7Zipでギュッと小さく!圧縮率アップのやさしいステップガイド

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7Zipでギュッと小さく!圧縮率アップのやさしいステップガイド

添付ファイルが大きすぎて送れず、7Zipで試しても思ったほど圧縮率が伸びずに困っていませんか。

このガイドではエンジニアの実体験を基に、設定をほんの少し変えるだけで容量が半分以下になる手順と、作業時間を短く保つコツをわかりやすく紹介します。無駄な試行錯誤を減らし、メール添付もクラウド保存もすぐに楽になります。さらに、電源を切っても途中から再開できるバックアップ術や、古いパソコンでも負荷を抑える設定も丁寧にまとめました。

今すぐ手順を確認し、快適なファイル管理を始めましょう。さあ、ご自身の環境で試して、送信エラーやディスク不足の心配を解消しましょう。

目次

7Zip圧縮率を最大に近づけるためのやさしい下準備と設定

7Zip圧縮率を最大に近づけるためのやさしい下準備と設定

データをできるだけ小さくまとめたいときは、元ファイルの整理と7Zipの細かい設定がポイントになります。まずは環境をしっかり整えてから、圧縮に挑戦しましょう。

  1. 最新の7Zipをインストール:公式サイトから動作確認済みの64bit版を手に入れる
  2. 圧縮対象をフォルダにまとめる:同じ種類のファイルはまとめて固まり圧縮を効率化する
  3. メモリとスレッド数を確認:辞書サイズに見合ったメモリ量とCPUコア数を合わせる
  4. 設定ファイルのバックアップ:カスタム設定をすぐ復元できるようにコピーを準備する
  5. 重複除外リストを作成:不要な一時ファイルやログを除外する拡張子リストを用意する
  6. テスト圧縮を実行:小さなサンプルで圧縮後のサイズと速度を確認する

これらのステップが整えば、7Zip本来の力をグッと引き出せます。次は具体的な圧縮設定に進んで、実際の圧縮率アップを体感しましょう。

ウィンドウを開いてじっくり設定する手順

ウィンドウを開いてじっくり設定する手順

圧縮率をさらに高めたいときは、7Zipの設定ウィンドウを開いて細かいオプションを自分好みに調整すると効果的です。ここでは、圧縮フォーマットや圧縮レベルに加えて、辞書サイズスレッド数など、パフォーマンスに影響する設定を確認できます。特に大容量のフォルダーや多数の小ファイルをまとめて圧縮したい場面では、この方法なら時間をかけてじっくり設定をいじるだけあって、よりコンパクトなアーカイブが期待できます。プログラマーならではの視点として、作業マシンのメモリ量やCPUコア数に合わせて辞書サイズやバックソルトを調整すると、無駄なくリソースを使えるようになります。

①スタートメニューから7ZipFileManagerを開く

手順
スタートメニューから7Zip File Managerを開く

画面左下にあるスタートボタンをクリックします。表示されたタイルやアプリ一覧を少し下へスクロールし、「7-Zip」のフォルダを探してください。

「7-Zip」をクリックして展開し、「7-Zip File Manager」を選ぶと、ファイルマネージャーが起動します。項目は数字やアルファベット順に並んでいるので見つかりやすいです。

②圧縮したいファイルやフォルダーをドラッグで選ぶ

手順
圧縮したいファイルやフォルダーをドラッグで選ぶ

エクスプローラーで圧縮したいアイテムが並ぶ場所を開いてください。

マウス左ボタンを押しながらドラッグすると、枠で囲った範囲内のファイルやフォルダーをまとめて選択できます。

離すと選択完了です。

選択後に誤って他の場所をクリックすると解除されるので、ドラッグが終わったらすぐに次の操作に移ると安心です。

非連続で選びたいときはCtrlキーを押しながらクリック、範囲選択したあとShiftキー+クリックで連続した範囲を一気に選べます。

③追加ボタンを押して圧縮オプションを表示する

手順
追加ボタンをクリックして圧縮オプションを開く

7Zipのファイルマネージャーで圧縮したいファイルやフォルダを選んだら、ツールバーにある追加ボタンを押します。これで「アーカイブに追加」ダイアログが表示され、圧縮レベルや形式などのオプションが設定できるようになります。

Alt+Aのショートカットキーを使うとメニューをたどらずにダイアログが開けて便利です。

④圧縮形式を7zに切り替える

手順
圧縮形式を7zに切り替える

アーカイブ形式プルダウンメニューをクリックして、7zを選んでください。LZMA2アルゴリズムが有効になり、最も高い圧縮率を活かせます。

⑤辞書サイズをメモリ上限ぎりぎりに設定する

手順
辞書サイズをメモリ上限ぎりぎりに設定する

まずはタスクマネージャーを開いて「パフォーマンス」タブから物理メモリの合計容量と使用中のメモリ量を確認します。

次に空きメモリに安全マージンを残したうえで割り当て可能なサイズを算出します。例えば合計16GBで他アプリに3GB使われている場合、12GB(12288MB)ほどを辞書サイズとして設定するとバランスが良いです。

実際に7Zipコマンドで指定するには-md=12288mと書きます。具体例は以下のとおりです。

7z a archive.7z C:\project\* -mx=9 -m0=lzma2 -md=12288m

辞書サイズを大きくしすぎると他アプリが不安定になる場合があるので、必ず使用中のメモリ量を確認してから設定してください。

メモリ容量が足りないと7Zipがエラーを出すことがあります。設定後は圧縮結果を確認し、問題があれば少しサイズを減らしてみてください。

⑥ワードサイズを最大にする

手順
ワードサイズを最大にする

圧縮設定画面でワードサイズの項目を見つけて、数値を273に設定します。

ドロップダウンから選ぶか、手入力で入れて問題ありません。

ワードサイズを大きくすると重複検出の精度が上がりますが、そのぶんメモリ使用量も増えます。十分な空きメモリがあるか確認してください。

⑦圧縮レベルをUltraに変更してOKをクリックする

手順
圧縮レベルをUltraに変更してOKをクリック

7Zipのメイン画面右側にある「圧縮レベル」のドロップダウンを開いて、Ultraを選んでから「OK」をクリックしてください。

右クリックメニューでサクッと高圧縮にする手順

右クリックメニューでサクッと高圧縮にする手順

右クリックメニューから素早く高圧縮をかける方法は、普段ソフトを開かずに済むので手軽です。エクスプローラー上でファイルやフォルダーを選んで右クリックし、〈7Zip〉→〈圧縮して“〇〇.7z”を作成〉から設定画面を呼び出します。

圧縮設定画面が出たら、圧縮レベルをUltra、アルゴリズムをLZMA2に切り替え、辞書サイズやスレッド数を自動検出のままにして〈OK〉をクリックするだけです。普段から右クリック一発で高圧縮したい人には、コンテキストメニューのプリセット登録がおすすめです。

①エクスプローラーで対象を右クリックする

手順
①エクスプローラーで対象を右クリックする

圧縮したいファイルやフォルダがある場所をエクスプローラーで開いてください。アドレスバーでパスを確認しながら、目的の項目をしっかり探します。

対象を見つけたら、アイコンの上でカーソルを合わせ、マウスの右ボタンを軽く押します。コンテキストメニューが表示されたら、この後の操作へスムーズに移れます。

もし「7-Zip」という項目が出てこないときは、エクスプローラーの再起動や、7Zipのインストール状態をチェックしてみてください。

②7Zipサブメニューから圧縮を選ぶ

手順
7Zipサブメニューから圧縮を選ぶ

エクスプローラーで圧縮したいファイルまたはフォルダを右クリックします。

メニューから7-Zipをポイントし、さらに表示されるリストから圧縮…をクリックしてください。

日本語版Windowsでは「圧縮」、英語版では「Add to archive…」を選ぶと、アーカイブ設定画面が開きます。

複数ファイルを選ぶときは、CtrlキーやShiftキーを活用するとまとめて右クリックできます。

③表示された設定画面で圧縮形式を7zにする

手順
アーカイブ形式を7zに変更する

設定画面の「アーカイブ形式」をクリックし、プルダウンから7zを選んでください。

7zは高い圧縮率が魅力なので、ファイルサイズをしっかり小さくしたいときにおすすめです。

④圧縮レベルをUltraにし辞書サイズを確認する

圧縮画面の「圧縮レベル」プルダウンからUltraを選びます。これで最大限の圧縮アルゴリズムが有効になります。

その下にある「辞書サイズ」はデフォルト32MBですが、メモリに余裕があれば64MB以上を設定すると圧縮率がさらに向上します。ただし大きすぎると処理時間とメモリ消費が増えるのでパソコンの状態に合わせて調整してください。

コマンドライン派なら、こんな感じで指定できます。手軽にUltra+大きめ辞書サイズを試せます。

7z a -t7z -mx=9 -m0=lzma2:d=64m archive.7z フォルダ名

辞書サイズは使えるメモリの1/5程度を目安にすると安定動作しやすいです。

⑤OKを押して圧縮を開始する

手順
OKを押して圧縮を開始する

「OK」ボタンを押すと、先ほどの設定をもとにファイルの圧縮が始まります。処理が進むと、進行状況バーで現在の圧縮率や経過時間が確認できます。大きなファイルを扱う場合は少し時間がかかることがあるので、気長に待ちましょう。

コマンドラインで一気に圧縮率を追求する手順

コマンドラインで一気に圧縮率を追求する手順

コマンドラインを使うとグラフィカル画面を開かずに一気に細かい圧縮設定ができるので、とても頼もしいですよね。

好きな圧縮方式や辞書サイズ、スレッド数を指定して、最高レベルの圧縮率を目指せるのが大きな魅力です。バッチ処理で大量のファイルをまとめてガツンと縮小したいときにも威力を発揮します。

ちょっとしたスクリプトに組み込んで自動化するのにも向いているので、一度手順を覚えておくと日々の作業がグンとスムーズになりますよ。

①Windowsキー+Rでcmdと入力しEnter

まずWindowsキーとRキーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを出します。

ダイアログにcmdと入力してEnterキーを押します。

管理者権限で開きたいときはcmd入力後にCtrlとShiftを押しながらEnterキーを押すとすぐに昇格できます。

②cdコマンドで対象フォルダーに移動する

手順
cdコマンドで対象フォルダーに移動する

コマンドプロンプトやPowerShellを開いてcdと移動したいフォルダーのパスを入力します。

cd C:\Users\user\Documents\7zip_test

フォルダー名にスペースがある場合はダブルクォートでパス全体を囲むと移動しやすくなります。

③7z.exe a -m0=lzma2 -mx=9 -md=256m target.7z source\* を入力する

7z.exeが置かれているフォルダでコマンドプロンプトを開いて、次のコマンドをそのまま入力します。

7z.exe a -m0=lzma2 -mx=9 -md=256m target.7z source\*

  1. a:ファイルをアーカイブに追加する指定
  2. -m0=lzma2:最新の圧縮方式lzma2を使う
  3. -mx=9:圧縮レベルを最高の9に設定
  4. -md=256m:辞書サイズを256MBにすることで大きなファイルもより小さく

④Enterキーで実行し進捗を待つ

コマンドを入力し終えたらEnterキーを押して処理をスタートします。画面に圧縮率や進捗(%)がリアルタイムで表示されるので、完了するまでじっくり待ちましょう。

途中で画面を閉じたり他のキーを押すと処理が中断され、アーカイブが壊れることがあります。

大容量ファイルのときは別ウィンドウでtopTask Managerを確認すると、CPUやディスク負荷の様子がつかめて安心です。

高圧縮ができたらこんなに便利!仕事も暮らしも変わる応用アイデア

高圧縮ができたらこんなに便利!仕事も暮らしも変わる応用アイデア

高圧縮でファイルサイズをグッと減らせると、仕事のデータ共有もプライベートの保存もスムーズになります。

応用アイデアメリット
バックアップの効率化定期的に圧縮ライブラリにまとめておけば、保存先の容量節約と復元時間短縮が両立できます。
大容量メール添付社外へ大きな資料を送る際も、サイズ制限を気にせず安心してファイルを添付できます。
クラウド同期費用削減アップロード前に圧縮しておくとデータ転送量が減り、ストレージプランのコストを抑えられます。
ファイルアーカイブ管理プロジェクト別や分類ごとに圧縮ファイルを作成しておくと、必要なときにさっと展開できて探しやすくなります。

これらのアイデアを使いこなせば、ファイル操作にかかる手間が減って、作業中のイライラもグッと軽くなります。

大量の写真をまとめてクラウドにアップする

大量の写真をまとめてクラウドにアップする

写真が山のようにたまっているときは、フォルダごとまとめてひとつのアーカイブにしてしまうとアップロードがラクになります。

7Zipでギュッと圧縮したファイルなら、GoogleDriveやOneDriveへの一括アップロードがサクサク進みます。個別に写真を選ぶ手間が省けるうえ、途中で通信が切れても再開がかんたんなのが嬉しいポイントです。

フォルダーをまとめて7z形式でUltra圧縮する

手順
フォルダーを選択する

圧縮したいフォルダーをエクスプローラーで表示し、右クリックしてメニューを開きます。

手順
Ultra圧縮で7zを作成する

「7-Zip」→「圧縮…」を選び、圧縮形式を7z、圧縮レベルをUltraに設定して「OK」をクリックします。

Ultraは最高の圧縮率ですが処理に時間がかかるので、大きいフォルダーは分割して圧縮すると待ち時間を短くできます。

クラウドストレージにドラッグしてアップロードする

手順
クラウドストレージにドラッグしてアップロードする

エクスプローラーで7Zipで作成した圧縮ファイルを表示しているクラウドストレージ同期フォルダーにドラッグ&ドロップします。

同期クライアントが自動でアップロードを開始するので、進行状況はタスクトレイのアイコンを確認しましょう。

アップロード中にフォルダーを移動すると同期が止まる場合があるので、完了を確認してから他の操作を行いましょう。

同期フォルダーが設定済みでない場合は、先にクラウドストレージ公式サイトのデスクトップアプリをインストールしておくとスムーズです。

メールに添付できない大きなファイルを分割圧縮する

メールに添付できない大きなファイルを分割圧縮する

ファイルが大きすぎてメールに添付できずに焦った経験はありませんか。7Zipなら好きなサイズに分割圧縮できるので、複数の小さなパーツに分けて送信できます。

  1. 自由な分割サイズ指定:メール上限に合わせて1ファイルあたりの大きさを設定できます。
  2. 自動連番パーツ生成:分割されたファイルには連番が付くので管理が簡単です。
  3. 受け手もラクラク結合:分割パーツを同じフォルダにまとめて右クリックで一発結合できます。

この方法ならメールの転送限界に悩まずに大容量ファイルを届けられます。次のステップで具体的な手順を解説します。

圧縮設定画面でボリュームサイズを指定する

手順
7Zipの圧縮設定画面を表示する

圧縮対象を右クリックし7Zip→圧縮を選ぶと詳細設定画面が開きます。

手順
分割欄に希望のサイズを入力する

画面下部にある「分割して保存」に数値と単位を入力します例100M700Mなど

手順
OKを押して圧縮を開始する

入力内容を確認しOKを押すと指定サイズごとに分割されたアーカイブが作られます。

分割サイズを小さくしすぎるとファイルが大量に作られるので管理の手間が増えます。

“K”“M”“G”はそれぞれKiB・MiB・GiBの略ですがWindows環境では大体の目安として扱えます。

生成された分割ファイルをメールで順番に送る

番号で分割したファイルは、作成された順番のまま丁寧に送ると受け取る側も迷いません。

手順
メールソフトを起動する

WindowsメールやOutlookなど、普段使っているメールソフトを開きます。

手順
新規メールを作成する

「新規作成」ボタンをクリックしてメールの作成画面を開きます。

手順
件名に順序を明記する

「ファイル送付(1/3)」のように、分割番号を入れておくと分かりやすいです。

手順
最初の分割ファイルを添付する

生成フォルダーを開き、拡張子が「.001」のファイルをメールにドラッグ&ドロップします。

手順
宛先を入力して送信する

宛先を入れて「送信」ボタンをクリックします。

手順
残りのファイルも同じ手順で送る

「2/3」「3/3」と件名を順に変更し、それぞれの分割ファイルを添付して送信します。

メール1通あたりの添付上限サイズに注意してください。

Outlookならフォルダーからすべての分割ファイルをまとめてドラッグし、件名だけ後から手動で分けると楽になります。

自動バックアップでディスク容量を節約する

自動バックアップでディスク容量を節約する

大事なファイルが増えるほど、いつの間にかディスクがいっぱいに感じることがありますよね。そんなときは、7Zipを使った自動バックアップが役立ちます。

毎日変更されたファイルだけを新しいアーカイブにまとめる「更新モード」をスケジュールタスクで動かせば、無駄な空き容量をグッと節約できます。バックアップ完了後は古いアーカイブを自動で削除しておけば、いつでもディスクにゆとりを保てるのがポイントです。

さらに、自分に合った圧縮レベルを選べるから、速度重視でもサイズ重視でも調整自在。万が一の復元も圧縮ファイルをダブルクリックするだけなので、急なトラブルにも慌てず対応できます。

タスクスケジューラで7zコマンドを定期実行に登録する

手順
タスクスケジューラを起動

画面左下のスタートボタンを右クリックして、タスクスケジューラをクリックします。

手順
基本タスクを作成

右側の「基本タスクの作成」をクリックし、名前に「7zバックアップ」など分かりやすいタイトルを入力します。

手順
トリガーを設定

「トリガー」タブで「新規」を押し、毎日や毎週など希望の間隔を選んで開始時刻を決めます。

手順
アクションを設定

「操作」タブで「プログラムの開始」を選び、プログラム/スクリプトに"C:\Program Files\7-Zip\7z.exe"を指定します。

「引数の追加」にa -t7z "C:\バックアップ\%DATE%.7z" "C:\データ\*"と入力します。

「開始フォルダー」に"C:\Program Files\7-Zip"を入れて保存します。

手順
動作確認を行う

作成したタスクを右クリックして「実行」を選び、指定フォルダーに7zファイルが作られるか確かめます。

プログラム/スクリプトや引数は必ずダブルクォートで囲んでください。パスにスペースがあると実行エラーになることがあります。

環境変数%DATE%は地域設定依存です。うまく動かない場合はPowerShellで日付文字列を作る方法を検討してください。

バックアップ先を外付けドライブやNASに指定する

手順
圧縮ダイアログを開く

7Zipファイルマネージャーで圧縮したいファイルやフォルダを選択し、上部の圧縮ボタンをクリックしてダイアログを表示します。

手順
外付けドライブかNASのパスを指定

ダイアログ内のアーカイブ欄に、外付けドライブならドライブレター+フォルダ名(例: E:\Backup)、NASならネットワークパス(例: \\NAS-Server\Backup)を入力して保存先を設定します。

ネットワークパスを直接入力する場合は、事前にエクスプローラーで共有フォルダへアクセスして書き込み権限を確認しておくと安心です。

初めてNASの共有先を指定するときは、エクスプローラーで先にアクセスして認証を通すとスムーズに設定できます。

よくある質問

よくある質問

7Zipで圧縮率をぐっと高めるコツは?

7Zipで圧縮率をぐっと高めるコツは?

圧縮方式はLZMA2を選ぶとファイルの中で似たデータをまとめやすくなります。辞書サイズはシステムメモリに余裕があれば64MB以上に設定すると効率アップします。

大きなファイルを速く圧縮する方法は?

大きなファイルを速く圧縮する方法は?

圧縮レベルを「fast」「normal」にすると負荷を抑えつつスピードを稼げます。スレッド数をCPUコア数に合わせると処理時間が短くなります。

パスワード付き圧縮を手軽に作るには?

パスワード付き圧縮を手軽に作るには?

アーカイブ形式は7zを選んで、オプションの「パスワード入力」に欲しい文字列を入れるだけです。ファイル名の暗号化もチェックすると中身が見えなくなって安心です。

圧縮後にファイルが開けないときはどうする?

圧縮を解凍したあとにファイルが開けないときは、原因に応じてさくっと対応すると安心です。

  1. 拡張子と形式を確認:ファイル名の末尾が.zip.7zになっているかチェックする。
  2. パスワードを見直す:入力ミスしやすいのでコピー&ペーストで確実に。
  3. アーカイブの状態をテスト:7Zipの「アーカイブをテスト」で破損を検出する。
  4. 別の解凍ツールを試す:WinRARやPeaZipなど、他のソフトで開いてみる。
  5. 7Zipを最新版にアップデート:古いバージョンだと一部の圧縮方式に対応していない場合がある。

まずはこの中から合いそうな方法を選んでトライしてみてください。どれも数クリックでできるので、すぐにファイルを取り戻せるはずです。

圧縮に時間がかかりすぎるのを短くできる?

大量ファイルをギュッとまとめるのに数分かかるとヤキモキしますよね。7Zipには圧縮率を緩めて処理を速める方法があるんです。その代表が「圧縮レベルの調整」と「マルチスレッド」の活用です。

圧縮レベルを「Ultra」から「Fast」や「Normal」に下げると、計算量がぐっと減ってサクサク進みます。さらに、設定画面でCPUコア数を指定すれば、パソコンが持っている全コアをフル活用して一気に圧縮してくれます。

この組み合わせは、急ぎでバックアップを取りたいときや、大量のログファイルを短時間でまとめたいシーンにぴったりです。圧縮率はほんの少し落ちますが、待ち時間が半分以下になることも珍しくありません。

辞書サイズを大きくしすぎたらエラーになる?

7Zipで辞書サイズを大きくしすぎると、メモリを使い切って圧縮中にエラーが起こることがあります。特に32bit版のWindowsだと4GBまでのメモリ空間しか使えないため、それ以上に設定すると圧縮が途中で止まってしまいます

64bit版のWindowsなら搭載メモリの半分弱くらいまでは試せますが、他のアプリも動かすことを考えると搭載メモリの30%程度に抑えるのが安心です。実際にメモリ16GBマシンで辞書サイズを4GBに設定したところ、大きなファイルもスムーズに圧縮できました。

7ZipとZIPはどちらが安全?

大事なファイルを守りたいなら7ZipのAES-256暗号が心強いです。標準のZIP暗号は古くから使われている分、パスワード解析ツールに狙われやすいこともあります。

実際に大切なログを保管するときは7Zip形式で圧縮&暗号化すると、解凍時にパスワード入力をしっかり挟めるので安心感が違いました。どうしてもZIP形式を使う場合は、AES-256暗号対応のツールを使い、パスワード設定をしっかり行えば安全性を高められます。

コマンドラインがうまく動かないのはなぜ?

7Zipのコマンドが動かないときは「コマンドが見つからない」「ファイルパスの引用が抜けている」「権限不足」などが多いです。慌てず順番に確認しましょう。

  • 環境変数PATHに7z.exeのパスが登録されていない
  • フォルダやファイル名にスペースがあり、"ダブルクオート"が抜けている
  • 書き込み権限がないフォルダで実行している
  • オプションやコマンド構文を間違えている

まずはコマンドプロンプトでecho %PATH%を実行し、7z.exeの置き場所が表示されるか確かめます。見当たらなければ「システムのプロパティ」→「環境変数」から追加してください。

パスにスペースが含まれる場合は、7z a -mx=9 -t7z "backup.7z" "C:\My Projects\Demo\"のように必ず"で囲むとエラーが減ります。

最後に、アクセス権が怪しいときは管理者モードでコマンドプロンプトを開いて再度実行してみるとスムーズに動くことが多いです。

まとめ

まとめ

7Zipで圧縮するときは、まず圧縮形式をLZMA2にして、辞書サイズをメモリに余裕があるぎりぎりまで大きくしておくといいです。あわせてマルチスレッドを有効にすると、作業時間を短縮しつつギュッと小さくまとめられます。

コマンドラインモードで圧縮レベルやスレッド数を指定して実行すると、細かく調整できるようになります。実運用ではバッチファイルやスクリプトにまとめて定期バックアップに組み込むと、手間なく最新の圧縮ファイルを作れます。

さらに分割アーカイブやパスワード保護といった応用テクを取り入れれば、安全性と運搬性がぐっとアップします。この記事で学んだステップをぜひ試して、小さくて頼れる圧縮ライフを楽しんでください。

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