Lhaplusで圧縮したファイルを送るたびに、脆弱性があると聞くと相手に迷惑を掛けないか心配になってしまいますよね。
最新版への更新と簡単な設定を済ませるだけで、危険なコードの実行を防ぎつつ、いつも通りにドラッグアンドドロップで圧縮や展開が続けられます。さらに、ウイルススキャンの自動連携やパスワード付きzipのワンクリック作成も合わせて行えば、取引先からの信頼が高まり、毎日のファイル共有がずっと安心です。
これから示す手順は画面の案内に従うだけなので、パソコンに不慣れな方でも数分で安全対策を終えられます。操作しながら読み進めればバージョン確認やスキャン設定まで終わりますので、今すぐ準備を整えて落ち着いて作業を始めてみてください。
Lhaplusを最新版にして脆弱性をつぶすやさしい手順

Lhaplusの脆弱性って聞くとドキッとしますよね。でも大丈夫です。最新版にするだけでほとんどが解決できるので、さくっと更新して安心を手に入れましょう。
- 最新版インストーラーを公式サイトから取得:まずは公式ページから最新バージョンをダウンロードしてください。
- 既存のLhaplusをアンインストール:コントロールパネルの「プログラムと機能」から前バージョンを削除します。
- ダウンロードしたセットアップを実行:ウィザードに従ってインストールすると、自動で脆弱性パッチがあてられます。
- 自動更新設定を確認:設定画面で「アップデートの自動チェック」をオンにしておくと安心です。
プログラマーの経験からいうと、差分ファイルだけを定期的に取得して更新するバッチを用意しておくと、手間がグッと減ります。
この流れを守れば、いつでも最新の安全状態でLhaplusを使い続けられます。
公式サイトから新しいLhaplusを取り直す

公式サイトから新しいLhaplusをダウンロードすると、最新の修正がすべて取り込まれた安全なインストーラーを手に入れられます。変なコードが混入していないので、安心して圧縮・解凍作業に集中できます。
- 最新バージョン:脆弱性対策や新機能がすぐ使える
- 公式の信頼感:余計な広告や改竄リスクがゼロ
- 初心者向け:わかりやすいインストーラーで迷わない
①ブラウザーでLhaplus公式ページへジャンプ
お使いのブラウザーを起動して、アドレスバーにhttps://lhaplus.netを入力します。
エンターキーを押したあと、URLの左側に鍵マークがあるかどうかを確かめましょう。
鍵マークが表示されていれば、安全に接続できていて公式サイトと確認できます。
②ダウンロードリンクをクリック
ダウンロードページが開いたら、バージョン番号のすぐ横にあるダウンロードリンクをクリックしてください。自動的にインストーラー(.exe)が保存されます。
64bit版と32bit版がある場合は、現在のWindowsのビット数と同じ方を選ぶと安心です。
③保存したインストーラーをダブルクリック
ダウンロードしたインストーラーは既定で「ダウンロード」フォルダに入っています。エクスプローラーで「ダウンロード」を開き、名前に「Lhaplus」が入る.exeファイルを探してください。
見つけたファイルをダブルクリックするとインストーラーが起動します。ユーザーアカウント制御の画面が出たらはいをクリックして先へ進んでください。
もしSmartScreenの警告が出た場合は「詳細情報」を選び、その後「実行」をクリックすることで通常どおりセットアップ画面へ移行します。
④画面の案内に「はい」で進む
インストーラがユーザーアカウント制御(UAC)の画面を表示したら、インストールを続けるためにはいをクリックします。プログラム側で特に設定を変える必要はなく、この確認操作だけで先に進みます。
⑤完了メッセージが出たら「閉じる」を押す
「インストールが完了しました」と書かれたウィンドウが現れたら、下側の「閉じる」ボタンをクリックしてください。この操作でインストーラーがすっきり終了します。
ボタンが反応しないときはウィンドウが最前面に来ているか確認し、デスクトップの他のウィンドウを隠してから試してみましょう。
注意:インストール中に他のアプリを最小化しないと完了ボタンが隠れることがあります
内蔵アップデート機能でパパッと更新する

Lhaplusを開いたままメニューからアップデートの確認を選ぶだけで、インターネット経由で最新バージョンかどうかをパッとチェックできます。
わざわざ公式サイトを探す手間がないぶん、ソフトを毎回新鮮な状態に保てて安心です。普段から気軽に使いたいなら、この内蔵アップデート機能がおすすめです。
①タスクトレイのLhaplusアイコンを右クリック
画面右下の隠れたアイコン表示ボタンを押してタスクトレイを広げます。そこからLhaplusのアイコンを見つけたら、アイコン上で右クリックしてください。
②設定を開いて「更新を確認」を選ぶ
まずLhaplusを起動して、画面右上の設定アイコンをクリックします。
表示された設定ウィンドウの左側から更新を選んでください。
次に画面中央の更新を確認ボタンをクリックすると、最新バージョンのチェックが始まります。
インターネット接続が必要です。プロキシを使っている場合はあらかじめ設定を確認しましょう。
③「新しいバージョンがあります」と出たら「今すぐ更新」をクリック
ダイアログが出たら迷わず今すぐ更新を押します。最新版のダウンロードとインストールが自動で始まりますので、そのまま完了まで待ちましょう。
更新中にパソコンをシャットダウンしたり他の重い作業をすると失敗の原因になるので、作業は控えてください。
④自動で再起動したらバージョン番号をチェック
自動で再起動したあと、タスクトレイにあるLhaplusアイコンを右クリックしてメニューを開きます。
「バージョン情報」を選択するとウィンドウが現れるので、記載されている番号が最新のものと一致しているか確かめます。
もし古い番号のままなら、アップデートが正しく完了していないので、手順①から再度更新をやり直してください。
Lhaplusをもっと安心便利に使うちょい足しワザ

Lhaplusの基本機能に、ちょい足しの設定やスクリプトを組み合わせるだけで、安全性と使い勝手がぐっとアップします。
応用ワザ | こんなときに便利 | プログラマー視点のコツ |
---|---|---|
パスワード付きZIP作成 | 機密ファイルを安全に共有したいとき | AES方式を選んで暗号強度を高める |
コンテキストメニュー登録 | 頻繁に圧縮・解凍するフォルダがあるとき | レジストリ操作スクリプトで一括登録して手間を省く |
自動アップデートチェック | 常に最新版で脆弱性を防ぎたいとき | PowerShellで週次スケジュール登録して自動化 |
圧縮プロファイル切り替え | 圧縮率重視と高速処理を使い分けたいとき | プロファイルファイルをバックアップしてチームで共有 |
ドラッグ&ドロップ一括処理 | ダウンロードフォルダ内の大量ファイルをまとめて解凍したいとき | ショートカットキーとマウスジェスチャーで操作をワンアクションに |
これらのちょい足しワザを活用すると、Lhaplusが単なる解凍ソフトから“手放せない便利ツール”へと変わります。
圧縮前に自動ウイルススキャンを挟む

ファイルをまとめて圧縮する前に、ウイルスチェックをはさむと安心感がアップします。外部からもらったデータやダウンロードしたファイルが万が一ウイルスを含んでいても、圧縮ファイルに封じ込める前に取り除けるので、あとで気づかずに展開してしまう心配が減ります。シェル拡張で「ウイルススキャン」メニューを追加して、圧縮操作の直前にワンクリックでチェックできるようにしておくと、とても便利です。
設定画面を開く
何はさておき、まずはLhaplusの設定画面を呼び出してみよう。
Windowsキーを押して「Lhaplus」と入力し、表示されたアプリをクリックして起動しよう。
メイン画面右上にある歯車マークをクリックすると設定画面がひらけるよ。
バージョンが古いと歯車アイコンの場所が微妙に違うことがあるので、見当たらないときはウィンドウ上部のメニューを探してみてね。
「ウイルス対策」タブをクリック
スタートボタン横の検索アイコンを押して「Windowsセキュリティ」と入力し、表示されたアプリを開きます。左側メニューにあるウイルス対策を探してクリックしてください。
使っているウイルス対策ソフトを選ぶ
まずはパソコンに入っているウイルス対策ソフトをはっきりさせましょう。
- 設定画面を開いてソフト名を確認:スタートメニューやタスクトレイからソフト名をチェックします。
- リアルタイム保護の性能を比べる:解凍時に自動スキャンが働くかどうかを把握しておくと安心です。
- 軽量なソフトを検討:動作が重いと感じたら、Microsoft DefenderやESETなど軽めのソフトを試すと快適です。
「圧縮後にスキャンする」にチェックを入れる
アーカイブ完成後にウイルスチェック機能が動いて危険なファイルをすぐに検出してくれます。セキュリティを高めたいなら必ずオンにしておきましょう。
OKをクリックして保存
ポップアップ内のOKをクリックして設定を保存します。
OKが押せないときは、入力した項目に誤りや未入力がないかチェックしてください。
パスワード付きzipをワンクリックで作る設定

Lhaplusの設定画面でコンテキストメニューに「パスワード付きZIPを作成」を追加しておくと、ファイルやフォルダを右クリックするだけで暗号化ZIPがサクッと作れます。
一度設定すれば毎回パスワード入力ダイアログが自動で開くので、いちいちアプリを起動しなくてもOKです。AES256暗号化にも対応しているため、安心して大事なデータを渡せます。
- ワンクリック操作:右クリックだけでZIPが完成
- 強力暗号化:AES256対応でセキュリティも安心
- 一度設定:繰り返し設定する必要なし
設定画面を開く
画面右下のタスクトレイにあるLhaplusのアイコンを探します。
アイコンを右クリックして表示されるメニューから「設定」を選ぶと設定画面が開きます。
「圧縮」タブをクリック
ファイル一覧の上部にある「圧縮」タブをクリックすると、圧縮設定画面に切り替わります。
「デフォルトのパスワード」を入力
セットアップ画面の「パスワード」欄にマニュアルで案内されている初期パスワード(例:admin1234)を入力します。大文字・小文字の区別があるので正確に打ち込んでください。手入力すると不要なスペース混入を防げて安心です。
デフォルトのまま使うと不正アクセスにつながる恐れがあります。ログイン後すぐに強力なパスワードへ変更してください。
「パスワードを記憶する」にチェック
オプション画面の「パスワードを記憶する」にチェックを入れてOKを押します。
チェックしたパスワードは暗号化されて保存されますが、他者にパソコンを触らせないように気をつけましょう。
OKをクリックして保存
設定を反映させるため、OKボタンをクリックして保存します。クリック後にダイアログが閉じたことを確認してください。
ドラッグアンドドロップメニューを自分流に並べ替える

ドラッグアンドドロップメニューを自分流に並べ替えると、よく使う解凍や圧縮の方法をワンクリックで呼び出せるようになります。毎回メニューを探す手間が省けるので、ファイル操作がグッと速くなります。
並べ替えはメニュー項目をそのままドラッグするだけでカンタンに行えます。たとえば普段はZIP展開だけしか使わないなら、ほかの項目を下のほうにまとめておくと画面がシンプルになってミスも減らせます。
プログラマー目線のひと工夫として、あまり使わない形式はメニューから外しておくとさらにスッキリします。自分だけの最速ワークフローがすぐ完成するので、ぜひ試してみてください。
設定画面を開く
タスクトレイにあるウサギのアイコンを右クリックしてください。
表示されたメニューから設定を選んでクリックします。
「コンテキストメニュー」タブをクリック
設定画面上部にずらりと並んだタブの中からコンテキストメニューを探してクリックします。もし表示が隠れているようなら、ウインドウ右下をドラッグして広げるとスムーズに見つかります。
並べ替えたい項目をドラッグして順番を変更
設定画面のリスト上から順番を変えたい項目にマウスを合わせ、左ボタンを押し続けます。
そのまま目的の位置まで移動させてからボタンを離すと、項目の順番が入れ替わります。
OKをクリックして保存
設定内容をよく確認したあとでOKをクリックしてください。これで選択したフォルダやオプションがきちんと保存されます。
よくある質問

Lhaplusの脆弱性って何?
- Lhaplusの脆弱性って何?
-
古いLhaplusではLZH形式のアーカイブを解凍するときにプログラムの隙間を使われて不正なコードが動く可能性が指摘されたことがあります。
実際に手元で試したときもセキュリティソフトが警告したので、アップデートで修正されたバージョンを使うのが安心です。
最新版へのアップデート方法は?
- 最新版へのアップデート方法は?
-
公式サイトから最新のインストーラーをダウンロードして上書きインストールするだけで完了します。
古いバージョンはコントロールパネルの「プログラムの削除」からアンインストールしておくとクリーンです。
安全に使うコツはある?
- 安全に使うコツはある?
-
信頼できるサイトやメール以外からのアーカイブは開かないことが基本です。
さらにWindowsの標準機能である「制限付きユーザー」で実行すると万が一のときに被害を小さくできます。
Lhaplusの脆弱性って放置するとどうなる?
Lhaplusの脆弱性をそのままにしておくと、不正な圧縮ファイルから勝手にウイルスが飛び出してパソコン内に広がる危険があります。
さらに、知らないうちに大事な写真や書類が外部に流出したり、ファイルが壊れて解凍できなくなるケースも報告されています。
更新しても脆弱性の警告が消えないときは?
更新しても脆弱性の警告が消えないのは、古いファイルや設定がそのまま残っていることが多いです。新しいプログラムが古いデータに引っ張られて、本来のアップデート効果が発揮できない状態になっています。
そんなときは、一度アンインストールして関連フォルダを掃除し、管理者権限で最新バージョンをクリーンインストールする方法がいちばんです。これで古いゴミが一掃されて、警告がすっきり消えてくれますよ。
古いLhaplusをアンインストールする必要はある?
古いLhaplusをわざわざ消さなくても大丈夫です。最新のインストーラーを起動すると、設定や関連付けをそのまま引き継ぎながらアップデートしてくれます。
ただし、以前カスタムプラグインを入れていて動作がおかしくなったときは、手動でアンインストールしてから再インストールするとすっきり直ります。普段は自動更新におまかせで安心です。
Lhaplus以外の安全な圧縮ソフトはある?
Lhaplus以外でも安心して使える圧縮ソフトがいくつかあるよ。定期的に更新されているかやウイルスチェックの実績があるかで選ぶと安心だね。
- 7-Zip:オープンソースで世界中の開発者に支えられているから信頼度が高い。高い圧縮率とさまざまな形式対応が魅力だよ。
- Bandizip:操作がシンプルで日本語対応もバッチリ。公式サイトでデジタル署名付きインストーラーを配布していて安心感があるよ。
- PeaZip:こちらもオープンソースで無料。定期的にセキュリティアップデートされていて、暗号化機能も備えているんだ。
- Windows標準の圧縮機能:追加インストールなしですぐ使えて、悪意あるコードが混入しにくいのがメリット。急ぎで軽い作業するときに便利だよ。
会社PCで勝手に更新していい?
社用PCでLhaplusを最新版にするのはセキュリティの穴をすぐにふさいでくれるうれしい方法です。ただし会社のルールで管理者権限が必要な場合が多いのでIT担当へ一声かけてから進めると気まずくなりません。
最新版なら圧縮ファイルの読み込みエラーに出会いにくくなるうえ便利な新機能も使えるようになります。ただし勝手にアップデートを始めると社内の手順に背くことになるので必ず相談してから行いましょう。
もし社内で急ぎの対応が必要になったら許可をもらってから更新すれば手間も少なく最短で脆弱性をつぶせて安心です。
まとめ

これまで紹介した手順をまとめると、まずLhaplusを最新版にアップデートして既知の脆弱性をしっかりつぶします。
つぎに設定画面で信頼できないファイルの自動解凍をオフに切り替えて、不意のスクリプト実行を防ぎましょう。
さらに安心感を高めたいときは、パスワード付きzipの活用やWindowsのユーザー権限をこまめに管理するのがおすすめです。
これらのステップを実行すれば、Lhaplusの脆弱性リスクをグッと減らしながら快適に利用できます。
ぜひ今回のまとめを参考に、安全設定をサクッと終わらせてファイル解凍ライフを楽しんでください。