タスクマネージャーが応答しない!?やさしく直す超かんたんステップ

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タスクマネージャーが応答しない!?やさしく直す超かんたんステップ

作業中に画面が固まってしまい、動いているはずのタスクマネージャーまでも応答なしの状態になり途方に暮れていませんか?

原因がわからず強制再起動を繰り返す前に、プログラマーの実体験から編み出した安全な復旧ステップと再発を防ぐちょっとした習慣をお伝えします。症状の切り分けから簡単なコマンドの扱い方まで、初めての方でも迷わず進められるようにやさしく整理しています。

読み終えたら数分で試せる手順が手元に残りますので、今まさにフリーズしているパソコンでも慌てずに画面を見ながら順番に進めてみてください。

目次

タスクマネージャーを蘇らせる具体的な手順

タスクマネージャーを蘇らせる具体的な手順

タスクマネージャーが反応しなくなったときは、あわてずにいくつかの手を順番に試すとすぐに元通りになります。

  1. ショートカット起動:Ctrl+Shift+Escで直接呼び出す
  2. taskmgr.exe直打ち:Win+Rで「taskmgr.exe」を入力して実行
  3. エクスプローラー再起動:タスクバーの固まりを解消するために再起動
  4. システムファイルの修復:管理者PowerShellで sfc /scannow を実行
  5. 最新Windowsアップデート:設定から最新パッチを当てて再起動

プログラマーのコツとして、エクスプローラー再起動はPowerShellで Stop-Process -Name explorerStart-Process explorer と順に実行すると手早くリフレッシュできます。

ショートカットキーで復旧する方法

ショートカットキーで復旧する方法

ショートカットキーを使うと、クリックできない状態でもすぐにタスクマネージャーを呼び出せます。マウスが反応しないときや、メニューを開く手順を省きたいときにとても役立ちます。

  • Ctrl+Shift+Escですぐにタスクマネージャーを開ける
  • Ctrl+Alt+Deleteからセキュリティオプション画面を経由して起動できる
  • マウス操作が効かなくても問題なく実行できる
  • キー操作だけなので手間が少なく瞬時に復旧を試せる

①Ctrl+Shift+Escキーを押してタスクマネージャーを呼び出す

キーボードの左下あたりにあるCtrlキーと、少し上にあるShiftキー、右上のEscキーを同時に一度だけ軽く押してください。

このショートカットはWindows標準で用意された最速の方法です。ノートパソコンでキーが小さいときは、手首を固定して人差し指と中指で同時に狙うと失敗しにくくなります。

②反応がなければAlt+F4で閉じて再度Ctrl+Shift+Escキーを押す

手順
Alt+F4でタスクマネージャーを閉じる

反応がないまま放置すると他の操作にも影響が出るので、Alt+F4を同時に押してウィンドウをサクッと閉じましょう。

手順
Ctrl+Shift+Escで再度起動

閉じたあと、Ctrl+Shift+Escキーを一気に押してもう一度タスクマネージャーを開いてみてください。別の方法で起動すると動くことがあります。

③一覧が開いたらフリーズ中のアプリを選んで「タスクの終了」をクリック

手順
フリーズ中のアプリを選んでタスクを終了

一覧に「応答なし」と出ているアプリをクリックして背景を選択状態にし、右下の「タスクの終了」を押してください。

どれを選べばいいか迷ったら、CPU欄をクリックして高負荷のものを上位表示すると狙いやすいです。

エクスプローラー経由で再読み込みする方法

エクスプローラー経由で再読み込みする方法

Explorer経由で再読み込みすると、Windowsの見た目部分だけをサクッとリセットできます。いわばタスクマネージャーの背景を担っている画面全体を「再起動」するイメージです。これならコマンドを覚える必要もなく、アイコン操作だけで解決できます。

特にタスクマネージャーが白いまま応答しないときでも、Explorerを再起動すればウィンドウが正常に復帰しやすいメリットがあります。マウス操作が得意な人や、コマンド入力が苦手な人にもおすすめです。

①タスクバーを右クリックして「タスクマネージャー」を選ぶ

手順
タスクバーを右クリックして「タスクマネージャー」を選ぶ

画面下部のタスクバーで右クリックすると小さなメニューが現れます。リストの中からタスクマネージャーをクリックして開いてみましょう。

もし「タスクマネージャー」が見当たらないときは、タスクバーがロックされているか、管理者権限が必要な場合があります。

補足として、キーボードから起動するならCtrl+Shift+Escキーを同時に押すとすぐにタスクマネージャーが立ち上がります。

②「詳細」タブで「explorer.exe」を選んで「再起動」をクリック

手順
詳細タブで「explorer.exe」を選んで「再起動」をクリック

タスクマネージャーの上部にある「詳細」タブをクリックして切り替えます。

プロセス一覧からexplorer.exeを探し、クリックで選択します。

画面右下にある「再起動」ボタンを押すと、エクスプローラーが新しく立ち上がります。

③デスクトップが再描画されたら様子を見てアプリを再起動

デスクトップがカタカタっと再描画され、タスクバーやアイコンが戻ったらしばらく様子を見ましょう。

しばらくしても問題なく動きそうなら、そのまま該当アプリを一度終了して再起動しましょう。ウィンドウ上で右クリック>閉じるウィンドウを選ぶか、Alt+F4で終了できます。

もしウィンドウごと固まっていて閉じられないときは、最終手段としてコマンドでプロセスを強制終了するのも効果的です。

taskkill /IM アプリ名.exe /F

実行後はスタートメニューやデスクトップアイコンからアプリをもう一度立ち上げてみてください。

古いバージョンのアプリだと強制終了後に設定がリセットされることがあるので、必要なら事前にデータを保存しておくと安心です。

コマンドプロンプトで復旧する方法

コマンドプロンプトで復旧する方法

コマンドプロンプトを使う方法は、マウス操作が難しいときやエクスプローラーの右クリックメニューが反応しないときにも安心して進められるのが大きな魅力です。管理者権限で起動すればレジストリに直接アクセスしてTask Managerの無効化フラグを元に戻したり、SFC(システムファイルチェッカー)で壊れたシステムファイルをまとめて修復したりできるので、ソフト的な不具合を一気に解消したいときにおすすめの方法になります。

①Windowsキー+Rで「cmd」と入力してEnter

手順
Windowsキー+Rで「cmd」と入力してEnter

キーボードのWindowsマークキーとRキーを同時に押してください。

画面左下に「ファイル名を指定して実行」のダイアログが表示されます。

入力欄にcmdとタイプしてEnterキーを押します。

黒い背景で文字だけのウィンドウ(コマンドプロンプト)が立ち上がります。

管理者権限が必要なときは、ここで表示されたcmdを右クリックして「管理者として実行」を選ぶと安心です。

②taskkill /f /im explorer.exe と入力してEnter

コマンドプロンプトやWindowsターミナルを開いたら、taskkill /f /im explorer.exeと入力してEnterキーを押します。Explorer.exeが強制終了され、デスクトップやタスクバーが一時的に消えるのを確認しましょう。

開いているフォルダや編集中のファイルは事前に保存しておくと、急な終了でも安心です。

③explorer.exe と入力してEnterでシェルを再起動

デスクトップやタスクバーまわりの動きをリフレッシュして、壊れたシェルを元気にする準備をします。

画面上のテキスト入力欄に explorer.exe と入力して、Enterキーを押してください。

シェル再起動中はデスクトップが一瞬真っ暗になりますが、Explorerが再起動している合図なので慌てなくて大丈夫です。

補足:Windows10/11どちらでも同じ手順でシェルの再起動ができます。

タスクマネージャーを使ってできる便利ワザ

タスクマネージャーを使ってできる便利ワザ

タスクマネージャーを使うと、動いているアプリを止めるだけでなく、パソコンの快適さをグッと高める便利ワザがいろいろあります。

ワザ役立ち方
優先度の変更重要なソフトを優先稼働させ、バックグラウンドの負荷を抑えてサクサク作業できるようにする。
スタートアップ管理不要な起動アプリを無効にして、電源入れたときの待ち時間を短くする。
リソースモニタ連携プロセスを右クリックしてリソースモニタを開き、CPUやメモリの詳細を見ながらトラブル解決に役立てる。
サービスの直接起動「サービスを開く」を選んで、必要なサービスだけ手早く立ち上げたり停止したりできる。

フリーズしたアプリだけを素早く落とす

フリーズしたアプリだけを素早く落とす

フリーズしたアプリだけを狙って終了すると、ほかのソフトには影響を与えずに問題を解消できます。Windowsに標準で備わっているタスクマネージャーを使えば、動かなくなったプログラムだけを「タスク終了」できるので、面倒な再起動を避けつつ作業を続けられます。

タスクマネージャーの「プロセス」タブでアプリ名を右クリックして「タスクの終了」を押す

手順
プロセスタブを選ぶ

タスクマネージャーの上部にあるプロセスタブをクリックして、現在動いているアプリやサービスの一覧を表示します。

手順
アプリを右クリックして終了

応答しないアプリ名を探して右クリックし、メニューからタスクの終了を選びます。これで強制的にアプリが閉じられます。

タスクの終了は強制終了になるため、保存していないデータがある場合は失われることがあります。

メモリを食べているソフトを見つけて整理する

メモリを食べているソフトを見つけて整理する

パソコンの動きがちょっともっさりするとき、裏側でどのソフトがメモリをたくさん使っているかが気になりますよね。タスクマネージャーを開いて、メモリ使用量の順に並べ替えれば、どのプロセスが“食いしん坊”なのかひと目でわかります。

こうしてメモリを食べているソフトを見つけ出せば、不要なものはすぐに停止したり、スタートアップから外したりできるので、軽快な動作を取り戻しやすくなります。重たいアプリを使うときだけ起動するクセをつけると、同じメモリでももっと快適に使えるようになりますよ。

「パフォーマンス」タブから「メモリ」を選び消費量を確認しながら不要アプリを終了

手順
タスクマネージャーの「パフォーマンス」タブを開く

画面上部に並ぶタブから「パフォーマンス」をクリックして切り替えます。

手順
左ペインで「メモリ」を選択

左側の一覧から「メモリ」をクリックすると、現在の消費量がグラフと数値で表示されます。

手順
メモリ使用量の多いアプリを探す

右側のプロセス一覧を下にスクロールし、メモリ列をクリックして使用量が多い順に並べ替えます。

手順
不要なアプリを終了する

メモリ使用量が高いアプリを選択し、右クリックから「タスクの終了」を選ぶか、画面右下の「タスクの終了」ボタンを押して閉じます。

タスクを終了すると保存していない作業が失われることがあるので、念のためファイルは保存してから実行してください。

プログラマーのコツ:並べ替えの小さな矢印がクリックしづらい場合は、列ヘッダーをやさしくダブルクリックすると簡単に順序を切り替えられます。

スタートアップを軽くして起動時間を短縮する

スタートアップを軽くして起動時間を短縮する

パソコンの電源を入れてからデスクトップが表示されるまでに時間がかかると、ついイライラしちゃいますよね。そんなときは、スタートアップで自動起動するアプリを整理してみましょう。

不要なアプリが少ないと、Windowsは軽やかに動いてくれます。実際に自分も撮影用ソフトやアップデートツールを無効化したら、起動時間が約10秒ほど短くなりました。特にパソコンを長く使っていると増えがちな常駐アプリを見直すと、効果がわかりやすいです。

プログラマー目線のアドバイスとしては、常駐アプリの優先度を見直すこともポイントです。よく使うツールだけを残して、その他は一時停止しておくと、起動直後の処理がぐっと軽く感じられます。

「スタートアップ」タブで不要な項目を選んで「無効化」をクリック

手順
不要な項目を選んで無効化

スタートアップタブに並ぶアプリ一覧から、PC起動時に立ち上げる必要がないものをクリックで選択してください。

画面右下にある無効化ボタンを押すと、その項目が起動しなくなります。

無効化しても大切なドライバーやセキュリティソフトはなるべく残すようにしてください。

プログラム名がわかりにくい場合は、ファイル名を右クリック→「ファイルの場所を開く」で確認してから判断すると安心です。

よくある質問

よくある質問

タスクマネージャーが起動しない原因は何ですか?

タスクマネージャーが起動しない原因は何ですか?

システム負荷が高くなるとエクスプローラー(Windowsのデスクトップ部分)がフリーズして、タスクマネージャーも反応しなくなることがあります。また、セキュリティソフトや常駐アプリの不具合で「taskmgr.exe」自体が起動できなくなる場合もあります。プログラマー目線だと、長時間パソコンを再起動せずに使い続けたときに遭遇しやすい印象です。

簡単にタスクマネージャーを再起動する方法はありますか?

簡単にタスクマネージャーを再起動する方法はありますか?

Ctrl+Shift+Escキーを同時に押すと、エクスプローラーに頼らずタスクマネージャーを呼び出せます。それでもダメなときは、Ctrl+Alt+Deleteキーから「タスクマネージャー」を選ぶか、コマンドプロンプトでtaskkill /f /im explorer.exestart explorer.exeを順に実行するとリセットできます。

コマンドでタスクマネージャーを開く方法は?

コマンドでタスクマネージャーを開く方法は?

Win+Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開いたら、taskmgrと入力してEnterすれば起動します。プログラマー的にはショートカットをスクリプト化しておくと、すばやく呼び出せるので便利です。

タスクマネージャーの代わりになるツールはありますか?

タスクマネージャーの代わりになるツールはありますか?

SysinternalsのProcess Explorerが一番有名です。プロセスやハンドルを深くのぞけて、通常のタスクマネージャーより詳細な情報がわかります。実体験からすると、フリーズ原因の特定やサービス管理で頼りになる相棒です。

なぜタスクマネージャーまで応答しなくなるの?

急に画面がピタッと止まってタスクマネージャーを開いても砂時計マークだけがクルクル回っていると本当に焦りますよね。そうなる理由は、Windowsの中で「ユーザーインターフェイスを動かす部分(UIスレッド)」や「プロセス情報を集める部分」が、重い処理やハングしている動作のせいで手一杯になっているからです。

たとえば大量のデータ処理中にメモリリークが起きたり、ドライバーが応答を返さずに待ち状態が続いたりすると、CPU時間やメモリがそちらに奪われます。その結果、タスクマネージャーの更新タイミングすら取りこぼしてしまい「タスクマネージャーまで応答しなくなる」という事態につながります。

再起動しても直らないときはどうする?

再起動してもタスクマネージャーが開かないときは、一時的なバグよりシステム内部や設定が乱れている場合が多いです。そんなときはコマンドプロンプトでシステムファイルをチェックしたり、タスクマネージャーの登録情報をリフレッシュしたりしてみましょう。こうした方法なら問題の根っこをケアできるので、同じ不具合が繰り返し起こりにくくなります。

作業中のデータはあきらめるしかない?

作業中のデータはあきらめるしかない?

保存していないままタスクマネージャーでプロセスを強制終了すると、残念ながらメモリ上にあったデータは消えてしまいます。

ただしWordやExcelなど一部のアプリには自動回復機能があり、起動時に一時ファイルから復元できる場合があります。

今後はこまめにCtrl+Sで上書き保存したり、Office製品なら「自動保存」をオンにしておくと安心です。

まとめ

まとめ

タスクマネージャーが応答しないときは、まずエクスプローラーの再起動で状況をリセットしてみましょう。そのあとにシステムファイルチェッカー(sfc /scannow)で壊れたファイルを修復し、管理者権限で再度開く流れが効果的です。

さらにWindows Updateやドライバーの最新化をチェックすると、根本的な不具合を防げます。これらの手順を順番に実行すれば、タスクマネージャーがサクサク使えるようになり、安心して作業に集中できるようになります。

どれも簡単に試せる方法ですので、もしまた応答しなくなっても慌てずにステップをなぞってみてください。これで快適なWindowsライフがまた一歩近づきます。

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