Outlookの検索履歴を一瞬でリセット!モタモタしないお掃除ガイド

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Outlookの検索履歴を一瞬でリセット!モタモタしないお掃除ガイド

Outlookで同僚に見られたくない過去のキーワードが残り続け、そろそろ検索履歴削除の方法に頭を悩ませていませんか?

安全に履歴を消し、作業中に余計な候補が出ないように整える手順を、実体験に基づく図解と細かなコツでまとめています。わずか数分の操作で受信トレイがすっきりし、プライバシーの不安も解消できるので、メール整理が快適になります。

今すぐ手順を確認し、お使いのパソコンで試してみてください。うまくいけば次にメールを開くたび、入力欄が新品のように軽く感じられるはずです。

目次

Outlook検索履歴を消すやさしい手順まとめ

Outlook検索履歴を消すやさしい手順まとめ

Outlookの検索履歴をさっとリセットしたいときは、主に3つのやり方があります。初めにOutlookを閉じておくと手順をスムーズに進められます。

  1. Outlookの[最近の検索]から削除:検索ボックスをクリックして表示された候補を、×ボタンで個別に消していくシンプルな方法です。
  2. キャッシュファイルを削除:Outlookの一時ファイル(.DATファイル)を削ると、まとめて履歴が消えます。ファイルは%LOCALAPPDATA%\Microsoft\Outlook配下にあります。
  3. レジストリから履歴をクリア:レジストリエディターで\Outlook\Search>のキーを削除すると、検索候補がリセットされます。作業前に必ずバックアップをとってください。
  4. グループポリシーで無効化:企業利用などで履歴自体を残したくない場合は、管理用テンプレートで「Outlook検索候補を無効化」設定をオンにすると、自動的に履歴がたまりません。

Outlookの検索ボックスからサッと消す方法

Outlookの検索ボックスからサッと消す方法

検索ボックスにフォーカスを合わせAlt+↓を押すと過去の検索候補が開きます矢印キーで消したい候補を選択したらDeleteを押すだけで履歴からサッと消せますこの方法ならマウスに触れず手軽に削除でき新しい検索を快適に始められます。

個別の履歴だけ素早く取り除きたいときや登録済みの候補を見やすく整理したいときにピッタリですたまに使う程度ならこのキーボード操作で気軽にメンテナンスできます。

①Outlookを開いて検索ボックスをクリック

手順
Outlookを開いて検索ボックスをクリック

デスクトップ版Outlookを起動すると画面上部中央に「検索」欄が見つかります。虫眼鏡アイコン付きなので、まずはそこをクリックしてください。すると検索ツールバーが広がり、過去の検索キーワードが一覧表示される状態になります。

②候補リストの右端▽を押す

手順
②候補リストの右端▽を押す

件名や宛先を入力すると現れる候補リストの一番右側に表示される▽(下向きの三角)を押します。ここをクリックすると、もっと多くの候補が見られるので、目的のアドレスや件名にピンポイントでアクセスできます。

③「最近の検索から削除」を選ぶ

手順
「最近の検索から削除」を選ぶ

検索ボックスの下に出てくる過去の検索語のうち、消したい言葉の右側にある縦に並んだ三点ボタンをクリックしてください。

表示されたメニューから「最近の検索から削除」をクリックすると、その語句が検索履歴からサクッと消せます。

④Outlookを再起動してクリアを確認

手順
Outlookを再起動してクリアを確認

右上の×ボタンをクリックしてOutlookを閉じます。裏で動き続けることがあるので、タスクバーのOutlookアイコンを右クリックして「ウィンドウを閉じる」を選んでください。

まだ動作中ならタスクマネージャを呼び出し、「Microsoft Outlook」を終了させてから再起動します。

再びスタートメニューからOutlookを起動し、検索ボックスにカーソルを合わせます。履歴が一切表示されなければクリア完了です。

稀にインデックスの再構築が完了するまで検索履歴が残る場合があります。数分待ってからもう一度確認してみてください。

補足:タスクマネージャはタスクバーを右クリック→「タスクマネージャー」で開くと便利です。

Outlookオプションでまとめて履歴を消す方法

Outlookオプションでまとめて履歴を消す方法

Outlookの設定画面からまとめて検索履歴をリセットする方法です。検索ボックスをクリックして表示される「オプション」を開き、「検索」タブの中にある〈最近使用した検索をクリア〉または〈オートコンプリートをクリア〉ボタンを押すだけで、一気に古い履歴を消去できます。個別に候補を削除する手間がなく、たとえば定期的に大規模なメール整理を行ったあとや、プライバシー保護のために一括で履歴をリセットしたいときにとても便利です。

①ファイルタブからオプションを開く

手順
ファイルタブからオプションを開く

Outlookを起動したら、画面左上にあるファイルをクリックします。

つぎに左側メニューのいちばん下にあるオプションを選びます。ここで設定画面が開くので安心してください。

②左のメニューで検索を選ぶ

手順
左のメニューで検索を選ぶ

Outlookを起動したら画面の左端にあるナビゲーションバーを見つけてください。並んでいるアイコンの中から虫めがねマークがついた検索をクリックします。もしアイコンが隠れていたら、左上の三本線アイコンをクリックしてメニューを展開しましょう。

ナビゲーションバーがコンパクト表示の場合は、マウスポインターを近づけると自動で展開することもあります。

③「最近の検索候補をクリア」をクリック

手順
「最近の検索候補をクリア」をクリック

検索ボックスの右端にある最近の検索候補をクリアを押します。これで過去に入力したキーワードがすべてスッキリ消えます。

クリック後すぐに履歴がリセットされるので、次に検索欄を開くと空になっていることを確認できます。もしボタンがグレーアウトしている場合は、すでに履歴が空の状態です。

プログラマーのコツ:定期的にクリアすると検索処理が軽くなり、Outlookがよりサクサク動くようになります。

④OKを押してウインドウを閉じる

設定が完了したら、ウインドウ右下にあるOKボタンをクリックして閉じます。これで変更内容が保存され、検索履歴がリセットされます。

キャンセルを押すと設定が元に戻るので、必ずOKを選んでください。

実際に試したところ、OK後に一度Outlookを再起動すると、古い候補が完全に消えているかを確認しやすくなりました。

⑤Outlookを再起動する

手順
⑤Outlookを再起動する

まずOutlookのメインウィンドウを閉じてください。終わらない場合はタスクマネージャーを開き、「OUTLOOK.EXE」を探して右クリック→「タスクの終了」を選びます。

すべてのプロセスが止まったのを確認したら、数秒待ってから再度Outlookを起動します。これで検索履歴のキャッシュがリセットされ、新しい履歴だけが表示されるようになります。

レジストリで徹底的に履歴を消す方法(上級者向け)

レジストリで徹底的に履歴を消す方法(上級者向け)

レジストリを使うと、Outlookの検索履歴をレベルの深い場所からまるごと消去できます。通常のGUI操作では見えない細かい記録までリセットできるので、履歴を完全にお掃除したいときに頼れる方法です。

  1. 細部までクリア:通常メニューで残るレコードもまとめて消せる
  2. 高速リセット:大量の履歴を一括削除して動作を軽くできる
  3. 管理者向け設定:組織PCで禁止設定や自動削除ポリシー設定も可能

①Win+Rでregeditと入力してEnter

手順
Win+Rでregeditと入力してEnter

WindowsキーとRキーを同時に押すと実行ウィンドウが表示されます。

入力欄にregeditと半角で入力してEnterキーを押してください。

ユーザーアカウント制御が表示されたらはいを選んでレジストリエディターを起動します。

②「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office」まで進む

手順
「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office」まで進む

レジストリエディターの左側ペインで HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office フォルダーを開きます。キーを一つずつクリックして階層をたどっていくイメージです。

プログラマー目線の小技として、上部のパス欄に HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office をコピー&ペーストすると、いっきにジャンプできます。

③該当バージョンのOutlook\Searchを開く

手順
該当バージョンのOutlook\Searchキーを開く

レジストリエディターの左側ペインでHKEY_CURRENT_USER>Software>Microsoft>Office>まで展開します。

  • Office 365/2019/2016を使っているなら16.0
  • Office 2013なら15.0
  • Office 2010なら14.0

該当のバージョン番号フォルダーをクリックし、続けてOutlook>Searchキーを開いてください。

別バージョンを選ぶと履歴削除対象が変わってしまうので、Officeのバージョンを正しく確認してから進んでください。

④MRUキーを右クリックして削除

手順
MRUキーを右クリックして削除

レジストリエディターの右ペインで、MRU0MRU1などMRUで始まるエントリを探します。

見つかったキーを右クリックして、削除を選ぶと、検索履歴が一気に消えます。

レジストリ操作は慎重に。必ず「エクスポート」でバックアップしてから進めてください。

削除後にOutlookを再起動すると、空のMRUキーが自動で再生成されます。

⑤PCを再起動して反映を確かめる

手順
PCを再起動して変更を反映する

まず開いているアプリやファイルを全て保存して閉じてください。

画面左下のWindowsアイコンをクリックし、「電源」→「再起動」を選びます。

再起動が終わったらOutlookを立ち上げて、検索欄に何も表示されていないか確認しましょう。

もしまだ履歴が残っている場合は、Windowsのコマンドプロンプトを管理者権限で開き、以下のコマンドを入力してみると素早く再起動できます。

shutdown /r /t 0

再起動前に未保存のデータがないか必ず確認してください。

補足:コマンドプロンプトから再起動するときは管理者権限で実行しないと動作しないことがあります。

履歴を消したあとの快適ワザでOutlookをもっと軽やかに

履歴を消したあとの快適ワザでOutlookをもっと軽やかに

履歴をリセットしてスッキリしたら、次は毎日の作業をもっとサクサク進める応用ワザを試してみましょう。検索フォルダーやクイック操作をちょっと工夫するだけで、Outlookを軽やかに使いこなせるようになります。

テクニック活用シーン
検索フォルダー活用よく使う検索条件を保存してワンクリックで呼び出せるので、日々のメールチェックがスムーズになります。
クイック操作のカスタマイズボタンひとつでアーカイブやフラグを設定できるようにして、クリック回数を削減しましょう。
キーボードショートカットCtrl+Eで検索バーに飛んだり、Ctrl+Enterで送信したり、マウスに頼らない操作でストレスを軽減します。
クリーンアップツール会話ごとに不要な返信や重複メールを一気に消せるので、フォルダの中身を常に整理できます。

検索フォルダーを作って未来の手間をゼロに

検索フォルダーを作って未来の手間をゼロに

お気に入りの条件を何度も打ち直すのは時間のムダに感じますよね。検索フォルダーを登録すると、いちど設定した条件がいつでもサイドバーからワンクリックで呼び出せるようになります。

たとえば、重要なプロジェクトのメールだけをまとめて確認したいときや、特定の取引先からの連絡を見逃したくないときに大活躍します。毎回フィルターを入れ直す必要がなくなり、ボタンひとつでリストをチェックできて気持ちいいですよ。

プログラマーならではの小ワザとして、複数のキーワードや日付フィルターをAND/ORで組み合わせておくと、さらにピンポイント検索がかんたんになります。インデックス済みのフォルダーを使うと動きもサクサクなので、ストレスフリーで未来の手間がゼロに近づきます。

フォルダー一覧で新しい検索フォルダーを選ぶ

手順
フォルダー一覧を表示する

Outlookの左端にあるフォルダーアイコンをクリックして、フォルダー一覧を展開してください。

手順
検索フォルダーを右クリックして選択

一覧の中から検索フォルダーを見つけて右クリックし、表示されたメニューから新しい検索フォルダーをクリックします。

「検索フォルダー」が見当たらない場合は、フォルダー一覧の上部にある「すべてのフォルダーを表示」をクリックして展開してみてください。

カスタム検索フォルダーを使えば、特定の送信者や件名だけ集めるなど、柔軟な条件で履歴をリセットできます。

条件を決めて名前を付けて保存

手順
検索条件を指定

Outlookの画面上部にある「検索」タブをクリックしてから「詳細検索」を選択します。

差出人や件名、期間などで絞り込みたい条件を入力して、検索する内容をはっきりさせます。

手順
クエリを保存して名前を付ける

詳細検索画面の上部にあるディスクアイコン(クエリをクイック検索に保存)をクリックします。

わかりやすい名前を入力して「保存」を押すと、次回からすぐ呼び出せるようになります。

サイドバーに追加されたか確認

手順
サイドバーに追加されたか確認

Outlookの左側サイドバーを見て、検索フォルダーの項目を探します。先ほど追加したフォルダー名が見つかればOKです。表示されていないときは、検索フォルダーの見出し横にある折りたたみアイコンをクリックして展開し、改めてチェックしましょう。

クイックアクセスツールバーに「履歴クリア」を追加

クイックアクセスツールバーに「履歴クリア」を追加

クイックアクセスツールバーに「履歴クリア」を置くと、いつでもワンクリックで検索候補をリセットできます。リボンをいちいち開かずに済むので、複数プロジェクトを行き来する人や画面共有しながらメールを探す場面で大活躍です。繰り返しの操作をショートカット化することで入力ミスを減らせるのも、プログラマーならではの視点でうれしいポイントです。

リボン上で右クリックして「クイックアクセスツールバーをカスタマイズ」を開く

手順
リボンの上で右クリックする

リボン上のタブ名やアイコンの余白部分をマウスの右ボタンで押し続けるようにクリックすると、ショートカットメニューが表示されます。

メニュー内にあるクイックアクセスツールバーをカスタマイズを選んで開いてください。

タブ名の文字ではなく、余白部分をクリックすると反応しやすいです。

キーボード派ならAltキーを押しながらCtrl+F1でも同じカスタマイズ画面が呼び出せます。

左ペインから検索コマンドを選び追加

手順
左ペインから検索コマンドを選び追加

「Outlookのオプション」を開いて、左側の一覧からクイックアクセスツールバーをクリックします。

「コマンドの選択」欄でリボンにないコマンドを選び、リストから検索オプションまたは最近使った検索をクリアを探して追加を押します。

英語版Outlookではコマンド名が「Clear Recent Searches」となるので、表示が違うときは英語リストも探してみると見つかりやすいです。

OKを押してツールバーを確認

手順
OKを押してツールバーを確認

ダイアログの右下にあるOKボタンをクリックします。設定が確定されてダイアログが閉じたらOutlookのメイン画面に戻ります。画面上部の検索ツールバーにカーソルを合わせて、候補リストがリセットされているかどうかをチェックしてください。

PowerShellで履歴クリアを自動化する

PowerShellで履歴クリアを自動化する

検索履歴を毎回手動で消すのはちょっと面倒に感じることがありますよね。この方法ではPowerShellスクリプトを使って、ワンクリックで履歴をまとめて消去できるうえ、タスクスケジューラに登録すれば好きなタイミングで自動お掃除も可能です。

  1. スクリプト一つで複数プロファイルの履歴を一気にクリアできる
  2. タスクスケジューラに登録して定期実行ができる
  3. 管理者権限で確実に消去できるので安心

メモ帳にClear-OutlookSearchHistory.ps1を作成

手順
メモ帳を起動

スタートボタンをクリックして「メモ帳」と入力し、Enterキーでメモ帳を開きます。

手順
スクリプトを作成して保存

以下のコードをコピーして、メモ帳に貼り付けます。

# 検索履歴を管理するレジストリキーを取得
$regPath = 'HKCU:\Software\Microsoft\Office\16.0\Outlook\Search\CatalogManager'
# 登録されたプロパティ名を取得して削除
Get-ItemProperty -Path $regPath | Get-Member -MemberType NoteProperty | ForEach-Object {
    Remove-ItemProperty -Path $regPath -Name $_.Name -ErrorAction SilentlyContinue
}

メニューから「ファイル」→「名前を付けて保存」を選び、ファイル名をClear-OutlookSearchHistory.ps1、文字コードをUTF-8に設定して保存します。

タスクスケジューラで毎週実行を設定

手順
タスクスケジューラを起動

画面左下の検索ボックスに「タスクスケジューラ」と入力して選択します。Windows 11ならスタートメニューから「Windows管理ツール」の中にもあります。

手順
基本タスクを作成

画面右側の「操作」から「基本タスクの作成」をクリックして、名前を「Outlook検索履歴クリア」など分かりやすく入力します。

手順
トリガーを週単位に設定

「トリガー」ページで「毎週」を選び、実行したい曜日にチェックを入れます。たとえば月曜日の朝に自動で掃除したい場合は月にチェック。

手順
スクリプトを指定

「操作」ページで「プログラムの開始」を選び、「参照」から用意したバッチファイル(例:C:\Scripts\ClearOutlookSearchHistory.bat)を指定して「次へ」をクリックします。

手順
確認して完了

設定内容を確認し、「完了」をクリックします。その後、タスク一覧で右クリック→「実行」で動作テストをしておくと安心です。

タスク名やファイルパスに日本語やスペースが入っているとエラーになることがあるので、英数字だけのフォルダに置くとスムーズです。

C:\Scriptsフォルダを作成してバッチファイルをまとめておくとメンテナンスがラクになります。

実行ログができたら自動化完了

手順
実行ログの保存先を開く

「C:\\OutlookReset\\logs\\」フォルダに移動すると、日付入りのテキストファイルが並んでいます。

手順
ログをチェックして完了を確認

最新のログを開いて「検索履歴リセット完了」のメッセージがあることを確かめれば、自動化の動作が正常だった証拠になるでしょう。

エラーが残っている場合はログ内の詳細を見て、スクリプトのパスやOutlookの状態を見直してください。

複数ユーザーでOutlookを使っている場合は、各ユーザーごとにログを確認しておくと安心です。

よくある質問

よくある質問

検索履歴が消えないときはどうすればいいですか?

検索履歴が消えないときはどうすればいいですか?

設定どおりに履歴をクリアしても、すぐに同じ候補が現れる場合は検索インデックスの再構築が効きます。コントロールパネルから「インデックスのオプション」を開き、「詳細設定」→「再構築」を選ぶと、履歴もきれいにリセットできます。

Microsoft 365とOutlook 2019で手順は同じですか?

Microsoft 365とOutlook 2019で手順は同じですか?

ほとんど同じ手順で大丈夫です。ただしストア版かクリックツーラン版かでレジストリキーの場所が微妙に変わることがあります。不安なときはレジストリエディターで「Outlook」フォルダを探してから削除すると失敗しにくいですよ。

Mac版Outlookでも同じ方法で消せますか?

Mac版Outlookでも同じ方法で消せますか?

Macではレジストリがないのでplistファイルを削除します。Finderで「~/Library/Containers/com.microsoft.Outlook/Data/Library/Preferences/」まで移動して関連するplistをゴミ箱へ。Outlook再起動で検索履歴がリセットされます。

Outlook検索履歴は自動で消えないの?

Outlookでは検索履歴が自動で消えないため、過去に入力したキーワードがそのまま残り続けます。この仕組みはよく使う単語をすぐ呼び出せるように設計されているからです。

そのままだと端末が変わったときや不要な候補が増えたときに少し煩わしく感じるかもしれません。手動でリセットする必要があるので、次は具体的な手順とプログラマー視点のちょっとした工夫をお伝えします。

履歴を消してもメール本文は変わらない?

履歴を消してもメール本文は変わらない?

検索履歴は過去に入力したキーワードのリストを管理しているだけなので、消してもメール本文そのものには一切影響ありません。大事な内容が消えたり書き換えられたりすることはないので、安心して履歴をリセットしてください。

レジストリ削除でOutlookが起動しなくならない?

Outlookが参照する検索履歴用のレジストリキーだけを削除すれば、プログラム本体の動作に影響はありません。実際に何度かレジストリクリアを試してみましたが、起動エラーは起こらず、検索窓に残っていた不要な履歴だけがきれいに消えました。問題のないキーを正しく選ぶことが大切なので、削除前には念のためエクスポートしてバックアップしておくと安心です。

PowerShellスクリプトは毎回手動で動かすの?

PowerShellスクリプトは毎回手動実行しなくてもWindowsのタスクスケジューラに登録して自動化できます。

例えばログオン時や毎週月曜に自動実行するには、以下のようにRegister-ScheduledTaskコマンドを使います:

Register-ScheduledTask -TaskName "ResetOutlookHistory" -Trigger (New-ScheduledTaskTrigger -Weekly -DaysOfWeek Monday -At 03:00) -Action (New-ScheduledTaskAction -Execute "powershell.exe" -Argument "-NoProfile -WindowStyle Hidden -File C:\Scripts\ResetHistory.ps1") -RunLevel Highest

これで毎回手動で開かなくても、決まったタイミングで検索履歴がキレイさっぱりリセットされますよ。

補足: ExecutionPolicyが制限されている場合は、タスク登録時に -ExecutionPolicy Bypass を追加すると安心です。

まとめ

まとめ

Outlookの検索履歴はリボンの検索ボックス横メニューからのワンクリッククリアや、レジストリエディタで該当キーを削除するだけで、あっという間にリセットできます。

どちらの方法も手順を覚えておけば次回から迷わずに実行できるので、いつでも新鮮な検索候補で作業をスムーズに進められます。

気づいたときにさくっと履歴をお掃除して、快適なOutlookライフを楽しんでください。

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