TeamViewerMacでMacからWindowsへかんたんリモート!困ったときのやさしい手引き

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TeamViewerMacでMacからWindowsへかんたんリモート!困ったときのやさしい手引き

TeamViewerを入れたのに、慣れないMac側の画面で接続が途切れたり権限の許可に手間取ったりして、いまひとつ遠隔操作が安定しないと悩んでいませんか?

このガイドでは、権限設定を一から丁寧にたどり、初めてでも迷わずに接続を成功させるコツをまとめました。画面共有だけでなくファイル転送やプリンタ共有まで、実際に試してつまずきやすい箇所を補う流れになっています。

段取りに沿って操作すれば、数分で離れたWindowsが手元のMacと同じ感覚で扱えるようになります。安心して次のセクションへ進み、スムーズなリモート作業を始めてください。

目次

Mac版TeamViewerをインストールしてWindowsとすぐに仲良くなる方法

Mac版TeamViewerをインストールしてWindowsとすぐに仲良くなる方法

MacからWindowsにさっとつながりたい気持ち、すごくわかります。TeamViewerを使うとソフトを入れてすぐにリモート操作が楽しめるので、煩わしい設定は最小限でOKです。

  1. 公式サイトからMac用TeamViewerをダウンロード
  2. ダウンロードしたファイルを開いてアプリをインストール
  3. 初回起動時に画面収録やフルディスクアクセスの許可を追加
  4. Windows側のTeamViewer IDとパスワードを入力して接続開始
  5. リモート画面やファイル転送機能で快適に操作

この手順だけで、MacからWindowsのデスクトップやアプリを自由に操作できます。エンジニア目線の小ワザとして、セキュリティを強めたい場合は固定パスワードを設定したり、接続ログを残す設定を有効にすると安心感がアップします。

公式サイトからダウンロードするとき

公式サイトからダウンロードするとき

公式サイトからダウンロードすると、常に最新の安定版が手に入り、Macの新しいOSにも対応したバージョンを使えます。

さらに開発元が配布しているので、不正なツールが混ざる心配がなく、Appleシリコン搭載モデル向けの最適化も含まれています。最初にインストールするときやアップデートを確実におこないたいときにおすすめです。

①SafariでTeamViewer公式サイトを開く

手順
SafariでTeamViewer公式サイトを開く

DockからSafariのアイコンをクリックしてブラウザを開きます。

画面上部のアドレスバーに「teamviewer.com」と入力してEnterキーを押します。

サイトが表示されたら、鍵マーク(🔒)があるか確認して安全性をチェックしましょう。

アドレスバーのURLをしっかり確認して、偽サイトにつながらないよう気をつけましょう。

プログラマーなら公式サイトの更新頻度にも注目し、すぐに最新版をチェックできるようブックマークしておくと便利です。

②「Download for macOS」をクリックしてdmgを保存

公式サイトを開くと中央あたりに銀色のDownload for macOSボタンがあるので、ここをクリックしてください。クリックすると自動でdmgファイルのダウンロードが始まります。

Safariをお使いの場合、ダウンロード完了後にdmgが自動で開くことがあります。事前に「ダウンロード後に安全なファイルを開く」のチェックを外しておくと安心です。

ファイルはDownloadsフォルダにTeamViewer.dmgという名前で保存されます。Finderで開いて存在を確認しておくと次のステップがスムーズになります。

③ダウンロードしたdmgをダブルクリックしてマウント

手順
ダウンロードしたdmgをマウントする

Finderを開いて「ダウンロード」フォルダを表示します。

「TeamViewer.dmg」というファイルを見つけたら、ファイル名をダブルクリックします。

デスクトップとFinderのサイドバーに仮想ディスクが現れたら、マウント完了です。

dmgファイルはアプリ本体ではなくインストーラです。マウントしてから中身をインストールしないと起動できないので注意してください。

インストール後は、仮想ディスクのアイコンを右クリックして「取り出す」を選ぶと、デスクトップがすっきりします。

④表示されたウインドウでTeamViewerアイコンをApplicationsへドラッグ

手順
表示されたウインドウでTeamViewerアイコンをApplicationsへドラッグ

表示されたウインドウ内のTeamViewerアイコンをマウスでつかみ、同じウインドウにあるApplicationsフォルダへドラッグします。

ドラッグ後にコピーが始まり、アプリケーションフォルダへインストールが完了します。

Applicationsフォルダはエイリアス(ショートカット)なので、同じウインドウ内のフォルダへ必ずドロップしてください。

コピー中は進行状況のバーが現れるので、バーが消えるまで待つと完了です。

⑤FinderのアプリケーションからTeamViewerを起動

手順
FinderからTeamViewerを起動

画面左上のAppleマーク横にあるFinderアイコンをクリックして開きます。

サイドバーの「アプリケーション」を選び、一覧の中からTeamViewerを探します。

見つかったらアイコンをダブルクリックして起動します。

Spotlight(⌘+スペース)で「TeamViewer」と入力すると、もっとすばやく起動できます。

⑥セキュリティとプライバシーでアクセス許可をオンにする

リモート操作をスムーズに進めるにはセキュリティとプライバシーの設定でアクセス許可をオンにしましょう。ここを飛ばすと画面共有がブロックされて慌てるので注意です。

手順
Appleメニューからシステム設定を開く

画面左上のAppleロゴをクリックし、「システム設定」を選びます。

手順
プライバシーとセキュリティを選ぶ

左側のメニューから「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。

手順
アクセシビリティを開いて鍵を解除

右側で「アクセシビリティ」を選び、左下の鍵アイコンをクリックして管理者パスワードを入力します。

手順
TeamViewerにチェックを入れる

アプリ一覧からTeamViewerを探し、チェックボックスをオンにします。

手順
画面収録も同様に許可

「画面収録」を選んで同じようにTeamViewerを追加し、再起動の指示が出たら従いましょう。

鍵アイコンを解除し忘れるとチェックできないので注意してください。また許可後はTeamViewerの再起動が必要になる場合があります。

フルディスクアクセスを許可するとファイル転送時のアクセスエラーを減らせます。

⑦TeamViewerに表示されたIDとパスワードをメモする

手順7
TeamViewerに表示されたIDとパスワードをメモする

画面に表示された9桁のIDと英数字混じりのパスワードを、そのままMacのメモアプリやテキストエディタに書き写します。数字の桁数が多いので、手打ちが心配なときは右クリック→コピーを使うと正確です。

さらに安心したい場合は、その部分だけスクリーンショットに収めておくとあとで見返せます。

⑧Windows側TeamViewerの「リモートID」にIDを入力して接続

手順
⑧Windows側TeamViewerの「リモートID」にIDを入力して接続

WindowsでTeamViewerを起動したら、左側にある「パートナーID」欄にMac側で表示されたリモートIDを丁寧に入力してください。数字が長いので最後の4桁と最初の4桁を確認しながら打ち込むと安心です。

正しいIDを入れ終わったら「パートナーに接続」ボタンを押します。

接続要求が送信されるとMac側に承認画面が出るので、ポップアップの許可をクリックしましょう。これでWindowsとMacがリモートでつながります。

App Storeから入れるとき

App Storeから入れるとき

App StoreからのインストールはMac標準の方法なので、アイコンをクリックしてインストールを進めるだけで安心感があります。Appleの審査を通っているため安全性が高く、自動アップデートにも対応している点も魅力です。

App Storeから入れるときのポイント
  • App Store版は自動アップデート対応で常に最新に保てる
  • Appleの審査済みなので安全性が高い
  • 最新機能は公式サイト版より配信が遅れることがある

①App Storeを開いて検索ボックスにTeamViewerと入力

手順
App Storeを開いて検索ボックスにTeamViewerと入力

まずDockの中からApp Storeアイコンをクリックして起動します。画面上部にある拡大鏡マークの検索ボックスをクリックして、TeamViewerと入力してください。

公式アプリかどうかを確認するために、提供元がTeamViewer GmbHになっているかチェックすると安心です。

入力が終わったらEnterキーで検索を実行します。

②TeamViewer Remote Controlを選び「入手」をクリック

手順②
TeamViewer Remote Controlを「入手」する

表示されたTeamViewer Remote Controlのアイコンを確認してください。青い背景に白い矢印マークが目印です。

アイコン右側にある「入手」をクリックするとダウンロードが始まります。Apple IDの認証が求められたら、いつも使っているアカウント情報を入力してください。

ダウンロード完了後は「開く」ボタンに変わるので、そのままアプリを起動できます。

ダウンロードはWi-Fi接続がおすすめです。モバイル回線の通信料を節約できます。

自動アップデートをオンにしておくと、最新のリモート機能をすぐに使えます。

③インストール完了後に「開く」をクリック

手順
インストール完了後に「開く」をクリック

インストールが終わると画面に「開く」ボタンが表示されます。ここをクリックするとTeamViewerが起動します。

初回起動時は利用規約への同意を求められることがありますので、画面の案内に沿って同意してください。

macOSのセキュリティ設定で「TeamViewerを開けませんでした」と出たら、システム設定の「プライバシーとセキュリティ」からTeamViewerに許可を与えてください。

④最初のガイドに従ってアクセス許可を設定

手順
最初のガイドに従ってアクセス許可を設定

TeamViewerを初めて起動すると、macOSから画面操作の許可を求めるダイアログが表示されます。

もしダイアログが表示されなかった場合は、以下の手順で手動設定を行います。

  1. アップルメニューから「システム設定」を選ぶ
  2. 左側メニューで「プライバシーとセキュリティ」をクリック
  3. 「アクセシビリティ」を開き、左下の鍵アイコンをクリックして変更を許可
  4. 右側のアプリ一覧にTeamViewerがあることを確認し、チェックを入れる
  5. 同じく「画面収録」に移動してTeamViewerを追加し、チェックを入れる

これでTeamViewerがMacの画面を操作できるようになります。最後にアプリを再起動すると設定が有効になります。

⑤表示されたIDとパスワードをWindows側に知らせる

手順
IDとパスワードを共有する

Mac版TeamViewerのメイン画面で表示されているあなたのIDパスワードをコピーしてください。

チャットツールやメール、電話などでWindowsを操作する方にIDとパスワードを正確に伝えます。

パスワードは毎回変わるので、古い情報を送らないよう気をつけてください。

重要な接続情報なので、画面共有中は他人に見られない場所で操作すると安心です。

⑥Windowsから接続してマウス操作を確認

手順
Windowsでマウス操作を確認

TeamViewerを起動したWindows側の画面で、リモート接続したMacのウィンドウをクリックしてアクティブにします。

マウスをゆっくり動かしながら、Mac上のカーソルが追従しているか確かめます。

ウィンドウの端や複数ディスプレイ環境でもカーソルがスムーズに移動するかチェックします。

動きがカクつくときは、WindowsのTeamViewer画面で上部メニューの歯車マーク→オプション→「リモートコントロール設定」から「クオリティ」を「自動」や「高速性優先」に変更してください。

複数画面を使う場合は、画面切り替えボタンで表示先を選ぶとスムーズに確認できます。

Windows側のTeamViewerを準備するとき

Windows側のTeamViewerを準備するとき

WindowsパソコンにTeamViewerを入れると、Macから画面を見ながら操作できるようになります。遠隔地のWindowsをそのまま自分の手元に呼び出す感覚で、アプリのインストールから設定までスムーズに進めましょう。

特別な知識がなくても使えるようになっていますが、リモートを快適にするちょっとした工夫を取り入れると、何度でも安心して接続できるようになります。

  1. 最新バージョンをダウンロード:公式サイトからWindows用インストーラーを入手してください。
  2. 自動起動を有効化:Windows起動時にTeamViewerも立ち上がるよう設定すると、必要なときにすぐ使えます。
  3. 無人アクセス用パスワードを設定:毎回承認なしで接続できるパスワードを決めておくと便利です。
  4. ファイアウォールの例外登録:Windows DefenderやセキュリティソフトでTeamViewerを許可しておくと接続エラーが減ります。

①EdgeでTeamViewer公式サイトを開く

手順
EdgeでTeamViewer公式サイトを開く

MacのDockかLaunchpadからMicrosoft Edgeのアイコンをクリックして起動します。

起動したら、キーボードの⌘キーとLキーを同時に押してアドレスバーを選択し、https://www.teamviewer.com/ja/と入力してEnterキーを押します。

公式サイトのトップページが表示されたら、画面左上のバージョン番号を確認して最新バージョンであることを確かめてください。

②「Download for Windows」をクリックしてexeを保存

手順
「Download for Windows」をクリックしてexeを保存

公式サイトのダウンロードボタンが緑色で表示されていることを確認してください。

「Download for Windows」を押すと自動でインストーラー(.exeファイル)のダウンロードが始まります。

保存先は最初に選択肢が出るので、わかりやすく「ダウンロード」フォルダを選びましょう。

保存後はファイル名を短めに変えておくと、後で探しやすくて安心です。

③exeをダブルクリックし「Default Installation」を選択

手順
exeをダブルクリックし「Default Installation」を選択

ダウンロードしたインストーラーを開くとセットアップ画面が表示されます。ここではDefault Installationを選ぶと必要なコンポーネントが一度に導入されます。

インストール中にセキュリティの警告が出た場合は、メーカーが公式のTeamViewerであることを確認したうえで、許可ボタンをクリックしてください。

管理者権限がない場合はパスワード入力を求められることがあります。

Default Installationでは便利プラグインやドライバーが含まれているため、リモート接続の安定性が高まりやすいです。

④インストール完了後に表示されるIDを確認

手順
インストール完了後のIDを確認

TeamViewerを起動すると、画面中央にあなたのIDが表示されます。

IDの右側にあるコピーアイコンをクリックすると、クリップボードに保存できるので、接続相手にスムーズに共有できます。

IDは誰かとリモート接続する際のカギになります。公開の場で見せないようにしましょう。

普段は設定メニューからID確認や再生成もできるので、覚えておくと安心です。

⑤Mac側でIDを入力して接続テストを実施

手順
パートナーIDを入力して接続テスト

MacでTeamViewerを開くとリモートサポート画面が表示されます。

中央のパートナーID欄にWindows側で確認した9桁のIDを入力します。IDはコピペで間違いを防ぎましょう。

「パートナーに接続」をクリックするとパスワード入力画面が表示されます。

Windows側で表示されたパスワードを入力して接続を開始します。

画面共有が始まり、WindowsのデスクトップがMacに表示されたら接続成功です。

Windows側が待機状態になっていてファイアウォールによりブロックされていないか確認してください。

IDとパスワードをコピーしておくと入力ミスを防げます。

MacからWindowsをもっと便利に!TeamViewer活用レシピ

MacからWindowsをもっと便利に!TeamViewer活用レシピ

基本操作が問題なくできたら、実際の仕事や趣味シーンで役立つレシピを試してみましょう。

レシピ活用場面
ファイルドラッグ&ドロップ同期MacとWindows間で大型データを手軽に移動したいとき
クリップボード共有文章やURLをコピー&貼り付けで瞬時に移したいとき
リモートプリントWindowsアプリの印刷をMac接続プリンタから出力したいとき
マルチモニタ切り替え複数画面環境でMac⇔Windowsをスムーズに切り替えたいとき

ファイルをドラッグして簡単コピー

ファイルをドラッグして簡単コピー

TeamViewerではMacからWindowsの画面上にファイルをドラッグするだけで、かんたんにコピーできます。まるで同じパソコン内でフォルダを移動しているかのような直感的な操作感があるので、別のアプリを開いたりクラウドにアップロードしたりする手間が不要です。

まとめて複数ファイルやフォルダを一気に転送できるので、大量の画像やソースコードを移動したいときにとても便利です。プログラマーならではの裏技として、プロジェクトフォルダごとドラッグすればフォルダ構成を崩さずに持ってこられるので、作業がぐっと速くなります。

TeamViewerウインドウでファイル転送タブを開く

手順
ファイル転送タブを開く

リモートセッション中のTeamViewerウインドウ上部にある「ファイル転送」アイコンを探してクリックします。

するとファイル転送専用のウインドウが別画面で表示されます。左右にホストとリモートのフォルダが並ぶので、ここでドラッグ&ドロップ操作でファイルの送受信が可能です。

MacのFinderからコピーしたいファイルを選ぶ

手順
Finderでファイルを選択

DockのFinderアイコンをクリックしてウィンドウを開きます。

サイドバーやお気に入りからコピーしたいファイルがあるフォルダを探します。

表示モードをリスト表示に切り替えて、ファイル名や更新日順に並べ替えると探しやすくなります。

目的のファイルをクリックして選択状態になっていることを確認してください。

リスト表示は複数のファイル一覧を見渡しやすいので、特に大量のファイルがある場合に便利です。

Windowsの目的フォルダへドラッグ&ドロップ

手順
Windowsのフォルダへドラッグ&ドロップ

MacのFinderで送りたいファイルを選んだら、TeamViewerのウィンドウをアクティブにします。

TeamViewerのファイルマネージャー画面で左側から目的のWindowsフォルダを開き、中央パネルまでドラッグ&ドロップします。

転送が始まったら進行状況バーを確認し、完了するまで待ってからWindowsでファイルを開いてみましょう。

大きなファイルは回線によって時間がかかるので、分割して送ると安心です。

転送完了メッセージを確認する

手順
転送完了メッセージを確認する

ファイル転送が終わると、画面右下に「ファイル転送が完了しました」というポップアップが出ます。

もし詳細を見たいときはポップアップの中にある「詳細を表示」をクリックすると、送ったファイル名やサイズがリストで確認できます。

遠隔印刷でそのまま書類をプリント

遠隔印刷でそのまま書類をプリント

TeamViewerの遠隔印刷機能を使うと、手元のMacからネットワーク越しにWindowsに接続されたプリンターへ直接出力できます。ファイルをいったん保存したり転送したりする手間がなく、そのまま書類をプリントできるのが魅力です。

この機能は、オフィスに置き忘れた書類を急いで印刷したいときや、外出先から社内のレーザープリンターを使いたいときにぴったりです。設定もTeamViewerのプリンタードライバーをインストールしておくだけで、ワンクリックでプリントできる手軽さが心強いです。

Windows側でTeamViewerプリンタドライバをインストール

手順
TeamViewer設定画面を開く

WindowsでTeamViewerを起動し、上部メニューの追加をクリックしてオプションを選択。

手順
詳細設定でプリンタドライバを選択

オプション画面で左側の詳細を開き、画面下部のインストールするプリンタドライバをインストールボタンをクリック。

手順
ドライバのインストールを完了

表示された確認ダイアログではいを選び、Windows管理者権限でドライバが自動的に導入されるのを待つ。

手順
TeamViewerを再起動

設定変更を反映するためにTeamViewerを一度終了し、もう一度起動する。

管理者権限がないとインストールに失敗することがありますので、あらかじめアカウント権限を確認してください。

ドライバ導入後、Windowsの「デバイスとプリンター」に「TeamViewerプリンタ」が追加されているかチェックすると安心です。

Macから接続中に印刷したいファイルを開く

手順
Finderで印刷ファイルを表示

MacのFinderを開いて、印刷したいファイルが保存されているフォルダを表示してください。

手順
ファイルをWindowsへ移動

該当のファイルをTeamViewerのウィンドウ内にドラッグ&ドロップすると、Windows側のデスクトップへコピーされます。

手順
Windowsでファイルを開く

Windowsのデスクトップ(またはコピー先フォルダ)でファイルをダブルクリックして、通常のアプリで開きましょう。

WindowsでPDFをスムーズに印刷できるように、事前に既定のアプリをAdobe Acrobatなどに設定しておくと便利です。

印刷ダイアログでTeamViewer Printerを選ぶ

手順
印刷ダイアログでTeamViewer Printerを選ぶ

印刷したいドキュメントを開いて、画面上部の印刷アイコンまたはCtrl+Pで印刷ダイアログを表示します。

「プリンター」のプルダウンをクリックして、リストの中からTeamViewer Printerを選択してください。

選択後に「印刷」を押すとPDF変換が始まり、Mac側に自動で転送されます。

Mac側プリンタ一覧から実機プリンタを選択して印刷

Windows側で印刷を実行するとMacの印刷ダイアログが開きます。ここではそのまま実機プリンタを指定して印刷を進めます。

手順
プリンタドロップダウンを開く

印刷ダイアログの「プリンタ」欄をクリックし、表示された一覧から使いたい実機プリンタを選びます。

手順
印刷設定を調整して実行

部数や用紙サイズなどを必要に応じて変更し、「プリント」ボタンを押して印刷を開始します。

プリンタ一覧に実機が見当たらないときは、システム環境設定の「プリンタとスキャナ」で対象プリンタの共有設定がONになっているか確認してください。

VPN機能で社内ネットにアクセス

VPN機能で社内ネットにアクセス

VPN機能を使うと、TeamViewerを通じて社内ネットワークにまるで社内から直接つないでいるかのようにアクセスできます。

特別なVPNクライアントを別途インストールせずに、TeamViewerだけで暗号化された安全なトンネルを開通できるのがうれしいポイントです。

  • 社内共有フォルダやNASに迷わずアクセスできる
  • プリンタやサーバーを手元から操作できる
  • 通信は暗号化されているので安心

TeamViewerの追加機能からVPNをインストール

VPN機能を追加すると、MacとWindows間で専用回線を作成できます。インストールには管理者権限が必要なので、Macに管理者アカウントでログインしておいてください。

手順
TeamViewerを起動して環境設定を開く

画面上部のメニューバーから[TeamViewer]→[環境設定]を選択してください。

手順
追加機能タブでVPNを選ぶ

[追加機能]タブをクリックし、一覧から「VPN」を探して右側の[インストール]を押します。

手順
インストーラを完了させる

セキュリティの許可ダイアログが出たら[続ける]をクリックし、Macの管理者パスワードを入力します。完了メッセージが表示されたらVPNの準備完了です。

VPNはTeamViewerのセッションライセンスに依存する場合があるので、社内ポリシーや契約内容を確認してください。

Mac側で接続先Windowsを選んでVPNを開始

手順
接続先のWindowsを選んでVPNを有効化

MacでTeamViewerを起動し、画面左の「コンピューター&連絡先」から接続したいWindowsの名前をクリックします。

ウィンドウ上部にある「VPN」アイコンをクリックすると、VPN接続が自動で始まります。接続中はアイコンが緑色に変わります。

もしVPN接続に失敗する場合は、システム環境設定>セキュリティとプライバシー>一般で「VPN拡張機能を許可」をクリックしてください。

VPN接続中はトラフィックが暗号化される反面、通信速度が多少低下することがあります。

ステータスがConnectedになったら共有フォルダを開く

ステータスがConnectedになるとウィンドウ上部にツールバーが現れます。その中の「ファイル転送」を選ぶと、ローカルとリモートのフォルダ一覧が並ぶ画面が表示されます。

手順
ファイル転送画面を開く

ツールバーのフォルダアイコン「ファイル転送」をクリックします。

手順
リモート側の共有フォルダを開く

右ペインでリモートPCのフォルダ一覧から目的の共有フォルダをダブルクリックして開きます。

作業終了後にVPNを切断して接続を解除

手順
VPNクライアントを開いて切断

画面上部メニューバーのVPNクライアントアイコンをクリックして「切断」を選ぶ。

手順
TeamViewerの接続を終了

TeamViewerウィンドウ右上の「×」をクリックして「セッションを終了」を選ぶと、次回設定を残したまま切断できる。

VPNを切断すると社内ネットワークへのアクセスができなくなるので注意してください。

作業ログは自動で保存されるので、トラブルの際はログを参照すると原因特定がスムーズになります。

よくある質問

よくある質問
MacからWindowsに接続できません。どうしたらいいですか?

TeamViewerのIDとパスワードを正しく入力しているか確認してください。とくにMacではコピーした文字列が隠れていたり、余分なスペースが入ったりすることがあります。またmacOSの「システム設定>プライバシーとセキュリティ>画面収録/アクセシビリティ」でTeamViewerにチェックを入れると、リモート操作がスムーズになります。Windows側でもファイヤーウォール例外に設定しておくと安心です。

画面がカクついて操作しづらいです。改善策はありますか?

通信回線によっては高画質設定が重く感じることがあります。チームビューアーの「リモートコントロール設定>品質」で「速度を優先」に切り替えると、フレームレートを落としても操作感が軽くなります。自宅LANや社内ネットワークなら「UDPポート5938」を開放すると遅延がさらに改善します。

ファイル転送がうまくいきません。どうやって送ればいいですか?

リモート接続中にツールバーの「ファイル転送」アイコンをクリックすると、双方向でドラッグ&ドロップできる専用ウィンドウが開きます。実際の現場で試したところ、大容量ファイルはここから送ると途切れにくく安定して転送できました。もし失敗する場合は、Windowsのファイルシステム上の書き込み権限を確認してください。

セキュリティ面が不安です。安全に使うコツは?

パスワードは自動生成されたものをその都度使い、使い終わったら「パートナー接続を終了」してください。二要素認証(2FA)を有効にすると、不正アクセスを大きく防げます。さらに重要なのは、信頼できる相手とだけ接続することです。もし業務で使うなら社内ポリシーに沿ってチームビューアーのアクセス許可を管理するのがおすすめです。

接続が途切れやすいときは?

接続が途切れやすいときは?

まずはネットワーク環境を見直しましょう。Wi-Fiが不安定なら有線LANに切り替えると大きく改善します。また、TeamViewer側の設定で画質を下げると通信量が抑えられて安定しやすくなります。

プログラマー視点のコツとして、Macのエネルギー設定でスリープやハードディスクの省エネをオフにしておくと、アイドル時に切れにくくなります。さらに、UDPポート5938をルーターで開放するとTeamViewerがより直接的に通信できるようになります。

補足:社内ネットワークの制限が厳しい場合は、TeamViewerのVPNトンネル機能を試すと意外と安定しました。

画面が真っ黒で操作できないのはなぜ?

リモート接続中に画面がまっ黒になる原因は主にいくつかあります。

  1. リモートPCのディスプレイドライバーが不安定:解像度の切り替えや古いドライバーで映像が表示されないことがあります。
  2. 画面共有の権限が許可されていない:Windowsの設定で「画面キャプチャ」や「リモートデスクトップ」の権限確認が必要です。
  3. TeamViewerの“ブラックスクリーン”機能が有効:セキュリティ対策で意図せず画面遮断がかかる場合があります。
  4. ネットワーク遅延で表示更新が停止:通信が不安定だと画面転送が止まり真っ黒に見えるケースがあります。

それぞれの原因に合わせて設定やドライバーの更新を確認すると、すぐに操作画面を取り戻せます。

音がMac側に届かない?

接続中にWindowsの音声が聞こえないことがありますが、多くの場合はTeamViewerのオーディオ転送設定がオフになっているためです。Mac側の画面上部にあるスピーカーアイコンをクリックし、“リモートサウンドを再生”が有効になっているか確かめましょう。

それでも音が出ない場合は、TeamViewerを最新版にアップデートしてみてください。バージョン15以降はサウンド転送がよりスムーズになる工夫がされているので、アップデートだけで解消することもあります。

無料プランでできることは?

無料プランでできることは?

無料プランでは個人利用の範囲でTeamViewerを使ってMacからWindowsへ遠隔操作できます。画面共有やテキストチャット、ファイル転送機能が含まれるので、離れた場所でもフォルダごとドラッグ&ドロップでサクッと受け渡しできます。

リモート再起動やWake-on-LAN(遠隔で電源を入れる機能)、リモート印刷にも対応しているので、ちょっとしたメンテナンスや書類印刷も手元で完結します。ただし商用利用や複数ユーザー管理、高度なセッション録画といったビジネス向け機能は含まれない点に注意してください。

IDとパスワードは毎回変わる?

IDとパスワードは毎回変わる?

TeamViewerを起動するたびにパスワードは自動で新しく生成されます。IDは変わらないので、接続先の相手に伝えたら同じIDでつながります。よく使う相手には個別の固定パスワードを設定すると、毎回パスワードを伝える手間が減って便利です。

まとめ

まとめ

Mac版TeamViewerをインストールしてWindows側のIDとパスワードを入力すれば、すぐに遠隔操作ができるようになります。手順はとてもシンプルで、起動から接続まで迷わず進めるはずです。さらに画面共有やファイル転送の応用も合わせて活用すれば、普段の作業効率がさらにアップします。

この方法を覚えれば、いつでもどこでもMacからWindowsへスムーズにアクセス可能です。最初は少しドキドキかもしれませんが、実際に試してみると驚くほど快適ですよ。ぜひチャンスを見つけてリモート操作の便利さを体験してみてください。

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