリを起動してから設定画面を探す必要がなくて、その場ですぐにピン留めできるのがうれしいポイントです。
アプリだけでなく、よく使うフォルダやファイルも同じ手順で登録できるので、たとえばプロジェクトフォルダや資料フォルダをすぐ開きたいときにぴったりです。デスクトップから直接操作できるので、パソコン作業がぐっとスムーズになりますよ。
①エクスプローラーを開き追加したいファイルやアプリを探す
Windowsキー+Eを押すかタスクバーのフォルダアイコンをクリックしてエクスプローラーを開いてください。左側のクイックアクセスやナビゲーションペインから目的のフォルダに移動し、追加したいファイルやアプリ(プログラム)がある場所を探します。プログラムなら「C:\Program Files」や「C:\Program Files (x86)」フォルダを確認するとスムーズに見つかります。
②アイコンを右クリックしてタスクバーにピン留めを選ぶ
アプリのアイコンにポインターを合わせて右クリックします。表示されたメニューの中からタスクバーにピン留めをクリックしてください。
もしメニューに「タスクバーにピン留め」が見当たらないときは、一度アプリを起動してからそのアイコンを右クリックすると選択肢が現れやすくなります。
③タスクバーに現れたアイコンを確認する
タスクバー上で追加したアプリのアイコンを探します。スタートボタン横や画面下部の中央あたりに並んでいるはずです。もし見当たらないときは、隠れているアイコンを表示するためにタスクバーの上向き矢印をクリックしてください。
それでも現れない場合は、Explorerを再起動すると更新が反映されることがあります。タスクマネージャーでWindowsエクスプローラーを選び、「再起動」を押してみましょう。
設定アプリでタスクバーのシステムアイコンを増やす

設定アプリを開くだけでタスクバーに並ぶシステムアイコンを増やせます。特別なツールを追加せずに、バッテリー残量やネットワーク状態、音量などを一画面で確認できるようになるのがポイントです。
標準機能だから安定感があり、Windowsの大型アップデート後もそのまま使い続けられる安心感があります。
こんな場面におすすめです。
- ノートPCで外出先のバッテリー残量をすぐチェックしたい
- チーム通話中にマイクミュートのオンオフを瞬時に確認したい
- 有線と無線ネットワークを切り替える手間を減らしたい
設定アプリを使う方法は操作がシンプルなので、Windowsの基礎を学びながらタスクバーを自分好みに整えたい初学者にもぴったりです。
①設定を開き個人用設定をクリックする
タスクバー左のWindowsアイコンをクリックしてスタートメニューを開きます。
続いて歯車マークの設定を選んで設定画面を表示させます。
左側に並ぶメニューから個人用設定を探し、クリックしてください。
②タスクバーを選んでシステムアイコンをオンにする
画面左下のスタートボタンを右クリックして設定(歯車アイコン)を開きます。
設定画面で個人用設定を選び、左側の一覧からタスクバーをクリックします。
画面を下にスクロールして「通知領域」の中にあるシステムアイコンのオン/オフをクリックします。
表示したい時計や音量、ネットワークなどのアイコンをスイッチでオンに切り替えます。
プログラマー視点ではCPUモニターやバッテリー残量などをオンにしておくと、ちょっとした動作確認がすぐできて便利です。
Windowsのバージョンによって設定画面の構成が変わることがあります。システムアイコンが見つからない場合は、設定画面上部の検索ボックスで「システムアイコン」と入力してみてください。
③タスクバー上で新しいアイコンをチェックする
画面下部のタスクバーをじっと見てください。先ほどピン留めしたアプリのアイコンが並んでいるかどうかをチェックします。もし見当たらないときは、タスクバーの何もないところを右クリックして「タスクバーの設定」を開き、「タスクバーに常にすべてのアイコンを表示する」がオンになっているかどうかを確かめましょう。
タスクバー追加ができたら広がる楽しい応用アイデア

タスクバーにお気に入りを登録したあとは、ちょっとした工夫でさらに便利に使えます。
応用アイデア | 活用シーン |
---|---|
作業ごとの区切り線活用 | プロジェクトごとにアイコンを分けて視覚的に整理 |
よく使うフォルダのピン留め | 資料や画像フォルダへワンクリックでアクセス |
アイコン並べ替え | 使用頻度に合わせて順番を最適化 |
Win+数字で起動 | キーボード操作でアプリを瞬時に呼び出し |
どれも初めてでもすぐに試せる工夫ばかりです。自分だけの快適な作業環境を育てていきましょう。
フォルダーをツールバー化してワンクリックで開く

フォルダーをツールバー化するとWindowsタスクバーにフォルダー名が表示され、クリックすると中身がメニュー形式で開きます。頻繁に使うプロジェクトフォルダーやスクリプト置き場を手早く開きたいときに便利です。プログラマーならログフォルダーや共通ライブラリをまとめておくと作業効率がぐんと上がります。
アイコンや名前を自由に変更できるので、自分らしい開発環境を整えたいときにもぴったりです。追加も削除もサクッとできるので、必要ないときはワンクリックで非表示に切り替えられます。
タスクバーを右クリックしてツールバー新規ツールバーを選ぶ
タスクバー上の何もない場所で右クリックするとメニューが表示されます。ツールバー→新規ツールバーを選びます。
開いたダイアログで、よく使うフォルダーを指定するとタスクバーにアイコンが追加され、ワンクリックで中身を確認できるようになります。
プログラマー向けのコツとしては、スクリプト管理用フォルダーを用意すると、バッチファイルやショートカットを即実行できて便利です。
表示したいフォルダーを指定して選択ボタンを押す
表示されたフォルダー選択画面で、左側のクイックアクセスやアドレスバーを使って目的のフォルダーまで移動します。パスが長い場合はアドレスバーに直接入力するとすばやくアクセスできます。
目的のフォルダーを選んだら、画面右下の「フォルダーの選択」ボタンをクリックします。これでタスクバーに指定したフォルダーのショートカットが追加されます。
ChromeEdgeでお気に入りのサイトをタスクバーへ固定

ChromeやEdgeで使い慣れたサイトをタスクバーに登録すると、パソコン起動後すぐにアクセスできるようになります。ブラウザを立ち上げてからお気に入りを探す手間が省けるので、日々のルーチン作業がスムーズになります。
ブラウザ側でページを開いたままピン留めするので、複雑な設定は不要です。慣れない操作に不安がある方もすぐに覚えられる方法なので、最初の一歩としてぴったりです。
ワンクリックで呼び出せるのが最大の魅力だから、業務効率をアップさせたいときや、よく見る情報をすばやくチェックしたいときに活用してみてください。
ブラウザーでサイトを開き右上の設定アイコンをクリックする
まず、使いたいブラウザーを起動して目的のサイトを表示します。アドレスバーにURLを入力してEnterキーを押すだけでOKです。
サイトが開いたら画面右上を見てください。「⋮」や「…」の形をした設定アイコンが並んでいます。ここをクリックするとブラウザーのメニューが開きます。
タスクバーにピン留めを選んで追加する
スタートボタンをクリックして表示された一覧からタスクバーに追加したいアプリを探します。
アプリアイコンを右クリックしてその他をポイントすると小さなメニューが出てきます。その中からタスクバーにピン留めするを選んでください。
スタートメニューに見当たらないアプリでも、検索ボックスに入力して右クリックで同じ手順が使えます。
ショートカットキーで素早くアプリを追加してみる

キーボードだけでアプリをサクッとタスクバーにピン留めする方法です。Windowsキーを押してアプリ名をタイプし、上下キーで目的のアプリを選んだら、キーボードのメニューキー(またはShift+F10)を押して表示されるメニューからタスクバーにピン留めを選ぶだけ。マウスを使わずに手元で完結するので、キー操作に慣れている人ほど作業がスムーズになります。
Altキーを押しながらアプリを右クリックする
キーボード左下にあるAltキーを押し続けながらタスクバーのアプリアイコンを右クリックします。従来のメニューが出て「タスクバーにピン留めする」が表示されるようになります。
Windows11でピン留め項目が見つからないときでもこの方法なら古いコンテキストメニューから直接操作できます。
タスクバーにピン留めをクリックして即追加する
デスクトップ左下のWindowsアイコンをクリックしてスタートメニューを表示します。
一覧からピン留めしたいアプリを見つけて右クリックします。
メニューから「タスクバーにピン留めする」をクリックすると、すぐにアイコンが追加されます。
よくある質問

- アプリをタスクバーに固定できないときは?
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スタートメニューやデスクトップからアプリアイコンをドラッグしてタスクバー上に重ねると、すぐに固定できます。うまくいかない場合は管理者権限が必要なこともあるので、アプリを右クリックして「管理者として実行」後に同じ操作を試してみてください。
- よく見るウェブサイトをタスクバーにピン留めするには?
-
Edgeを使っているなら、サイトを開いて右上メニュー→「その他ツール」→「このページをタスクバーにピン留めする」を選びます。ブラウザの種類やバージョンで名称が微妙に変わることがあるので、似たメニューを探してみてください。
- タスクバーのアイコンはどうやって並べ替えるの?
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アイコンをクリックしたまま左右に移動させるだけで、直感的に並び順を変えられます。プログラマーならではのコツとして、似た用途のものを隣同士にしておくと視認性がアップします。
- タスクバーからアイコンを外したいときは?
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外したいアイコンを右クリックして「タスクバーからピン留めを外す」を選ぶだけです。もしメニューにその項目が出ない場合は、一度アイコンをドラッグで少し離すと解除できることがあります。
タスクバーに追加できないアプリがあるのはなぜ?
タスクバーにお気に入りを追加しようとして「ピン留め」が選べないとがっかりしますよね。
実はMicrosoft Storeアプリの多くは内部で専用の管理方法を採っているため、デスクトップアプリのように直接ショートカットを作れずピン留めができない仕組みになっています。
また、管理者権限で動くプログラムは安全面から通常ユーザーの操作ではタスクバーへの登録が制限されている場合があります。
それからポータブル版のアプリや古い形式の実行ファイルだと、ショートカットのプロパティが正しく反映されず、そのままではタスクバーに置けないこともあります。
これらの場合はデスクトップで新しくショートカットを作成してから、そのショートカットを右クリック→「タスクバーにピン留め」で登録するとスムーズに追加できます。
アイコンが消えてしまったときはどうすればいい?
タスクバーからアイコンがいきなり消えると「どうして消えたの?」と焦りますよね。でも慌てずに大丈夫です。OSのアップデートや小さなつまずきで消えることがあって、その場合は手軽に元に戻せます。
- お気に入りを再度ピン留め:スタートメニューやエクスプローラーからアプリを探して起動後、タスクバーのアイコンを右クリックして「タスクバーにピン留めする」を選びます。
- エクスプローラーを再起動:タスクマネージャーを開き「エクスプローラー」を探して右クリックし「再起動」を選ぶと、タスクバー表示がリフレッシュされます。
- アイコンキャッシュを再構築:キャッシュが壊れて表示されない場合があります。エクスプローラーを閉じたあと、キャッシュファイルを削除してPCを再起動すると自動で再生成されます。
どれも難しくないので、順番に試してみてくださいね。元の使い勝手がすぐに戻ります。
追加したアイコンの並び替えは自由にできる?
タスクバーに追加したアイコンは好きな場所へ自由に動かせます。移動したいアイコンを左クリックしたままドラッグ&ドロップするだけで、直感的に並び替えが完了します。
よく使うアプリ同士を隣り合わせにすると操作がスムーズになります。誤って別のアイコンを動かさないように、アイコンをつまむときはしっかりクリックするのがポイントです。
タスクバーがいっぱいになったらどうする?
いつの間にかタスクバーがアイコンでいっぱいになって困ったことはありませんか。そんなときには次の方法でスッキリ整理できます。
- アイコンを小さいサイズに切り替えて余白を節約する
- タスクバーを自動で隠す設定にして必要なときだけ表示する
- ツールバー機能でフォルダやショートカットをまとめて整理する
会社のPCでも同じ手順で追加していい?
会社で支給されたPCは管理者権限やグループポリシーで操作が制限されている場合があります。タスクバーへの追加がうまくいかないときはIT部門に確認をお願いしてください。権限に問題がなければ、自宅PCと同じようにスタートメニューからアプリをドラッグするだけで追加できます。
まとめ

Windowsタスクバーへのアプリ追加は、スタートメニューやデスクトップ上のショートカットを右クリックして「タスクバーにピン留めする」を選ぶだけで完了します。
アイコンはドラッグ&ドロップで自由に並び替えできるので、よく使うものを手前に集めておくと便利です。
不要になったアプリはアイコンを右クリックして「タスクバーからピン留めを外す」を選ぶだけでスッキリ整理できます。
プログラマー視点の応用として、フォルダのショートカットをまとめてピン留めしたり、ジャンプリストからワンクリックで特定のファイルを開く設定を加えておくと、作業効率がさらにアップします。
これでよく使うツールやフォルダにすぐアクセスできるようになりました。ぜひ自分好みにカスタマイズして、快適なWindows操作を楽しんでください。