winZipの通知が頻繁に出たり動作が重くなり、そろそろアンインストールしたいと感じているのではありませんか？
ここでは、経験を踏まえて設定アプリ、コントロールパネル、公式ツールの三通りでソフトを安全に取り除く方法を順に示します。英語の確認画面や再起動のタイミングも補足しながら進むので、操作が初めてでも戸惑いがなくパソコンの動作をすぐに軽くできます。
手順に沿って進めれば数分で完了し、不要な通知に気を取られず作業に集中できます。ゆっくり読みながらボタンを押していくだけで済むので、今すぐ準備を整えてパソコンを快適に整えてみましょう。
WinZipを安全にアンインストールする4つのステップ
WinZipを安全にアンストールするときにやることをざっくり４つのステップでまとめました。
- アンストーラーを探す：Windowsの「設定」から「アプリ」を開き、WinZipをリストで見つけます。
- アンインストールを実行：WinZip横の「アンインストール」ボタンを押してウィザードを最後まで進めます。
- 残ファイルを削除：Program Files内のWinZipフォルダと、ユーザーのAppDataに残っているフォルダがあれば手動で消します。
- レジストリの不要キーを掃除：レジストリエディタで「WinZip」検索し、関連キーをバックアップしてから削除します。
アンインストール後に残りやすいフォルダやキーを片付けるとスッキリ快適に使い続けられます。
設定アプリからサクッと削除する
Windowsの設定アプリからアンインストールする方法は、ソフトを消すためにわざわざ外部ツールを使わずに済むのでとってもシンプルです。スタートメニューの「設定」から「アプリと機能」を開いて、一覧からWinZipを選ぶだけで手続きが進むので、まるで書類をペラッとめくるような感覚でサクッと削除できます。余計な画面を行き来しないぶん、初めての人でもストレスなく操作できるのがうれしいポイントです。
①スタートボタンをクリックして設定を開く
画面左下にある四角いWindowsのロゴ（スタートボタン）をクリックしてください。
②アプリと機能を選んでWinZipを探す
設定画面でアプリをクリックし、続けてアプリと機能を選びます。表示された一覧の中からWinZipを見つけましょう。
一覧が長い場合は、上部の検索欄にWinZipと入力すると、すばやく絞り込めます。
③WinZipを選択してアンインストールを押す
一覧に並ぶWinZipを見つけ、その行をクリックして選択してください。隣に現れるアンインストールボタンを押します。
④画面の案内にそって削除を完了する
ウィザードが開いたら「アンインストール」ボタンを押します。
途中で管理者権限の確認が出たら、表示されたダイアログで「はい」を選んで続けてください。
進行状況バーが満杯になり、自動でウィザードが閉じたら完了です。
アンインストール後は念のためPCを再起動すると、古い設定ファイルやサービスが残らずスッキリします。
コントロールパネルを使ってしっかり削除する
Windows標準の機能を使ったアンインストールは、誰でも迷わず操作できるうれしい方法です。コントロールパネルを開いてインストール済みプログラムの一覧からWinZipを選ぶだけなので、余計なソフトを追加せずに進められます。
この方法のメリットは、OSに馴染んだインターフェイスで進められる点です。管理者権限があればすぐに実行できて、安全に不要なファイルを除去できますから、初めての方でも安心して使えます。
プログラム一覧が長くて見つけにくいときは、右上の検索欄に「WinZip」と入力するとスムーズです。アンインストール後には、インストールフォルダが空になっているか確認すると、消し残しがないかチェックできるのでおすすめです。
①検索ボックスにコントロールパネルと入力して開く
画面左下の検索ボックスをクリックします。
「コントロールパネル」と入力すると候補が表示されます。
表示された「コントロールパネル」をクリックして開いてください。
②プログラムのアンインストールをクリックする
アプリ一覧からWinZipを探したら、右側のアンインストールボタンを押します。「アンインストール/変更」と出る場合も同じ操作でOKです。
押すとユーザーアカウント制御の画面が出るので、はいを選んで進みます。これで正式なアンインストーラーが立ち上がります。
③一覧からWinZipをダブルクリックする
アプリと機能の一覧を眺めてWinZipを探しましょう。表示が多いときは、上部の検索ボックスに「WinZip」と入力するとすぐに見つかります。
見つけたらアイコンかアプリ名をゆっくり二度クリックしてください。ウィンドウが開き、アンインストールの確認画面へ進みます。
WinZipがバックグラウンドで動いているとアンインストールできないことがあります。タスクトレイから右クリック→終了を選んでからもう一度お試しください。
④削除ウィザードの指示に従って完了させる
ウィザード画面が開いたら、表示される案内に沿ってボタンをクリックしながら進めていきます。コンポーネントの選択画面では特に変更せず、そのまま次へを押すと手間がかかりません。
最終的に「アンインストールが完了しました」と表示されたら、完了をクリックしてウィザードを閉じましょう。再起動を促された場合は、作業中のファイルを保存してから再起動してください。
もし途中で操作が止まったときは、管理者権限がない状態で実行している可能性があります。ウィザードを右クリックして「管理者として実行」で再挑戦しましょう。
公式アンインストーラでキレイに削除する
WinZipが提供するアンインストーラを使えば、本体ファイルはもちろんレジストリに残った設定データまでまとめてきれいに消せます。公式のプログラムなので、変なゴミが残りにくくパソコンがスッキリ軽くなりやすいのがうれしいポイントです。
通常はスタートメニューの「WinZip」→「アンインストール」を選ぶだけで起動できますし、インストールフォルダを直接開いてuninstall.exeをダブルクリックする方法もあります。実際に試したところ、管理者権限で実行するとより確実に削除できました。
①WinZip公式サイトから専用アンインストーラをダウンロードする
ブラウザでWinZip公式サイトを開き、上部の「サポート」からアンインストールツールのページへ進みます。
自分のWindowsに合わせた〈64bit〉か〈32bit〉のアンインストーラを選択し、「ダウンロード」をクリックします。保存先はデスクトップなど分かりやすい場所がおすすめです。
OSのビット数を間違えると正しく動かないことがあるので、事前に「システム情報」で確認しておくと安心です。
②ダウンロードフォルダーでツールをダブルクリックする
ダウンロードフォルダーを開いて、WinZipSetup.exeや似た名前のファイルを探します。見つかったらアイコンをダブルクリックしてください。
ユーザーアカウント制御のダイアログが出たときは、「はい」を選ぶとインストーラーが起動します。
インストーラーを起動する前に他のアプリを閉じておくと、不要なトラブルを防げます。
③チェック項目を確認してアンインストールを実行する
アンインストーラーが提示する項目に目を通します。初期設定ファイルも一緒に消したいときは「関連ファイルを削除」にチェックを入れてください。エクスプローラーの右クリックメニューからアイコンを消したいなら「シェル統合を解除」にチェックを入れるとスッキリします。
すべてのチェックを確認したら「アンインストール」ボタンをクリックしてください。進捗バーが最後まで進んだら完了です。もしアンインストールが止まってしまったら、一度キャンセルしてPCを再起動してから再挑戦するとスムーズです。
チェックを忘れると一部の設定ファイルが残ることがあります。不要ならアンインストール後に C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\WinZip フォルダーを確認して手動で削除しましょう。
④完了メッセージを確認してパソコンを再起動する
アンインストールが終わると画面に確認ダイアログが表示されます。「アンインストールが完了しました」という文言を見逃さないようにしてください。もし他のソフトを終了するよう促されたら、表示に沿ってOKを選びましょう。
確認が終わったらパソコンをいったん再起動しましょう。再起動することで残った一時ファイルや不要なプロセスが消えて、パソコンが軽やかに動く状態にリセットされます。
アンインストール後のクリーンアップでさらに快適にするコツ
アンインストール後に残ったゴミファイルや登録情報をキレイにするともっと快適に使えます。実体験からおすすめする応用テクニックをまとめたのでぜひ参考にしてください。
| 応用ポイント | 役立つ場面 |
|---|---|
| レジストリクリーンアップ | ソフトの設定残留を消して起動トラブルを防ぐ |
| 一時ファイル削除 | ディスク空き容量を増やし動作を軽くする |
| スタートアップ整理 | 起動速度を早めて負荷を抑える |
| ディスククリーンツール活用 | 定期的に自動で不要データを消す |
ここまでの応用を実行するとPCがより軽く快適に動きます。はじめは順番に試してみるとさらに変化が実感しやすいですよ。
残ったフォルダーを削除して空き容量を広げる
WinZipをアンインストールしたあと、Program FilesやAppDataフォルダーに残ったままのファイルが意外と容量を占領してしまうことがあります。これらのフォルダーをきれいに片付けると、数十～数百MBの空き容量が増えるので、パソコンがさらに軽やかに動くようになります。
プログラマー目線で言うと、不要ファイルをまとめて削除しておくとバックアップやウイルススキャンの対象が減り、処理時間が短くなるメリットもあります。特にCドライブの残り容量が心もとないときには、こうした小さな掃除が大きな効果を生むこともあります。
エクスプローラーでProgramFiles内のWinZipフォルダーを開く
Windowsキー＋Eを押してエクスプローラーを起動してください。左側のメニューから「PC」を選び、システムドライブ（通常は「ローカルディスク(C:)」）をダブルクリックします。
ドライブ内にある「Program Files」フォルダーを開き、その一覧から「WinZip」フォルダーをダブルクリックして中身を表示してください。
もし64ビット環境で32ビット版のWinZipを使っている場合は、「Program Files (x86)」フォルダー内も同じように探すと見つかりやすいです。
不要なフォルダーを右クリックして削除を選ぶ
Windowsキー+Eでエクスプローラーを開き、WinZipのインストール先フォルダー（例:C:\Program Files\WinZip）または設定ファイルが残るフォルダー（例:C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\WinZip）まで移動してください。
削除したいフォルダーを見つけたら右クリックし、表示されるメニューから「削除」をクリックします。
ユーザーアカウント制御の確認画面が出たら「はい」を選ぶと、ごみ箱へ移動します。完全に消したいときはごみ箱を右クリックして「ごみ箱を空にする」を実行すると残りカスもスッキリ消えます。
スタートアップを整理して起動を早くする
アンインストールが終わったら、ついでにスタートアップを整理してみましょう。タスクマネージャーの「スタートアップ」タブで、もう使わないソフトや忘れていたツールをオフにすると、Windowsがぐっと軽やかに立ち上がります。普段は見逃しがちな常駐アプリを整理するだけで、起動時間が驚くほど短くなることがあります。
タスクマネージャーを開いてスタートアップタブを選ぶ
タスクバーの何もない部分で右クリックして「タスクマネージャー」を選択してください。
初回は簡易表示になるので、左下の「詳細」をクリックするとすべての機能が表示されます。
上部に並ぶタブから「スタートアップ」をクリックすると、起動時に自動で立ち上がるアプリ一覧が出てきます。
WinZip関連の項目が残っていないか確認して無効にする
キーボードでWinキー+Xキーを同時に押し、メニューからタスクマネージャーを選びます。上部の「スタートアップ」タブを開き、リストにWinZipがあれば選択して「無効化」をクリックしてください。
Winキー+Rキーを押し、「services.msc」と入力してEnterキーを押します。サービス一覧から「WinZip」もしくは「WinZip自動更新」など名前にWinZipが含まれる項目を探し、右クリック→「プロパティ」を選び「スタートアップの種類」を「無効」にして「OK」を押します。
Winキーを押して「タスクスケジューラ」を検索して起動します。左のフォルダー一覧で「タスクスケジューラ ライブラリ」を開き、WinZipに関するタスクがあれば右クリック→「無効化」を選びましょう。
無効化した項目を誤って他の重要サービスにしないよう、名前をよく確認してから操作してください。
別の無料圧縮ソフトを入れてすぐ作業を続ける
WinZipを削除したあともパソコンで圧縮・展開を続けたいときは、別の無料ソフトをさくっと入れてしまいましょう。
たとえば7-Zipは無料なのに高機能で、ZIPはもちろんRARやTARなどさまざまな形式に対応しています。インストールも数クリックで終わり、すぐにファイル操作を再開できるのがうれしいポイントです。
MicrosoftStoreで7-Zipを検索してインストールを押す
タスクバーかスタートメニューからMicrosoftStoreを開いてください。
画面上部の検索欄に7-Zipと入力すると、公式アイコンが表示されます。
アプリ名の下にあるインストールボタンをクリックすると、自動でダウンロードと導入が始まります。
完了したら起動を選んで、アプリが正しく動くか試してみましょう。
Microsoftアカウントにサインインしていないとインストールできない場合があります。
初回起動で関連付けを7-Zipに変更する
スタートメニューから「7-Zip File Manager」を選んで起動します。初回だけ「ファイル形式の関連付け」ダイアログが出るので、そのまま進めてください。
ダイアログの一覧から「zip」「7z」「rar」など、普段使うファイル形式を選んでチェックを入れます。不要なものは外すと後で迷いません。
画面下の「OK」を押すと関連付けが即時に切り替わります。これでダブルクリックで7-Zipが開くようになります。
よくある質問
- WinZipのアンインストールが途中で止まってしまいます。どうしたらいいですか？
タスクマネージャーでWinZipに関連するプログラムを終了させるとスムーズに進みます。スタートボタンを右クリックして「タスクマネージャー」を開き、一覧から「WinZip.exe」や「wzcomctl.dll」などを選び「タスクの終了」を押してください。
- アンインストール後に残ったフォルダやファイルは安全に消せますか？
はい、削除してかまいません。エクスプローラーで「C:\Program Files\WinZip」フォルダや「C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\WinZip」を手動で削除できます。ただし、AppDataフォルダは隠しフォルダなので、エクスプローラーの「表示」タブで隠しファイルを表示する設定にしてください。
- 再度WinZipをインストールしたいときはどうすればいいですか？
公式サイトから最新版のインストーラーをダウンロードすれば大丈夫です。ダウンロード後はダブルクリックで起動し、画面の指示に沿って進めるだけです。過去に設定した圧縮オプションやライセンス情報は、再インストール前にバックアップしておくと安心です。
- アンインストール後も圧縮ファイルが開けなくなりました。どう戻せますか？
Windows標準の圧縮フォルダ機能に関連付けを戻すと解決します。エクスプローラーでZIPファイルを右クリックし、「プログラムから開く」→「別のプログラムを選択」をクリック。その中から「エクスプローラー」を選んで「常にこのアプリで開く」にチェックを入れてください。
アンインストールしても共有したZIPファイルは開ける？
WinZipをアンインストールしても心配いりません。Windows10以降には標準でZIP形式の解凍機能が備わっているので、共有されたZIPファイルは引き続き開くことができます。
ZIPファイルをダブルクリックするとエクスプローラー上で中身が見えるので、右クリック→すべて展開を選ぶだけで解凍できます。もしパスワード付きZIPを扱うことが多いなら、手軽に入手できる7-Zipなどの別ツールを導入すると便利です。
設定アプリとコントロールパネルのどちらが確実？
Windowsの設定アプリは、見た目がすっきりしていて操作も直感的だから、初めてでも迷わず進められます。アプリ一覧からWinZipを選ぶだけでアンインストール画面に飛べるのが助かります。
一方、コントロールパネルは昔ながらのインターフェースで、アンインストール時に残りやすい設定ファイルやレジストリエントリを見つけやすいのが魅力です。プログラマー感覚できれいに掃除したいときにぴったりです。
手軽さ重視なら設定アプリ、細かさ重視ならコントロールパネルと、使い分けると安心です。
アンインストール中にエラーが出たときはどうする？
アンインストール中にエラーが出るとびっくりしますよね。慌てずにエラーメッセージをよく読んで、何が原因か見当をつけることがスタートです。
多くの場合は、パソコンを再起動してから管理者としてアンインストーラーを起動すると解決します。それでもダメなら、Windowsに標準で備わっているトラブルシューティングツールを使ってみましょう。
それでもエラーが残るときは、アンインストール用の専用ツールを試すか、レジストリキー（※パソコンの大切な設定情報が入っている場所）の不要なエントリーを手動で削除する方法もあります。
状況に合わせてこの中から一つずつ試していけば、エラーに負けずスムーズにWinZipを外せますよ。
再起動は必ず必要？
- 再起動は必ず必要？
-
WinZipのアンインストール直後は、エクスプローラーのシェル拡張がメモリに残っていることがあります。
再起動しなくても、タスクマネージャーで
explorer.exeを再起動するとシェル拡張がクリアされてアイコンや右クリックメニューの痕跡が消えます。もしそれでも残る場合だけPCを再起動すると、作業時間を無駄にせずにすっきりできます。
まとめ
WinZipのアンインストールは、コントロールパネルからプログラムの一覧を開き、WinZipを選択してアンインストール→残ったフォルダを手動で削除するという4つのステップだけでさくっと完了します。
この手順を終えれば、不要なファイルがすっきり片付き、パソコンの起動や動作が軽やかになります。空き容量も増えて、次の作業がはかどるはずです。
迷わず進めば安心感が得られますし、きちんとクリーンアップすることでトラブルも回避できます。スッキリ片付いたパソコンで、また新しいことにチャレンジしていきましょう。